下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

待望の開幕戦到来!この野球シーズンを存分に楽しみたいですね(願望)。

さあ、本日、2017年プロ野球が開幕です。
待ちに待った野球シーズンの到来です。
存分に楽しみたいですね。
楽しめるシーズンになることを祈ります。


さて、オープン戦は8勝5敗と
辻監督好みの8、5並びになり、
ある意味、縁起の良い数字(?)で
開幕を迎えることになりました。


辻監督曰く、
「85勝すれば・・・」


58勝で終わらないことを祈ります。



「それなら優勝でしょう」/辻監督
[2017年3月29日6時45分 日刊スポーツ]


西武は狭山不動尊で必勝祈願を行った。
  58年生まれの58歳、背番号85の辻発彦監督は「オープン戦も8勝5敗だったし、公式戦は85勝すれば引き分けと負けを足して58。それなら優勝でしょう」。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
まあ8,5の数字はどうでもいいんですが、
公式戦に向けて、ちょと戦力を見ていきましょう。


まず(1)投手陣については、
今のライオンズには若い有望の投手が多く、
将来(いずれ)なら十分期待が膨らみます


しかし、現時点では、野手陣と違って
残念ながら、
覚醒した投手がまだ現れませんでした。
まあ、そう簡単に覚醒投手が
現れるわけないんですが、
それなら補強を図るべきところ
ギャンブル的な外国人以外、
トレード等の補強もなく
その外国人らも当たり馬券になるか?
まだまだ微妙なところです。


先発要員についても、
雄星、多和田、ウルフ、野上
までは計算できる存在で揃いましたが、
結局、5番手以降は、消去法で光成であり、
とりあえず日程に合わせながら
自転車操業で頭数だけは揃えた!
麻雀の面子だけは揃えた!
という感じを否めません。


結局、岸は抜け、
その一方、ウルフが本格始動というくらいで
ほかは昨年と面子が変わっていません。


どのみち、
なるようになるしかない!
というところでしょう。


一応、リリーフ陣は
牧田→シュリちゃん→増田
の体制を確立しようとしており、
まあ、シュリちゃんがダメでも、
計算できる武隈、大石が居ますから
(7月の武隈は怪しいですけど)
どのみち、勝つためには
先発陣(誰であろうと)は、
試合を壊さず、そのリリーフ陣へ引き継ぐ
しかなく、そのような試合を
どれだけ積み上げられるか

が成績に響いてきます。


もちろん、このとき
打撃陣は終盤までに1点でも多く、
セーフティーリードを確保しておくこと
必須条件になります。


ソフバン相手なら特にそれが必須です。
昨年の森のサヨナラ打は劇的でしたが、
リードされているときのサファテは
基本的に打てませんから。
野球は9回までですが、
ソフバンの場合、7回までの勝負であり、
7回までにリードしていることが肝要です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
で、肝心の先発陣について、
今回の選ばれし(?)先発陣について、
まず雄星、野上に関しては、
決め手を活かせる投球に集中して欲しいです。


雄星の場合は、
昨年までの直球とスライダーの二者択一投球から
今年はフォーク、カーブを意識して、
相手打者を翻弄させる改善を図ってます。

特にフォークは空振りしてくれれば
かなり楽な投球になっていきます。
でも、変化球の制球がダメならば、
相手もストレート1本に絞れるので、
Aクラス相手なら今年もフルボッコになります。


また昨年はカーブを意識してましたが、
(まあ森と組む場合に目立ってましたけど)
追い詰められると二者択一投球に戻ってしまう、
苦しくなるとストレートに頼ってしまう
傾向もありました。


とにかく
変化球を思ったところに投げられるよう注意し、
粘り強く4球種を織り混ぜ続けて欲しいです。


開幕戦の日ハムも「雄星対策」は
講じてくるようです。
おそらく、慎重に見ていったり、
ファールで粘ったり、
ときには、ブラフ込みで、
セーフティバント構えや走る素振り
を見せながら揺さぶり、
「球数稼ぎ」、「四球狙い」、
「そこからの自滅狙い」
で来るでしょう。

序盤から球種で翻弄させながら、
ストライク先行でテンポ良く
投げ込んで下さい。
そして、相手にある程度、
フォーク等を意識付けができれば、
相手もどっちで来るかわからなくなるので
ストレートは際どいコースでなくとも
勝負になるはず
です。
逆に際どいコース狙って
ボール先行となる方が危ういです。


野上の場合は、
今まで決めて不足に悩んできましたが、
昨年終盤から身につけた
フォークみたいな落ちる球が
良い感じの決め手となって良化しています。


基本的に、前回のオープン戦のように
ストライク先行で行って、
追い込んでからその決め手を活かすことに
集中できれば十分です。


ただ、未だに魔の6回での不安が残っています。
前回も6回で急に甘くなる癖を残しました。
とにかく、その6回まで集中できるか否か
がカギであり、その場面では
慎重に注意深く踏ん張るしか有りません。


次にウルフについては、
今のところ安心感が持てる唯一の存在です。
そんなにコントロールミスもないですし。
ただ、今回のカードで日ハムは
ウルフの制球力から四球狙いは無いでしょうが、
ファールで粘って球数を稼いだり、
セーフティバント構え等からの揺さぶり、
流し打ちの徹底など、
何かしらの策を講じてくるでしょう。
そこにどう対処していくか?
ですね。


多和田については、
投げたいところにきちんと投げて!
が全てです。
前回の楽天戦では、
まだ左打者に打ち込まれていましたけど。。。


光成については、
勢いに乗ってしまえば何も考えず行けますけど、
やはり苦しくなると、
ウジウジ、オドオド、ビクビク系と
脆弱なメンタル面から、
あれこれ悩んで力んで自滅すること多し
ですからね。


先日、上本が
「思い切って腕を振ってみろ!」
とアドバイスしていましたように
また、先日の阪神とのオープン戦で
中継スカイAで解説していた
湯船の言葉を借りると、
「押さえ込めるものを持っているのだから
 ストレートを真ん中に投げていけば
 もっと真っ直ぐをしっかり攻めて投げれば、 
  ワンバウンドでもフォークが活きるのに、
  高山の先頭打者ホームランが効いているのでしょうが
 しんどい投球になっている。
  打たれまいと変に技巧派になっている

です。


とにかく光成には
「思い切り投げろ」のみです。
四球で自滅するくらいなら、
ホームラン打たれてしまえ!
(本当にバカスカ打たれても困りますが)
です。
そのくらいの度胸・気構えでやって欲しいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、②リリーフ陣
まず牧田→シュリちゃん→増田
の体制が想定されています。


でもシュリちゃん
正直、まだまだわかりません。


そのときには、
大石、武隈を見据えればいいでしょう。


ただ、武隈なんかは
夏季に下降線になりやすく、
昨年、本人も
7月に入って、身体と言うよりも
 心が完全に折れてしまった
と言ってましたからね。


増田だって、昨年は頑張りましたが、
今年も1年間大丈夫、とは言い切れません。


それ故、シュリちゃんが使えれば、
牧田、シュリちゃん、大石、武隈、増田
5人で終盤3イニングを上手く回す。


シュリちゃんがダメならば、
牧田、大石、武隈、増田+1名
5人で終盤3イニングを上手く回す。
で、その1名には
野田なり、小石なり、2軍からなり、
調子の良い者を当てていくとともに、
外国人を速やかに補充するか、
トレードで補強するですね。
そこが2名以上なら、
牧田、大石、武隈、増田の誰かを
休ますこともできますけど、理想です。


できれば、牧田をリリーフ陣に含めず、
シュリちゃんなり、野田なり、
小石なり、2軍からなり、
2名をリリーフ陣に当てたいですが。。。
でも「2017年牧田=リリーフ陣」は
「2017年森=捕手」の如く
ライオンズでは確定路線のようなので。。。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ところで、
③投手陣の采配については、
監督が田辺氏から辻氏に変わったけど、
やはり辻氏も野手上がりですから、
投手陣のことがよくわかってない
のは否めません。
オープン戦最終戦終わってからの
フジテレビTWOの特番インタビューでも
そんな感じであり、
基本的に土肥コーチにお任せ
というところでしょう。


それ故、西武の投手陣は、
土肥コーチの肩に掛かっているわけですが、
問題は、
1軍と2軍の連携(選手の入れ替え)において、
潮崎2軍監督が出てくるということです。
昨年、大石の実力を見抜いた
横田前2軍監督のような才覚があるか疑問ですし、
シーズン途中で適切な入れ替えが
できるかどうか?が気になるところです。
潮崎氏が2軍監督に戻った時点からの懸念事項ですが)


とにかく、
西武ファンの皆さん誰もが心配している
昨年見られた「無意味な謎の酷使采配」
絶対に避けなければならなく、
若い人材が多く、それらを覚醒させること
チームの喫緊な嬉しい課題であり、
長いシーズンは不調になる選手が
必ず出てくるのだから、
上下で風通し良くしながら、どれだけ
入れ替えを上手くやっていくか

通年でいい結果を残すための重要な課題
ですから、
積極的に上で若手を試すこと
も見据えていかないとなりません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、野手陣については、
まあ、木村文、田代、源田ら新興勢力は
とにかくオープン戦とはがらりと変わる
公式戦できっちり対応できるか?
がカギとなりますが、
まあ「あれこれ考え込まず、
今までの結果を信じて頑張って」
ですね。


とにかく、彼らには
「1軍の舞台を楽しんで思い切り!」
ですね。


で、野手(打撃)陣で一番気になるのは、
昨年のように、
4番様、おかわり君で
チャンスの流れを

断ち切ってしまわないか?
ですね。


おかわり君=4番
という気持ち・願望は重々理解できます。
でも、昨年はその固定概念に固執したため
散々な目に遭ってきました。


確かに今年のおかわり君は、
昨年と違って元気一杯です。


守備や走塁では軽快な動きを魅せ、
本人は守備をやりたい派です。
その方が打てなかったときに
切り替えが効くようです。
(栗山も同様のようです)


ただ今回のオープン戦では、
タイムリーこそ出て、
終盤の方で1発が出ていますが、
打撃の内容は決して
褒められるものではなく、
不振だった山川と
大きな違いはありません。


むしろ結果を出したい出したいと
空回りしていた山川の方が、
気持ち一つで改善できる可能性が高いので
マシかもしれません。


もちろん、おかわり君もベテランですから、
侍ジャパンのように、
本番きっちり変わる・修正してくる
かもしれません。


ただ、おかわり君自身、
昨年は「打率3割をやってみたい」
と言ってましたが、
昨年の結果が散々でしたから、
(体調不良で出続けたことが大きいですが)
今年は「三振やむを得ず、大きいのを狙う」
らしいです。


もちろん長打が魅力のおかわり君です。
でも少なくとも得点圏打率は確保しないと。


あのオープン戦の打撃は、
昨年より大きく回復してそう
とは言いがたい状況です。


メヒアもオープン戦終盤は出てないので
わかりませんけれども、
おかわり君が
ホームのオリ戦までの5試合で
変わり身を見せなければ、

4番から6番あたりに変えることを
見据えた方がいい
と思います。
ただしおかわり君の後に
貧打者を続けるのはNGです。



【おかわり君・過去6ヶ年】
年        打率  長打率   出塁率     OPS   得点圏打率
2011  0.269  0.600  0.373  0.973  0.264
2012  0.231  0.461  0.331  0.792  0.283
2013  0.208  0.354  0.316  0.670  0.321
2014  0.257  0.579  0.384  0.963  0.280
2015  0.278  0.559  0.367  0.926  0.310
2016  0.238  0.447  0.313  0.760  0.250
※2013年は26試合のみ