下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今年のソフバンは先制点を奪うと強くほとんど勝っている。でも西武も先制点を奪うと強かった。で、今年の西武のソフバン戦を『先制点』の観点から振り返る。

今、西武と関係ない戦い・CSファイナルが行われ、
どうやらセもパも2勝2敗状態のようですね。


まあCSファイナルの方はどうでもいいんですが、
(この4チームなら横浜が日本一になることを祈ってますが)
ソフバンに関する面白い記事が
ありましたので、紹介します。



連勝で形勢逆転!楽天が示した“要塞”の攻略法
10/20(金) 11:30配信 (BASEBALL KING)
 <記事抜粋>
 特に72試合で52勝20敗と驚異的な勝率を誇っていたホーム
 
 ソフトバンクが本拠地で強いというのは上述の通りだが、それよりも際立った強さを見せていたのが『先制』した試合。それが今季は83試合で73勝9敗。9割近い勝率を残しているのだ。他のパ・リーグ5球団と比較してみると、その数字がずば抜けていることがわかる。


 【先制した試合の成績】
.890 ソフトバンク(82試=73勝9敗)
.743 西 武(76試=55勝19敗2分)
.740 楽 天(74試=54勝19敗1分)
.639 ロッテ(62試=39勝22敗1分)
.606 日本ハム(66試=40勝26敗)
.603 オリックス(69試=41勝27敗1分)


  ちなみに、これをホームに限ると41試合で38勝3敗。勝率.927ということは、ホームで先制すればほとんど勝っていたということだ。
  しかし、そんなソフトバンクでも、先制点を許した試合は21勝40敗と19の負け越し。勝率にして.344と一気に流れが悪くなる。要塞と化したヤフオクドームでソフトバンクを倒すには、先制して主導権を握ることが大きなカギとなるのだ。


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今年は、ソフバンがあまりにも強すぎて、
ヤフオクではあまりにも負けすぎていて、
あまり気づきませんでしたが、
ソフバンは
先制点を奪うと勝ちやすく、
逆に先制点を許すと勝ちにくい
傾向だったみたいですね。


ソフバンの成績について再整理すると、
◆全成績
  143試合94勝49敗(勝率0.657)
先制点奪取全試合
 82試合73勝9敗(勝率0.890)

先制点許した全試合
 61試合21勝40敗(勝率0.344)

◆ホーム全成績
  72試合52勝20敗(勝率0.722)
ホーム先制点奪取全試合
  41試合38勝3敗(勝率0.927)

◇ホーム先制点許した全試合
 31試合14勝17敗(勝率0.452)


先取点を奪った試合は勝率が約9割とは。。。
しかもホームだと9割超と神がかっており、
炎獅子ユニの勝率を遙かに超えています。
今日のCSファイナル第3戦は、
楽天に先制されつつも勝ちましたが、
ソフバンに勝つには先取点が必須
という傾向でした。


ただし、西武も、ソフバンほどでないけど
先取点を奪うと勝つ傾向にありました。


西武の成績は、
◆全成績
  143試合79勝61敗3分(勝率0.564)
◇先制点奪取全試合
  76試合55勝19敗2分(勝率0.743)
◇先制点許した全試合
  67試合24勝42敗(勝率0.358)


ところで、西武のソフバン戦成績は、
◆全成績
 25試合9勝16敗(勝率0.360)
◇ホーム
 12試合8勝 4敗(勝率0.666)
◇アウェー
 13試合1勝12敗(勝率0.083)


敵地ではほとんど勝てませんでしたね。


さて、全成績の中で西武が
先制した試合は
 12試合7勝5敗(勝率0.588)

先制を許した試合は
 13試合2勝11敗(勝率0.154)


先制したときは勝ち越していますが、
全成績の中の先制した試合時より勝率が低いです。
むしろ特徴的なのは、先制点を許すと、
かなり負け込んでいる傾向でしょう。
もちろん、先取点に関係なく
中盤、序盤に点を獲ったり獲られたりはありますが、
西武はソフバンに対し、全般的に
先取点を許すと勝ち目がほとんどなく、
先取点を奪うと何とか勝ち負けに持ち込めた
という傾向のようでした。


ただし、
今年は敵地で負けすぎたことが影響しています。
アウェーにおいては
先制した試合が
 5試合全敗(勝率0.000)
先制を許した試合が
 8試合1勝7敗(勝率0.125)


一方、ホームにおいては
先制した試合は
 7試合全勝(勝率1.000)

先制を許した試合は
 5試合1勝4敗(勝率0.200)


西武はソフバンに対し、ホームでは、
先取点を許すと勝ち目が薄くなるが、
先取点を奪うと圧倒的に勝っている
という傾向でした。


こう考えると、
やはり『先取点』は重要であり、
それを奪われず、いかに奪うかが大事
だったということですね。
もちろん、そのためには、
こちらの先発投手が先取点を奪われぬよう
相手以上に耐
えることが大切であり、
先発投手陣の駒不足問題の改善は
喫緊の課題であるということですね。


西武の先発陣営は、来年になると、
野上のFA流出、ウルフの年齢的下降など
が懸念
されます。
それだけに、先発陣営については、
若手の台頭のほか、適切な補強ができるか
がカギを握ります。


補強については、
ドラフト、外国人、トレードと様々です。
ただし、例年、外国人は外れが多々であり、
招聘にはなるけど、補強にならず
という傾向
ですからね。
招聘補強は意味が違いますからね。


もちろん、来週26日のドラフトでは、
当然、即戦力投手を集めるべきです。


あとは、
西武は価値のある打者が多いですから、
中堅の即戦力投手とのトレードも
積極的に敢行
することも見据えた方が
望ましいでしょうね。