下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主にに書いています。

6/15阪神最終戦(in甲子園)十亀で奇跡的に2失点で済み、最後は双方自慢の鉄壁リリーフ陣同士対決の展開。でもその駒数の差で競り負け、この牧田ら消耗が明日に響きそうな手痛い敗戦。不調メッセを打ち崩せなかったことが悔やまれる。

昨日、西武は交流戦成績が単独2位
パ球団の中でトップに躍り出ました。


今日、勝って甲子園遠征の勝ち越しを決め
ナゴヤで3タテをして
勢いに乗ってリーグ戦に戻りたい!
という理想的な展開
を祈っているところです。


今日の先発は
投げてみないと
わからない暴れん坊十亀
vs苦手なメッセンジャー
でした。


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さて、まず十亀については、
最後は武隈の力を借りてですが、
5回1/3を投げて2失点で済みました。
結局、西武は6回までの失点が2点のみ


今日の十亀のデキで
2点しか奪われなかったのは
正直、
奇跡です。
ミラクル元年、奇跡を呼んで♪
です。


今日の十亀は、5回1/3で
被安打8、与四球2、失策1と
毎回、出塁されて
11人の出塁を許し、
球数も102球と
1イニング平均20球以上。


投球内容も、
ストライクに入るときには、
真ん中やその周辺に
球が集まりやすく、

打者にとって

打ちやすい甘めの球が
目立ちました。


しかも、5回裏には、
前回の巨人戦と同様に
一塁への大暴投悪送球!
2試合連続で魅せた悪送球、
どんだけノーコン
暴れん坊将軍なんだ?
でも、一死二塁になって
高山を迎え、次は福留なんですが、
彼らを抑えて
無失点!という奇跡でした。


ただ、さすがに
6回裏には捕まりましたね。
このイニングの十亀は、
四隅の低めを突いているのですが、
中谷、原口、伊藤隼人に
自信を持って打ち込まれ
同点に追いつかれます。
4回裏から怪しかったですが、
球数が増えてきて、
球威やシュート等のキレが
鈍くなっていたから
相手も打ち崩しやすかった
のでしょう。


正直、今日のデキなら、
5回表で先頭の十亀の打席で、
代打を出しても良かった、と思いました。
ただ、そうすると、
先発を降ろしてから武隈、牧田までの間で
安心して任すことができる
手頃な中継ぎが居ない
んですよね。


でも6回裏、金子のエラーもあって
ピンチが一死一三塁に広がって
苦しい瀬戸際の場面
で、
武隈が新井、糸原と良く抑えて、
最小失点で凌いでくれました。

新井、糸原双方の打球が
ライト金子に飛んでくるのは笑いましたが、
新井の打球は浅くて助かったです。


もちろん、
ここで僅か8球で終えた武隈を
次の7回裏も回跨ぎで続投させる

という考え方もありますが、
武隈の場合、
6回裏の重圧のかかる勝負を凌ぎ、
もの凄い緊迫感から解放され
「ホッ」としているところに
次も引っ張って投げさせるというのは

脱力しつくすので厳しく、
実際にそのパターンで何度もやられてます。
しかも、今の武隈は
心に余裕が無い状況ですので
引っ張るのは危険です。


それ故、武隈には、
6回裏を凌いだだけでも十分であり、
7回裏まで引っ張らない采配は正しい判断です。


結局、6回を終えて
西2-2神と振り出しに戻り、
双方の先発陣はもう降りてます。
このため、試合の方は、
双方自慢の
鉄壁リリーフ陣同士対決
という展開になりました。
ゲームとしては、
互いに譲らず緊迫感のある戦い
となり、見応えはありました。


ただし、9回まではいいですが、
西武にとっては、
延長戦となって長くなればなるほど
分が悪くなる展開でした。
というのも、西武にとっては、
リリーフ陣の駒数の違い
が大きな問題でした。


こちらの計算できるリリーフ陣は、
気落ち中の武隈は跨げないので
牧田、シュリちゃん、増田と、
3人のみです。


これに対し、阪神の方は、
桑原、マテオ、ドリス、
高橋、藤川、岩崎と
こちらの倍の6人も居て
成績今一つとはいえ、
昨日は打てなかった
松田もいますからね。


早い話、阪神リリーフ陣は、
西武を例えにすれば、
牧田クラスまではいませんが、
シュリちゃんが2人、増田が1人、
武隈・大石クラスが3人
という感じです。


しかも、
一昨日、昨日の西武打線は
阪神自慢のリリーフ陣を
打ち込めてません。


結局、阪神の方は
桑原→マテオ→ドリス→高橋
1イニングずつつ
全力でつなぐ形に。


こちらは、
牧田を2イニング、
シュリちゃんを2イニング
強引に回跨ぎの自転車操業。
明日へ響く消耗活用
となりました。


結局、シュリちゃんが
10回裏に一死満塁から
原口にサヨナラ打を浴び、
リリーフ陣の駒数の差
競り負けた形で終演
しました。


正直、最後に打たれたシュリちゃんを
責めることはできません。


ただし、悔やまれる点が2つほど。
まず先頭の高山を与四球で出塁させ、
福留が意外も意外の
セーフティバントの奇襲を仕掛けて
甲子園を盛り上げます。
福留を間一髪で一塁刺すも、
高山が二塁へ進み、
一死二塁のサヨナラチャンスで
今日4打席4打数の中谷を迎えました。

問題は、ここで
何故、敬遠して
一塁を埋めなかったのか?

です。


どのみち、争うのは1点の攻防であり、
二塁走者の高山が還るか否かです。
タイムリーが出れば、
どのみち終了です。

ただし、
先頭の走者が二塁のままなら
被安打で無い限り点は入りません。
しかし、一死の場面ですから
走者が三塁に居れば、
タイムリーのみならず
犠飛やスクイズと、
得点できる選択肢は増します。


すなわち、二死の状態でない中の
サヨナラのピンチでは、先頭走者が
二塁に居るのと、三塁に居るのでは

ピンチの状況が大きく違い、
三塁に居る方が遙かに危険です。


また、今日、絶好調の中谷と勝負する
ということはタイムリーのリスクも大です。

ここで中谷を敬遠すれば、
一死一二塁で好調の鳥谷を迎えますが、
中谷よりはマシであるとともに、
タイムリーで無ければ点が入らず、
被安打だけ注意して
併殺打を狙える状態
ちょっとだけ有利に勝負が
できることになります。


もし外野フライでも、併殺崩れでも
点は入らず
二死にすることができ、
二死にすれば、打者集中で勝負できます。


しかし、中谷には
タイムリーを浴びなかったけど、
右安打を打ち込まれ、
一死一三塁の絶命状態のピンチに。
そこで、西武陣営は、
鳥谷を敬遠して満塁策に出て、
併殺を狙いに行きます。
しかし、こうなってしまうと、
タイムリーを打たれなければいい
とはいかず、
併殺崩れも、犠飛も、
スクイズも許されず、

もう併殺か、内野フライか、奪三振か
しか生き残る道がなくなりました。


併殺狙いの策を講じる
タイミングが遅く、

自ら首を絞める流れで
勝負せざるを得ない状況

にしてしまいました。


もう一つは、
プロ野球ニュースでも
指摘されていたとおり、
原口への3球連続の内角攻め
ですかね。


でも、打たれた球は
やや高めと甘かったですが、
一死の状態で三塁へ走者を置き、
甲子園の虎一色ムード
ですから、
流れも考えれば、
どのみち、サヨナラ打を
浴びた可能性は高かったでしょう。


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まあ、今日の敗戦については、
西武の投手陣は
十亀も含めて
責められないでしょう。


十亀は内容が悪く、
結果論の話になりますが、
武隈と合わせて6回2失点でしたからね。


ただし、今日の試合については、
西武打線が、
調子悪いメッセンジャーを
打ち崩せなかったこと
大きく悔やまれました。


西武と似たような
強靱のリリーフ陣を有するという阪神から
しかも、その層が西武より厚い阪神から
勝ち星を得るには、昨日のように
リリーフ陣が出てくる前に
1点でもいいからリードしていることが必須。

それができなければ、
当然、分が悪い展開は避けられません。


今日のメッセンジャーは
6回を投げて被安打5、与四球5
球数も121球を費やしました。
しかも、球数のペースは
5回までで十亀と比較すると、
4回終了時には
十亀より球数が増えている状態に。
※十 亀:28→43→64→83→95球
※メッセ:15→43→59→87→110球
その球数が嵩んだのは、
西武の打者が粘ったことも
大きく響きました。


またメッセの投球は、
制球がばらつき傾向、高めも甘めもある傾向
であり、6回まで毎回出塁し、
そのうち4回は先頭打者の出塁で
打ち崩すチャンスは多々ありました。


メヒアが2ラン弾を打った打席も
初球に甘いど真ん中カーブの
絶好のホームランボールを見逃しながらも、
高めに入る甘い球が再び到来し、
それをモノにしました
普通なら1打席に2度もチャンスは訪れません。


しかし、西武陣営の中で
メッセンジャーへの苦手意識が強すぎ
チャンスで気負ってしまっていたんでしょうね。


このような天敵問題
同じ投手にいつもやられる問題
今日に始まったことではなく、
西武にとって深刻な課題です。


リーグ戦に戻れば、
まだ武田などは休養中ですが、
石川も回復してきてますから、
今後の戦いにおいても、
このような天敵問題は
当然ながらネックになります。


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さて、今日のパ球団については、
楽天が則本を立てて
ヤクルトさんに負けたのは意外であり、
つば九郎、勝ち越してありがとう!
というところです。


一方、ソフバンの方は、
巨人相手で3連敗はさすがにあり得なく
今日はソフバンが完勝しました。


正直、楽天、ソフバンは
不調のヤクルト、巨人を相手に3連勝
と想定していたのに、
双方とも1勝2敗と負け越す!
という意外な結果になりました。


それなのに
ビハインドの位置にいる西武も
一緒になって1勝2敗と負け越し、
差を1歩も縮めることが
できませんでした。


しかも、
今日は牧田、シュリちゃんが
回跨ぎで消費しましたから、
彼らの明日の登板は厳しく、
明日は雄星が長く投げざるを得ない
厳しい展開になりそう
です。


とにかく、
今居る立ち位置を僅かでも悪くしないよう
明日からの中日戦は3連勝したいです。
とはいえ、
3連勝はそう簡単ではないですが。