下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

明日から強豪ソフバン戦。ホーム5連敗なんてないよね? 借金は返して来週を迎えたいですね。

今日は西武、オリックスがお休み。
パ・リーグの残り4チームの今日は、
◇楽天がソフバンに勝ち越しで首位?!
◇ロッテ・ドラ1佐々木がもう初勝利
 日ハム斉藤佑、相変わらず勝ち運恵まれず。
などがあったみたいで。


楽天は勢いがつきましたね。
今年、岸が加わりましたけど、
若手の森なども頭角を現して
チームの底力アップが図られている?
試合は見ていませんが、
森は白星先送りになりましたが、
それなりに投げ、その後は
ルーキー2人を含めての
継投で逃げ切りましたね。

また先制した3回裏、先頭の岡島が
ファウルで粘るに13球粘って安打。
(バンデンもボール2つでとどまるのも凄いけど)
まあ次の嶋が併殺だったみたいですが、
茂木がストライク無しの四球で出て
その後、ペゲーロ2ランだったみたいですが。
また岡島は5回裏の先頭で
ファウルで粘るに12球粘って四球。
そりゃバンデンも疲れますね。


それでも、やはりソフバンは
リーグで底力最強を有しています。
こういうソフバンがやられた試合
ソフバン攻略の参考資料になる
かも
しれませんね。


またロッテ・佐々木や楽天・森は
もし対戦することになったら
考えましょう。


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さて、本題です。


明日からはホームで
ソフバン3連戦です。
(土曜日は観戦に行ってきます)
オリ連敗含め、何か
このまま5連敗の泥沼街道
になったりしないですよね。。。
ねぇ、辻さん!


今回、救いなのは
ソフバンの先発投手が
WBC組の千賀、武田、バンデンではなく、
ある意味、裏の和田、中田、東浜なので
少しは勝算が無くは無さそう???


とはいえ、
昨年の彼ら3人の対西武戦成績は
◇和田
<全試合対象>
 防御率3.32 2勝1敗
 19回 投球数324(平均17.1球/回)
 被打率.280 WHIP1.37
 QS66.67%
<勝ち星試合2試合対象>
 防御率2.08
 13回 投球数220(平均16.9球/回)
 被打率.220 WHIP1.00
◇中田
<全試合対象>
 防御率4.86 1勝1敗
 16回2/3 投球数287(平均17.2球/回)
 被打率.179 WHIP1.14
 QS33.33%
<勝ち星試合1試合対象>
 防御率0.00
 6回 投球数81(平均13.5球/回)
 被打率.056 WHIP0.67
◇東浜
<全試合対象>
 防御率3.64 3勝1敗
 29回2/3 投球数510(平均17.2球/回)
 被打率.287 WHIP1.42
 QS50.0%
<勝ち星試合3試合対象>
 防御率2.53
 21回1/3 投球数356(平均16.7球/回)
 被打率.277 WHIP1.41


3人合わせて6勝3敗だから
ライオンズは借金3ですね。
東浜なんかは昨年9勝6敗ですから、
ライオンズが貯金を2つ献上?
まあ中田の場合、先発して勝ち負け付かず
試合でライオンズが勝ったのが1つありますが。


しかし、全試合対象で
被打率、WHIPはそこそこなんで、
彼らを全く打てないわけで無い
という考え方ができるでしょう。


ただし、勝ち試合対象にすると、
サンプルがさらに減るのでアテになりませんが、
和田、中田に関しては、
被打率が2割前後、WHIPが1~1.1
と厳しい状況になり、
防御率も2点台だから、
額面どおりなら3失点で負けになります。


でも、和田の場合、
勝ち試合対象の
1イニング平均球数が16.9
15.5球の石川や16.0球の岸、雄星より多いです。


東浜に関しては、
防御率こそ2点台になりますが、
1イニング平均球数がやや多く、
被打率、WHIPも低いわけではない
ので、
何とかならないわけでも無い
という考え方ができるでしょう。


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で、各々見ていくと、
まず和田は、昨年、
おかわり君が8打数5安打2三振
と比較的、得意?!
でも、被打率は左打者.238の方
右打者.218よりやや苦手。
主にストレート、スライダー、チェンジアップ
を投げており、
2ストライク後(追い込んでから)
ストレートの頻度がやや増え、
チェンジアップもスライダーより多く
なっててます。


その3球種のうち
チェンジアップは
他の球種と違って
ゴロ率の方がフライ率より高く、
空振り率も一番高く、被安打率が低いです。
とはいえ、ストライク率も他より低いです。


前回のロッテ戦でもチェンジアップは
空振り率も一番高く、被安打率が低ったでした。


となれば、
チェンジアップは見送っていっても
良いかもしれません。


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次に中田です。
浅村が7打数0安打1三振
と比較的、苦手?!

でも、被打率は左右の差は無し。
 主にストレート、フォーク、スライダー
 を投げており、たまにカーブを投げます。
2ストライク後(追い込んでから)
ストレート、フォーク、スライダー
の3種のみであり、
フォークの頻度が高まります。


フォーク、ストレートは
ゴロ率の方がフライ率より高いです。
ストライク率は3種であまり差が無く、
空振り率は当然ながらフォークが断然高く、
被安打率はスト>スラ>フォークの順。


前回のロッテ戦では、
7回124球(17.7球/回)で
6回以外は毎回走者を出しました
しかし、キレのあるフォークを
駆使するなどにより、
結局、7回0封で凌ぎました


本人も
「(4四球に)手放しで喜べる内容ではないが、
 走者を出してから粘れたのは良かった
とのこと。


確かに
追い込まれるまでに何とかしたいですが、
あまり早打ちすると、昨年9/24のように
スイスイと中田ペースでやられてしまいます。


昨年もそうでしたが、
昨年最終戦(日ハムV決定時の大谷戦)のように
橋上野球では、
ダメもとの積極策の特攻・早打ち攻撃
終始で仕掛けがちです。
昨日の対松葉も、
特に8回裏の攻撃もそんな感じでした。
昨日の8回裏は1人2球ずつ
中、右、左飛とノック打法のような感じ
もうこの攻撃で勝負の流れは完全に決しました。
こうなると、相手の球数が節約でき、
相手のペースになってもう打てません。


追い込まれても、
簡単にフォークに手を出さないようなこと
などを考えないと厳しいでしょう。


中田はトータルでは
中田自身にムラがありますから、
和田、東浜より打っており、
一番、チャンスがあるかもしれませんが、
いいときの中田は厄介です。
前回のロッテ戦のような投球をされると、
ライオンズ打線は
三振の山、ゴロの山を築くかもしれません。


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あとは東浜です。
メヒアが10打数5安打
と比較的、得意?!
被打率は左打者.234の方が
右打者.229よりやや高いけど、
左右大きな差はありません。
 主にストレート、ツーシームの
直球系を6割以上投げており、
カットボール、スライダー、カーブも
織り混ぜてくる形。

2ストライク後(追い込んでから)も
全投球の割合とあまり変わらず。


上記の球種のうち
ツーシーム、カットボールで
ゴロ率の方がフライ率より高く、
空振り率も高いです。


ただし被安打率は
ストレートやカットボールが高く、
ツーシーム、スライダーが低いです。


特に東浜のツーシームは
シンカーのように沈むから厄介です。


昨年の西武戦では、
一番ぐうの音も出なかった
9/23(6回0点)の試合を見ると、
外角や低めに決まるツーシームやスライダー、
低めに入るストレートにやられました。


前回のロッテ戦では
外角のツーシーム、カットボール、
スライダーでゴロ等の凡打の山を築き、

4回までロッテ打線を無安打。
しかし、5回から急に崩れて
5回2失点、6回1失点で逆転となり
6回で球数87ですが、
7回に交代しています。


5回はストライク無しの四球を
出しているように
ちょっと自滅的な印象でしたが、
6回は先頭の清田が
7球粘って四球を選び塁に出ています。


東浜も
「6回の先頭の四球はいけない。
 勝ち越しに結びついてしまった。
 一番やっちゃいけない」と反省。


ストレートならまだ打てますが、
沈むツーシームは難しく、
外角低めに決められる変化球も
いやらしいです。


どれだけファウル等で逃げ粘れるか、
ブラフでもいいから、
セーフティの素振り
塁出たら走る素振りなど
少しでもリズムを崩す工夫ができるか、
どこまで球種、コースを絞っていくか、
を考えていかないと厳しいでしょう。


少なくとも、
ダメもとの積極策の
特攻・早打ち攻撃の橋上野球
では、東浜リズムに引き込まれ、
蟻地獄にまたまたはまります。


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あとはサファテの存在です。


セーブポイントがかかる
サファテは打てません。

(昨年の森のサヨナラ打は感動しましたが、
 例外的現象です)
ただ、サファテは
リードされていたら出てこないし、
同点の場面では脆いタイプです。
(勝ちゲームしかモチベーションを保てない)


ということは、当然ながら、
終盤に入るまでにリードしていることが
勝つための必要条件です。


スアレスが健在の昨年では、
野球は9回までのスポーツですが、
ソフバンとの試合は
7回までしかありませんでした。


今年はスアレスが出てきてないので、
昨年よりは多少楽になっていますが、
ソフバン相手では、
先発がきちんと試合を作り、
打撃陣が中盤までに得点して
リードを保ちながら終盤を迎える
という基本的なことが必須

ということは変わりませんから、
そのことを考えながら戦って欲しいです。


あとこちらの先発は
雄星、野上、ウルフです。


ウルフはたぶん大丈夫?!


野上はなるようになるしかないですね。
昨年、ソフバンには0勝4敗ですが、
防御率ではソフバンの方が
ロッテやオリより低い?!
ソ3.92vsロ・オ4.5~4.7と
低レベルの比較ですが、、、
でも、決め手フォークが有効活用
できるような投球を魅せて欲しいです。


雄星ソフバンが天敵です。
(西武は天敵が多すぎる!!)
ただ、今まではストレート、スライダーの
二者択一投球でBクラスのみ通用している形
で、強者・ソフバンには
見抜かれてやられてましたが、
今年はフォーク、カーブも加えて
球種を織り混ぜることで
翻弄させる大人の投球
できるようになりました。


前回の日ハム戦のように
球種を織り混ぜるながら
翻弄させる大人の投球

をしていけば、
勝負になるはずです。


とにかく
ホーム5連敗の泥沼街道や、
借金嵩む生活にならないよう
きっちりと対策を講じながら
借金は返して来週を迎えて下さい。