5/23:日ハム９回戦（in前橋・上毛新聞敷島球場）群馬の雄・光成＆ペヤング大好き・坂田はいないけど、残塁＆三凡祭りの歯がゆい展開の中、攻守の両面で１点の重みを思い知らされながら、辻野球らしく制した群馬決戦！

2017/05/24 00:24

交流戦直前週の初日の今日は、
群馬の前橋・上毛新聞敷島球場で日ハムと対峙！

本来なら群馬の雄・光成が主役でしたが、
残念ながら、今年は出番無し。
しかし、光成は、一応、群馬に顔を出した？
地元・群馬で今後の巻き返しを誓ったようです。
光成よ、交流戦で大暴れしてくれ！
（ただし球は暴れなくていいからね、、、）

西武・高橋光成　地元・群馬で巻き返し誓う
東スポWeb 5/23(火) 18:34配信

「まだ勝ちの方が少ないんで、これからできるだけ貯金をつくってチームに貢献したい。まだ若いですし、荒々しいピッチングを見せられたらいい。今年は結果を出さなきゃいけない年だと思っている」
　今カードで登板予定がないことから、１７日のロッテ戦後に登録を抹消されており、６連戦に戻る３０日からの広島戦（メットライフ＝交流戦）から再登録される予定だ。
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ライオンズの前橋成績は、
１９８７年以降で４勝５敗１分

さて、今日は野上ｖｓ加藤の先発でした。

結論から述べれば、
お互いにチャンスはありながらも
なかなかモノにできず、得点入らずの
双方で歯がゆい展開。
応援席からはチャンテが流れ続けるも、
なかなか、万歳コールができない展開。

その中で、ライオンズが
秋山の貴重な先頭打者ソロ１発と、
木村の神風ポテンヒット＆銀のスクイズで
もぎ取った唯一の追加点の
合計わずか虎の子２点を
野上、牧田、シュリちゃん、増田の
継投リレーで死守した勝利
でしたね。

西武の攻撃は、
初回に秋山が今季３つ目の先頭HR！
　相手から見れば神風の奇襲を受けた印象。
　でも、今季の秋山の先頭弾は
　すべて日本ハムから。。。
２回はメヒア、栗山の連打で
　無死二三塁のチャンスも、
　下位の外崎、木村、銀の三タコで無得点。
３回は源田が一死で内野安打出塁も、
　中軸の浅村、おかわり君が続かず無得点。
４回は三者凡退
５回は木村四球、銀バントで一死二塁も、
　上位の秋山、源田が続かず無得点。
６回はクリーンアップで三タコ。
　おかわり君、メヒアは連続三振。
そして、牧田がサクサク相手を処理して
相手への流れを断ち切った７回表の直後、
ようやくラッキー７で、
　栗山が右安打、外崎バントで一死二塁。
　次の木村文は追い込まれながらも、
　内角直球をセンター前にポテン安打。
　監督曰く「神風が吹いた！」
　神風ポテンヒットで一死一三塁に！
　おまけに木村文が盗塁を決め二三塁に！
　そこへ、想定されていたが、
　きっちりきれいに決めた
　銀のスクイズ劇で
　追加点をもぎ取ります。
　これで２点リード。
８回は源田が四球で出塁するが
　クリーンアップ３タコで無失点。

一方、日ハムの攻撃は
１回は先頭西川が右二塁打で
　最後は三塁まで進むが
　２番以降が３タコで無失点。
２回は一死二三塁になるが、
　あとの下位が続かず無失点。
　ただし最後の清水の打球を
　木村文がジャンピングキャッチの好守で
　失点を防ぎましたね。Good Job!
　もし抜けていたら２失点でした。
　この木村文の好プレーは
　日ハムへ流れを引き渡しませんでしたね。
３回は上位で三者凡退。
４回は先頭の中田が出るが、
　あとが３タコで無失点。
５回は先頭が出てバントで送るが、
　あとが続かず無失点。
６回はヒットが２本も
　結局、残塁で無失点。
７回は牧田にサクサクやられ
　日ハムは流れを全く掴めなくなります。
８回は連打で無死一二塁も、
　中田の捕邪飛、レアードの併殺で無失点。
９回は時すでに遅しの二死で出塁も、
　代打の駒が無く、そのまま空三振で終了。

結局、
チャンスをなかなかモノにできなかった日ハム、
チャンスをなかなかモノにできなかったが、
神がかった形で得点を得てそれを死守した西武。
その差が西２ー０日という結果、
西武の群馬決戦制覇になった
といえるでしょう。

もちろん、
双方の投手陣（特に先発の野上、加藤）が
塁を許しても、点を許さず
要所で踏ん張った投手戦と言え、
双方で死力を尽くす力投を魅せてくれました。

そして、試合の流れが
いつでもどちらに転がってもおかしくない中、
西武が虎の子の先制点を死守しながら、
相手に流れを引き渡さず踏ん張ったという
守りの野球で接戦を制した！と
攻守の面で１点の重みを
思い知らされながらの
辻野球らしい勝利
だったと思います。

ただし、
相手の加藤が踏ん張ったとはいえ、
序盤からのチャンスをなかなか
モノにできなかったライオンズ打線は
課題を残します。

その中でも、
２回の無死二三塁→下位が三タコで無得点。
３回の一死一塁→中軸が続かず無得点
５回の一死二塁→上位が続かず無得点。
６回のクリーンアップで三タコ。
は痛い結末であり、
中軸が打線を止めてしまったことがネックであり、
特におかわり君の
２三振含む４タコは痛かったです。

とにかく、最近のおかわり君は
４月に活躍していた姿が無く、
下降傾向にあることを否めません。
その原因が疲れなのか、衰えなのか、
気分が乗らないのか、わかりません。

元々、疲れは懸念される存在なだけに、
疲れの蓄積という面では、
守備につかせるより、指名打者の方がベターです。
ただ、おかわり君（栗山も）自身が
ベンチに残る指名打者よりも
気分の切り替えがきくサードの方が打ちやすい
というのが、もの凄く厄介です。
プレーの中で気持ちの勢いは極めて重要ですから。

まあポジション（DHorサード？）は
状態を見て判断すればどちらでもいいです。

ただし、
チーム内の雰囲気に激震が走るかもしれませんが、
少なくとも、
状態が下降線になっている今は
勇気を持って４番から外す（下位へ下げる）べきです。

確かに清原のときも、森監督は清原が不振でも
４番から外すことはなかなかしませんでした。
しかし、本来は、
おかわり君と清原でタイプが異なります。
おかわり君は相手の失投を見逃さないタイプで、
チャンス時に二線級相手なら仕留めるけど、
一線級相手では今一つの面が多々あります。

野球では、打者が打つときというのは、
相手投手が甘いところを投げたりしており、
やはり相手投手が高レベルになると、
厳しいところを投げてくると、
打者はなかなか打てないのが普通です。

そういう点でおかわり君の
相手の失投を見逃さないというのは
ものすごく優れた能力です。

一方、清原の場合は、
お祭り男という性格から、
大舞台・重要な舞台になるほど強く、
相手が一線級になると燃えるタイプでした。
（巨人に行って衰えてからは知りません）
それ故、４番に固定したままでも、
いざというときに気持ちで打ち勝つ、
気持ちで不振から脱することができる
という期待を持つことができる選手でした。
（負けん気が強いというか、
　勢いに乗りやすい・乗せられやすい）

おかわり君の場合、
清原のような「気持ちで勝つ」というより、
「気持ちで負ける」タイプなので、
不調になればなるほど、
また相手が強くなるほど、それが響いてきます。
この結果が、
一線級相手ではチャンス時に今一つ
というところになるのでしょう。

このため、おかわり君が回復するときには、
気持ちで回復するというよりも、
体調で回復するタイプですので、
体調が上向きになるのを待つしか有りません。

それ故、状態が上向きになるまで
４番で打線を途切れさせるよりも、
４番から外して下位へ回す方がベターです。
できれば、
メヒアの方を４番に回す方がベターと思えます。

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とはいえ、
もう一人の４番候補となる
メヒアについては、
２回の１打席目で左安打しますが、
６回の３打席目で三球三振
　（しかも全てストライクゾーンで落ちぬ球）
８回の４打席目で
左打者ボックスに入るほど
大きく外れた外角の初球に
手を出しての凡フライ
が大いに気になるところです。