下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/6日ハム13回戦(in札幌)乱打戦を制してハムのカード3連勝を決める。その勢いを持って敵地・仙台へ乗り込み、岸らを含む鷲狩りを狙うぞ! で、今日のファイフは???(全投球掲載)

今日はカード三連勝が懸かる最終戦。
とはいっても変則7連戦の初戦です。


先発投手は
こちらが1軍デビューのファイフ。
あちらが本質的に苦手のメンドーサ。


でも結果は、
双方の先発投手があまり良くなく、
失策や暴投なども見られ、
試合はBクラスチックな
乱打戦の展開となり、
西武が何とか1点凌いで制し、
本カードの三連勝を決めました。


ちょっと脱線しますが、
西武がオリに三連敗で、ハムに三連勝。
オリはソフバンに連敗。その構図って、
ソフバン>オリ(外人込み)>西武>ハム
という力関係が明瞭のような印象が。。。
現在、オリは西武の下位にいますが、
ロメロ不在の間にオリが下がったこと、
直接対決で大きく負け越していること、
を考えると、
順位は今頃3位オリ、4位西武だった
かもしれません。


最後にそんな結果にならないよう
頑張ってほしいです。



話を戻しますと、
メンドーサは天敵に該当する種でしたが、
前回(4/23)に続いて打ち崩しました。
まあ今日のメンドーサは、
高めや甘めも目立ち、不調なんでしょうね。


西武の得点は3回と6回に集中。
どちらも下位で出て
上位で還すパターン
でした。


3回表は銀の内野安打から始まって、
金子、秋山、源田の4連打で4点。


しかも、源田の2ラン弾!
今日の源田は守備でも魅せて
最終回裏の田中の抜けそうな打球を
ジャンピングキャッチで遊直。
接戦の終盤で
この好守は大きな貢献になりましたね。
ドレイグの打球も好守。

#源田たまらん


6回表は水口が先頭で出て、
銀が初球でバントを成功。
ここで宮西に代わるものの、
金子が足で稼ぐバントヒットを決めて
秋山の初球で盗塁成功!
秋山が詰まりながらも
右中間のフェンス直撃タイムリー安打!
金子も俊足でホームへ生還。
あとは、
レアードさまさまや~の
寿司ぽろりもありがたかったです


今日の金子は源田に負けずと頑張りました。
5打席入って3安打の猛打賞+四球で4出塁。
しかも3安打のうち2安打は
金子らしく足で稼ぐ内野安打!!


で、今日は秋山が
連日で猛打賞を決めて
タイムリー2本で4打点!


長男・秋山、次男・金子、三男・源田の
韋駄天3兄弟が大いに活躍しました。
ほかには、銀さんも、水口なども頑張りました。


ただし、攻撃面で1点だけ。。。
1点差に追い詰められた次の9回表。
流れは均衡状態に戻っているタイミング。
ここで無失点なら、
9回裏は増田で1点を死守する形に。


とにかく今の滞留し始めた流れを
少しでも西武の方へ取り戻したく、
できることなら
増田を楽に投げさせられるよう
追加点を奪いたい場面、
少なくとも、ここをあっさり終えて
日ハムにリズムを作らせたくない場面、
日ハムの守備を長くさせて
裏の攻撃でリズムを崩させたい場面
です。


で、9回表の先頭に
水口に代わって代打・愛斗!
えっ、何で? Why?


愛斗に経験を積ませるために
代打で使うのはどうぞ、どうぞです。
ただし、ここは終盤の終盤での接戦状態。
しかも前述のとおり、
渋太く攻めたい場面の9回表です。
このため、先頭打者の働きが肝心です。
しかも、
今日の水口は6回表の先駆けになっており、
水口自身もそういう期待が持てる選手です。
なのに、経験に乏しい愛斗ですか。。。
勉強させている余裕の無いこの打席で
愛斗を試している場合ではなかったのに。
もしかしたら2軍で公文と対決して相性がいい?
そのあたりは勉強不足でよく把握していませんが。


案の定、愛斗は2球で遊ゴロ。
そのまあ銀も、金子も2球で終了。
あっさりとした三者凡退となり、
レアードから始まる9回裏は
その勢いを持って
日ハムが流れを奪取しても
おかしくない場面になりました。


まあ9回裏の結果については
先頭のレアードが三球三振
日ハムは流れを掴み損ねます。
同じ三振でも三球で奪ったのは
西武には大きかった
です。
そして、次の田中がヒット性の当たり
抜けそうなところを源田の好守で助かり、
ついに日ハムは流れを喪失します。


結果的には往来でしたが、
9回表の代打策は疑問であり、
9回裏も下手をしたら危なかったです。


まあ、増田も
直球一本槍(たまにスラ)
というのがしんどいですが。。。


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ところで、今日の失策について、
3回裏にドレイクの左安打で
外崎がホームへ悪送球となり、
一気に2点を失いました。
確かに余計な失点を与えて
痛い結果になりましたが、
正直、この悪送球は
やむを得ないプレー

だったと思います。
もし、送球コースが決まっていたら、
タイミングは悪くなかったので、
失点を阻止していたかもしれません
し、
中継していたら確実に間に合いません。


まあここでの反省材料は、
ファイフが甘いど真ん中のカーブを
投げてしまったことでしょう。


ただし、8回裏のシュリちゃんの
牽制悪送球はアカンです。


おまけに、
1点差に詰められた直後
松本の左安打については、
シュリちゃんの甘い2シームのほか、
打球がイレギュラーにバウンドし
安打として記録されたとはいえ、
おかわり君が弾いたのも辛いです。
やむを得ない面もあるけど、
これが直人とかだったら?と思うとね。
まあ、このおかわり君弾きは、
西武のミスから1点差に詰め寄った日ハムに
流れが傾きかけたことの象徴かもしれませんが。


とにかく、終盤のミスは
流れを一気に変えるとともに、
接戦になっていれば、
試合を決する致命傷になる
おそれが十分にあり、
最近ではソフバン戦やヤクルト戦など
そのパターンを多く経験しています。


終盤になればなるほど、
戦線になればなるほど、

力みたくなるのはわかりますが、
注意深く気をつけたいですね。


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さて、今日の見どころになった
初先発のファイフの投球
ウルフの如く打たせて獲るタイプらしく、
2シーム使いでしたね。
球速は140km/h前半が目立つ感じ。
変化球はカットボールとカーブを主体に使い、
チェンジアップを2~3球程度。


結果については、
3回1/3(87球)で失点4(自責点3)と
早々と諦めることに。
打者20人に対して被安打6、与四死球4と
被出塁率が5割ですからね。


2軍戦では巨人と日ハムの試合に登板しているので、
日ハムはその情報を熟知しているはずです。
ただし、今日のファイフの投球内容は、
やられてもしょうがないレベルにあり、
その上に情報もあることから、
日ハムから見て怖くなかったかもしれません。


まず先制点を奪われた2回裏の大野の打席では、
2球連続した低めカットボールを
合わせて打たれました。立て続けに投げたのがミス。


また特徴的であったのが、
なかなか振り切ることができず、
簡単にカットで粘られましたね。
例えば、
1回裏の西川には7球粘られ投ゴロ。
    レアードには6球から三ゴロ。
2回裏の中島には7球粘られ与四球。
4回裏の中島には11球粘られ与四球。   


変化球の一つであるカーブでは
空振りをとっていましたが、
曲がり(落ち具合)が半端なところもあって
決め手になっていませんでした。
下手をすると
打ちやすい甘い所に入るものもあり、
3回裏ドレイクに叩かれたりしてました。


2軍戦では与四球は少なかったですが、
今日は粘られたりして選ばれたり、
制球も比較的バラついており、
2~3回裏には
低めストライクが減りました。


打たせて獲るタイプが
本当に打たせる、歩かせる投球
になってしまいましたね。


やはり一番気になったのが、
・もっと落ちる球は無いのか?
・もっと低めに投げることが
 できないのか?
というところ。


打たせて獲るうちの本家ウルフ、
またシュリちゃんも
最近ではウルフを見習って
打たせて獲る方向で頑張っています。


そのウルフの場合、2シームが不調でも
落ちるカーブがあるため、
そのカーブで緩急もつけながらある程度凌げます。


シュリちゃんの場合、高め傾向が多いですが、
最近では低めも突くようになっており、
長身を活かす投球ができます。


今日のファイフについては、
確かに得意の2シームやカーブが今一つでしたが、
落ちる球長身を活かして低めを突く球
があれば、相手を翻弄しやすいので、
もう少し楽に投げることができるのに。。。


ちなみに、
チェンジアップを持っているようですが、
今日は2球程度しか投げてなく、
明らかにわかるボール球になってしまいました。
しかし、
そのチェンジアップをもう少し磨きつつ、
自信を持って織り混ぜながら投げて

球種頻度を増やしていけば、
もう少し結果は変わってくる
かもしれません。


今日投げた2シーム、ストレートに
カットボール、カーブのほか、
チェンジアップも織り混ぜながら、
決め手として、
カーブ、チェンジアップを
駆使してほしいですね。


ただし、
チェンジアップが大したことなければ、
カーブももう少し曲がりがつかなければ、
ポーリーノを呼び戻してもいいし、
バリオスでもいいし、
補強を急いでほしいのですが、
補強には時間がもうないんですよね。。。


あと2軍での2試合(巨人・日ハム)において、
どちらの試合でも2盗塁を許していたように、
走られやすいことが課題でした。
当然、日ハムは2軍戦での経験から
その穴に関する情報が1軍に伝えられているはず。


結局、今日は西川には走られませんでしたが、
2回裏に先頭の田中賢与四球で出塁を許し
チェンジアップがワンバンしたところで
盗塁を決められ、
最後はタイムリーで先制されました。
今日の盗塁は、
投げた球の悪さが左右していますが、
外国人特有の粗いフォームのため、
走りやすいのは否めませんね。
でも、この課題(短所)の修正は
逆に投球を微妙としてしまうおそれもあり、
そう簡単ではないかもしれません。


次のロッテ戦が試金石になります。


なお、ファイフの全投球を以下に示します。



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ところで、今日の勝利により、
平井が初勝利を挙げましたね。
おめでとうございます。


まあ今日はイニングを跨いで
1失点を許す結果になりましたが、
最近は、経験を積みつつ慣れてきたみたいで、
いい投球を安定して重ねております。


ただ、気になる点は、
レアードに10球粘られて与四球とか、


また、左の田中賢抑えましたが、
左の石井には初球を叩かれて
フェンス直撃のタイムリー中三塁打
を浴びてしまいました。
やはり右打者は打率1割台で抑えてますが、
左打者には打率が3割超ですから、
将来も見据えて、
その対左の課題はクリアできるよう
成長していってほしいですね。


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さて、リーグ戦再開からにおいては、
オリックス3連敗を含み5連敗を喫していましたが、
日ハム相手に3連勝を決めることができ、
4勝6敗となりました。
球宴までは残り6試合です。
残り6試合は、
最低4勝2敗で乗り切って
リーグ戦再開からを8勝8敗にするか、
若しくは5勝1敗くらいで乗り切り
リーグ戦再開から9勝7敗と
貯金を作れればベターでしょう。


ただし、
球宴までの残り6試合で重要なのは、
敵地仙台で差を離された首位楽天と戦うこと。
しかも日曜日には
連敗の屈辱を味あわされている岸との
三度目の対決が想定されます。


今回のハムでの三連勝の勢いを持って
敵地・仙台へ乗り込んで
派手に鷲狩りをしたい
ですね。



少なくとも、今週末の楽天戦では、
こちらのエース雄星を立てる金曜日と、
が対峙してくる意地の懸かった日曜日
2戦は絶対に落とすわけにいきません。
金曜、日曜を制して最低限2勝1敗
現状のゲーム差を考慮すると、
できる限り土曜も勝って
楽天に3連勝も狙っていきたいです。


明日の辛島は前回4/18(大宮)で
打ち崩すことができませんでした。
前回は、内をだいぶ意識させられ、
内外のどちらで来るか悩まされ、
身体が開いた状態で外角を打ち、
半端な動き
となっていましたね。


明日はどう対峙していくか?
とにかく4点以上は奪わないと、
雄星も楽にはならず、
勝ち目が危うくなるおそれがあります。


雄星もソフバン戦のような大量失点は
ないと思いますが、好調楽天打線を踏まえると、
3失点くらいはゆとりをもちたいですよね。