【ドラフト会議2017】終了。今年の西武が獲得した交渉権(結果):チームに迫る喫緊な課題を少しは改善できるのか?まあそれは別途考えるしかないんでしょうね(フロントのやる気があるかは不明ですが)。現時点では交渉権にすぎませんが、新たな8名の皆さん、獅子軍団へようこそ。応援します!
私事ですが、今日から来週一杯まで
高知の西南端へ出張です。
端っこの田舎ですが、場所はいいところなんで
仕事でなく旅行だったらいいんですけどね。
おまけに週末は台風の懸念が、、、
テレビ放送の局数は少ないですが、
一応、日本シリーズは見ることができそうです。
まあ本来ならパ贔屓ですが、
応援するならDeNAですね。
また「首都圏でプロ野球観戦」さんに
ブログ記事に本ブログのことを挙げて頂き、
本当に光栄であり、誠にありがとうございます。
「首都圏でプロ野球観戦」さんのブログは、
素人の私とは比べものにならないほど、
野球に関して、
試合をプロのみならず幅広く数多く
生で観戦されて培った知識から書かれているので
コメントが本物であり、適切なお話が多く
厳しくとも西武、ヤクルトへの愛着が深く、
いつも勉強させてもらうことができ、
楽しみながら愛読させて頂いております
西武にとって、
捕手不足問題の改善は喫緊な課題です。
今回、捕手については、
育成枠で最後の最後に
齋藤 誠人君(北海道教育大岩見沢校)を
選定しましたが、
正直、最後の最後にとってつけた感を
どんな形でもとにかく1人ゲットしたから
2軍の試合は遂行できるという球団の下手な安堵感
否めない感想でした。
また 村上 宗隆君(九州学院高)が
「外れ2度目入札」とはいえ、
ドラ1で競合するとは思ってなく、
即戦力投手を優先せざるを得ない西武にとって
もう獲得する余地は皆無でしたね。
あと、今年は
中村君、村上君を獲得できなければ
他にめぼしいタイプもあまりいないから、
育成枠で選定するのも
やむを得ない面はあったと思いますが、
もう1人選んで欲しかったです。
銀がもし流出したら、
1軍を岡田、森、中田
2軍を藤澤、駒月、齊藤君
という体制が想定されますが、
量と質の面でカツカツ感を
醸し出す危機は脱していません。
捕手というポジションは負傷もしやすいです。
もし故障者が続出して不足したら、
熊代もコンバートさせるんですかね?
質の面については、もちろん
今居るメンバーの成長は必要であり、
プロ捕手として本格化すれば御の字ですが、
例えば、森の場合、
森の粗雑さなどを踏まえると、
(逆に変な方向に背負い込むのも厄介ですが)
勝てる捕手としての本格化には不安が大きいです。
来年、もしこの体制で進んだら
Bクラス逆戻りを懸念せざるを得ません。
本気でこの体制でやっていくのであれば、
捕手専属コーチをベンチに入れて
厳しく強制的にでも徹底指導させるべきです。
(過去の因縁はあるけど伊東氏を招へいしたら?)
特に森には、本気で捕手として育成したいなら
専属捕手コーチはつけて
休みだろうが、四六時中、叩き込んで欲しいですね。
とにかく、ドラフトが終わった今では
理想は銀の流出阻止ですが、
他は人的補償、トレードで補強するしかありません。
なお、申し訳ありませんが
齋藤 誠人君のことは知りませんが、
強肩タイプのようですね。
ソフバンの甲斐のように
是非とも台頭するよう頑張って下さい。
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さて、今回のドラフトで西武が得た交渉権は
1位 齋藤 大将投手(明治大)
2位 西川 愛也外野手(花咲徳栄高)
3位 伊藤 翔投手(徳島インディゴソックス)
4位 平良 海馬投手(八重山商工高)
5位 與座 海人投手(岐阜経済大)
6位 綱島 龍生内野手(糸魚川白嶺高)
育成1位 高木 渉投手(真颯館高)
育成2位 齋藤 誠人捕手(北海道教育大岩見沢校)
でした。
現在の戦力外通告した7名(外人除く)が空き、
松井稼頭央を復帰させるでしょうから、
その空いた6名分を補充し、
途中で育成から最大2名の入れ替えも見据える
という8名でしょうか。
となると、今後は
2次戦力外通告は無し?あっても2名まで?
という感じでしょうか。
あと、ケムナ・ブラッド誠君(日本文理大)は
潜在能力の高さを期待してロマン枠で欲しかった
ですが、広島にドラ3で持っていきました。
ただ3位は驚きました。
で、今回の西武の1位指名については、
田嶋君をオリックスとくじ引き対決となり、
結果、外れてしまいました。
昨年までのオリックスは
なかなか当てることができてなく、
外れたときに
Twitterでは「このハゲ~~」とながれていましたが、
何をどうしようとも、願おうとも
くじ引きの確率は五分五分であることに
変わりませんからね。
まあ「残念」としかいいようがありません。
結局、左腕へのこだわりを捨てず、
明大の齋藤大君を次に指名して
単独で外れ1位を引くことができました。
とりあえずホッとできましたね。
もちろん球団は即戦力として期待し、
本人も即戦力になるよう頑張ると思います。
個人的には田嶋君が外れた時点で
左にこだわらず
左右関係なく即戦力を優先して
鈴木康平君(日立製作所)が欲しかったですけど。
ただし、問題は2位以下の指名です。
齊藤大君が即戦力になり、
多和田、光成が一人前の先発柱になれば
いいですけど、
齊藤大君だって即戦力になるかは未知であり、
光成だって性格的な問題が大きいから
自信を持てないと、来年、大成できるかわかりません。
そういうことを考えると、
もう一人2位で即戦力候補を獲得しておきたかった
と思います。
西武に迫る喫緊な課題となっている
先発投手の駒不足問題改善は
今の先発陣の柱である野上や、
先発投手を担うことができる牧田が流出する危機、
ウルフの年齢的下降線を辿る危機を
新たな外国人も期待薄手ある懸念を踏まえると、
今回のドラフトで補強を終えるなら
もちろん他の台頭の可能性もあるでしょうが、
多和田、光成、齊藤君にかかっている
と可能性の選択肢が狭められることになります。
ある意味で、問題改善のためには
彼ら3人の台頭が最低限の絶対条件
という厳しい状況になります。
今回、オリックスは、
ドラ1で田嶋君、
ドラ2で 鈴木康平君(日立製作所)と
二重の候補を得ることがデキ
理想的な即戦力先発投手補強ができましたね。
2人とも即戦力になれば理想、
少なくとも1人は即戦力になって欲しいという
二重のラインを確保するリスク回避の考え方に類似します。
もちろん、
地元・埼玉県に初の甲子園優勝をもたらした
花咲徳栄の西川君の獲得はうれしいですが、
ドラ3でも獲得できたんでは?
という気がしております。
※清水君(中日ドラ4)は残念ですが。
それはドラ3以下でも、
もう一つ順位を下げても獲得できたんでは?
という気がしております。
最終的にロッテがドラ5で獲得しましたが、
2軍戦とはいえ、中日をきりきり舞いさせた
渡邉 啓太投手(NTT東日本)
あたりが欲しかったです。
もちろん育成を除き7名になってもいいし。
しかし、今回のドラフトについて、
フロント陣の考えには、育成を除き
狙いは6名枠が前提に在りきですから、
渡邉啓太君など、最初から
他選手の選択の余地はなかったのでしょう。
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とにかくドラフトは終了しました。
西武に迫る危機(先発投手&捕手不足問題)について、
もちろん未知の新人だけで
カバーすることは容易ではないです。
昨年の源田あたりはデキすぎでした。
ただ、今回のドラフトで1歩でも改善に進めば!
とは思っておりました。
今回のドラフトの結果は、
0.3~0.5歩進んだ?という印象
を感じました。
その一方で、銀、野上のFA流出は絶対に阻止し、
(牧田さんは今オフに渡米もあり得るので別枠)
他の補強策も見据える必要性がさらに濃くなった
と思います。
CS1で得た営業収益を使ってでも
FA流出を阻止すべきです(特に銀は)。
話をドラフトの結果に戻しますが、
新たな8名の皆さん、
獅子軍団へようこそ。
施設がボロすぎて嫌になるかもしれませんが、
反骨精神で
是非とも頑張って
成功を得て下さい。
ドラフトの特集番組で
ドラ5の與座 海人投手(岐阜経済大)が
出ておりました。
大学の同期である亡き友人の思いと一緒に
母校の全国大会出場、プロ入りを目指してきた
お話でした。
シンジとともに、とイメージが重なりました。
與座君は、辛い経験をしてきて
「友のために」という想いで
やってきただけに強き男だと思います。
是非とも活躍して欲しいです。
頑張れ!ルーキー達。