下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

楽天陣営は花巻の両雄(大谷・雄星)に対策を講ずる気構え。ただ大谷には失敗しただけに、雄星には気を引き締めて挑んでくる? でも、この策って西武打線の岸攻略にも通ずるのでは?

今日の西武はお休みでしたが、
楽天は日ハムと札幌で戦っていました。


その戦前、楽天陣営は、
大谷攻略のための心得策を挙げて
攻め込む方針を掲げていたようです。


14日の雄星戦でも
その心得策を貫く方向
でしょうね。



【楽天】大谷対戦の心得3か条
   池山、礒部両コーチが秘策!
9/12(火) 6:02配信 <スポーツ報知>
 
 楽天の池山隆寛チーフコーチ(51)と礒部公一打撃コーチ(43)が11日、「大谷対戦の心得3か条」を提唱した。12日の日本ハム戦(札幌D)では今季初めて大谷と対戦。最速165キロ右腕攻略へ、2人のブレーンが策を練った。


 〈1〉早打ち厳禁
「球数は頭に入れないといけない」と池山コーチ。大谷は80球を目安とした球数制限がかけられる見込みとあって、球数が増えれば早くマウンドから降ろすことが出来る。礒部コーチも「球は速いけど、制球はアバウトな所がある。しっかり見極めて、粘って球数を投げさせたい」と分析した


〈2〉スモールベースボール
 外国人3人を中心に長打力のある打者が並ぶが、礒部コーチは「小技も使わないといけないと思うし、『バットは少し短く持とう』と言おうと思う」。犠打や盗塁、エンドランなどを駆使して揺さぶっていく。


〈3〉雄星対策も 池山コーチは「左右の違いがあるとは言え、菊池対策にもなるかも知れない」と期待した。2日後の14日には昨季から9連敗中の菊池(西武)と対戦予定。ともに速球が持ち味とあって、天敵撃退へのヒントをつかもうとも模索している。


  それでも両コーチは「簡単に打つのは難しい」と口を揃える。2位西武とは1ゲーム差。2位浮上へ向けて、あの手この手を打って二刀流男を攻略していく考えだ。(安藤 宏太)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まあ、上記<1><2>の対策は
相手投手が打てなければ打てないほど
当たり前の策であります。
ただし、そんな策も「打てない投手」
だからこそ難しいのが現実
ですが。


結局、今日の日ハムvs楽天戦(札幌)では、
楽天打線は大谷やその後続に抑え込まれて、
美馬と安楽が打ち込まれて、
日7-0楽と楽天が惨敗。
これで、運よく
1.5差に広がって
明日の対決を迎えます。


今日の試合を良く見ていないのですが、
結果を見ると、
大谷は5回2/3(78球)を投げて無失点。
被安打1、与四球3。

梨田監督は「(安打は)アマダーの1本だけ。
バットの芯でとらえても野手の正面だったりもした。
人のいないところに打つことができなかった」
とコメント。


楽天打線から見れば、
80球と制限されていた大谷に対して、
6回を持たせなかったのはまあまあでしょう。
ただし、大谷の球数については、
5回までが71球で
1イニング平均が14.2球/回
ですが、
最終的には1イニング平均で13.8球/回
と決して多くない状況でした。


5回までをイニング別で見ると、
1回13球、2回17球、3回11球、
4回10球5回20球


序盤の1~2回で30球を消費。
楽天は2回に
安打、与四球で一死一二塁に。
茂木はB1S2の4球目フォークを投ゴロ。
二死になって聖沢が早打ちして初球を三ゴロと
結果、残塁祭りに。


3回も二死二塁のところを
銀次が早打ちをして初球を遊ゴロで残塁。


序盤は数少ないチャンスを
早打ちによりモノにできない残塁祭りに。


5回は二死で与四球から一塁へ出塁し、
島内が7球粘りますが、空三振で終了。


打者1人毎の球数を見ると、
太字下線:安打下線:与四球
1回 4、4、5球
2回 3、、4、1球
3回 4、、2(バント)、1球
4回 5、1、4球
5回 5、2、、7球
6回 2、5球


結局、島内の7球が最多となり、
心得<1>早打ち厳禁は、
多少は気にしたかな、程度であり、
肝心なところで早打ちして打ち獲られた
というあまり浸透しなかったという印象?!


心得<2>スモールベースボールは、
正直、試合を見ていないのでわかりませんが、
初回は消極的に見ていって、
1番、3番は振らずに追い込まれて
最後は空三振となっていましたね。
それは2回も一二塁になるまでの3人は
ファーストストライクを見逃しています。


序盤は見て行って球を嵩ませよう
というところ
でしょうかね。
それなら楽天打線を相手に
ファーストストライクは
しっかり奪ってカウントを稼ぎたい
ですね。


大谷には心得策が結果につながりませんでしたが、
雄星にも引き続きその心得策を継続するでしょう。
むしろ大谷にやられているだけに、
気を引き締めて徹底してくるかもしれません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、上記の心得策<1><2>は、
岸に対しても有効になるでしょうね。

確かに岸は制球力に優れているので、
ストライクを先行してくるだけに、
ついつい追い込まれる前に何とかしたく、
早打ちに出たくなる気持ち
わからないでもないです。


しかし、早打ちに出れば、
岸の術中にハマるほか、球数も稼げず
岸を助ける形になる懸念
があります。
それ故、上記の心得策<1><2>を
講じていきたいですね。

できれば、カットで粘れれば。


ただし、おかわり君、メヒアにおいては、
追い込まれれば、カーブでくるくると踊らされ、
デジャブのような典型的な空三振となるので
若しくはカーブを意識させられて
インハイストレートでやられますので、
追い込まれる前に何とかしたいですね。


でも、B3S0になったら、
ストライクを獲りに来る
4球目は積極的に狙って欲しいですね。
(特に嶋が捕手なら外角を
特にルーキー藤平には有効と思います。


あとは嶋が捕手なら、
決め手を外角で来る可能性が高いので、
外角で流し打ちを狙って欲しいですね。
逆に(特に藤平が狙ってくる)
インハイ釣り球は見送り、
次の外角低めを狙いたいですね。


いずれにしても、この仙台決戦では
鷲を炎の丸焼きにして連勝を!