下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/17ソフバン23回戦(inMLD)ちょっと鷹さんからの感謝的な忖度を感じましたが、勝つには勝って現地も盛り上がりました。ただ超攻撃型オーダーで残塁祭りの展開と、CSで鷹を破るには考えるべき面も。でも牧田大先生の想い「絶対やり返します!!」は響きました。目指せ「日本一」!

昨日は鷹の胴上げを見届けた屈辱の日となり、
今日、明日は勝ち越して
2位確定に近づかなければならない
ところ。


今日は生観戦しにMLDへ駆けつけました。
今年はCSや日本Sを除けば、
駆けつけるのも今回と23日オリ戦の2試合です。


今日はここから観戦でした。


さて、スタメンについては、
ソフバンの方は昨日と同じような布陣
「おいおい、誰もお休みしないのか・・・」と。
ただし、サファテがお休みでベンチに不在です。


ちなみに千賀は規定投球回数をクリアするために
今日は6イニングを投げさせる予定であり、
昨夜は、はしゃがなかったようです。厄介。

一方、ライオンズの方は、

写真がぼやけているので、書き直すと、
1番8秋山、2番6源田、3番2森、
4番3山川、5番4浅村、6番DH栗山、
7番5おかわり君、8番9外崎、9番7金子、
P多和田 です。


不調中の浅村安定性に欠けるおかわり君
並べなかったことは良かったです。


問題は、森=スタメン捕手として、
超攻撃型オーダーを組んできたので、
その効果がどこまで出てくるのか?
というところです。


一応、多和田&森のバッテリーは
前回のほか、昨年も上手く行っていますが、
超攻撃型オーダーを組んだことにより
多少の失点はやむを得なく、
それを上回る得点奪取で
打ち勝っていく作戦になります。


ところで、昨日、今日と
ソフバン応援団の観客席を
強制的に半分に制限していました。
普段のヤフオク球場で
ビジター球団の応援団エリアを制限し、
鷹一色ムードにすることのお返し
ということなんでしょうが
ヤフオクの場合は鷹ファンで満員になるでしょうが、
残念ながら、こちらMLDは獅子ファンだけでは
満員にならないという悲しい現実があります
。。。
一塁側は大半が鷹ファンで埋まっていました。


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さて、結果については、


最後に満塁からの栗山・与四球の
押し出しサヨナラ勝ちに終わりました。


現地観戦している雰囲気からは
もの凄く盛り上がる勝利に終わり、
大いに楽しめました。
また2位の座を奪うためにも、
貴重な勝利を得た
といえ、
とにかくどんな形にせよ、
この時期ですから、
勝って「ホッと」いうところです。


ただし、CS2で鷹軍団を打ち破る
ということを見据えたら、
昨日に続く
不安を残す試合展開でした。


最後の最後は源田が左安打で出て、
1点獲ればサヨナラなので、
森から代打・岡田でバント作戦。
バント作戦に異議はあまりありませんが、
また作戦を展開次第で変えていくことに
反対はしませんが、
ただ、源田が走者ですから
盗塁が見込めますし、、、
先週の日ハム戦と同様に、
超攻撃型オーダーの意図を
ここで自ら捨てます。
前回の日ハム戦では、
坂田から岡田に代えてバント成功も、
栗山、おかわり君と続かず完封負け。
このときは、アウトを増やした分だけ、
厳しい展開になりました。


ただし、今日との違いについては、
前回は1点ビハインドの場面でしたが、
 今日は同点の状態なので、
 最悪、無失点でもまだ生き残れる。

前回は後続が栗山、おかわり君。
 栗山は土壇場になると信頼性高いですが、
 二死になれば、又は栗山が敬遠されれば、
 安定度に欠くおかわり君では
 厳しい状況になる
ので、
 岡田バント後は一死だけど、
 二死と同じ状況。
 しかし、今回の後続は、
 当たっている山川浅村栗山。
 浅村が不安か。。。
相手投手について、
 前回日ハム戦が増井だったけど、
 今日はサファテがお休みなので、
 昨日はやられたけど、
 比較的、打ち込んでいるモイネロ。


前回の日ハム戦より少し優位でしょう。
ただし、前回の日ハム戦以上に、
西武にとって
大きなぼた餅が棚から落ちてきました。
まず岡田の打席で、
牽制悪送球により源田が二塁へ進塁。
源田ははじめ気づかなかったけど、
球がころころしていく中、二塁を奪いました。
そして、岡田が送って一死三塁のチャンスに。
これで安打にならなくとも、
外野フライでも、スクイズでも
様々な選択肢で
サヨナラを奪える場面に早変わりしました。
そして、次の山川の打席では、明瞭な敬遠。
これで一死一三塁なので、
次の浅村勝負で併殺狙いか。。。
普通なら、ここで併殺狙いで当然です。
ところが、捕手は構えていますが、
浅村も敬遠?!
外角に大きく外して歩かせます。
鷹陣営は
満塁にして栗山勝負に出ました。
ある意味で、一死の場面で
前回の日ハム戦と同じ後続に。
もし栗山が三振したら、
次はおかわり君、、、不安。。。


しかし、栗山が3球目で追い込まれますが、
そこからボールを見極め、
低めの難しい変化球をカットで逃げ、
フルカウントまで持ち込み、
最後はモイネロの力み負けで
高めに大きく外し、
与四球からの押し出しサヨナラ
で決着しました。
これで栗山は、さすが巧な打者らしく
今季2度目のソフバン戦サヨナラを決めました。


ただ、最後の敬遠、敬遠、満塁押し出しって、
昨日は優勝ありがとうね、
獅子が鷲を撃破してくれたから
優勝戦線が楽になったよ、
だから、今日くらいは。。。というような
鷹軍団の忖度を受けたような気分に
もなりましたね。
まあそれは冗談ですが、、、


やはり今日の試合については、
先週の日ハム戦と同様に、
超攻撃型オーダーを組みながらも
残累祭りの展開となり、
延長戦になって最後まで
もつれる接戦になったこと
です。


確かに、今日の西武打線については、
2回裏で満塁の場面外崎
押し出しを嫌がって
フォークを思い切り投げられない千賀に対し、
14球粘って犠牲フライで先制したこと、
逆転された直後の8回裏に
4番目の山川が値千金(値肉三枚)
の同点ソロ弾を放ったこと
は大きかったです。


ただし、2回裏は外崎の犠飛で先制後に
もう1点欲しい場面でしたし、
3回裏は先頭の秋山が
無死二塁打のチャンスを作るも無失点、
まあ、3回裏、二死一三塁で浅村の打席では、
レフト・中村のダイビングキャッチが響きましたが、
ワンバンしたような気もしましたが・・・
6回裏も二死からでしたが
満塁チャンスを作るも無失点、
7回表は先頭・金子が出塁して盗塁し、
無死二塁打のチャンスを作るも無失点
残塁祭りが続きました。
昨年で言うところの
「あと一本が・・・」野球でした。


今日の千賀はそこまで良かったか?というと、
正直、状態は良くなかったでしょう。
持ち前のフォークについては、
決まったところもありますけど、
あまりにも手前で落ちる球
落ちても、いつものような
ストライクゾーンからボールゾーン
というより、
ストライクゾーンからストライクゾーンと、
フォークの制球力、キレが今一つでした。
それ故、途中から
スライダー(?)でカウントを稼いだり、
フォークを意識していることを利用し
ストレートで勝負していました。


結局、西武打線の方は、
あのお化けフォークの幻影を意識し、
ストレートや精度の悪いフォーク、
途中から使うスライダーで
翻弄されて決め手に欠けます。
そのような中、得点した決め手は
犠牲フライ、一発、押し出し・・・
しかも最後の押し出しは、
源田が安打で出たことがきっかけで、
山川、浅村の強打者が居たから
連続敬遠になりましたが、
超攻撃型オーダーは、基本的に
今日も不発に終わった
といっていいでしょう。


確かに超攻撃型オーダーは
一発を含む長打力に魅力があって
相手も怖がる作戦であり、
今の西武は坂田らを余らすくらいなので、
その作戦を実現化できます。
ただし、大振りも多いため、
穴、相手が付け入る隙が
大きいのも確かです。

相手が格下だったり、二線級なら、
この圧倒するオーダーで
相手もビビッて力み崩れてくれます
が、
鷹軍団のように強豪になると、
しかもその投手陣が一線級になると、
超攻撃型オーダーにしたからと言って
こちらの穴を突いてきますから、
簡単に攻め落とすことは

容易ではありません。


ましてや、作戦・打撃コーチ陣が
オーダーを組んだことで安心し、
選手放任主義に走り、
相手投手の攻略作戦等を
実施させることができない

ということは大問題です。


今の西武打撃陣の特性から、
超攻撃型オーダーに魅力はあり、
その気持ちはわかりますが、
走攻守で1点を奪い取る、守り抜くという
「辻野球の概念」は忘れないでください。


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ところで、
今日の多和田については、
勝ち星こそ逃しましたが、
相手は酔っぱらっていたとはいえ、
出塁(被安打5、与四球3)を出しましたが、
打線の援護が1点しか無い中、
7回をゼロに抑えたのは立派でした。
今日は配球を把握しきれていませんが、
森くんも捕手として頑張りましたね。
打撃面は今一つでしたが、
ソフバン打線を相手に、
捕手としては神経使いながら、
多和田を導いた
わけなんで。。。


ただし、8回表、シュリちゃんが
2点を失い逆転されました。
この中で
柳田にタイムリーを打たれたとき、
外角に構えませんでしたか?
見事に打たれちゃいましたね。。。


そして、
一死一三塁の場面(デスパの打席)で
柳田が二盗を決めたとき、
投球がワンバンして弾いたところなので
どう投げても手遅れなのに、
二塁へ送球しましたね。
下手をしたら、三塁走者・中村が
本塁へ突っ込んでましたよ。


この8回表の守備は、
一流の捕手になるなら、
大いに反省ください。


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ところで、今日のお立ち台は
勝利投手になった牧田と
貴重な同点弾を放った山川でした。


そこで牧田さんの
インタビューを抜粋します。


(アナ)
ライオンズとしても、クライマックス
シリーズ進出を決めています。
今後に向けての抱負を聞かせてください。


(牧田)
絶対やり返します!!


(アナ)
昨日は悔しい気持ち、ありましたね。


(牧田)
そうですね。何回も見ているので。
クライマックスシリーズでは、
逆に見せてやろう
と思います。


(アナ)
それでは最後に、
今後に向けてメッセージをお願いします。


(牧田)
日本一になるために、
がんばりたいと思います。

また声援をよろしくお願いします!



西武関係者、ファン一同は
みんなこの思いがあるでしょう。


CATCH the FLAG
"NIPPON CHAMPIONS"!