下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/2オリックス11回戦(inMLD)嗚呼、やっちまった2度目のオリカード三連敗!ミスは怖いことを思い知らされる試合。でも「あと1本が」も大痛手に。辻さん「指示」は的確にね。これで足元(3位争い)が炎上することに。その火消しのために来週前半は連勝して勢いに乗らないと。

4連敗中のライオンズ。
オリックスには4.5ゲーム差となり、
直接対決も3勝7敗と大きく負け越しています。


そして今日も敗れてしまい、
2度目のカード3連敗を喫し、
差が6.5ゲーム差から3.5ゲーム差に縮み、
今いる3位の座も危うくなりました。

上位の楽天、ソフバンを見る余裕など全くなく、
足元の火事場を何とか消化しないと
いけない万年Bクラスの危機に

陥っています。

しかも、今日先発した
天敵・ディクソンの西武戦成績は、
2016年以降9度の先発となり、
目下、無傷の7連勝となりました。


さて、今日の試合を振り返ります。


【1回表】
◇小島  外角低めカーブ見逃し
 初球、 内角深い右飛
◇駿太
 初球、 外角高めに2シーム外す
  2球目、中の高め2シームを中飛
◇小谷野
 初球、 真ん中2シーム見逃し
  2球目、外角低めに2シーム外す
  3球目、外角2シームを一ゴロ
◇ウルフ わずか7球で立ち上がり処理。
 小谷野にはゴロアウトも、
 小島、駿太には甘く入りフライアウトに。
 
高め傾向も見られているのが気がかり。


【1回裏】
◇秋山
 初球、 外角Nカーブ見逃す
  2球目、外角高めにチェンジアップ外す
  3球目、中の低めNカーブをファウル
  4球目、外角低めにチェンジアップ外す
  5球目、中の低めストレートをファウル
  6球目、内角低めストレートをファウル
  7球目、外角低めにチェンジアップ外す
  8球目、中の高めNカーブをファウル
 9球目、内角チェンジアップをファウル
 10球目、外角高めにストレートを外し与四球
  10球を粘っての与四球による先頭出塁!!
◇源田
 牽制入れる
 初球、 バントの構えも外角高めにストレート外す
 秋山が牽制アウト
  2球目、内角低めにストレート外す
  3球目、セーフティの構えも外角に外す
  4球目、内角低めストレート見逃す
  5球目、内角低めにチェンジアップ外し
   再び与四球
◇浅村 一死一塁
 初球、高めNカーブを三ゴロも小谷野がポロリ
   併殺になりそうな打球コースも助かりました。
◇おかわり君
 初球、 中の低めカーブをタイムリー左安打
   カーブを狙い打ちましたね。
   上手く巧みに打ちました。
   レフトが打球処理に手間取る中、
   浅村が三塁まで走るがアウトになるが、
   おかわり君は二塁へ。
◇栗山
 初球、 外角スライダーをファウル
  2球目、内角低めにストレート外す
  3球目、外角低めストレートを
    逆らわず流してタイムリー左二塁打
    追加点を奪取。おかわり君も走りました。
    祝、栗山300二塁打達成!
◇メヒア 二死二塁
 初球、中の低めNカーブをファウル
  2球目、内角高めNカーブをファウル
  3球目、中の高めストレートをファウル
  4球目、外角低めにチェンジアップ外す
  5球目、外角低めNカーブで空三振
◇ディクソン 立ち上がり25球
 秋山の帰塁死により嫌な雰囲気になるが、
 小谷野の失策が大きく、
 おかわり、栗山のベテランが
 その隙をきっちり突きました。
 秋山の先頭で10球粘ったのも
 ディクソンのスタミナを削ぐのに大きかったです。
 でも、相手チームの話とはいえ、
 1つのミスが火傷することを
 教示するイニングになりました。

 こういう相手の姿を反面教師とし
 兜の緒を締めないとですね。
◇ただ、金曜日に金子が、土曜日に外崎が、
 今日の日曜日に秋山が、と
 このカード3戦連続で牽制死。
 どれも逆を突いたりとか、
 オリ投手陣が上手い牽制をしており、
 オリックスは何かコツを掴み、
 こちらの機動力に対する策
 考えているのでしょうかね。
 ここはそれを反省・分析して、
 逆に策を講じていくことが必要です。
 まあ、こちらの集中力不足でもありますけどね。


【2回表】
◇ロメロ
  初球、 内角に2シーム外す
  2球目、ど真ん中に甘く入ったカーブを
  バックスクリーンにソロ被弾。

◇T岡田
 初球、 内角低めカーブを空振り
  2球目、中の低めカーブを空振り
  3球目、外角高めに2シーム外す
  4球目、中の低めに外すカーブを左飛
◇中島
 初球、 内角2シームをファウル
  2球目、内角2シームをファウル
  3球目、高めに2シーム外す
  4球目、外角低めに外すカーブで空三振
◇マレーロ
 初球、 外角2シームをファウル
  2球目、内角高めにカーブ外す
  3球目、真ん中カーブを左安打
◇大城
 初球、 真ん中2シームを中飛
◇ウルフ ここまで21球
 やはり球が低めに集まらないので
 ウルフ好調のバロメータとなるゴロアウトは無く
 フライアウトが中心に。
ソロ弾もその延長。
 マレーロにも甘く入ったので、
 正直、単打で良かったという印象。
 今日はカーブを多く駆使しながら何とか凌ぐ
 という苦しい展開が続きます。
 ただし、打たれたのはソロなのでまだ大丈夫。


【2回裏】
◇外崎
 初球、 外角低めにNカーブを外す
  2球目、外角低めNカーブをファウル
  3球目、真ん中ストレートを振り抜くが遊直。
    当たりはヒット性も、運が無かった。
◇銀
 初球、 外角低めにNカーブ外す
  2球目、内角ストレート見逃す
  3球目、真ん中ストレートを三ゴロ
◇金子(左)
  初球、 真ん中チェンジアップ見逃す
  2球目、セーフティの構えも中の低めにチェンジアップ外す
  3球目、外角高めNカーブ見逃す
  4球目、内角ストレートをファウル
   岡田、フェンスに2度目の直撃
  5球目、外角低めNカーブをファウル
  6球目、内角低めNカーブで空三振
◇ディクソン ここまで36球
 ただし外崎や銀には甘い球も投げており、
 この状態なら攻めることは可能。

 でも修正する間を与えると復活してくるので
 その間に攻め落としてほしいですね。
 まあウルフも、危ういから早く修正してほしいけど。


【3回表】
◇若月
 初球、 内角に2シーム外す
  2球目、中の低めカーブを空振り
  3球目、真ん中2シームをファウル
  4球目、中の低め2シームを一直。メヒアの真正面。
◇小島
 初球、 セーフティの構えも
     真ん中2シームを見逃し
  2球目、外角低め2シームを二塁を抜けて中安打
◇駿太 一死一塁
 初球、 内角低めにカーブ外す
  2球目、外角高めに2シーム外す
  3球目、外角低め2シームを左飛
◇小谷野 二死一塁
 初球、 外角高め2シームを一塁抜ける右安打
   上手く流し打ちをされました。
   この手はウルフ対策の一つですね。

◇ロメロ 二死一三塁
 初球、 外角低めカーブを三ゴロ
◇ウルフ ここまで32球
 ベテランらしくピンチを凌ぎます。
 ただまだウルフらしいゴロアウトが2つのみ。
 でも相手は初球狙い、早打ち狙いだから
 球数を節約できるが、
 はじめは警戒して低めを突いていかないと。


【3回裏】
◇秋山
 初球、 外角高めにストレート外す
  2球目、外角低めストレートを遊ゴロ
◇源田
 初球、 外角低めスライダー見逃す
 2球目、内角低めNカーブをファウル
  3球目、外角高めにすっぽ抜ける
  4球目、外角チェンジアップを遊ゴロ
◇浅村
 初球、 外角低めにNカーブ外す
  2球目、内角高めストレートを詰まらせ中飛
◇ディクソン ここまで45球
 修正しつつあり、
 投球が安定して打たせて獲る

 ようになってきています。
 球数も立ち上がりに多かったでしたが、
 このイニングは僅か8球で終わり、
 3回45球と修正しつつあります。


【4回表】
◇T岡田
  初球、 内角2シームを見逃す
  2球目、内角にカーブ外す
  3球目、外角低めに2シーム外す
  4球目、内角低め2シームを空振り
  5球目、内角低めにカーブ外す
  6球目、内角低め2シームを引っ張りファウル
  7球目、外角2シームを流しファウル
  8球目、内角低めに2シーム外し与四球
◇中島 無死一塁
  初球、 内角低め2シームをファウル
  2球目、内角に2シームを外す
  3球目、外角高めに2シーム外す
  4球目、外角低めカーブを空振り
  5球目、中の高め2シームを
    セカンドを超える左前安打
◇マレーロ 無死一二塁
  初球、 外角低め2シーム見逃す
  2球目、内角2シームをはじき返され
   二遊間抜ける中安打の同点タイムリー
   球がベルトの高さで打ちやすいところに。
◇大城 無死一二塁でバントの構え
   初球、 銀の前にバウンドし銀が三塁を刺す。
    バウンド高かったので危なかったが、
    銀の好守によりピンチ拡大を阻止。
◇若月 一死一二塁
 初球、 中の高めにカーブ外す
  2球目、外角低めに外すカーブを空振り
  3球目、内角低め2シームを三ゴロ
    
5、4、3の併殺
◇ウルフ ここまで51球
 球の高さが甘く3連打で同点に追いつかれるが、
 銀の好判断低めを突いてゴロアウトの併殺により
 ベテランらしく凌ぎ逆転を許しませんでした。
 オリックスにとっては、
 逆転まで持ち込みたかった場面でしたが、
 バント失敗、併殺と流れを掴み切れず。
 流れは均衡状態であり、
 西武にもまだ分がある状況です。
 どちらが先に流れを掴むか?


【4回裏】
◇おかわり君
  初球、 外角低めにストレート外す
  2球目、外角低めストレートを見逃す
  3球目、真ん中ストレートを空振り
  4球目、内角ストレートをファウル
  5球目、外角低めにスライダー外す
  6球目、内角低めストレートを三ゴロ
◇栗山
  初球、 内角低めにストレート外す
  2球目、外角高めNカーブを見逃し
  3球目、外角高めNカーブを見逃す
  4球目、外角にチェンジアップ外す
  5球目、内角ストレートをファウル
  6球目、内角低めストレートを
    はじき返し中安打
◇メヒア 一死一塁
  初球、 外角低めにNカーブ外し一塁へ牽制。
  2球目、中の低めにNカーブ外す
  3球目、中の低めNカーブ見逃す
  4球目、内角ストレートを左安打
◇外崎 一死一二塁
  初球、 中の低めにNカーブがワンバン
  2球目、内角ストレートをファウル
  3球目、外角スライダー見逃し
  4球目、外角低めに外すNカーブを
    ハーフスイングで空三振
◇銀、 二死一二塁
   初球 真ん中Nカーブを見逃す
  2球目、外角低めにストレート外す
  3球目、外角ストレートを左安打タイムリー。
   栗山がホームへ突っ込み、
   送球タイミングはアウトだけど
   捕手がグラブごと弾きボールを落とし、
   セーフとなり勝ち越し点を決めます。

   銀も二塁へ!
◇金子(左) 二死二三塁
   初球、真ん中Nカーブ見逃す
  2球目、内角低めNカーブをファウル
  3球目、外角高めチェンジアップをファウル
  4球目、外角低めNカーブを左飛
◇ディクソン ここまで72球
 つないで勝ち越し点を奪います。
 まあ栗山のホーム生還際どかったですが。
 栗山の足で捕手のグラブを蹴飛ばしましたからね。
 もしソフバンやロッテが相手でしたら
 工藤監督や伊藤監督、緒方監督などでしたら、
 コリジョン抗議によりVTR検証になったでしょう。
 でも、流れはまだ西武にあります。


【5回表】
◇小島
  初球、 内角低めにカーブ外す
  2球目、真ん中カーブをファウル
  3球目、セーフティも内角低めカーブを空振り
  4球目、内角低めカーブをファウル
  5球目、外角低め2シームを三ゴロも、、、
   おかわりがポロリ。
   その後におかわり君が悪送球をして
   メヒアを抜けていたら二塁まで進まれていましたが、
   メヒアが長身活かして何とかキャッチ。
   ダブル失策は阻止しましたが。。。
◇駿太 無死一塁
 牽制入れる。バントの構え 
  初球、外角高めをファウル
  2球目、ウルフ正面も浅かったので
    二塁は投げず一塁を刺す。バント成功。
◇小谷野 一死二塁
  初球、 外角低めカーブを空振り
  2球目、外角低めに2シーム外す
  3球目、外角カーブでカウント稼ぐ
  4球目、内角低めに2シーム外す
  5球目、外角に2シーム外す。フルカウント。
  6球目、内角2シームをファウル
  7球目、真ん中緩いカーブで
     タイミング狂いファウル
  8球目、中の低めカーブで空三振
   タイミング合わず体が開きおよび腰の空振り
◇ロメロ 二死二塁
  初球、 外角低めに2シーム外す
  2球目、中の低め2シームをファウル
  3球目、真ん中に甘く入った2シーム
   弾き返され、同点タイムリー中安打。
   先ほどのマレーロと同じような
   タイムリーを被弾。デジャブか?!
◇T岡田 二死一塁
   初球、 外角2シーム見逃し
  2球目、外角2シームを流し打ち左安打
   初球と同じ球を投げてしまい、
   ウルフ攻略方法の一つである
   流し打ち作戦を遂行されます。

◇土肥コーチマウンドへアドバイスに。
◇中島 二死一二塁
   初球、内角高めにカーブ外す
  2球目、外角低めカーブを見逃す
  3球目、内角に2シーム外す
  4球目、外角に大きく2シーム外す
  5球目、内角高め2シームをファウル
   これでフルカウント
   6球目、中の低めに2シームを外し与四球
◇マレーロ 二死満塁
 初球、 真ん中寄りの内角に甘く入る2シームを
    振り切られて左安打の2点タイムリー

    甘く入りましたね。
ウルフ降板。
 三連投となる平井が登板。
◇大城 二死一二塁
 初球  真ん中スライダー見逃し
 2球目、外角に大きくスライダー外す
  3球目、外角低めスライダーを遊ゴロ
◇おかわり君の失策から大怪我に。
 この一プレーにより、
 せっかく掴んでいた流れを手放しましたね。
 結果的に逆転され2点ビハインドに。
 ウルフも、調子が悪い時はカーブで凌ぎますが、
 おかわり君の失策により冷静さを欠いたのか、
 調子の悪い2シームで勝負を焦り、
 甘く入り続けてやられましたね。
◇小谷野のミス→得点の1回裏とは逆の立場。
 1つのミスが火傷することを
 
教示するイニングになりました。


【5回裏】
◇秋山
  初球、 外角高めにNカーブを外す
  2球目、外角Nカーブを見逃し
  3球目、真ん中チェンジアップを二ゴロ
◇源田
  初球、外角高めにNカーブを外す
  2球目、外角低めNカーブ見逃す
  3球目、外角高めにストレート外す
  4球目、中の低めストレートを中飛
◇浅村
  初球、 外角低めNカーブ見逃し
  2球目、外角低めNカーブをファウル
  3球目、中の低めNカーブを右飛
◇ディクソン ここまで82球
 この回のあっさり三者凡退は痛い。
 この三者凡退が
 ディクソンに勢いを乗せてしまい、
 相手に流れを完全に引き渡すきっかけに。


【6回表】
◇若月
  初球、 内角高めに抜ける
  2球目、外角スライダー見逃す
  3球目、中の高めストレートを空振り
  4球目、外角に大きく外すスライダーで空三振
◇小島
  初球、外角低めにシュート外す
  2球目、中の高めにスライダー外す
  3球目、真ん中スライダーをファウル
  4球目、中の低めスライダーをファウル
  5球目、中の低めストレートをファウル
 6球目、内角高めストレートをファウル
 7球目、外角高めスライダーをファウル
 8球目、中の高めスライダーを
   一二塁抜ける右安打
◇駿太 一死一塁
 牽制2度入れる
  初球、 外角高めにスライダー外す
  2球目、外角ストレートを打たせて
     4、6、3の併殺で凌ぐ。
◇平井 小島に粘り負けして被安打となりますが、
 その後は落ち着いて併殺で凌ぐ。
 平井も、場数を踏んで
 いい投手に成長しつつあります。
 三連投なのに、よく頑張っています。


【6回裏】
まさかのディクソン降板。
 2番手に金田(誰?)
 糸井のFAで人的補償から獲得した投手のようで
 速いストレートと2シームを使い分けるようですが、
 決して、打ち崩せない相手ではありません。
 苦手のディクソンより楽になりそうです。
 この交代は西武にとって勝機です。
 この金田がマウンドにいるときが、
 今日の最大得点チャンス
かもしれません。
 (金田君、失礼申し訳ありません)
◇おかわり君
  初球、内角高めストレートをファウル
  2球目、外角にストレートを外す。
  3球目、高めの甘い2シームを見逃し
  4球目、外角にストレートを大きく外す
  5球目、外角低めにカーブを外す
  6球目、真ん中の速いストレートをファウル
   152km/hの速球でありファウルが精一杯。
  7球目、内角低めに2シームを外し与四球
◇栗山 無死一塁
  初球、 真ん中2シームをしっかり打ち切り
     右中間に安打。これで
猛打賞。
     おかわりも必死に三塁へ走る。
◇メヒア 無死一三塁。 
 初球  外角にカットボール外す
  2球目、内角低めストレート見逃す
  3球目、内角高めストレートをファウル
  4球目、外角にフォーク外す
  5球目、内角高めストレートを詰まらせ一邪飛
◇外崎 一死一三塁
  初球、 外角低め2シームを空振り
  2球目、外角低めに外すカットボールを空振り
  3球目、外角に外すカットボールでバット止める。
  4球目、中の低めに2シームがワンバン
  5球目、内角低めフォークで空三振
◇銀 二死一三塁
  初球、 真ん中2シーム見逃す
  2球目、内角高めにカットボール外す
  3球目、外角高めにストレート外す
  4球目、外角低めカットボールを打ち上げ深い二飛
まさか無失点に終わるとは、、、
 ディクソンが下がった今だからこそ、
 この回は今日一番の得点チャンスであったが、
 このチャンスを活かせず、
 大きな痛手になりました。
 これで流れはほぼオリックスに傾き、
 西武には、敗走ムードが漂います。


 金田様
 大変、見くびって失礼なことを申しまして
 誠に申し訳ありませんでした。


【7回表】
◇大石が登板。大石も三連投に。
◇小谷野
  初球、 内角低めにストレートを外す
  2球目、外角高めストレート見逃し
  3球目、内角高めフォークで左飛
◇ロメロ
  初球、 中の低めフォーク空振り
  2球目、中の高めストレートを空振り
  3球目、中の高めに外すストレートで空三振
◇T岡田
  初球、 外角高めにストレート外す
  2球目、外角低めストレート見逃す
  3球目、外角低めにフォーク外す
  4球目、外角高めにフォークがすっぽ抜け
  5球目、外角高めにフォーク外し与四球
◇中島 二死一塁
  初球、 外角高めフォーク見逃し
  2球目、外角低めにストレート外す
  3球目、内角高めにストレート外す
  4球目、内角ストレートをファウル
  5球目、中のフォークが沈まず左安打
    沈まず甘く入り狙い打ちされました。

◇マレーロ 二死一二塁
  初球、 中の低めフォーク空振り
  2球目、外角低めストレートで捕邪飛。
◇大石 ピンチを招くが失点は許さず。
 しんどい三連投ですが、ここを凌ぐ。


【7回裏】
◇3番手に近藤が登板
 8回に入れば苦手な黒木→平野と
 オリは勝利への方程式を導入してきます。
 一方、近藤は対戦経験が乏しいけど、
 打ち崩せないようでは困るレベルです。
 ここも近藤の力量を考えると
 得点チャンスです。
 そう考えると、
 得点できるチャンスはここが事実上ラストです。
◇金子
  初球、 外角低めストレートをファウル
  2球目、外角高めストレートを叩きつけ
   一ゴロも金子らしいギリギリ間に合う内野安打に。
   こういう相手が嫌がる攻めがやっと出ました。
◇秋山 無死一塁
 牽制入れる。
  初球、 高めに外しウエスト
  2球目、中の高めストレートを打ち損じファウル
   サード大城が捕れず助かる。
  3球目、外角低めフォークをファウル
 牽制入れる。
  4球目、外角低め一杯にストレートを見三振
  相手の投球が厳しいところを突いてきましたね。。。
◇源田 一死一塁
  初球、 外角低めフォークを空振り
  2球目、外角高めにストレートを外す
  3球目、外角低め一杯のストレート見逃す
  4球目、外角低めフォークを空三振
◇浅村 二死一塁
  初球、 外角低めにストレートがワンバン
  2球目、内角カットボール見逃す
 牽制入れる
  3球目、外角カットボールを詰まらせて深い左飛 
近藤を打ち崩せないとは。
 金子も走れませんね。
 近藤は源田のときには全く牽制入れず。
 もちろん金子を警戒しているが、
 打者への集中力を分散させるくらい
 意識させないと。。。

 ただ、金子も金曜日に牽制死しているから
 慎重になりすぎましたね。
 結局、ディクソンがせっかく降板したのに
 金田、近藤を打ち崩すことができず、
 このラッキー7終了時点で
 西武の敗色ムードが
 ものすごく高まりました。


 近藤様
 大変、見くびって失礼なことを申しまして
 誠に申し訳ありませんでした。


【8回表】
◇4番手に武隈登板
◇大城
  初球、 内角低めにスライダー外す
  2球目、内角低めにチェンジアップ外す
  3球目、中の低めにストレート決める
  4球目、内角高めストレートをファウル
  5球目、外角高めチェンジアップを
   流され右中間に二塁打
◇若月 無死二塁 バントの構え
  初球でバント成功。三塁へ送る
◇小島 一死三塁の大ピンチ
 初球、 外角にスライダー外す
  2球目、外角高めスライダーをファウル
  3球目、外角低めにストレート外す
  4球目、外角ストレートで空振り
  5球目、外角低めストレートが
    バットにかすってファウルに。
    惜しい。西武は流れを喪失中。
    ここが空振りになっていれば。
  6球目、外角低めスライダーを
    弾かれ中安打タイムリーを浴びます。
    この失点は
    敗走を決定づける致命傷
     となりました。
◇駿太 一死一塁で初球バント成功
◇小谷野 二死二塁
  初球、 外角高めにストレート外す
  2球目、中の低めストレートを中飛
黒木、平野を相手に3点ビハインドは、
 逆転がほぼ難しい状況。


【8回裏】
セットアッパー黒木が登場。
◇おかわり君
  初球、 外角にストレート外す
  2球目、外角高めに外すストレートをハーフスイング。
  3球目、外角に落ちる縦スラ見逃し
  4球目、外角低めストレートを引っかけ三ゴロ
◇栗山
  初球、 内角ストレートをファウル
     155km/h
  2球目、中に落ちる緩い縦スラを空振り
  3球目、外角高めに大きくすっぽ抜け
  4球目、内角低めストレートを中飛
    完全に力負け。
◇メヒア
  初球、 高めにストレート抜ける
  2球目、中の高めストレートをファウル
  3球目、外角低めに縦スラ外す
  4球目、外角低めストレートをファウル
  5球目、外角低めにストレート外す。
  6球目、中の低めストレートを詰まらせ左飛
    完全に力負け。
黒木をいつもの如く全く打てず。
 二段モーションなのでタイミングも取りにくいし
 速球と緩い落ちる縦スラの緩急にもやられる。
 しかもストレートは速く重く、力負けします。


【9回表】
◇5番手に野田が登板
◇ロメロ
  初球、 内角低めにスライダー外す
  2球目、内角高めスライダーをファウル
  3球目、真ん中ストレート見逃す
  4球目、内角高めにストレート外す
  5球目、内角低めストレートで空三振
◇T岡田
  初球、 内角低めスライダー外す
  2球目、中の低めストレートを深い遊飛
◇安達
  初球、真ん中ストレート見逃し
  2球目、外角低めに2シーム外す
  3球目、内角低めスライダー空振り
  4球目、外角低めストレートで二ゴロ
◇野田、低めをよく突いて抑えました。
 この3連戦では、
 平井、大石、野田らの中継ぎが頑張った
 というのが唯一のお楽しみでしたね。


【9回裏】
守護神・平野が登板
◇外崎
  初球、 真ん中ストレートを二飛。力負け。
◇銀に代わって代打・水口
 初球、 外角ストレートを
     引っ張り二ゴロ。力負け。
◇金子(左)
 初球、 高めにスライダー外し、明らかなボール
  2球目外角低めに外れたボール球の
   ストレートを引っ張り二ゴロ


◇この最終回は、僅か4球で
 二飛→二ゴロ→二ゴロの凡打で終了。
 金子の初球は明らかなボール球だったので、
 結局、三球三凡で終了。
 何じゃ、こりゃ。
 平野は打てないからって言って、
 やけくその特攻作戦ですか?


 昨年の最終戦(日ハム優勝決定時)のとき
 橋上コーチら首脳陣の作戦により
 手が出ないほどすごい大谷に対して
 当たって砕けよ!のような打ち方で
 ぶんぶん振り回して早打ちしていた

 のを思い出しましたね。
 
 そもそも
 そのような一流投手は、
 当たって砕ける打ち方で
 打てる投手でない
ですから。
 ぶんぶん振り回したって
 打てないですから。
 むしろ相手を助けるだけ
です。


 確かに外崎や水口の初球は、
 打ちやすそうな真ん中やベルトの高さに入り、
 手を出したくなるような球ですから、
 初球から入っちゃうのもわからなくないです。
金子の2球目は難しい球ですからカットで逃げるか
 見送ればボールでしたが。。。)
 
 ただし、平野のストレートは球威があるので
 そう簡単に打ち込める球ではないですし、
 外崎や水口のパワーでは強引に引っ張っても
 力負けするのはやむを得ない話です。
 それ故、もし手を出すなら流さないと。
 もしくは変化球を狙い打つ(四球も見据え)とか
 考えないと、チャンスは作れません。


 外崎はややパンチ力はありますが、
 外崎や水口、金子などは、
 おかわり君やメヒアと違って、
 相手が嫌がる小賢しい攻めをしてナンボ
 というタイプ
です。
 それ故、
 同じアウトになるにしても、
 相手を助ける簡単にやられるアウトは
 極力避けるよう努めるべき
です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結局、オ6-3西と完敗し、
これで、
◇日曜日の福岡から5連敗
 (森コーチに白星報告が未だできず)
 6/12以降、神・D・ソ・ロ・オと
 5カード連続負け越し 
◇オリに2度目のカード3連敗
 対戦成績3勝8敗(借金5)
◇上位ソフバンに9ゲーム差と
 優勝争い脱落の危機に!
◇それどころか、
 オリックスに3.5ゲーム差となり
 3位の座も危うくなる危機に!


完全に流れを掴むことができないライオンズ
という下降線の状態です。


ところで、今日の試合についてまとめれば、
ミス(エラー)の怖さを思い知る試合に。
 1回裏は小谷野のエラーからの失点。
 5回表はおかわり君のエラーからの失点。
 結果はその失点の発生時期失点の度合いの差
 がでましたね。
 オリは初回にやらかしたので、修正することができ、
 2失点で留めましたが、西武は中盤にやってしまい、
 しかも3失点と逆転を許し、ダメージも大きく。。。

 という差でした。

ウルフが今一つの状態
 低めに球を集めることができず、
 ウルフのバロメータとなるゴロアウトが少なかった
 でしたね。
 最近、今一つ状態が続いているだけに、
 疲れが蓄積していることが懸念されます。
 もともと高齢であり、肩にも爆弾を抱えていますから。
 そして、相手もウルフを研究し、
 流し打ちやセーフティバントなど
 ウルフ攻略の対策も講じてきています。
 また、前回のソフバン戦では、2シームが不調なので
 ウルフはカーブで巧みに相手を討ち取ること
 を講じており、
 今日もカーブを駆使して踏ん張っていましたが、
 5回表は、おかわり君の失策でもう冷静さを失い、
 何とか抑えようと意気込んでしまい
 カーブで交わすことの余裕が頭になく、
 不調であるが、自分の武器の2シームに頼って
 結果、やられてしまいました。


 でも3日連続で2ケタ被安打
 厳しすぎます。
 しかも、マレーロ、ロメロ、大城など
 同じ相手に何度も打ち込まれました。
 今回のカードでは、
 ディクソン、松葉、モレロに加え
 山岡、マレーロ、ロメロなど
 オリで苦手な天敵選手が
 また誕生しそうです。


 学習能力を発揮させたいですね。
 天敵だけ集めて1チームできるかもしれません。
 嗚呼、情けないですね。。。。


 どんだけ打たれるんだ! 


◆相変わらずの策無き
 「あと1本が」野球の展開


 天敵のディクソンに対しては、
 初回から先制し、
 追いつかれた直後の4回裏も勝ち越し
 比較的、頑張った方と思います。
 おかわり君も初回には
 Nカーブを狙い打ってタイムリーも放ちました。


 ただし、結果については、
 初回にディクソンを打ち崩しながらも
 逆転して負けた4月4日のホーム開幕戦
 に似た感じで終わりました。
 (このとき以上にディクソンを攻めましたが)
 正直、ディクソンは西武に対する勝ち運を
 どれだけ持っているのか?
 と思わせる結果でした。


 というか、
 同一の敵にどれだけやられているのか?
 もちろん、松葉、ディクソンのみならず、
 ロメロ、マレーロ、昨年はモレロとね。
 ロメロには4/4も打たれていますよね。



 しかし、今日の痛手になったのは、
 せっかく苦手のディクソンが降板し
 金田、近藤が登板してきた6~7回裏に
 得点することができなかったこと
 でしょう。


 相手投手の力量を考えてみても
 ディクソン-金田-近藤-黒木-平野
 と並べば、金田、近藤も悪くない投手ですが、
 金田-近藤が一番得点できるチャンスです。


 6回裏は無死一三塁のチャンスを作り、
 7回裏も金子が内野安打で先頭出塁を果しましたが、
 どちらもその後が3タコと続かず
 結果、残塁無失点に終わりました。


 金田や近藤もいい投手かもしれませんが、
 ここを打ち崩せない
 というのは厳しすぎます。


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今日の試合後の辻監督のコメント
 ウルフは球が低めにこなかった。高いとツーシームがうまく変化しない。5回、2アウト満塁で(交代を)考えたが、6勝もしているピッチャーだから。
 6回のノーアウト1,3塁で点を取ることができなかった。打たなきゃという気持ちはわかるが、三振やフライになってしまった。
積極性は常に持っていなければいけないが、ケースに応じて試合の流れを読んでいかないと。一発よりも、1点欲しいときに取れるか取れないか。
 うちは1・2番が出る形が得点源。しかし、この3連戦は元気がなかった。打ちたいという気持ちが強すぎた。ピッチャーも点をやっちゃいけないと思うと、腕を振れなくなったりする。あまり考えすぎずに、うしろにつなぐことが一番。


******************
ウルフに関しては、おっしゃるとおりでしょう。
確かに、ウルフの場合、調子が悪くとも
ベテランらしく、出塁を許しても余計な失点は許さず
という結果を繰り返してきましたから、
代えるタイミングは難しい面があります。


まあそれよりも、この3日間で
オリックスは積極的に打ってくる傾向
を既にわかっているのだから、
強打者外国人が相手なんだから、
初球は警戒して外さないと
ですね。
昨日だって11被安打のうち6個が初球打ちです。
初球に外すことができず
甘く入ったことが悔やまれます。


******************
また最後の「考えすぎず・・・」
当たり前のことです。
ただ、今回は森コーチの件などもありましたから、
やむを得ない面はあると思います。
でも、ここの点は、首脳陣らが選手たちに
どういう声をかけていくかによっても
改善されていくはず
です。


******************
あと、攻撃に関するコメントについては、
昨日は、
「こういう苦しい時期は必ずある。
 こうすればいいとかはないけれど、
 積極性をなくしたらいけない。
 初球から打ち上げたら淡泊に思われる
 かもしれないけど、
 それは狙いにいった結果だから。」
とコメントされていました。


確かに「積極性」といのは大事です。
苦しい時期には、弱気になるほど
萎縮してしまい、積極性を失いがちになりやすい
ので、積極的に攻めることは必要です。
ただし、積極的に攻めることと、
何でもかんでも早打ちしていくこと
は違います。


結局、今日も淡泊な攻撃が
チャンスで見られるほか、
最終回はひどすぎましたね。


今日のコメントでは、
「積極性は常に持っていなければいけないが、
 ケースに応じて試合の流れを読んでいかないと。」
遅すぎるコメントをされていましたね。


というか、普通は
そんなこと言わなくてもわかるでしょ!

と思いますが、、、


辻監督自身がおっしゃっている
積極性というのは、おそらく、
苦しい時ほど
弱気になって萎縮するな!
どんどん攻めて行け!

というつもりだと思います。


それ故、
積極的に打っていくだけではなく、
積極的にカットなどで粘っていく、
積極的に小細工を仕掛けていく、
などなども含まれ、とにかく
攻め方は別として、どんな形にせよ
自分たちの求められる役割を見据え、
前向きに攻めていくことが重要なはずです。


ただし、今までの西武は
闇雲に振り回す早打ち作戦は、
伝統芸になっていますから

(橋上コーチなどの采配にもあったように)
積極策=追い込まれる前に
    何でもかんでも
    振っていこう
と勘違いしてしまうのでしょう。


木村文の打席が象徴的です。
躊躇する木村文に
辻監督が「積極的に攻めろ!」
とアドバイスをしたら、
木村文は何でもかんでも
「ぶんぶん丸」になっていましたよね。


今日の9回裏の三球三凡もどきになったのも、
何か指示を出していると思うんですよね。
それを誤解した攻め方になった
ような気がしてなりません。


このような勘違いは、
選手のみならず

昨年まで早打ちを指示してきた
コーチにもあり得る話
です。


「えっ!ここまで話さないといけないの?」
と思われるかもしれませんが、
指示を出すときには、
誤解が生じないように
適切に話をすことが必要です


一番重要なのは、
話をするだけではなく、
相手に理解してもらい、
その上で実行してもらうこと
ですから。


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さて、明日は月曜日なんですが、
明日から東京ドームで日ハムと2連戦
と変則開催になっており、
金曜日から5連戦と厳しい日程になります。
おまけに、水曜日の札幌への移動日・休日を挟むと、
変則7連戦が控えており、
球宴前の厳しい日程が組まれています。


ただ、秋山などは
打てないと次の試合まで悶々とするタイプらしく、
休みがあれば、その休みの間も一日中考え込むらしいです。
それを考えると、
連戦の方が考え込む時間が減るかもしれませんね。


明日からは日ハム戦です。
日ハムも相変わらず状態がいいわけではないので、
ここは心機一転して
連勝して勢いに乗りたいですね。

とにかく、
やけくそではなく、開き直って
1つずつ勝っていくしかありません。


球宴までの残り9試合においては、
CS出場権を不動のものための土台作りを見据え、
日ハムやロッテ戦においては
勝てるところからは星を確実に獲る!
岸と再戦する週末の楽天戦やには
日ハム戦で勢いをつけて借りを返上する!
という意気込みで頑張って下さい。


残り9戦を7勝2敗くらいで
乗り切れるといいのですが。
ただし、勝つためには何が必要か?
首脳陣はきっちり考え、

選手たちに浸透させて実行させないと
逆に2勝7敗とかで終わってしまい、
貯金を全てはたくおそれもあります。