下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

4/28:ロッテ4回戦(inMLD) 雄星・涌井のエース対決で投手戦? というより貧打合戦・失策合戦といったBクラスの戦い。西武は昨年の流行語大賞「あと1本が・・・」で勝てる試合を逃す。

オリックス金融に借金こしらえて
ホームへ帰ってきたライオンズ。


開幕から概ね1ヶ月が経過し、
野手陣の1軍メンバー構成は
決して現時点でベストとは言いがたく、
そろそろ見直して良い時期です。


アウェーでは選手の往来もあるので
メンバーをたくさん替えにくいですが、
ホームなら週替わり等関係なく、
いつでも替えることができます。


しかし、今日の公示は
いつもの如く何も変化無し!


西武は入れ替えをしない傾向ですが、
本気で勝ちたいなら、
入れ替える方が賢明ですが、
辻監督が言っていた
「全員野球はいずこへ?」


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さて、今日の試合は
雄星vs涌井のエース対決


正直、今のロッテ打線の不振振りを踏まえれば、
雄星は与四死球や球数の無駄遣いなど
自滅無ければ、きっちり試合を作ってくれるはず。


唯一3割を打っているからと言って
鈴木大地を4番にせざるを得ない辛い打線。


あとは涌井も良いときは良いので
西武打線がどれだけ打ち崩せるか?
今日の最大の課題


試合はロースコアの展開で
一見、投手戦の対決?!
という気がしますが、
内容を考えると、
貧打合戦、失策合戦の戦いで
双方で決め手不足の
ストレスの溜まる展開
でしたね。


確かに涌井は立派なエースですが、
前回のZOZOのときほどではありませんでした。


当然、雄星が失点しなければ「試合は勝ち」
となるだろうけど、
いくら雄星といえど、相手が貧打ロッテとはいえ
「失点しないことを続ける」って
簡単なことではないですからね。
いくら何でも
雄星に「絶対0封の至上命令」の展開は酷です。
とはいえ、今日の雄星の失点は、
打てない野手陣が足を引っ張った
源田、メヒアのエラーが響いていますから。


いずれにしても、先発の雄星は
7回120球投げて奪三振10、
被安打3、与四球2の結果であり、
立派に責務を果たしています。
今日の試合、お疲れ様でした!


ところで、雄星がベンチで通訳抜きにして
シュリちゃんと仲良くトークしてました。
シュリちゃんが日本語ペラペラとも思えず、
会話は、たぶん英語と思います。


すなわち、雄星は
メジャーに行くことを見据え
きちんと英語を学んでいるんですね。
賢妻美女の奥さまからも
学んでいるのかもしれませんね。


まあ降板後ではありますが、
それだけ雄星に余裕が出てきた
という成長の証でもあると思います。


今度のライオンズチャンネルの
英語が関わるクイズ
大いに期待できそうです。
(期待するのはそこ???)



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リリーフ陣については、
やはり注目したいのがシュリちゃんです。
今日で10試合連続で無失点でした!
西武の新外国人投手について、
ウルフ、シュリちゃんと
ようやく希望の星が実りそうですね。


もちろん、単調なタイプなだけに、
底力のあるソフトバンクあたりに
もう少し結果を残さないと安心できません
が、
もし、シュリちゃんが
低めストレートと変化球1種の
制球力アップを講じることができれば、
サファテ級に化けるんでは?
という気がしてきました。


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問題は野手陣の方です。


ロッテ打線は不振のあまり、
チャンスメイクも少なく、
得点圏のチャンスは3回と6回くらい。
そのうち3回はタイムリーになりそうも、
秋山の好返球で先制点を阻止しました。
この3回の攻防は、
ロッテの攻撃は
チャンスをモノにしてもおかしくない打撃
ただ走者がオーバーラン秋山の肩により
先制点を阻止したイニングでした。


なお秋山は4回にジャンピングキャッチ
6回にスライディングキャッチと、
木村文も6回にジャンピングキャッチ
好プレーも連発しました。


辻監督が木村文や田代を使い続けたいのは
彼らの外野の守備に惚れ込んだからです。
監督が一番安心できる外野の布陣は、
田代、秋山、木村文の布陣ですから。


しかし、6回表のロッテは、
平沢のヒットの次、
伊志嶺のところで二併殺になりそうも、
源田のエラーでピンチ拡大。
その次の荻野が執念の打撃で、
低めに外れた6球目スライダーを流し、
きっちりチャンスをモノにして得点します。
そして、メヒアさまさまのエラーで2点目献上。


ただ6回表の井上の強襲打球、
昨日、屈辱の悪送球サヨナラになった
おかわり君がきっちり捕球して見事な三直!
一瞬、落とした?と思いましたが、、、


ところで、ロッテ自身は3回も含めると、
打撃の面ではチャンスを
モノにしている、しそうになっている感じ。
ただチャンスメイクの数が少なすぎた貧打状態
で自分たちを苦しめていました。


一方、西武の方で、
得点圏に入ったのは
1回、3回、4回、6~9回、
12回の合計8イニング
それで点になったのは、
3回の浅村の遊併殺の間に先制1点
6回の外崎の三ゴロ併殺崩れの間に同点1点
出塁のイニングも含めると、
2回二死で木村文が左安打で出塁
10回一死で永江が遊失で出塁
11回一死で銀が遊失で出塁
合計3イニング


結局、5回裏以外は出塁を決めており、
チャンスも多かった展開。
しかし、残塁13。。。
早い話、昨年見られた
残累祭りの「あと1本が・・・」の
決め手に欠く貧打状態
で苦しみました。


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正直、1つ1つ検証していくのも
嫌になるほどの貧打振り!


◇まず最後のサヨナラチャンスの12回裏。
 先頭の源田がきっちり中安打も、
 今日2併殺含む5タコの浅村は中飛。
 浅村は3回裏で併殺間に1点挙げますが、
 基本的に浅村が打てないのはしんどいです。
 それが今の貧打状態の要因の一つになっています。
 まあ浅村は以前のヒーローインタビューのとき
 「状態が悪いときもあるから、暖かく見守って」
 と言っていましたように、
 今は耐えて暖かく見守るしかありません。
 今は他のところで活躍していくしかありません。
 ただし、浅村が不振なら、
 首脳陣には打順等を見直す責務がありますが、
 ここで浅村の座席を簡単に変えていくことは、
 相手を助けますから、容易ではありません。
 でも、浅村ならしっかり復調してきます
 何かをきっかけにして戻るでしょうし、
 戻るときはあっさりケロっと戻るでしょう。
 それほど心配はしていません。

 で、次のおかわり君には勝負しない四球。
 これで一死一二塁のサヨナラチャンス
 そこで代打・山川登場!
 でも今の球が見えていない
 闇雲の山川では
 打てる状態にありません。
 当然の如く空三振!で二死に。
 まあ2球目の甘いカーブを決めて欲しかったけど、
 少なくとも5球目のど真ん中ストレートの見逃しは
 あり得ません。

 結局、内角低めと、厳しい次の方で空振り三振
 ここのミスは、山川云々では無く、
 首脳陣の采配にあります。
 ここの代打は不振の山川では無く
 上本にすべきです
 オリックス戦での山川を見れば
 誰の目から見ても、
 今の山川に球が見えて無く、
 闇雲に振り回していることは明らかな話です。
 本来なら、今の山川は、一旦、下に落として
 頭を冷静にさせる必要がある重傷レベルです。


 もしかしたら、
 実は上本が不調だけど、1軍に居るのは、
 第三捕手控精神的支柱の役割のため
 かもしれませんが、もしそういう話があるなら
 中田や駒月らの下の若手と入れ替えるべきです。


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◇4回裏の攻撃
 直人が一死から左安打、外崎が与四球で
 一死一二塁で木村文。
 ボールが先行して涌井が苦しい場面。
 しかし、相手の思うツボどおり、
 外角を引っ張ってしまい、
 当然、
引っかかり遊ゴロ。
 エンドランを仕掛けていたので
 併殺は回避してますが、
 本来は併殺モノの打球。


 力学的に考えれば、
 内角は引っ張り、外角は流す
 のが自然の流れです。
 もちろん好調だったり、上手ければ
 もう1クッション、技を加えて
 その自然の流れに逆らっても良い結果は出ますが、
 今の木村文のように
 不振に陥っていればいるほど、
 自然の流れに逆らわない方が楽であり、
 結果が出やすく、復調も早です。


 また木村文は、
 8回裏二死三塁でもチャンス潰しました。
 このときの打球は、
 外角を流そうとして二飛。
 ただしバットを片手で振る半端な打球
 そしてこの打席で一番悔やまれるのが、
 2球目の甘いカーブの見逃し
 想定の球と違いタイミング合わずでしょうが、
  この球は引っ張って1発になる絶好球でしたね。
  この打席は力んでいませんでしたが、
  相変わらず足を止める半端な打席でした。


 一般的に、人はいざというときに
 ①果敢に前へ進むタイプ
 ②ビビって後ろに下がるタイプ
 ③立ち止まってしまうタイプ
 にわかれますが、
  今の木村文は③タイプです。
 これは性格によるものでもあるので
 修正が楽ではありませんが、、、
 意識一つで変えることは可能です。


 しかし、木村文の最後の打席右飛でしたが、
 その前のファウルも含め、
 外角を逆らわず流そうという意識で打ってました。
 力むこと無くバットが振れていました。 


 また2回裏の1打席目は、
 内角高め(スライダー)を
 逆らわず引っ張り、左安打にしました。
 バットが自然に力まず出ていました。

 とにかく、状態が良好で無いときは
 力むこと無く自然の流れに逆らわず、
 無心で流れに身を任せることが大事であり、
 不調なほどその効果は発揮されます。
 こういうことを積み重ねていけば
 自然に結果も出てくるはずです。
 それだけの資質は持っています。
 明日以降、期待して注目したいです。


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◇6回裏は相手のミスもあって
 併殺崩れの間に1点奪い追いつきました。
 で、一死一二塁とまだ逆転チャンスの場面。
 1点勝負の展開のため、
 おそらく確実に1点奪取したく、
 木村文にバントをさせて二死二三塁に!


 まあ、その作戦は理解できます。
 下手をすると併殺のおそれ有りますからね。


 でも、二死二三塁にしても
 次の打席は期待薄の「銀さん」ですからね。
 木村文のバントは、相手にとっては
 進塁されてしまったけれども、
 アウトを1つ頂けるチャンス
 と考えていたように思えるのですが。。。
 しかも、木村文はバントが下手です。
 それ故、バット失敗も期待できますし。
 
 木村文は当たっていませんが、
 ロッテは、木村の多い凡打を全て
 目の当たりにして実感しているわけでもなく
 逆に今日は1安打されていましたので
 警戒しているでしょうから
 バントでアウトの方が助かったと思います。


 木村の基本的な攻略方法は外角攻めですが、
 最初の1~2打席目は内角も投げていて
 一応、2打席目は外角低めも意識しつつ
 後半の打席は外角だけになりました。
 すなわち1打席目は二死無塁ということもあり、
 木村自身の打率を考えれば、
 それほど警戒していなかったでしょうが、
 徐々に警戒もするようになっていました。


 まあ明日も外角攻めが続くと思いますが、
 そこで自然に流して安打すれば
 また内角も攻めてくるようになると思います。 


 ところでロッテ・伊東監督らしかったのが、
 イニング終了後、木村文のバントで
 守備妨害があった、というような
 いちゃもんを付けていました。
 当然、本人もそれが受け入れるわけ無いのは承知。
 しかし、自チームへの鼓舞の意図だけでなく、
 西武がバントするときに意識的なやりにくさを
 植え付ける意図もあるでしょう。
 こういう心理的攻撃の布石は
 勝つためには無駄でも必須
 ということを教えてくれる
 参考姿勢と思います。


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◇7回裏 先頭秋山、
 あり得ない超ラッキーの一失で出塁。
 でも源田が送りバント失敗、浅村三振。
 おかわり君の打席で秋山盗塁するも、
 おかわり君ブレーキ


◇9回裏のサヨナラ場面
 秋山、源田が出塁も浅村併殺。


その他の残塁祭りも諸々ありましたが、
数が多すぎ、もう略します。


ところで、8回裏について、
前述の通り、木村文の凡退で終わりましたが、
メイクチャンスの中、
どうしても注目したい場面がありました。


それは、一死で直人が
職人芸を魅せて四球で出塁


今日の直人は先発で出て
4打席2安打1四球と活躍。
特にこの8回裏の四球は
高度な職人芸を魅せました。
追い込まれてファウルを連発。
その2つ目はバットを放り投げて
外角低めに外れる5球目をファウルに!
あとは相手が粘り負けして与四球。


直人の職人技!(5球目)


 
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ところで、
ルーキーということを忘れさせるくらい
直人と同年代のように見える
いぶし銀振りの源田。


今日は6打数3安打
またまた打率を上げております。
とにかく、
オン・ザ・ジョブにより
プロの球に眼が慣れてきて
打撃力の成長が著しく早いです。


攻守ともに誰もが認める存在であり、
もの凄く大物感への期待が膨らみます。


しかし、今日も
エラーがでてしまい、
失点につながりました。
またバント失敗もありました。
この失敗は今後の糧にしていくしか
ありません。


ただし、最近、このようなミスが増えています。
気になるのは、やはり「疲れ」です。
いぶし銀らしい動きでも
やはりルーキーですからね。
とにかく使い方には配慮が必要です。
使い方の選択肢に幅を持たせ
状況に応じてその選択肢を適切に選んでいく采配
をお願いします。


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さて、明日は野上vs二木


野上さん、先週のお立ち台で
「来週もここに立てるように・・・」と言ってました。
またお立ち台へ立てる活躍を期待しています!


ところで二木については、
前回、試合を制しましたが、
二木攻略に苦労しています。
今日のような決め手欠く貧弱打線では、
明日も危ういです。


とにかく打線を変えていかないと!
(2軍からの入れ替えも含め)


あまりにも変えていかない、
入れ替え無しのまま行くこと
というのは、ある意味、
辛抱強い采配と言え、
ときには固定することも大事です。


大昔、清原が不調でも、
森監督が4番で使い続けたこともあります。


広岡監督は、新人だった工藤を育てたいため、
入団当初から常に1軍のベンチに入れていました。


しかし、開幕から1ヶ月が経過し、
今の貧弱打線には
テコ入れが必要な時期になっています。


辻監督自身が言っていた
「全員野球」を是非して下さい。


気になるのは
2軍の某監督から報告が
きちんと行っているのか?

はありますが、、、


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明日からゴールデンウィークです。
まあ休みは暦通りで、
休み中に少し宿題もありますが、、、


でもGWの初日である明日29日と
最終の5月6、7日は生観戦予定です。


7日は岸に出てきて欲しい、、、
レオ戦士が岸を打ち込む姿を期待してますが。。。


できれば2軍戦も観に行きたいですが、、、