下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

3/20楽天戦(OP戦inMLD)。どちらも決め手に欠けるBクラスらしい「残塁祭り」を展開?!

今日は楽天とのオープン戦
天候に恵まれた早春の3連休
本拠地メットライフドームで開催できたのは、
良かったですね
一応、結果は3連勝ですから、
お客も盛り上がって喜びました。
(公式戦でも盛り上がりたいです)


ただ今日の試合、
西武が接戦をモノにしましたが、
双方の得点シーンは、
まず3回裏の1点目は無死一三塁のチャンスで
浅村の併殺間に採った1点
あとの2、3点は
4番おかわり君、外崎が
7回、8回にタイムリーで点を奪いますが、
そもそも楽天から先頭四球を頂いた形


一方、楽天の2点は、どちらも
大チャンスの中、犠飛で採って
何とか、最低限のお仕事をこなした
だけのこと。


まあ、相手のミスからであろうが何であろうが、
どんな形でもとにかく1点を
もぎ採ったということ

1点にこだわる野球に必須なことですから、
今回、西武が採った3点に不満はありません。
特に9回裏の勝ち越しは、
1点を採り行くという観点から
良かった
と思います。


しかし、不満に思った点は
双方とも2ケタ安打しつつ、
四球も含めれば
15程度の出塁がありながらも、
得点は2点、3点しかなく、
双方で決め手に乏しい歯がゆい
「残塁祭り」を展開したこと
ですね。


裏を返せば、双方の投手陣が
塁を出しながらもピンチを0点に、
採られても最少失点に抑えた!
という見方もできますが、
そうなら聞こえはいいですが、
双方の先発陣はどちらも好調
とは言いがたい状態
でしたから。


結局、今日は、昨年言われた
「あと1本が・・・」野球
を双方でやってい歯がゆいた印象
双方でBクラス並の試合
を展開した歯がゆい印象でしたね。


当然、鷹やハムなどAクラス
相手にしたら、
3点すら入るかも微妙
少なくとも、昨年多発した
「あと1本が・・・」の敗戦
だったでしょうね。


その要因としては、
チャンスをモノにできない打者の問題
のほか、打順等の采配の問題など
があるでしょう。


ここはどうしても点が
欲しかったという場面を
簡単に振り返ると、
次の2シーンに着目します。


【2回裏】
木村文、栗山の連打で一死一二塁
次の岡田がライトフライ、
源田がセンターフライ で無失点。
→ここは打順や戦術の問題


4回、6回も源田で残塁終了。
ただ今日は金子などを
使えない点も響いている
ので、
やむを得ない面もあります。


また今日はお試しなので、
8番から岡田、慣らしたい源田
上位に戻って試したい斉藤、直人と
オープン戦らしい目的があるため、
貧弱打線をつなげざるを得ない面も響いており、
そもそも8番、9番の下位打線ですから、
当然、源田らが打てないのも
しょうがない面も否めません。


もちろん源田が打つのがベストであり、
下位打線の方々がどのように
チャンスをモノにできるよう
努力することが大きな課題です。


今日は、二死の状態だったとしても、
1点勝負の試合展開なので、
ダメもとでもいいから、
斉藤がヒットを打ったときのように、

(ブラフでも良いから)
セーフティーバントや
Wスチールの気配などを
見せるなど、打撃に工夫を図るとか、
ファールで食らいついて粘り、
相手の投球数を稼がせるとかなど
打てないながらも、
相手投手のリズムを崩そうとする努力
を示す戦術を繰り広げる
くらいは
して欲しかったです。
(→戦術の問題)


また、打順の問題については、
少なくともチャンスに強い直人の位置があります。
昨年の話ですが、
直人の得点圏打率は.383(47-18)です。
まあ岡田も.375(16ー6)???
もちろん、
今は源田を慣らすことが第一の目的ですが、
今日のメンバーなら源田を1又は2番
栗山らが作るチャンスを見据えて
直人を9番に据えても良かったのでは?
と思います。


まあ、直人の位置という話は、
ある意味で、結果論とも言えますから、
また公式戦になれば
メンバー選出から考えていくことで
解消できる面があるため、
大きく気にしませんが、

本番に向けて一番気になるのは、
①おかわり君をDHで使う場合の打順問題
(おかわり君、メヒアを先発で使う中、
 山川、森をDHで使えない場合の打順問題)
につながっていくおそれがある話です。
さらには飛躍すると、
左右ジグザグが組めていない問題
にも絡んでくるかもしれません。


上記①②に関しては、
きちんと考えていかないとなりません。
このとき、固定概念は禁物です。
また、そこはいずれ。。。




【5回裏】
ここは上記の2回裏より深刻の問題です。


浅村、一度もバットを振ることなく
ストレートのフォアボールで出塁。
おまけに辛島暴投で2塁へ。二死二塁の状況。
で、おかわり君、
B2S2と追い込まれた中、
外に落ちたチェンジアップを
「スカっ!」と空振り三振・・・

→ここは打者の学習能力の問題。


おかわり君の攻略方法の定番・定石は、
追い込んでから落ちる球で
「スカっ!」と空振り三振をとること。


おかわり君は7回に初球をポテンと、
タイムリーを放しましたが、
いつも5回裏のように
上記の定番・定石の攻略法でやられて
チャンスをモノにできないことが
多々ありますからね。
特にAクラス相手や一線級の投手相手は
そのパターンであっさりと料理してきます。


まあ、このような三振は
長打で相手を脅威にするおかわり君の特性
とも言えるでしょうが、
そんなの、鷹やハムは恐れません。
そもそも鷹はソロ1発ならOKと
考えているわけですから。。。

まあ情報が少ないセ・リーグは、
交流戦で引っかかってくれますけど。
(例:阪神戦でおかわり敬遠
 →栗山勝負→栗山タイムリー)


もちろん、おかわり君の1発は
魅力であり、期待しますが、
チームがAクラス相手に勝っていく
優勝争いを制していくには、
チャンス時での打率向上(特に強い相手で)
が課題であり、そのためには、
上記のような定番・定石おかわり攻略法
を崩していかないと、、、厳しいですね。


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一方、投手陣については、、、


さて、今日の先発は、
ローテ入が当確している多和田、
一方、楽天は辛島でしたね。


今日の多和田は、ローテ入りが
決まっているので、調整が目標。


結果は5回2/3を投げ、
被安打10、自責点2
四死球を与えなかった面は良いと思います。
でも、被安打10を与えながらも、
失点が少なかったのは
5回表無死満塁でウイラーを
空三振取ったりするようないい投球も
見せていたことによる面もありましたが、
全体的には相手の打ち損じ等に
助けられた展開を否めません。
Aクラスの相手だったら危なかったでしょう。


打たれたことも響きましたが、
球数も5回2/3で106球と
やや多めに消費で今一つの形。
最後の頃は、
ボールも高くなって
きていましたね。


確かに5回表のペゲーロなど
不運な被安打も見られましたし、
もしかしたら、
新たなマウンドにまだ慣れてなかったから?
という見方もできますけど、
今日の投球は酷すぎないけど、
変化球のキレも良くなく、
制球も微妙にズレており
今一つという感じでしたね。


また楽天が左打者の多い打線であり、
楽天自身も、茂木や銀次とか
左打者の方が右打者より
実力があるとはいえ、
今日は、昨年苦しんだ
左打者に対する課題
が顔を出しましたね。


右打者に関しては
12打席10打数で2被安打
に対し、
左打者は
15打席・打数で8被安打でした。


まあ、開幕までに修正・調整を
しっかりとしてくれるでしょうし、
どのみち、してきてくれないと
困る存在
であります。


開幕までに調子を
上げてくることを信じてます。


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ただ、開幕マスクが濃厚の岡田
盗塁対策は間に合うのでしょうか?
今日も簡単に走られていました。。。
もう相手も
「岡田ならザルのように盗塁可
と認識していますから、
本番になれば、どんどん走ってきます。


もちろん、盗塁そのものを
どうにかすることは必須の課題です。
そして、もう一つ、
相手も積極的に走るでしょうから、
マウンド上の投手は、
その足を使う作戦に惑わされず、
自分のリズムを崩さず
投げることができるようにすること

喫緊な課題になりそうです。


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2番手の野田は、
二死意一二塁の6回表に
左の茂木のところで登板し、
初球で処理してピンチを凌ぎました。
結局、このワンポイントで
今日はお役御免でした。


野田の場合、昨年の1年目が
左打者相手に被安打率が.265(49-13)
に対して、
右打者相手に被安打率が.333(24-8)
だから、左専門で使われています。


でも、
チームの中継ぎ陣の台所事情や、
野田の潜在能力を考慮すると、
左専門限定で使うのはもったいないです。
昨年はまだ1年目でしたが、
左右に限らず使いながら
覚醒させて欲しいです。


野田が左右にこだわらず
使えるようになれば、
中継ぎ陣の層がだいぶ厚くなり、
武隈、小石、牧田への負担も減るはずです。


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3番手は昨日に続き藤原でした。
この人も崖っぷちの中、
試されていますから。


でも、藤原のことは
相変わらず、のらりくらりと投げ、
未だによくわかりません。


あの顔を見ると頼りなさそうで、
大した剛球があるわけでもなく、
甘く入って打たれたら
かなり飛びそうな感じ
がするけど、
のらりくらりと、気づくと抑えている
みたいな、、、


相手から見れば、
一見、打てそうな気がするけど、
のらりくらりと投げてくる
相手の前で微妙動くキレのある変化球で、
相手をおちょくっているような変化球
気づくと打ち取られている
みたいな、、、タイプです。


だけど、
制球に苦しみ出すと、
甘いところに入り出すと、
ヤバくなることを否めません。


まあ、今日は審判も厳しく、
ピンチを招きましたが、、、


ところで、
あの顔を見ると頼りなさそうでしたが、
今年は格好いいメガネをかけるようになり
(花粉症対策???)
風格が出てくる感が良いと思います。


とにかく、きちんと球を制御(制球)
できているときは十分戦力になるわけなので、
本番に入っても、しばらくは1軍で試し使い
ダメになったら直ぐに下へ落として
調整させればいいでしょうね。
もちろん、他の投手で席が埋まれば
下で使うしかありませんけど。

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4番手は武隈で、
ラストは増田で
この2人は
大丈夫でしょうから省略します。


まあ、増田は聖沢に
無警戒に投げたど真ん中を
特大ファールを打たれ、
一瞬、冷や冷やな場面がありましたが。

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5番手の福倉
もう4年目で26歳と
埋もれているには
そろそろヤバそうな年齢に。


昨年よりはだいぶ成長力を見せて
このお試し版まで漕ぎ着けています。


結果は1イニング投げて
茂木に四球を与えるけど
一応、他を凡ゴロに打たせて
この回を0封でクリア。


おまけに、オープン戦ですが、
初勝利になったそうで


田中(誰?)を空振り取った初球
あたりは、良い球でしたね。
そのように良い球も持っており、
楽しみの存在ですが、
まだ通じるかはわりませんね。
ボールも荒れ球
それが武器になることもありますけど、
制球力が微妙ですから、
嵌まれば感を否めませんので。


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【追伸1】フジテレビTWO中継
 試合直後のアナウンサーの発言
栗山を見て、
キャプテンは2打席だけでしたけど
 存在感有りましたよね。
 キャプテンはね、、、
 いや、キャプテンは。。。」


フジテレビTWO、
今年も中継してくれるけど、
周知徹底していねぇ・・・・


まあ解説が元西武の方々ならいいけど、
プロ野球ニュースの解説陣が解説すると、
???が頭に浮かぶこと多々。。。


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【追伸2】
7回裏から、あれぇ???
嶋が出てきたぞ・・・・・


ところで、銀はいずこへ???
アメリカで
ファーストやっている?!
しかも、
ファーストから
牧田の投球を見守っているぞ!!!


Whyジャパニーズサムライ?