下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

4/29:ロッテ5回戦(inMLD) 相手の貧打状態を回復させるきっかけを作るとともに、新たな天敵誕生の懸念を生んだ敗戦。

昨日はストレスだけが溜まるドローゲーム。
さて、今日は? 先発投手は野上vs二木


今日はメットライフドームへ生観戦に!
盛り上がりたく、いつもの外野席近く。
メヒアの100号ホームランが
目の前に入ることを祈って、
ホームランゾーンで観戦です。



漫画「かっとばせ おかわりくん!」
のキャンペーンもやっていて、
グッズも多く発売されていました。


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ところで、
今日、メンバー入れ替えの公示がされました。
多和田が降格となり、水口が昇格
その采配には文句がありません。
ただ、多和田を降格する時期は、
本来、火曜日に登板した翌日でしょ。
降格後の再昇格には10日ルールがあるんだから。

まあ、おそらく多和田には下積みしてもらい、
しばらく上に上げる予定が無し!
という意図だから、
降格日は関係ないんでしょう。たぶん。

気になるのは、昨夜の貧打状況を見て、
急遽、水口を上げるために動いた
目先だけの変更でなければいいですが。
もし10日経ってすぐに多和田を再昇格させたら
目先だけの対応だったということでしょう。


もちろん、多和田の代わりに
誰を投げさせるか?という課題が残りますが、
この際、多和田にはしばらく下積み
してもらった方がいいでしょう。


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さて、今日の試合の方は、
貧打ロッテに序盤からやられ、
これで引き分けを挟んで4連敗。


しかもタダの負けではなく、
新たな天敵・二木誕生への不安と、
ロッテの打線回復になりそうな懸念
生んだ敗戦にもなりました。

そんな今後の不安と懸念を
つかまなくたっていいのに。。。
CATCHしなくたっていいのに。。。


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まず昇級した水口について。
いきなり9番セカンドでスタメン!

水口は1打席目、
高めに外れたストレートを
上手く流し中安打し、盗塁も成功!
しかし、次からはタコ連発!
2打席目は一死一塁で遊ゴロ併殺打
3打席目は一死一塁で投ゴロで併殺崩れ。
(一応、水口が走者で残り盗塁するが)
4打席目は二死一塁で空三振→試合敗戦で終了。


結局、大地は大地でも
活躍したのはロッテの鈴木の方でしたね。


一方、ロッテは外国人をスタメンに入れませんでした。
ロッテの場合、外国人が打線を途切れさせる傾向。
このため、外国人を使わない方が
打線がつながりやすいですので、
今日の外国人無しのロッテ打線は
今までの貧打打戦とは少し毛色が異なります。


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まず試合については、
先発の野上が立ち上がりにやられましたね
今までの野上はストライク先行傾向の投球振り
低めストレートなどの制球も良いことにより
いい結果につなげてきました。


しかし、今日の野上は、
制球が今一つであり、ボール先行の傾向にあり、
甘くなって打たれてしまうという
やられるときの典型パターンでした。


1回表、
先頭・伊志嶺には
 ボールが荒れており、
 甘くなったところを被安打。
次の荻野には、
 外角低めに決めるが、
 ここは荻野に上手く打たれて連打に。
 唯一言うと、
 その前に外角低めを外しており、
 叩かれたその次も同じような球。
 さすがに、
 立て続けに同じ球で攻めたのが浅はか
そして無死一二塁で清田にバントで
走者を二三塁へ送られ、大ピンチに!


ここでのロッテ陣営の攻撃について、
本来だったら非力・貧打の荻野に
バントさせて1点を狙いに行く
と思われました。
ましてや今のロッテの打線事情を踏まえると、
大きくギャンブルするより
バントにより1歩ずつ進むことを選びがちです。
しかし、ロッテ陣営は、
荻野に強攻策でヒッティングさせました。
そして、その策がハマって
一二塁になったところで清田にバント。
1点では無く、
完全に2点を狙いに行きましたね。


すなわち、ロッテは
チーム事情が苦しいときに
敢えて強気に出た策がハマりましたね。
こういう強攻策というのは、ハマると
勝負の流れも取り戻すことがデキ、
勢いに乗ることができるきっかけ
になります。


一方、西武の方は一死二三塁になってから
唯一、好調の鈴木大地を迎え、
慎重になりすぎ、隅を狙いますけど、
今日の野上には高精度のコントロールがないので、
結局、与四球。
慎重になりすぎたのがアダとなりました。


次の井上は1発があるので警戒が必要ですが、
こちらには最初からボール2つ続け
不利なカウントに。
でも今の井上は振れて無く、
そこまで警戒しすぎなくてもと思いますが、
とにかく今日の野上には
低めの制球が甘いことがネックでした。
一応、空振り三振


しかし、ベテラン福浦には
外角の高めを流され、
大きく左中間を抜けて
3点タイムリーを決められます。


次の2回表にも、先頭の田村に
ど真ん中の失投で2塁打を痛打!
荻野には厳しいところを攻めますが、
今日の野上にはゾーンへ決められず与四球。
一応、この回は0点で凌ぎますが、


3回表には先頭打者・鈴木に1発を浴び、
結局、4点差まで広げられます。


1~3回の全てで
先頭打者からやられています。
その後、野上は立ち直りつつあり、
中盤の6回には、
今までの野上の状態に回復しています。
しかし、時は既に遅しでしたね。



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野上以降については、福倉、武隈と続きました。


2番手の福倉2イニングをきっちり抑えました。
2イニング目に鈴木、井上に被安打を浴び、
井上に打たれた球は甘い高めでしたが、
福浦を仕留めて二死一二塁のピンチを凌ぎます。


3番手の武隈
先頭の大嶺翔大に四球を与えて出塁を許します。
とにかく慎重に内角低めを攻めまくりました。
正直、大嶺翔太の打撃力と武隈の球威を考えたら、
あそこまで内角低め攻めにこだわらなくとも
普通に低めに投げていれば抑えることができたはず。
「内の低め」ではなく「ただ低め」だけに
注意していれば十分でしたのに。
慎重になりすぎたのがアダとなりました。


しかし三木に
高めが行ってしまったのは厳しかったです。
ストライクゾーンを外れてましたが、
三木にレフトスタンドへ持って行かれました。
この2ランは大きなだめ押しになりました。


ただし、このホームランについて、
特に抗議等は有りませんでしたが、
懐疑的なホームランでした。


今日、外野席に隣接し、
ホームランゾーンの内野C指定席の
ポールの前で観ておりました。


三木の打球は
目の前でポールを切れて
スタンドに入っており、
ファウルの打球でした。
(証拠写真はありませんが)


我々周辺の観客達も、
「あれ、ファウルだろ!」
「あれ、ホームラン?切れてただろ」
という雰囲気で、
ホームラン判定に
「何だ?何だ?おかしいだろ?」
なっていました。
しかし、試合はそのまま何事も無く
2ランのままでロ6ー3西で進みました。


確かに、三木の2ランが無くとも、
3点しか入れることできなかった、
しかも8回裏という終盤にしか得点できなかった
から負け試合には変わりないのですが。


まず試合の負けを決定づけたのは、
三木の2ランでは無く、
8回裏、メヒアが走塁ミスをしたこと
です。
メヒアは、
せっかく2点タイムリーを打ちましたが、
焦りからか飛び出してしまいましたね。


まあメヒアがアウトにならなければ、
二死一三塁で同点チャンスが残りますが、
次の打席は田代ですからね。
どのみち、
追いつけなかったおそれは濃い
ですけど。


やはり今日の打撃面での大きな問題の一つは
6番田代、7番木村文、8番銀
という打線を組んだこと
です。


まあ銀は5回裏に外角を流して1本ヒット出ますが、
田代は3タコ、木村文は4タコ。


田代については、
2回裏の1打席目、
 高め直球を2つ見逃し、
 最後はそれより高いボール球の直球を
 差し込まれたように
 窮屈にバットを振って空三振。
 この打席は全くボールが見えてません。
4回裏の2打席目、
 初球の外角高めを流します
 ラインを切れてファウルに。
 ここはおしい打球でしたが、
 ここで仕留められなかったのが運の尽き。
 田代には外角高め攻めの傾向がありましたから、
 それを逆手にとって、初めから決め打ちして
 流し打つことは有効な手段になります。
 しかし、相手もこのファウルで
 もう外角高めには投げなくなりました。
 そもそも、そのファウルの打球は、
 外角を流しているものの、
 振り遅れているから切れてしまっています
 すなわち、今の田代に球が見えていない証です。
7回裏の3打席目は、
 もう相手の球が読めていない・見えていないので、
 2球目のフォークから空振り。
 最後はフォークと迷っているので、
 低めストレートに手が出ず見三振。
 まあ最後の球は二木のGood投球であり、
 厳しい球でしたが。。。


木村文については、
昨日の最後の方で、
外角に対しては自然に逆らわず流す
という意識が見えていたので、
何でもかんでも引っ張り一本槍の意識
から少し変わってきた?
と思ってちょっと期待していました。


一応、最終回の最後の打席では右飛でしたが、
ストライクでも、内角高めの厳しい球を見送り、
外角の直球を流し打ちしていました。
しかし、それより前の3打席は
球の内外関係なく、
何でもかんでも引っ張り一本槍
の打ち方でしたね。


2回裏の1打席目、
 初球の外角低めに外れたボール球のカーブを
 強引に手を出し、バットの先で半端に打つ感じで
 中飛の凡フライ。

5回裏の2打席目、
 初球の甘いど真ん中をあっさりと見逃し。
 本人も球を見てなく、振る気全く無し。
 2球目は低めストレートと
 1球目よりは難しく、手が出せない状態。
 あっさり2球で追い込まれカウント不利に。
 4球目は外角をバットの先に乗せて
 思い切り引っ張ってファウルに。
 最後の5球目は投球がやや中に入ったので
 同じ打ち方でフェアゾーンに入るけど、
 当然、強引なので引っかけて遊ゴロ


外角の場合、自分の位置よりやや遠くなります。
このため、バットの先になりがちです。
そんなバットの先に当たった球を
強引に引っ張っていても引っかかるのは当然
です。
 
7回裏の3打席目は
 外角に外れたボール球を強引に引っ張ったので
 タイミングがズレてセンター方向でしたが
 ボールにバットからの力を乗せられず
 飛ばない中飛の凡打に。


確かに、辻監督は
7田代、8秋山、9木村文
という鉄壁な外野陣という布陣

が大好きであるから、
田代、木村文を下に落とさず使い続けています。


しかし、貧弱打線の一因になっている
田代、木村文は一旦2軍に下げ、
もう一度出直しを
させるべき時期
に来ております。
「殿、ご決断を!」


ただし、貧弱打線になっているのは
田代、木村文ばかりによるものでもありません。


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終盤8回裏に
浅村、メヒアに当たりが出て
2点を追加しましたが、
また浅村は今日の2安打で
状態を戻して来ると思いますが、
今日はその終盤になるまでに
昨日と同様の問題を抱えながら
攻撃がチグハグで、打線が線にならず

二木を捉えきれなかったこと

攻撃面での一番の問題でしたね。


その中には
おかわり君も下降線傾向も目立ちました。
 今のおかわり君、打てそうな気がしません。
浅村も前半2打席が
 昨日までの不調さを残していました。
 まあ7回、8回と左右で打てていますから
 今後の状態は問題無さそうですが、
メヒアは
 4回裏に相手も慎重になりすぎて
 カウントを不利にしてしまい、
 最後は甘くなった7球目を中安打。
 でも本来なら1発にしても良い球でしたが。
 その打つ前の4球目を見逃し、
 ストライクの判定に不満そうでした。
 確かに厳しい判定でしたけど、
 以前もストライクに入って見三振になりながらも、
 四球と勘違いして一塁へ行こうとしてました。
 今のメヒアには、外角低めの選球眼が
 少しブレている不安があります。
 また7回裏には本人も悔しがってましたが
 1発向きの甘い真ん中の失投を凡フライ。
 もったいなかったです。
 それでも今日は2安打なので
 今後に問題は無さそうです。
 ただし、今の状態ではなかなか
 持ち前の1発につながっていかなく、
 7回裏の打席を踏まえると
 100号記念はなかなか見えてきません。
 できれば8回裏に
 満塁逆転ホームランで100号記念
 を期待したのですが。。。


源田は、
 最近5試合が23打数10安打と打撃が好調
 しかし、今日はダメでしたね。
秋山も今日は今一つでした。


とにかく今日の打線は線にならず、
前回同様、二木の前に苦しめられました。


二木は7回2/3で105球投げました。
6回までの球数はイニング別で見ると、
16、、16、10、16、9球/回
1イニング当たりの平均が12.1球/回


二木は1回裏の立ち上がりで
秋山、源田の2球目まで
ストライクが入らず苦しんでいましたが、
一旦、コーチがマウンドに行って落ち着かせ、
その後の凡退が二木を助けました。


早打ちの攻撃というのは、
追い込まれる前に攻めていく、
相手投手に最初からプレッシャーをかける
という点で有効な作戦であます。


しかし「球を最初から見極めながら」
が有効な作戦にする必須条件です。
こちらの攻撃が功を奏しなければ、
相手のリズムがキープされ、
球数も節約できるので、
相手投手を助けてしまいます。
早打ち攻撃=闇雲に最初から振り回していく
となれば、
相手投手をいっそう優位にしてしまいます。


橋上コーチら首脳陣は、
早打ち攻撃を好んでいますが、
そういうことを理解されているのか?
疑問が残ります。


まあ基本的には
昨年の最終戦が顕著な象徴となりましたように
選手任せの積極的な好球必打の作戦のみ
なんでしょうが、
選手達が闇雲に振り回してますからね。


好球必打の姿勢は、当たり前のことであり、
作戦でも何でもありません。
打つのは選手らだから
選手自身の判断は大きく響きますが、
選手任せというのも首脳陣の怠慢であり、
好球必打のほかにあと1つ2つ策を
指示させて実行させることが必要
と思います。


今日の攻撃で二木が節約できた2回裏は、
田代、木村文ともボール球に手を出して
やられてます。

球数が少なかった4回裏
浅村は楽では無い外角低めの
初球に手を出しています。
もっと楽な球に手を出せばいいのに
ということです。


ただ、おかわり君は、
それほを難しくない外角高めの2球目を
強引に引っ張ってやられていますけど。
また6回裏ではもっと厳しい外角低めの初球
強引に引っ張ってやられていますけど。

でも4回裏にメヒアは
二木がカウント不利になって
甘くなったところをヒットにしていますが。


野球というのは基本的に
投手の方が打者より主導権を握れるので有利です。
投手が厳しい球をガンガンに投げてきたら
打者はそれを打つのは難しいです。
それ故、
投手が不利になるようにどれだけ策を講じれるか?
投手の甘い球を誘うためにどれだけ策を講じれるか?
が重要です。


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いずれにしても、相手から見れば、
今の西武打線は
「当たらなければ
 どうということはない!」
という感じ

料理しやすいカモになっています。


現在、ロッテにおける西武打線の天敵は、
石川がいますけど、今のところ石川が不振ですが、
新たな天敵として二木も加わりそうです。
またロッテには
ドラ1で入った佐々木も
シンカー使いで

西武の苦手そうなタイプです。


二木に苦しめられた前回や今回の戦いは
今後、ロッテ戦において、
石川、二木、佐々木と並べられたら
黒い三連星となる懸念
を生む課題を残しました。


正直、二木の場合、
フォークが武器になっていますが、
石川のような沈むシンカー等ほどではなく、
二段モーションのような投球フォームで
タイミングを狂わされている面があります。
ダメ元でも良いから、最初の段階で
わざと「ボークでは?」という抗議
を入れると、相手も投げにくくなり有効です。
そんな抗議は当然、聞き入れてもらえませんが
相手が投げにくくなることは確かです。
これが相手の伊東監督なら
間違いなくそういう心理的な攻撃
をしてきます。戦いは非情さ。



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さて明日はウルフvs唐川の先発予定


前回、唐川は自滅していき打ち崩しましたが、
その後の唐川は、2軍落ちのかかる瀬戸際で
好投して1勝目を挙げました
舐めたらやられる可能性は否めません。


またロッテ打線は、今日の試合で
息を吹き返す可能性も否めません。
当然、ウルフ攻略方法も策を
講じようとしてくるでしょう。


投打ともにそれらに対応できるか?


週6戦の週になって
●●●△●●は厳しすぎます。
絶対に回避しなければなりません。
今週、借金5と借金3ではわずか2差ですが、
ダメージも含めて今後への影響は大きいです。