『マキタ』という絶滅危惧種が指定されました!
西武線沿線で新たに張り出されたポスター
『マキタ』という絶滅危惧種が指定されました!
さまざまな要因により個体数が減少し絶滅の危機に
瀕している生物の種・亜種を指します。
そのような種は、最近、人間活動の影響のもと、
かつてない速さと規模で絶滅が進んでいることが
環境保全上の重要な課題となっています。
生きものが減ってしまった・絶滅してしまった原因は様々です。
○生息環境が変わった。住む場所や餌がなくなったなど
○繁殖できなくなった。産卵場がなくなった、
雌雄が出会えなくなった、遺伝的多様性が低下した。
○天敵が増えた。
減ってしう・絶滅してしまう原因は
この他にも多岐にわたります。
生きものを守る(保全する)ためには、
これらの原因の中で、一番大きな影響があるものから、
もしくは一番取り組みやすいものから取り除いていくこと
により、生きもの自身の力によって
生息環境が復元されていくことが重要です。
しかし、自然が相手ですから、そのような対策で
上手くいかないことが多々あります。
絶滅寸前の生きものでは、
どうしても「棲みやすい環境へ移す」こと
をしなければ復活させることができない場合があります。
工事等が行われる際に、絶滅危惧種への
工事による影響を低減する対策の一つとして、
棲みやすい環境へ移す『移植』という手段が多くとられています。
ただし、闇雲に『移植』することは、
自然環境上の問題が生じやすいこと
につながる懸念があります。
例えば、、、
○移植先の環境へ影響を及ぼす。
○移植した種への影響を及ぼす。
同じ生きものでも、場所により、
性質や習性、遺伝的特性などが
異なっている場合があります。
同じヒトだからといって、
明日から他の外国人と暮らしなさい
と言われても戸惑いますよね。
中にはそれに馴染めないヒトも出てきます。
『マキタ』という絶滅危惧種に関しては、
そのまま絶滅させるわけにも行かず、
簡単に「FA」という名の「移植」にならないよう、
とにかく、根本的な対策として、
絶滅危惧種へ与える影響要因をきちんと取り除き、
その種が棲みやすい生息環境を復元させることが重要です。
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※絶滅危惧種についてメモ
https://www.konicaminolta.jp/kids/animals/コニカミノルタHPより




