下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/6ロッテ21回戦(inMLD)盛り上がるルーズベルトゲームのお膳立てだけ築きカモメさんに花を持たせる演出で負け。9回裏二死満塁のとき「困ったときのマキタ特効薬でさよなら」というドラマでも、、、なんて。で、おかわり君いきなり復帰スタメンもベールは脱げず、過去の虎皮で猛出賞も今の不安をまだ残す。でも今日の敗因はドッカン祭りの一発病発症の投壊が全て。

さて、今日は楽天がお休みで、
結局、西武はカモメさんにやられて
1ゲーム差まで縮めます。
楽天は西武より7ゲーム多い状況。
確かに不振中の鷲とは言え、
昨日終盤に打撃の勢いを取り戻す兆しを見せ、
そろそろ上がってきてもおかしくありません。
とにかく残り試合数が多いことを考えると
ゲーム差を開かないと
差し返されるリスク
十分残すことになります。
それ故、
「とりこぼし」は痛手になることは、
誰の目から見ても当然の事象です。


さて、今日の試合について、、、


まず先発洋介について、
昨日「一発に注意して欲しい」
述べましたが、、、結局、
洋介の持病・一発病
発症してしまいました。


まず4回表は
鈴木大地が先頭で与死球により痛い出塁。
で、次のペーニャには
高めに甘く入るスライダー
場外ドッカン2ラン被弾!!


次の5回表は、
打率1割台、HRはほとんど打たない吉田に
高めに入るカーブで
ドッカンソロ被弾!


さらに6回表は、
二死一塁で中村に
低めでも沈みきらない甘いフォークで
ドッカン2ラン被弾!!


今日の洋介は、6回5失点3HR被弾であり、
投球内容も
高めか、ベルトの高さと打ちやすい所が多く、
変化球もキレ無く甘く入り痛打という感じで
投壊しました。
こう制球力が鈍るようになると洋介の場合、
一発病が顔を出すようになり、
今日は一発病を著しく発症しました。


洋介自身、ここまで一軍で長く投げるのも
久々であり、年齢も嵩んでいますから、
もしかしたら、
疲れを蓄積した結果かも
しれませんね。


ただし、今日の試合中盤は、
3点先制されて1点差に追い上げるも、
その直後に再び3点差に、
で、また1点差に追い上げるも、
その直後に再び3点差にという
いつまで経っても追いつけずの展開。


7回表は、平井に代わっていましたが、
洋介から平井に一発病が伝染。
(まあ今日は相手にも伝染
加藤が先頭で初球打ちにより安打出塁。
で、一死からパラデスに
2球目のやや低めストレートで
ギリドッカン2ラン被弾!!


パラデスの場合、
うちのおかわり君と同様に、
追い込んでから
落ちる球で料理
が定番の攻略法公式であり、
比較的、大きな穴を有しています。
平井の場合なら、
外角高めでストライクから
ボールへ外れるシュートで攻めつつ、
ファウルなどでカウントを稼いで、
内角又は外角に落とせば空三振です。

真ん中寄りに入ってしまった
のが痛手になりました。


で、最終回に追いつき、
延長戦に入り守護神・増田が登場します。
延長戦に入れば、
ロッテは中継陣を使い切っており、
残っているのは、アウチューン田中と
一軍体験中の成田、宮崎のみ。
一方、西武は増田、シュリちゃんが残り、
野田も居るので、
投手力の観点からは延長戦で有利
のはずでした。


でも一死から荻野に
3球打ち上げファウルされて
外角高めスライダーを流され右安打
足が速い嫌な走者を出して
鈴木、ペーニャと続きます。
まず増田自身が、
ストレートとスライダーの二者択一投法
そのスライダーが高めに甘く入ったこと
が最大の要因。
そして球がストライクゾーンの場合、
内角が苦手で外角を打つ荻野に対し
外角を立て続けに要求する森の配球ミス
次に大きい要因でした。
荻野は外角はどの高さでも打率3割超、
内角は高めでなければ2割台です。


次の鈴木大地も、内角攻めが有効です。
ストライクゾーンでは、
外角がベルト高さ&低めで3割超(高めは2割ちょっと)、
中央はどの高さでも約3~4割と危険ゾーン。
逆に内角はどの高さも2割未満(高めは1割未満)
しかし、初球は外角に構え、逆球の内寄り高め。
2球目も外角に構え、そこに外します。
3球目は外角高めに外します。
4球目も外角に構え
それが危険ゾーンの中央に入り右安打。
全球、鈴木大地の
お好み外角コース一辺倒
リードしてしまいました。
同じ外角を攻めるにしても、
一球でもインハイを見せていれば、
内角を意識するので違ってきます。


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そこで話は少し逸れますが、
今日は3人の捕手が出ましたので、
荻野、鈴木の打席において、
岡田、銀がどう攻めているかを見てみます。


岡田初回の荻野に対しては
外角攻めから三塁打を打たれます。
しかし、次の鈴木には内角攻めから入り、
それを意識させて打ち獲りました。
3回の荻野に対しては、
内角を意識させて外角を攻め打ち獲りました。
4回の鈴木には内角を攻めて与死球でした。
5回の荻野には、
まずインハイに外して内角を意識させて、
2球目は逆球で外へ入りますが、岡田は内角要求。
6回の鈴木には、さっきぶつけたので、
初球は外角に構えますが、敢えて外します。
ただ先の与死球の影響もあり、
内角投げさせることができず。
投ゴロも洋介を強襲。


で、7回からは銀がマスクをかぶります。
その7回で荻野に対しては、
平井がパラデスに2ランを浴びた直後で、
まず初球を外角に構えるけど
 シュートで中に入りストライク見逃し。
2球目は外角でも大きく外す構えでボール。
3球目は内角を攻めさせます。
ただ球が抜けて大きく外れますが、
内角を意識させました。
次は外へ構えますが、振り遅れファウル。
次は内へ構え、振り急ぎファウル。
この内外へ振ることで荻野に迷いが生じます。
最後は敢えて好んでいる外角に構えるも、
スライダーでかわして空振りさせて三振奪います。
とにかく粘る荻野を揺さぶりながら翻弄させて
調子が良くない平井を上手くリード
します。
次の鈴木には、
前の打席で岡田は与死球を気にしますが、
銀は関係なく内角から攻めます。
2球目も逆球外に入るも、内角に構えました。
その後も徹底して内角攻めです。


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確かに、
今の森は経験不足のため、
銀には当然かなわなく、
岡田にもかなわないから、
リードの面で劣るのは
やむを得ない話
です。


しかし、負傷中の長期休養期間は、
他チームの打者を徹底的に研究し、
相手打者の特性を頭に叩き込み、
イメージトレーニングで
何度もシミュレーションをする時間は
膨大にあり、いわゆる、
プロの捕手を目指すには
良い休養期間だったはず
です。


しかし、今日の相手好みの配球を
立て続けにしているあたりを見ると
森は負傷中のお休み期間に、
全く他試合を観ず、
他チーム打者の研究を
完全にサボっていたのでは?

という思わせるような印象です。


あの長期休暇期間は、
本気でプロの捕手になりたいのであれば、
他チーム打者を徹底的に研究できる期間
でもありました。
研究嫌いではプロの捕手
としては大成しません。
野村氏しかり、古田氏しかり、
伊東氏しかし、そりゃ銀だって
そういう点を疎かにする性格では無いでしょう。
データを頭に叩き込み、
現場では頭をフル回転させて
随時移り変わる試合展開を見極め、
相手の心理を読み、相手を欺き、などを


森の場合、打撃は長けた能力により
直感力で打つことができるタイプであり、
そこが森の魅力ですが、
プロの捕手は直感では勤まりません。


とにかく頭を使うことを嫌がる性格では
プロの捕手として大成しません。
運転免許試験より難しいですから。


それ故、球団の森=捕手の方針は
未だに賛成できないんですがね。。。
でも、今日は岡田、銀と使ってしまったから、
もうパワプロ野球もやむ無し
というところで、
増田の投球と相まって10回は裏目に出た
というところでしょう。


まあマキタさんは、
リード関係なく勝手に投げてきますので、
捕手は誰だろうと関係なくなってきます。



話がだいぶ逸れてしまいましたが、
試合に戻すと、10回表は
出してはいけない足速い荻野を出し、
連打されてはいけない鈴木に連打されたこと
勝ち越し点を失った最大の要因でした。
ペーニャには犠飛はもう後の祭りでした。


ただ、増田も、昔の雄星のように
ストレートとスライダーの二者択一投法では
先がありません。雄星を見習って
カーブでも、フォークでも
落ちる球を覚えて欲しいです。


いずれにしても、
今日の敗因はドッカン祭りの
一発病発症の投壊が全てでした。


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一方、打戦の方は、
確かに9回までに7点も奪えば十分な結果です。


しかし、チェンが好調であり、
あの鋭いストレートキレのある変化球
により緩急も使って翻弄されました。
今年のチェンは、
昨年までと違って、WBCを経験して、
ストレートに威力が増して
スケールが大きくなりました
からね。
(お~い、郭俊麟は???いずこへ???)
ただし、チェンの場合、
その好調ぶりが
長続きしないのがネック
なんですよね。
それ故、チェンが先発したら、
狙いは中盤からになるわけで、
中盤からしっかり攻め込んでくれました。
でも、洋介がそれ以上にもたなかった
わけなんですが、、、


正直、チェンは中継ぎやったら、
意外と上手くいくと思いますけどね。


まあ浅村が最終回に適時打を放ちますが、
その前までが4三振で2つ見三振?!
で、最後が一死一二塁で
アウチューンを相手に遊併殺?!
で試合終了、、、、
やっちまったなぁ・・・
という感じですね。
まあ明日は打って下さい。


また今日は代打攻勢で
岡田、銀と捕手を使い切ったので、
森を捕手で使うために
指名打者解除の策に。
ハムの如く「二刀流?!」みたいな。
まあ森の打撃の顔と捕手の顔は
雲泥の違いなだけに、
ある意味、二刀流かもしれません。
9回裏には二死満塁で、
牧田のところで打席が回ったのも
笑えました。当然、金子代打ですが、
困ったときのマキタ特効薬で
マキタさんでさよなら!

なんて漫画みたいなことがあったらね。


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ところで、おかわり君、
昨日の第二での満塁ホームラン一本
急遽戻ってきて
早速スタメンに入りました。

まさか昨日の満塁弾で
一本釣りさせたわけ???


正直、昨日の第二での満塁弾は、
バッティング練習投手が
ホームラン競争時の投手が
投げてくれたような甘い球を打ったモノ


所詮はバッティング練習で柵越え、
ホームラン競争でスタンドイン
という感じの満塁弾であり、
一軍であんな球を投げてもらえる頻度は極少です。


それ故、復帰は時期尚早という印象ありますが、
でも、昨年の時のように戻ってきてしまいました。


早速、今日はスタメンに入り、
5打席で3つ四球(敬遠1)で3出塁でした。
もちろん、相手チームからすれば、
おかわり君に対して過去の栄光から
脅威に感じていますから、
その昔の虎皮で与四球3つを得ました。
相手がビビるという点では、
(特に一線級未満の場合)
おかわり君の存在は偉大です。


だけど、与四球以外の2打席は
やはり相変わらずパッとせず、
最初の空三振は、
追い込まれてから
落ちる球でスカっ!
いつものデジャブである
おかわり攻略公式どおり
でした。
(パラデスにも適用可の公式)


さすがに、昨年までのような
4番固定概念は適用しませんでしたが、
おかわり聖域は残っているようで、
今日は与四球3つで真価を試すまで至らず、
不安の片鱗を見せたところ止まりでしたが、
今後、その聖域を優先して
坂田等の使える選手を再度生殺しにしたり、
その聖域で打線を分断したり
すると、この肝心な時期に
勝ちきれなくなる火種
を残すことが
大きく気がかりです。


一応、今日は坂田は降格せず、
(先日3ラン打っていて良かったですね)
代わりに武隈を降格させました。
しかし、中継ぎ陣が薄くなるのは
避けなければならないので、
坂田の降格も時間の問題でしょうね。


ただし、武隈について、
左肩違和感というのは
厳しいですね。。。

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明日は雄星。
前回、二段モーションを改善し、
明日もほぼ大丈夫と思いますが、
依然、慣れるまでは結果のみならず、
故障も見据えて懸念は残ります。


相手は関谷ですから、
上記の懸念も見据えると、
序盤から打ち崩して
早々に主導権を完全掌握して
雄星を援護してあげたい
ですね。