下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

交流戦:今週からは所沢で6連戦。残るは12試合

神宮では3連勝ムード
大量リードから
まさかまさかの同点追いつかれ
手痛い負けに等しい引き分け
に終え、
3連勝することができませんでした。


しかも3連勝濃厚の流れを
ミスミスと逃したのですから、
ダメージは大きいです。


日曜日に打てないと
火曜日まで引きずるという
真面目な秋山なんかは、
悶々と考え込んじゃうでしょうね。


金子もイップス傾向がありますから、
考え込んじゃうでしょうね。


源田も初めての試練で
悶々としちゃうでしょうね。


とにかく気負ってはダメですけどね。
負のスパイラルに入り込みますから。
如何に、切り替えることができるか?
でしょうね。


まあ、唯一、幸いだったのは
この日はパ球団でオリックスのみ勝利で
上位の楽天、ソフバンが負けたことであり、
こちらは引き分けだからまだ良かったか、、、


ところが、
こちらは追いかける立場であり、
差を少しでも詰め寄ることが必須
詰め寄ることができるときは、
確実に勝って差を詰めることが必須です。


それ故、上位と比べ
同じ状態ならいつまでたっても追いつけず
酷い状態ならさらに差がついて離される
のは自明の理なのですから、
とにかく、
上位より勝ち星を稼ぐことが必須です。
だから、
上位が負けているときはこっちが勝つ
上位が勝っているときはこっちが勝つ
というのが交流戦の理想的な結果です。


とはいえ、現実的には、
交流戦が終わっているときに、
◇上チームより勝ち星を
 上回っていること
◇上位チームとの差は
 後半届く射程内にとどめておくこと

でしょう。


現在のパ球団の交流戦成績は
オリックス・・・・・ 6勝0敗
ソフバン、楽天・・・ 4勝2敗
西武・・・・・・・・ 3勝2敗1分
日ハム・・・・・・・ 3勝3敗
ロッテ・・・・・・・ 2勝4敗
パ22勝-13勝セ


結局、追いかける対象(楽・ソ)、
追いかけてくる対象(オ)よりも
下にいるということは、
上位との差が開き、すぐ下との差が縮み
ということで、
交流戦前より酷くなっている
という結果になっています。


とにかく、パリーグにいる以上
交流戦は、
カードを勝ち越ししても
上位には差をつけられる
という感じで
「勝って当たり前」の状況なので
厳しい戦い、茨の道が続きます。


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さて、気を取り直して
今週の所沢ホームでの6戦を
きっちり勝っていきましょう。


まずは今週前半の巨人戦ですね。


ところで巨人が大変なことになっています。

11年振りの10連敗中であり、
もし火曜日も負けたら、
1975年の球団ワーストに並ぶ11連敗
となるらしいです。


伝統のある黒い球団
そんな恥事を許す
はずがありません。

それ故、
当然、巨人は死に物狂いになって
西武へ戦いを挑んできます。


そして厄介なことは、
火曜日の先発予定である
エース菅野先週・楽天に
フルボッコとなりました。


巨人は、
交流戦緒戦だったということもあり、
楽天打線の凄さを見誤っていた、
少し楽天を舐めていた
という可能性はあるかもしれません。


しかし、そのフルボッコの経験から、
菅野自身
気を引き締めて集中しながら
次の西武戦ではリベンジを果たすべく

持ち前の力を120%以上発揮して
西武打線に立ち向かってくるでしょう。

下手をしたら、
昨年の最終戦で大谷に食らったように
手も足も出ない、ぐうの音も出ない
完封劇を見せつけられてもおかしくありません。


楽天も、オリックスも本当に
余計なことをしてくれたという印象
です。



ただし、負けが続いている相手と戦う場合、
とにかく先手必勝が一番有効です。
こちらがリードを序盤からして
相手に「やっぱ今日もダメか」
と思わせることが肝要です。


しかし、日曜日のヤクルト戦のように
追撃を途中で許してはダメです。
少なくとも、
追撃されてもまた突き放すが必須です。
まあ日曜日は6回まで
その理想的な展開でしたが、、、


まあ要因は最後のミス連発ですからね。
9回裏の連携ミス、打球処理ミス、
送球ミス・采配ミス、、、、
そんなのは論外であり、
それで勝てるほど甘くは無いですからね。


とにかく、
負け続けている巨人に優位に戦うには
日曜日の6回までの展開をきっちりして
相手に「やっぱ今日もダメか」
と思わせること
です。
決して「行けるかも」と
思わせるのは御法度です。
普段、戦っていない相手だから
そう思われたら優位性を失います。

ヤクルトには「行けるかも」
という雰囲気を与えたことは
アウトでしたね。
ホームでしたし。
土曜日のように希望感を撃破するくらい
隙を与えないようすべきでした。


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さて、巨人との三連戦で、
双方の先発は、水曜日が読めませんが、


巨人の方は先週の楽天戦通りなら、
菅野、吉川光、池田
となります。


菅野は確定しているでしょうし、
池田も試合には負けたとは言え、
楽天相手に5回無失点ですから、
そのまま木曜日にもう一度使うでしょう。


問題は水曜日の吉川光です。
吉川光も前回の楽天戦も5回持たず、
今年は4戦で先発しても未勝利であり、
ここ3戦は1回1/3、4回1/3、4回2/3
先発としての役目を果たしていません。
また、日ハム時代に西武を得意にしていたか?
というと、微妙なところです。
昨年は西武に対し、5試合投げて
防御率4.053勝2敗ですから。
それでも、パ球団の経験を見据え、
そのまま水曜日は吉川光で来る
可能性は高い気がします。


でも、西武にとっては、
苦手にしているわけでもないから、
出てきてくれた方がベターかもしれません。


まあ巨人の先発は、楽天戦と同様の
菅野、吉川光、池田
で想定しましょう。


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一方、西武の方の先発は、
先週のローテなら、
野上、ガルちゃん、十亀
であり、今週の先発で、
野上、十亀は確定でしょう。


問題は水曜日ですね。
ガルちゃんは現時点で1軍に残っており
先週の先発以降、使われておりません。
小石は下へ落とされてますので不在です。
あとは2軍から誰か上げてくるのか?
岡本洋あたりが出てくるのでしょうか?


いずれにしても「いないんだもん」状態であり、
ローテの谷間というよりは、
ローテの穴になっている日です。


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それでは、先発をどう布陣していくのか?


①ローテの順番を先週通りにするなら、
(今のベンチの采配はこっちの方が濃厚?)
◇火曜日
 菅野vs野上
◇水曜日
  吉川光vsガルちゃん(仮)
      又は下から誰か

◇木曜日
  池田vs十亀

でしょう。


今の戦力で、もし三連勝を狙うなら、
緒戦を落とせないから、
こちらもベストを尽くし
野上を緒戦の菅野戦にぶつける
ことはやむを得ない
でしょう。


しかし、このローテの場合、
火曜日は、野上を投じても
菅野の意気込みによって緒戦を負け、
水曜日は、
ガルちゃん(仮)らが投壊して負け、
木曜日は、
巨人が連勝で勢いに乗られて負けと、
気づいたときに
巨人へ三連敗
という悲惨なリスク
が想定されます。

②相手の先発陣を考慮し
 2勝1敗狙いにするなら、
◇火曜日
 菅野vsガルちゃん(仮)ほか
◇水曜日
 吉川光vs野上
◇木曜日
 池田vs十亀

と、
火曜日を捨てて、
水曜日、木曜日を

確実に獲りに行く布陣
でしょう。


ただし、この場合、何が何でも、
野上、十亀で絶対必勝の意気込み

が必要であり、
日曜日のヤクルト戦のように
勝てる試合を落とす
ということは御法度
です。


おろらく、
ベンチは普通に①で行くでしょうが、
上位チームであれば、
②で行く方が確実に賢明です。


楽天が雄星の時を捨てて
その後、美馬と岸で獲る
という戦略です。


ただし、今の西武は、前述の通り
追いかける立場であり、
現時点で既に上位より勝ち星が少ない状況
です。
それ故、緒戦も勝って
巨人戦のカードを3連勝

したいのがやまやまです。
そうなれば、
緒戦から全力で行き、
野上投入もやむを得なく、
上記①のローテとならざるを得ないでしょう。


しかし、今の西武の状況では、
日曜日に勝てる試合を逃しているように、
ヤクルトを相手に3連勝できないのに、
こちらの先発陣が貧弱になった週の前半
気合い二十分の菅野の緒戦を含めて
巨人に3連勝できる
という可能性は低い

と見るのが順当です。


それだけの実力は
現時点で伴っていません。


むしろ、前述した
巨人に3連敗のリスク
の実現の方が懸念されます。


それなら、
上記②のローテにして
巨人戦では2勝1敗を狙い、
続くDeNA戦で3連勝を見据える

方がベターでしょう。


まあそれでも
巨人に勝ち越せるかどうか?
DeNAに3連勝できるのか?
厳しい状況ですけど。


とにかく、
勝つことが求められる交流戦ですから、
勝ち星を1つでも
多く稼ぐ対策を講じること
が肝要です。


今週は5勝1敗で乗り切ることを
見据えて布陣してもらいたいです。


ここからは捕らぬ狸の皮算用ですが、
もし今週を5勝1敗で乗り切れば
西武の交流戦成績は8勝3敗1分。


そして、次週が
甲子園で阪神、ナゴヤで中日と戦います。


中日については、
楽天が負け越しましたが、
辻監督が全てを知っており、
中日自身も強いわけ出ないので
3連勝必須。


阪神については、
球場の阪神一色ムードとなる甲子園
というのが厄介であり、
甲子園の時の阪神は強いですが、
どのみち2勝1敗は最低必須です。


そうすると、
次週も5勝1敗が必須となります。
そのとおりになれば、
西武の交流戦成績は13勝4敗1分。



一方、今週の上位の楽天、ソフバンは
まず楽天
今週にホームでDeNA、広島と
次週が敵地でヤクルト、阪神と

対戦します。


甲子園で阪神というのは助かります。
ただし広島とはホームであり、
ホームの楽天は強いです。
広島ファンがたくさん
東北に行ってくれれば、、、
土日ですから、それも見込めます。


そして美馬、岸が広島、阪神と対峙する
ということも助かります。
野村も帰ってきて土曜日登板ですし。
勝ちを確実に得るわけでないので。


とりあえず、楽観的に考えて、
DeNAに2勝1敗、広島に1勝2敗、
ヤクルトに3勝0敗、阪神に1勝2敗なら
楽天の交流戦は11勝7敗
これなら
西武が交流戦で2.5差縮まります

次にソフバンは
ソフバンがヤクルト、阪神
今週にホームでヤクルト、阪神と
次週が敵地で巨人、広島と


対戦します。


ソフバンにとって
阪神が福岡開催というのが助かっており
広島が広島開催というのが面倒でしょう。
また福岡でヤクルト戦というのは
3連勝濃厚という感じですが。
まあ中田のところをどうするか?
はありますが。


とりあえず、楽観的に考えて、
ヤクルトに3勝0敗、阪神に2勝1敗
巨人に2勝1敗、広島に1勝2敗なら
ソフバン交流戦は12勝7敗
これなら
西武との交流戦の差は2.0差縮まります


まあ楽観的な捕らぬ狸の皮算用ですが、、、
それでも楽天は遠いですが、
ソフバンには近づきます。


楽天は夏季に疲れが出てきて
落ちてくることを祈りますが、
こちらも一緒に疲れて下降したら
差は縮まりません。

もし楽天、ソフバンがもっと勝ったら
さらに厳しい状況になります。



とにかく、
西武は今週、来週に
10勝2敗ペース
でいかないと厳しい

ということです。


ということは、
野上、十亀、雄星、
泰雄、ウルフに
絶対必勝命令が下される

ということですが。


厳しいな。。。。世の中そんなに甘くないからね。