下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

4/23:日ハム6回戦(inMLD)弱っている王者を徹底的に叩いて3タテに成功!新入社員が救った大きな白星。その一方、首脳陣の無能振りも露呈した一戦。

不振に陥っている日ハムに
連日で圧巻しているライオンズ


今日の先発はウルフvsメンドーサ
ウルフは来日以降に7連勝中
メンドーサは西武相手に7連勝中
どちらが8へ数字を伸ばせるか?


日ハムは
中田が復帰大田が加入して
 スタメンに名を連ねてきました。


今後の長いシーズンで
日ハムと戦うことを見据えれば、

日ハムが弱っている今を活用し、
天敵の一つであるメンドーサへの
苦手意識(先方から見れば得意意識)を低減
し、
カード3連勝で差をつけられるだけつけておきたい
ということから、
今日の一戦は貪欲に
きっちり勝っておくことが肝要な試合でした。


言い方は悪いですが、
相手の傷口に塩を塗る勢いで
徹底的に相手を潰しておく

1年間を戦う上で重要な戦術です。


そしてその試合をきっちり勝って
昨年の王者日ハムに
3タテを食らわしました


やはりその原動力は
源田のセーフティーバント
であり、
天敵メンドーサ攻略に大きく打撃を与え、
チームの大勝利の呼び水となった
今日のベストプレーでしたね。


さて試合を振り返りましょう。


【1回表】
◇西川
 初球、真ん中に2シームストライク
  2球目、内角一杯に2シームストライク
  3球目、外角低めに2シーム外す
  4球目、外角高め2シームを流しファウル
  5球目、内角カーブを引っ張りファウル
  6球目、内角低めに2シーム外す
  7球目、外角高め2シームを遊ゴロ
  バウンド高いが、源田きっちりさばく
◇松本
 初球、内角一杯に2シームストライク
  2球目、低め2シームを引っ張られ
  レフトを越える長打に。。。
  しかし走者が三塁まで走るところを
  秋山→源田→おかわりの好中継でアウト
  相手も走りすぎたミスでしたが、
 ◇近藤
 初球、外角にチェンジアップ外す
  2球目、低めに2シーム決める。
  3球目、内角高め2シームを
  引っ張って右安打
◇中田 二死一塁
 初球、外角低めに2シーム外す
  2球目、外角に2シーム決める。
  3球目、外角カーブを空振り
  4球目、外角カーブをファウル
  5球目、外角低めカーブを引っかけ投ゴロ
◇ウルフ 17球で立ち上がりをクリア
 良い当たりを2つ打たれている。
 でも、好中継の守備(相手のミス)
 ウルフを助け、ウルフ自身も
 冷静にピンチを抑えます。
 
【1回裏】
◇秋山
 初球、内角に2シームを外す
  2球目、内角カーブを空振り
  3球目、低めにカーブを外す
 4球目、外角低め2シームをファウル
  5球目、際どく内角に2シーム外す
  6球目、内角の難しいナックルカーブを
  レフトスタンドに!

   2試合連続先頭打者ホームラン
  本人「こういう打ち方はダメ」と
  評しているけど、この1点は大きいです。
◇源田
 初球、内低め2外す
  2球目、外2スト
  3球目、高め2シーム中安打
 ◇浅村
 初球、内角2シームストライク
  2球目、高めチェンジアップをファウル
  3球目、外角ストレートを流して左安打
◇おかわり君 無死一三塁
 初球、ど真ん中ナックルカーブを三ゴロ
  三併殺の間に1点追加
  併殺云々の問題もあるけど
  天敵メンドーサ相手に
  考えずに手を出したことが問題。
 
◇メヒア
 初球、外角ストレートをストライク
  2球目、真ん中チェンジアップファウル
  3球目、低めナックルカーブをファウル
  4球目、内角チェンジアップを外す
  5球目、低めチェンジアップを外す
   6球目、低めチェンジアップを外す
   7球目、ナックルカーブが
  すっぽ抜け背中にあたり死球
 ◇山川 二死一塁
 初球、低め2シーム外す
  2球目、真ん中に2シーム決める。
  3球目、外に2シーム外す。
  4球目、真ん中に2シームをファウル
  5球目、高めのナックルカーブをファウル
  6球目、外角にナックルカーブがワンバン
  7球目、外角の2シームをファウル
  8球目、外角に大きく2シーム外し四球
◇外崎 二死一二塁
 初球、外角2シームを遊ゴロ。
  メンドーサを助けてしまいました。
  メンドーサを相手に
  考えずに手を出したことが問題。

◇メンドーサ
 ここまで29球
 チーム状態の差が出た立ち上がり。
 しかし、2点を先制したけど、
 雑すぎる攻撃、メンドーサが好む攻撃で
 アウトを稼いだことが問題
です。
 メンドーサは決して完調で無かっただけに、
 ここは一気にトドメを刺す勢い
 メンドーサにもっとダメージを与えるべく場面。
 相手が状態を整えていない間に速攻でも何でも
 潰せるときに完璧に叩きつぶしておくこと
 は基本です。
 メンドーサを完全に潰せませんでした。
 これがどう響くか?


【2回表】
◇レアード
 初球、低めにカーブを外す
  2球目、外角高めに2シームを決める
  3球目、外角を2シームを
  流され大きな当たりも切れてファウル
  4球目、高め2シームを引っ張られ
  三塁線上の二塁打。

◇大田
 初球、外角高めに2シーム外す
  2球目、カーブを空振り
  3球目、内角に2シーム外す
  4球目、内角2シームを空振り
  5球目、外角カーブを引っかけ深い遊ゴロ
  しかし、源田投げるも、
  大田がヘッドスライディングで間に合わず。
  大田が身体を張った立派な内野安打
でした。
  これで日ハムが流れを取り戻すか?
◇石井 無死一二塁 送る気配無し
  初球、外角に2シーム外す
  2球目、内角に2シーム外す
  3球目、チェンジアップを一ゴロ
  でも二塁を刺すのが精一杯
◇大野 一死一三塁
 初球、内角高めにチェンジアップ外す
  2球目、内角低めに2シーム決める
  3球目、内角高めに2シーム外す
  4球目、外角にカーブをワンバン
  5球目、内角一杯に2シーム入れる
  6球目、高め2シームを二ゴロ
  ランエンド仕掛けており、
  バウンド高く二ゴロの間に1失
◇中島
 初球、低め2シームがワンバン
 2球目、内角2シームを二ゴロ
◇ウルフ ここまで37球といつもより多め
 高めが比較的多く、 
 引っ張られたときの当たりがいい傾向。

 西2ー1日で1点差。


【2回裏】
◇木村文
 初球、真ん中2シームをストライク
  2球目、低め2シームを見逃し追い込まれる
  3球目、内角にチェンジアップを外す
  4球目、真ん中2シームを引っ張り三ゴロ
◇銀
 初球、内角に2シームをストライク
  2球目、低め2シームを浅い右飛
◇秋山
 初球、真ん中2シームを決める
  2球目、外低めにチェンジアップ外す
  3球目、外角一杯に2シームを決める
  4球目、外角に2シーム外す
  5球目、外角低め2シームを
  引っかけ一ゴロ
◇メンドーサ ここまで40球
 あっさり三者凡退
 相手に勢いを取り戻させる淡泊な攻撃
 大田のヘッドスライディングプレー
 日ハムは流れを取り戻すきっかけとなり、
 それはやむを得ないが、
 この淡泊な攻撃は、
 相手に流れを引き戻すこと
 に拍車をかけています。


【3回表】
◇西川
 初球、外角カーブを外す
  2球目、内角低めにカーブ外す
  3球目、外角高め2シームを流され左安打
◇松本
 初球でバント決めて無死二塁
◇近藤
 初球、外角低めに2シームを外す
  2球目、真ん中チェンジアップを入れる。
  甘いけど。
  3球目、低めのカーブを右中間に
  フェンス直撃のタイムリー2塁打。
  これで西2ー2日の同点。
◇中田
 初球、内角高め2シームを引っ張られ
  一瞬、危なかったが、あまり伸びず左飛。
  中田自身の調子が戻ってないのでしょう。
 ◇レアード
 初球、内角低めに2シームをストライク
  2球目、外角にストレートを外す
  3球目、外角ストレートをファウル
  4球目、カーブをバット止める
  5球目、カーブをファウル
  6球目、外角に2シームを大きく外す
  7球目、外角カーブを引っかけ遊ゴロ
◇ウルフ ここまで52球
 2回に続いて高めが多く今一つ
 2シームよりカーブの方が
 相手には響いていそう?
 でもカーブは狙い打ちされば
 1発を浴びやすいだけに。。。


【3回裏】
◇源田
 初球、真ん中2シームをストライク
  2球目、高め2シームをファウル
  3球目、外角2シームを
  良いライナー性の当たりにするが、
  ショートの正面で遊直。
◇浅村
 初球、内角カーブを引っ張るが三ゴロ
◇おかわり君
 初球、低めの2シームをストライク
  2球目、落ちるチェンジアップを大きく空振り
 3球目、外角2シームを外す
  4球目、高めチェンジアップを
  打ち損じ捕邪飛。
おかわり君やられる「あるある」のパターンです。
◇メンドーサ ここまで48球
  この回も球数少なくあっさり三者凡退
 攻撃が淡泊すぎ
 完全に相手の術中にはまっている。
 2~3回裏の攻撃で
 相手のリズムを復調させてしまい
 流れは完全に日ハムへ。

※本来なら、今日のウルフで
 そのような攻撃を相手にさせたいのに、
 今日はこちらがそのような攻撃を
 いつもの天敵相手のパターン
 自らで演じてしまっています。


【4回表】
◇大田
 初球、真ん中に2シーム決める
 2球目、内角にチェンジアップ外す
  3球目、外角にカーブ外す
  4球目、カーブを引っかけファウル
  5球目、高めカーブを二ゴロ
◇石井
 初球、セーフティ狙うもファウル
  2球目、外角高めに2シーム外す
  3球目、高め2シームをファウル
  4球目、内角カーブをワンバン
  5球目、外角2シームを空振り三振
◇大野
 初球、内角高め2シーム決める
  2球目、低め2シームにバット止める。
  3球目、内角2シームを外す
  4球目、外角低めに2シーム決める
  5球目、真ん中の2シームをファウル
  6球目、内角一杯にカーブで見三振
  この球はお見事。
◇ウルフ ここまで68球
 奪三振で2つアウトとウルフらしくないが、
 カーブは、他の球種よりも活かせそう。
 でもそろそろ点を奪って援護しないと苦しい。
 今のところ、完全にメンドーサのリズム


【4回裏】
◇メヒア
 初球、外角低めに2シームを外す
  2球目、内角2シームを深い二飛
◇山川
  初球、真ん中2シームを
  思い切り引っ張るがファウル。
       もう打つ気満々。。。
  2球目、外角にストレート外す
  3球目、外角にチェンジアップ外す。
  4球目、外角にカーブ外す
  5球目、2シームを
   内角に決められて見逃す
  (意識は外角)
  6球目、高めカーブを遊飛
  初球から山川がもう打つ気満々だから
  相手は外角攻めで外角に意識させて
  内角を攻める形に。

◇外崎
 初球、内角高めにに2シーム当たりそうなボール
  2球目、セーフティーの構えから
   内角に2シームを外される。
  3球目、内角に2シーム外す
  4球目、高めにストレート入れる。
  5球目、外角低め2シーム入れてフルカウント
  6球目、低めストレートを引っかけ遊ゴロ
◇メンドーサ ここまで62球
 完全に凡打の山を築いており、
 ウルフがやりたいことを
 相手メンドーサにやられている形。
 あっさりやられて
 相手の流れがさらに良くなります。


【5回表】
◇中島
 初球、外角カーブに2シーム外す。
  2球目、外角高めの2シームを流してファウル
  3球目、セーフティでファウル
  4球目、外角2シームを外す
  5球目、内角2シームを流してファウル
  6球目、外角チェンジアップを流してファウル
  7球目、外角高めストレートを流してファウル
  8球目、外角ストレートを流してファウル
 9球目、内角カーブで空振り三振
 中島だからかもしれませんが、
 この攻撃はウルフ攻略へのベスト攻撃です。
 このように
  ①「流し打ち狙い」
   できれば「流しファウル」球数増やす
  ②セーフティーや足で「揺さぶっていく」
 これがウルフを攻略する基本的な正攻法です。
 相手のメンドーサもウルフと同じタイプ。
 これを何故、メンドーサ相手にできない?
 ですね。
 ただ、今日のウルフは引っ張られて良い当たり
 が多いです。。。
◇西川
 初球、低めにカーブをストライク
  2球目、外角に2シーム決めて追い込む
  3球目、低めにカーブを外す
  4球目、低めカーブをすくいあげ
  秋山が捕球できず抜けて
  木村文が捕球ミスあっという間に3塁へ
  一瞬、ランニングホームラン?
  と思わされましたね。
  3球目と同じ球でしたから、
  西川もタイミングを合わせられました。
  1ヒット1エラーで一死三塁です。
◇松本
 初球、外角2シームをストライク
  2球目、低めカーブをファウル
  3球目、外角にカットボールを大きく外す
  4球目、内角低めのカーブを打たれ
   ショートを抜けてタイムリー左安打
   カーブはタイミングがもう合ってます。
   ここで逆転を許します。
◇近藤
 初球、外角低めに2シームを外す
  2球目、外角に2シームをストライク
  3球目、外角にチェンジアップをストライク
  4球目、外角低めにストレートを外す
  5球目、外角低めの2シームを引っ張られて
  一二塁間を抜けて右安打。
浅村が届かず。
◇中田 一死一三塁
 初球、低めに2シーム外す
  2球目、カーブをワンバン
  3球目、外角の2シームを引っ張らせて
  6→4→3の併殺に。

◇ウルフ ここまで93球
 この回は最少失点で凌ぎましたが、
 カーブも合わされるようになり、
 厳しい戦いが続きます。


【5回裏】
◇木村文
 初球、内角に2シーム外す
  2球目、内角2シームを引っ張って三ゴロ。
  引っ張って相手の思うツボ
  打てないなら、せめて粘って欲しい。
◇銀
 初球、セーフティーバントの構えするが
  外角低めにストレートをあっさり決められる
  相手は「どうせブラフでしょ」と、
  銀のセーフティーに全く眼中に無し。
  2球目、内角低めにチェンジアップ外す
  3球目、低め2シームを引っ張ってファウル
  4球目、低め2シームを半端に止めて遊ゴロ
◇秋山
 初球、内角低めの2シームを見逃し
  2球目、内角ストレートをファウル
  3球目、低め2シームを流すも左飛
◇メンドーサ 気づくと5回を71球
 ここも相手の思うツボでメンドーサのリズム。
 銀のセーフティーもバレバレのブラフだから
 全く気にされない感じに。
 日ハムムードが高まり、嫌な空気が流れます。。。


【6回表】
◇2番手の武隈登板
◇レアード
 初球、外角低め一杯にチェンジアップを決める
  2球目、低めに一杯にストレートを決める
  2球で簡単に追い込みます。
  3球目、外角にストレート外す
  4球目、高めストレートを詰まらしてファウル
  5球目、高めチェンジアップの
  釣り球(抜け球?)で
  タイミング外して空振り三振
◇大田
 初球、外角高めにストレートを外す
  2球目、緩いカーブを大きく飛ばされるが、
  タイミング合わず振り急ぎ。
  ここも2球で簡単に追い込みます。
  3球目、高めストレートを二ゴロ。浅村好プレー
   ここで速い球でストライク狙ったのはNGです。
   相手はその前の緩いカーブで振り急ぎから
   速い球に照準合わしていることは明白。
   だから速い球でも1球外すべきでした。
   浅村の守備とバットが折れたこと
   に助けられますが、
   本来ならヒット性の打球でした。
◇石井
 初球、インハイのスライダー外す
  2球目、外角低めストレートをファウル
  3球目、高め内角のスライダーをファウル
  4球目、内角低めにチェンジアップ外す
  5球目、外角スライダーを空振り三振。
◇武隈
  大田の打席では危なかったですが、
  とりあえず三者凡退。
  でも武隈は安定しています。
  とにかく流れは攻撃次第ですね。


【6回裏】
◇源田
 初球、外角高めの2シームで
  セーフティーバントを決めて
  際どくギリギリで間に合い内野安打
 この奇襲攻撃は
 メンドーサに対し
  もの凄くGoodでした。
 後は足でかき乱せ!
◇浅村
 初球、高めチェンジアップを外す
  2球目、甘い高めのチェンジアップを中安打
  初球と同じような球が来ており、
  タイミング良く振り切り
  きっちりつなぎました。

◇おかわり君 無死一二塁
 初球、内角高めにチェンジアップ抜けてボール
  2球目、低め2シームをハーフスイングで空振り
  3球目、内角低めに2シーム外す。
  4球目、内角低め一杯に2シーム決まる。
  5球目、少し落ちるチェンジアップで
  空振り三振。
  おかわり君の料理法の定番あるある。
◇メヒア
 初球、内角2シームを思い切り引っ張り
  一瞬「三ゴロ?」と思わせるも、
  三塁線上に三塁抜けてタイムリー2塁打
  浅村もホームにギリギリ間に合い
  2点目も入って逆転!
  送球が逸れていなければ
  浅村が真っ直ぐスライディングしたら
  タイミングアウトでしたね。
 ◇山川
 初球 内角2シームを見逃しストライク
  2球目、真ん中チェンジアップを
   身体開いて引っ張りファウル
  3球目、低めチェンジアップ外す
  4球目、真ん中チェンジアップを
   身体開いて引っ張り三ゴロ。
   当たりが強く強襲しているが、、,
 ◇外崎
 内角チェンジアップをストライク
 真ん中2シームを引っ張ってファウル
 外角低めのチェンジアップを
  上手くすくいあげて

       レフト前に落ちる左安打タイムリー!
  メヒアも猛ダッシュ1点追加
◇木村文 二死一塁
 初球、内角低めに2シームを外す
 2球目、内角に2シームを外す。
  外崎走る素振り見せて相手も警戒
 3球目、内角低め2シームを決める
 4球目、内角高めにチェンジアップ外す
 5球目、低め2シームをファウル
 6球目、前と同じ低め2シームを空振り三振
◇メンドーサ
 源田の奇襲攻撃がメンドーサ攻略から
 逆転までの大きな糸口になりました。
 今日のベストプレイですね。
 今まで淡泊に攻めて
 メンドーサにいいようにやられ、
 流れを相手に持って行かれていた
だけに、
  この奇襲攻撃は最高な芸当で、
  西武が流れを取り戻す大きな呼び水

  になりましたね。


 でもこれを本人の判断でやったのだから、
 本当にルーキーらしからぬ
 プロとしての立派な職人芸でした!


 特にどこが凄いかというと、
 結果云々ではなく、
 実際にやっちゃた!ということです。
 銀がその前にやった
 セーフティのブラフは
 相手も「ブラフ」だからと見抜き、
 全く通じてませんでした。

 しかし、源田の実行により、
 「ブラフでは無い」ということを
 相手に意識させるようになりました。
 これは今後の戦い方でも
 奇襲を実施するのか、
 ブラフなのかを悩ませる種となり
 心理的に優位になる布石となります。


 その一方で、
 今まで淡泊な攻撃をやらしていた
 エセID野球の申し子・橋本コーチら

 無能振りが露呈された一面
 でもありました。
 昨年なら、このままメンドーサのリズムで
 無策のまま、ずるするやられていました
が、
 今日はルーキーの奇策に助けられました
 すなわち、エセID野球の申し子よりも
 ルーキーの発想の方が素晴らしかった
 ということでしたね。


 ところで、試合の方は
 おかわり空振り三振後、
 メヒアが打った瞬間、三ゴロ???と思い、
 一瞬、やっぱダメ?と感じてしまいましたね。


【7回表】
◇牧田が登板。
 勝利の新方程式が発動されました。
◇大野
  7球目、低めストレートを打たせて遊ゴロ。
◇中島
  7球目、低めスライダーを空振り三振
◇西川
  4球目、真ん中スライダーできっちり三ゴロ。
 ◇牧田 
 テンポ良すぎてあっさり三者凡退。
 目を離したらいつの間にか
 投げているみたいな・・・
 追いつけません。。。
 でも、安定感抜群です。


【7回裏】
◇メンドーサから2番手に宮西登板
◇銀
 初球、真ん中にスライダー決まる
  2球目、内角低めのスライダーを
  良い当たりも切れてファウル
  3球目、外角にシンカーがワンバン
  4球目、高めのストレートを
  タイミング良く中安打
◇秋山
 初球、外角にスライダーが大きく外れる
  2球目、突如バントの構えで
   スライダーが外に外れる。
  3球目、バントするも
   外角高めストレートをファウル
  4球目、バントからバット引いてボール
  5球目、バントも一塁線切れてファウル
  6球目、ヒッティングで低めのスライダーを
  引っ張って一塁線上に二塁打
 ※秋山自身が嫌う引っ張り癖がつきますかね?
  秋山自身、しっかり者だから
  それはどうでもいいんです。それよりも
 ※何故、秋山にバントをさせたのか?
  ですね。
  確かに2点差で先頭の銀が出塁し、
  ここは確実に1点獲っておきたい場面です。
  でも今日はマルチの源田とはいえ、
  秋山で勝負をした方が優位です。
  おまけに
  秋山は決してバント上手くないですからね。
  結果はヒッティングから2塁打でしたが、
  このバント作戦は、
  相手にとって助かるボーナスでしたね。
  ねぇ、エセID野球の申し子・橋本さん。
◇源田 無死二三塁
   初球、内角高めにスライダー外す
  2球目、高めスライダーを引っ張ってファウル
  3球目、外角低めにストレート外す
  4球目、真ん中ストレートをファウルチップ
  5球目、高めスライダーを引っ張ってファウル
  6球目、外角スライダーを上手く当てる
  ライナーがセカンド正面の二直。
  同期ルーキー相手の捕球も好プレーでしたね。
※ところで、
 ここはスクイズさせた方が面白かった
 と思います。
 でもエセID野球の申し子・橋本さんには
 その頭はありません。


◇谷元が登場 一死二三塁
◇浅村
 初球、内角にフォークがストライク
  2球目、外角高めにストレートが抜ける。
  3球目、高めにストレートが抜ける。
  4球目、フォークがワンバン。
    捕手すぐボール捕りに行く
  5球目、低めフォークを大きく空振り
  6球目、外角フォークを引っかけ捕ゴロ。
  ファウル?と思うや
       捕手前のフェアゾーンでアウト。
◇おかわり君 二死二三塁
 初球、外角にストレートを大きく外す
 2球目、内角にフォークを外す
 3球目、高めの甘いカットボールを
  右中間オーバーで

  二塁打タイムリー2点追加
  これで17試合連続安打!  
  ここで代走永江
◇メヒア 二死二塁
 初球、ワンバンでフォーク外す
 2球目、低めにストレート外す
 3球目、外角にストレートを大きく外す
 4球目、敬遠気味で外角に大きく外し四球
◇守備固めで入ってきた田代
 初球、内角に外れた
  難しいカットボールを空振り。
  田代の場合、こういう難しい球で
  勝負することが多いです。
 2球目、フォークがワンバン
 3球目、外角にすっぽ抜け
  田代も力む構えだが、相手も力んでいる。
 4球目、外角高めストレートを
  
ライトスタンドに!
  プロ入り初のホームランで3ラン!
  八戸大卒のアベックホームラン
  振り切っていないけど
  自然に力まずバットが出ており、
  球を芯に捉えて飛ばしました。
◇谷元から井口へ交代
◇外崎
 初球、内角ストレート、ファウル
 2球目、外角ストレート外す
 3球目、内角ストレート見逃し
 4球目、低め縦のスライダー-ボール
 5球目、内角低めストレートをファウル
 6球目、低めに縦のスライダー外れ、
  見送りフルカウント
 7球目、低めに縦のスライダー外れ、
  見送り四球
◇木村文
 初球、甘い真ん中のあまり沈まない
  縦スライダーを見逃す

 2球目、外角低めストレートを見逃す
 3球目、外角に暴投で外崎2塁へ
 4球目、高めの甘いストレートを
  打ち損じ遊飛
  引っ張るものの詰まらされてます。
  完全に力んでいます。 


【8回表】
◇福倉が連投で登板
◇松本
 初球、低めにスライダーをストライクから
  2球目、外角低めにストレートを決める
  3球目、外角ストレートを打たせて二ゴロ
◇近藤
 初球、外角にストレートをストライクから
  2球目、フォークがワンバンで外す
  3球目、スライダーが高めにすっぽ抜け
  4球目、外角にストレート決める
  5球目、高めにストレートがすっぽ抜け
   この「すっぽ抜け」は改善しないと。
  6球目、内角スライダーを大きくファウル
  7球目、内角ストレートが
  シュート回転して真ん中に入り右安打
 ◇中田
  初球、高めにスライダー抜ける
   2球目、高めスライダーを左飛
   本来なら1発浴びてもいい失投
   でも中田が本調子で無いから
   打球伸びず
◇レアード
 初球、外角低めにストレート外す
 2球目、外角低めにストレート外す
 3球目、外角低めにストレート外す
 4球目、内角にストレート決める
 5球目、ストレートがシュート回転
   内角に入って詰まってファウル
 6球目、外角のストレートをファウル
   シュート回転しており危ない投球
   タイミングが振り遅れていたので
   助かっていますが、、、
  7球目、カーブで
  タイミング外し空振り三振
◇福倉
 最初はストライク先行からいい投球示しました。
 ただしストレートがシュート回転しており
 相手が状態良好で無いから助かっているが、、、
 でもストレートを活かして、
 緩くタイミング狂わすカーブの威力を
 発揮させているのは良い点です。


【8回裏】
◇銀から斉藤が代打 
 初球、外角高めストレートをファウル
  2球目、外角にストレート抜ける
  3球目、内角のストレートをファウル
  4球目、低めに外す
  5球目、高めストレートを
   タイミング良く振り抜くがファウル
  6球目、外角にストレート抜ける
  7球目、高めストレートをファウル
  8球目、真ん中ストレートを引っ張り一ゴロ?
  中田のエラーで出塁
◇秋山
 初球、外角高めにストレート外す
  2球目、真ん中のストレートをファウル
  3球目、縦スライダーを低めに外す
  4球目、外角高めのストレートをファウル
  5球目、外角高めのストレートをファウル
  6球目、外角の縦スライダー外す
  7球目、高めのストレートを引っ張り
  ライトスタンドに2ランを決める!
  連日に渡って2本塁打

  本人は記憶から消したい打球のようですが。
◇源田
 初球、高めカーブを見逃し
  2球目、甘い高めストレートを
  引っ張り左飛
  秋山の1発の影響を受けて初HR狙った?
  点差も開いたし、もう余興なんで
  甘い球だったし、
  狙ってみたくなっても良いですけどね。
◇浅村
 初球、縦スライダーを低めに外す
  2球目、縦スライダーを空振り
  3球目、外角にカーブがワンバン
  4球目、縦スライダーを外す
  5球目、外角高めにストレート抜けて四球
◇代走で入っている永江
 初球、外角低めストレートをファウル
  2球目、外角高めストレートをファウル
  3球目、内角一杯にストレートを見逃し三振
 永江ももっと嫌らしい打者になると
 いいんですが。。。
 相手も永江なら自信を持って投げてきます。
◇メヒア
 初球、外角一杯にストレート決める
 2球目、低めストレートを
  片手で打って中飛


【9回表】
◇野田登板。捕手は岡田。
◇大田
 初球、外角にストレート入れる
  2球目、外角ストレートを右飛
  大田も打ち損じる。

◇石井
 初球、外角低めスライダー流す
  2球目、内角にスライダー外す
  3球目、甘い高めのスライダーを
  引っ張られ一塁線上の二塁打

◇清水
 初球、外角にストレートがすっぽ抜ける
  2球目、内角低めにストレート決める
  3球目、内角にストレート決める
  4球目、外角高めのストレートをファウル
  5球目、外角高めのストレートで空振り三振
◇中島
 初球、外角低めストレートを外す
  2球目、外角低めストレートをファウル
  3球目、外角低め一杯にストレートを決める
  4球目、外角低めに際どくストレートを外す
 5球目、外角低め一杯にストレートで見三振


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とにかく、
これで日ハムに3タテを食らわし、
きっちりとこのカードを仕上げました!
次のような観点から、
今後の戦いを展開するにおいても
この勝利は大きい成果
になったと思います。


①日ハムに差をきっちりつけたこと
②日ハムへ精神的ダメージを
 大きく与えたこと。
メンドーサ攻略方法を
 ルーキーが示してくれたこと。
④セーフティ等の揺さぶり作戦は、
 相手にも「ブラフ」ばかりではない
 実際に実行してくるぞ!
 という意識を植え付けたこと。
 これにより、今後、
 相手にはしばらく迷いが生じます。
など


やはり今日のMVPは監督も言っていたように
源田のセーフティバント実施→成功
でしょう。
これを源田自身の判断でやったのだから、
源田というルーキーは
どれだけ大物なんだ!

と思わせるプレーでした。


逆にベンチ首脳陣の無能振り
露呈されたプレーでもありました。
それまで、昨年と同様に
無策のままの淡泊な攻撃で
メンドーサをリズムに乗せてしまいます


確かに
監督自身の采配の問題、
監督としての力量の問題もありますが、
本来、ここの策を考えるべきなのは
頭脳に徹しているはずの橋上コーチと
打撃コーチの嶋さんの役目です。


しかし、昨年から見てもわかるとおり
潮崎氏が連れてきた
橋上コーチはエセID野球の申し子であり、
嶋コーチも気が利くタイプではありません。


昨年と違ったことと言えば、
気が利く即戦力の新入社員が入社したこと
ですね。


ただ辻監督は気づいていたようです。
コメントで次のようなことを言ってました。


「流れが非常に悪かったのですが、
 ファーストの中田選手が後ろにいて、
 誰かあそこにバントするのかなと
 思っていました。
 サインではないんですが、
 あそこにやってくれた、
 やっぱりそういうようなところで
 新人らしからぬといいますか、
 ポジショニングを見ながらいい流れを読んだ。
 イニングのトップバッターとして
 こういう仕事ができる。」


源田を大賞賛する表現でもあるのでしょうが、
気づいていたのなら、
ベンチから指示して
きっちりやらせなさいよ!

です。


全員が源田のような
気の利くタイプではないですからね。
そこを何とかする策を講じていくのが
首脳陣の役目ですから。


昨年は
そのような選手任せ、
悪い意味での放任主義
首脳陣の役目・責任放棄
あの結果を生んだ
大きな一因になってます。


来週からは
先発問題が喫緊な課題ですけど、
このほかに
前半が好調オリックス相手で
ディクソン、松葉と
天敵が揃って対峙してきます。
そこで選手任せではなく、
きちんとした策を事前に準備して
それを実行していくよう
努めて欲しいです。


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その他については、
今日のウルフは、
高めも多く制球に苦しんでましたが、
今までの功績を考えると責められません。
「ウルフ攻略法の対抗手段」も考えながら
「次回、頑張って下さい」ですね。


このほか、もろもろありますけど、
いずれにしても、
田代くん、
とにかく結果が出て良かった
ですね。
これからもそれを自信として、
力まず悩みすぎず頑張って下さい。


これは木村文にも言えることです。
悩みすぎて守備にも影響が出ています。
気持ち一つで変わっていく存在
と思います。


とにかく
結果にこだわりすぎず
課題を設けて
それを力まずコツコツとクリアし、
そのプロセスに重きを置くよう
頑張っていけば、力むこと無く
自然と結果が出てくるはずです。