下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ドラフトが終わった今、FA流出阻止が最優先であるが、阻止が厳しそう。やはり次の補強策は「アテにならない外国人招聘(この時点では補強と言えず)」「トレード」「FA獲得」「戦力外選手獲得」をしっかり進めるしかない(ただフロントはどこまでやる気か?わかりませんが)。それら補強策について思うところを勝手に書いてみました(ちょっと長くてスミマセン)。

現在の西武ライオンズでは、
外国人3名や田代の第2次戦力外通告まで含めると
戦力外・引退で11名が減り、
FA流出懸念の牧田、野上、銀、おかわり
継続契約が済んでいないウルフ、シュリと
現時点でグレーゾーンになっているのが6名を除くと
支配下人数は53名。
これに支配下の新人6名と松井稼頭央を含めると、
支配下人数は60名が確保されることになります。
まあウルフ、シュリは
残ってくれると考えれば62名になります。


ドラフトが終わった今となっては、
FA流出阻止を最優先で
取り組むことになります。
牧田は
1年残留で来オフに米挑戦
でサインしてもらえば御の字でしょう。
最低限、今オフの
米国への輸出ポスティングです。
最悪なのは国内他球団に行くことです。
FA宣言後、他球団との交渉でも
来オフの米挑戦は条件になるでしょうから、
国内他球団へ移籍するくらいなら、
今オフに米国へ輸出した方がマシでしょう。


しかし、銀と野上は
何が何でも残留してもらうよう
CSで得た収益金をつぎ込んでも
全力全身で二十分に手厚く交渉することが必須
です。
銀と野上を失えば(特に銀は)、
来季はBクラスへ逆戻りも覚悟
しなければならなく、
今後の他選手らのFA流出を
誰もがFA権を取得したら
FA宣言を即Go!
という風潮を
促進することにもなります。
野上クラスのFA移籍は、
十亀などの
準主役級のFA宣言を
しやすくなる先駆け
なりますから。


ただし、
今までの交渉下手の傾向を考えれば、
3人流出は免れない可能性が高いでしょうか。
そんな中で次の補強策を図るには
「アテにならない外国人招聘」、
「トレード」、「FA獲得」

「自由契約選手獲得」
をしっかり進めるしかないです。


今回、それらについて、思うところを
勝手に色々書いてみました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆外国人招聘
ガル、ファイフ、キャンディの3人枠は
アテにならないけど、新たな外国人投手の招聘
でしょう。
例年のハズれ続きの傾向を踏まえれば
決して「補強」ではなく「招聘」にすぎませんが。


ドラフトのくじ引きをハズすのはしょうがないが、
そろそろ外国人投手は当てて欲しいですね。


以前、紹介した西本氏の記事ですが、
西本氏が言うには、
来日する外国人投手について、
・外国人はやってみないと分からない
何かしら欠点を持った選手が来る
 (良い選手というのはまず来ない)
・でも結果が出ないとすぐにクビにする
・しかし、しっかり指導すれば
 (シーズン途中や2年目以降に)
 開花することだってある。
 ロッテではマーフィー、グライシンガー
 オリのディクソンなど



<記事抜粋>
巨人の補強が一番も
「表があれば裏もある」/西本聖

 日刊スポーツ2017年1月13日
 キャンプインを前にFA、トレード、新外国人獲得などプロ野球12球団の補強がほぼ完了した。
  野球評論家の西本聖氏に今オフの補強について話を聞いた。
=====前  略=====
 
-近年、外国人選手の入れ替えが非常に激しい
西本氏
  
外国人というのはやってみないと分からない、投げてみないと分からない。しかも良い選手というのはまず日本には来ない。何かしら欠点を持った選手が来るのに1年以内に結果が出ないとすぐにクビにする。1年で結果が出るわけがない。でも指導者さえしっかりしていれば2年目から結果を出すことだってあるはず。数打ちゃ当たるかもしれないが、裏を返せば育てられませんということ。
-西本さんもコーチ時代に外国人投手を指導した
西本氏
  失敗もあるけど成功した例もある。ロッテではマーフィー。カーブの使い方を教えたらシーズン途中から急に勝てるようになって12勝を挙げた。
  グライシンガーもそう。ロッテ移籍後の12年、最初は勝てていたのが急に勝てなくなった。「どうしたら勝てますか、教えてください」と言ってきたのでそれまでのチェンジアップとカットボールに加えてカーブの使い方、ボール球の使い方を教えた。12勝を挙げて復活してくれた。
  オリックスではディクソン。勝てなくなってスタッフ会議で「2軍に落とす」となったが「待ってください」と言って1軍に残した。プレートの踏み方やスローカーブを教えた。元々低めにしっかり投げ込める投手。長打を打たれることが少ないし、悪いところをしっかり把握して直せば結果を残す選手だった。

-最後にトレードについて。
 今オフ成立したのは2件。巨人大田、公文と日本ハム吉川、石川慎の2対2のトレードが目立つ程度だった。西本さんも巨人から中日(中尾捕手が巨人へ)に移籍するなどトレードを経験している
西本氏
  トレードというのは新外国人の補強と違い、選手の能力が分かっている。だから計算もできるはずだし有効な手段。僕も巨人が「捕手が欲しい」ということで交換トレードで移籍した。お互いがいい形を作れるはずだし、選手を生かす意味でももっと活発になっていいと思う。


*********************
とはいえ、西武のハズれ外国人は
育てる以前に
NPBで通じる資質が無いことが問題でした。
キャンディの場合なんかは、
完全にギャグ狙いの招聘でしたね。
ただし、キャンディのキャラクターは好きでした。
サインを第二で頂いたときは、
 帰らず、友人が待っているのに
長蛇の列でも全員に対応してくれていましたね。


でも、昨年のポーリーノとかは
もう1年残しても良かったんでは?

と思います。
ポーリーノの場合、真面目すぎる性格から
勝てない日々が続くようになって
その性格がアダとなり、
自滅しながら負のスパイラルにハマってしまった
からね。
来日当初はそれなりの技術で投球をしていたんだから、
1勝を挙げれば、何か自信をもつきっかけがあれば、
そこそこ活躍したかも
しれません。
バンヘッケンは韓国に戻って
活躍していた
のは笑えましたが。
韓国の水がよほど合うのでしょう。


ちなみに、郭シュンリンは
4年目の残留が濃厚のようですね。
まあ、西武と台湾の友好関係維持のため
ある意味で、特別枠でしょう。
もしかしたら、今回の残留は、
もう西武での活躍することよりも、
レベルの高いNPBで経験を積んで
台湾野球で活躍できるよう、
留学的な意味合い
目的が変わっているかもしれませんね。
もちろん活躍してくれれば御の字ですが。
ただ、郭シュンリンの場合、
昨年の清田への危険球与死球や
それまでのNPBでの投球を見ると、
一杯一杯になってしまい周りが見えなくなる
イップス的な問題が投球に響いている懸念があり、
WBCのフルボッコで完全に自信失墜して
立ち上がれなくなっている印象を持ちます。
とにかく自信を取り戻させることがカギでしょう。


さて、今オフも
3人は新たな外国人投手がやってくるでしょう。
できることなら、そのうち2人は、
◆それなりに
 NPBで通じる資質を有していること
育成~覚醒も見据えて
 20歳代の若手を招聘すること
 (上限は27歳くらい)
そんな外国人を招聘し、
2ヶ年の視野で雇って欲しい
ですね。


ただし、残り1人については、
チームの台所事情を踏まえれば
即戦力となる先発投手が欲しいのですが、
今の海外フロントには眼力が無いですから、
ハズれを招聘するくらいなら、
いっそうのこと
日本の野球を知っているNPB経験者
NPBで通じる片鱗を見せた者
を雇ったらどうですか?


まあ今オフにNPBを自由契約となった、
 退団濃厚の外国人投手は
中日のバルデスも来年40歳できびしく、
見込みのありそうな投手がいませんが、
ハムから阪神へ行ったメンドーサ
もし退団するなら狙って欲しいですね。

阪神・メンドーサが帰国 退団濃厚…4試合に先発も0勝2敗
(2017.10.19 05:01 サンスポ)
メンドーサ談話
「短い期間でしたが楽しく、チームメートもとてもよくしてくれました。来年ももちろん日本に戻ってきたい。阪神も含めて、自分に興味を持ってもらえる球団で活躍できるようにしたい


**********************
あとはシーズン途中で報道があった
元ソフバンで現在、富山で活躍している
エディソン・バリオス(29歳)ですね。
ファイフを獲得するよりも
調査を進めていたバリオスの方が良かったんでは?
と、今となっては思います。
確かにソフバン時代では、
中継ぎを担っておりましたが、
富山では先発投手を担って
18試合登板し、97回1/3を投げて
防御率1.39、WHIP1.05で10勝4敗。
5~7回は投げることがデキます。
またソフバン時代に
NPB記録タイの17試合連続ホールド
をマークしているように、
NPBでも通じるレベルにあり、
年齢もまだ29歳です。
そして何よりも
日本野球を理解して風習にも適合していること
は魅力です。
2011年に来日し、関西独立リーグでやり
その後、育成時期も含めて
ソフバンで16年までプレーし、
自由契約になっても
日本でやりたい一心で富山に行っているんですから、
NPBからお声がかかれば
すぐにでも入団してくれると思いますが、、、
今年6月に西武が調査をしておりましたが、
その調査結果で不適合という答えが導かれたのか?
それは何故?
実力やNPBへの復帰への意欲は問題無いでしょう。
金額でもめたか?
富山では桁違いに安いですから
ファイフに払った3千万ちょっと
より安価に2千万円台でも来てくれたんでは?
それとも素行が悪いのか?
悪かったら日本で7年もやってないでしょう。
それとも西武は嫌いと言われたか?
普通、NPBに復帰したいのに
そんな選り好みしないでしょう。
あくまで推測になりますが、
バリオスの調査の報道直後に
ファイフの入団がきまりましたから、
バリオス調査を進めていたが、
向こうで海外スカウトが
ファイフと話を付けてしまったから
調査を途中で打ち切った?
という気もしております。


やはり即戦力投手として
バリオスメンドーサ等の
NPBで通じるNPB経験者
雇って欲しいですね。


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◆トレード
喫緊な課題になっている
先発投手陣の駒不足問題
を改善する対策の一つになり、
一軍で実績のある中堅投手あたりを
得られれば
眼力の無い海外スカウトが探してくる
外国人よりも信頼度は高いでしょう。


では、誰を出すの?
が問題になってきます。
現時点の西武戦力を踏まえると、
坂田が最適任者でしょうね。


もちろん、坂田は
代打の切り札として大切な選手であり、
西武にとって必要な選手であるとともに、
是非とも西武で活躍してもらいたい思い
はヤマヤマです。
しかし、坂田の出番は
なかなか訪れないのが現実であり、
出てくるのも最後の最後であったり、
ずいぶんもったいない使い方になっています。


確かにスタメンより代打の方が活躍してますが、
坂田の実力を考えれば、
一軍で6番レフトスタメンで行けるレベルにあり、
チームによっては
クリーンアップだって行ける地力を備えます。
しかし、本人も来年は32歳という限界的年齢であり、
プロ野球で一花咲かせるには
来年あたりが最後かも
しれません。


栗山だって年齢的な下降線への懸念もあるから、
来年は今年より出番があるかもしれませんが、
今の辻監督の采配考えれば、
若手優先のため、それほど増えるとは思えません。
それ故、このまま西武に残っても、
中途半端な使い方をなれながら
年を老いて衰えていく懸念が濃いです。
坂田自身も、実力がありながらも、
大輪の花を咲かせること無く
プロ野球生活を終えたくはない
でしょう。


もし坂田と一軍中堅先発投手の
トレードが成立すれば
坂田&西武の双方にとって
WIN-WINの対応になると思います。


やはり、本音は坂田を失いたくないですが、
坂田自身のためにも、チームのためにも、
坂田ー一軍中堅先発投手の
トレード
を進めて欲しいですね。


あとは、木村文あたりも
トレード対象として考えられます。
ただし、木村文では
獲得する投手の質は下げざるを得ません。


もちろん
2軍でくすぶっている若手では
投手の質はさらに低下し、
2軍でくすぶっているレベルか、
実績があっても
引退間際のロートルくらいです。
巨人の杉内とかをもらっても
役には立ちませんからね。


あとは球団イメージダウンは覚悟して
巨人の問題児・山口俊の面倒を見るか?
金銭トレードでも手に入りそうであり、
そこそこの活躍は見込めます。
ただし、2億5000万円を
2年間も払うのは高すぎるかも。


******************
ところで、今シーズン終盤に
メヒアの阪神トレード説
噂されていました。
メヒアクラスなら
藤浪だって獲得できるかもしれません。
しかし、メヒアは
出さない方が賢明だと思います。


確かに今年のメヒは大不振に陥っていました。
その不振が故に
功を焦り、周りが見えず、力んでさらに落ちる
ベンチではかろうじて明るくしていますが
モチベーションも下降線。
そして焦りばかりが募ってさらに落ちる。
その悪循環を繰り返しながら
完全に負のスパイラルにハマってます。


周りが見えず、打ちたい・打ちたいの
焦り気持ちが露呈し、力みまくっている
のが明瞭なため、
相手だってかわしながら攻めてきます。
でも冷静じゃないから
簡単にその術中にハマっています。
代打で出てきて
初球を我慢できず
闇雲に振って凡打するあたりは
その典型であり、
それを繰り返すからモチベーションも下がり
一塁まで一生懸命に走る気も失せています。

打つときに
球を「見えていない」というより、
「見ていない」という印象です。


やはりメヒアの不振については、
年齢的な衰えによるものではなく、
焦りばかり募り、冷静さを失い、
周りが見えていなく、

気分的に負のスパイラルにハマっていること
が大きく響いている
と思います。
こういうときこそ、
打撃コーチの手腕の見せ所なんですけどね。
メヒアが冷静になるよう、
打席で我慢できるよう導けば、
十分、上向きに回復してくるはずです。


それ故、メヒアをトレードで放出すれば、
移籍した途端に元気になる可能性は高いです。
しかも、メヒアは固め打ちできるタイプですから、
手放した途端に尋常無く大活躍するような
サファテやデスパの二の舞も十分あり得ます。
すなわち、メヒアには
今でもそれだけの能力が健在である

と思います。


**********************
一方、おかわり君の方が不安は大です。
今年の序盤はヒッティング狙いで活躍しましたが、
それも長続きしませんでした。
CSにおいては、
ベテランらしい働きを意地で見せましたが、
売りであるHRは二線級の青山相手です。
やはり年齢的な下降線を隠せず、
最近では速い直球も空振りするようになり、
(変化球を意識しすぎて振り遅れもあるでしょうが)
動体視力の衰えが懸念されます。
アスリートにとって年齢的限界は、
体力的な限界が響いてきますが、
動体視力の衰え
その限界のクリティカルになりやすいです。
それだけに動体視力は
アスリートにとって生命線であり、
その衰えは致命的になりがちです。


とはいえ、おかわり君の脅威は
他球団でも未だ残っておりますから、
もしおかわり君をトレードで放出すれば、
それなりの一軍中堅先発投手を釣ること
が期待できる
でしょう。
FA流出に伴う人的補償では
そういう即戦力先発はプロテクトされるので
トレードより質が下がります。
同じ流出するならFAよりもトレードです。
そう考えると、
チーム戦力強化のために
おかわり君をトレードに出して
一軍中堅先発投手を釣る案

が有効になりそうです。


しかし、おかわり君の場合、
今オフが契約更新時期で
その交渉次第でFA流出もあり得るので、
トレードに出すには厄介な状態にあり、
トレードの実現性は低いです。


今回の契約交渉では
減俸せざるをえなく、
本人もその覚悟はあるでしょう。
おかわり君の要望としては、
居心地の良い(ぬるま湯の)西武
 是非とも残りたい。
②減俸は覚悟しているけど、
 なるべく減らないで欲しい
③上記①のことがあるから、
 契約年数が複数年欲しい
というところでしょう。


そのため、減俸が大幅でなければ
即決で残留にサインするでしょう。
でも、年俸があまり減らなければ、
トレード先だって負担が大きいので、
トレードがまとまらないおそれが高いです。
でも上記①の要望が大きいでしょうから、
単年契約とかでなければ、
金額は制限一杯まで減らされても
残留にサインするかも
しれません。
減額制限一杯になれば、
トレード先が出てくるかもしれません。
さすがに制限額超え減額となれば、
FA宣言する可能性があり、
そのとき、他チームがFAで獲得したいなら
西武の条件を上回らなければならないから
最低でも減額制限一杯の金額以上を払う

必要があるでしょうから。
でも、おかわり君だから、
制限超えても
残留にサインするかも。。。


ただし、上記①の要望が大きいだけに、
残留サインした直後にトレード放出
なんてやったら、
完全にだまし討ちになるでしょうし、
フロントにそんな勇気はないでしょうし、
そんな仁義なき対応をやると、
他選手への動揺の影響が大きくなります。


やはり、おかわり君を今オフに
トレードに出すには厄介なことであり、
実現性が厳しいですね。。。
来シーズン、やはりパっとしていなければ、
シーズン途中でトレードすること
チーム内の波紋を少なく実現できるかもしれませんが、
そのときは商品価値も低下しており
釣る投手の質も下げざるを得ないでしょう。
でも、シーズン途中のトレード
見据えてもいいかもしれません。
それが嫌なら引退覚悟で頑張れ!
ぬるま湯につかっている場合ではない!
ということです。


石毛氏がCS1緒戦の前のトークショーで
この世代交代の争いが激化する中、
おかわり、メヒアに危機感が生まれなかったら
彼らは終わる、と言っていました通りです。


**********************
ところで、坂田など強打者野手と
一軍の中堅先発投手のトレードは、
戦力補強の面で必要でありますが、
トレード先が見つかるのか?
という懸念があります。


戦力外となった巨人の村田(36歳)が
楽天あたりが獲得に向けた調査を実施中
といった報道がありましたけど、
引き取り先があまり無さそう
な雰囲気です
からね。
まあ坂田は村田より5歳若く、
年俸も安価ですから、比較にはなりませんが。


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◆他球団のFA選手の獲得
FAというと、西武にとっては
例年、流出するばかりで
嫌な思い出が多い
です。
また他チームのFA宣言選手を
獲得しようとしても
お金が足りずに
他球団に競り負けます。


ただし、今オフは
牧田、野上、銀の流出が濃厚で、
牧田の場合、米国へ輸出すれば
ポスティングで収入が生じます。
またCSで得た収益もあります。


もちろん、彼らを残留させるために
お金を十二分に使うことが最優先
ですが、
もし流出を止めることがデキないならば、
逆にそのお金を
FA選手獲得のために使う
ということが考えられます。


狙いは、西武の喫緊な課題になっている
即戦力の先発投手補強
◇技術を備えている
 実績捕手の補強
です。


まず、投手補強について、
今オフにFA行使が可能な投手は、
(海外志望を除く)
日ハムの増井、宮西、
ロッテの唐川、
楽天の青山、
オリの岸田(制限額超え減額を受け残留)
ソフバンの摂津、松坂(残留の噂濃い)
ヤクルトの石川、松岡
中日の山井、
巨人の杉内、内海、山口鉄、西村
広島の永川(制限額超え減額を受け残留)
あたり。。。


何か終わっている老兵タイプが多く、
唐川など見込めそうなタイプは残留する
でしょうから、
魅力のある先発が可能な投手は、
日ハムの増井くらいでしょうか。


今回のFA宣言しそうなメンバーを見ると、
正直、これなら野上がFA宣言したら
引っ張りだこになりますから、
宣言と同時に流出が極めて濃厚
という感じでしょうね。


さて、増井(33歳)に関しては、
すでに1回目の交渉が終わっており
「宣言残留」を容認されていますが、
希望する契約年数などの条件に開きがあり、
交渉は決裂する可能性が高いそうです。
それを巨人等が狙っております。
今年までの年俸については、
2年契約の
2億2000万円プラス出来高払い
で契約をしていました。


もし増井を獲得するには、
3~4年契約にして、
最低3億円くらいは必要でしょうか?
金満球団が値を釣り上げて
下手をすると3億5千万円?
いやいや、4億円以上?
やっぱり厳しいかもしれません。
しかし、増井だったら先発も抑えも可能であり、
十二分に一線級のレベルにあり、
長期契約で怠けるタイプでないですから
高価でも獲得する価値はあるでしょう。


問題は獲得すれば人的補償が生じるので、
誰をプロテクトするか?
です。
FA流出の懸念がある牧田、野上、銀、
外国人、松井稼頭央を除くと、
支配下53名の中で28名プロテクト
することになります。


もしプロテクトするなら、
【投手】12名
 今井 達也、増田 達至、大石 達也、菊池 雄星、
 髙橋 光成、多和田 真三郎、十亀 剣、野田 昇吾、
 平井 克典、佐野 泰雄、髙橋 朋己、武隈 祥太
【捕手】2名
 森 友哉、岡田 雅利
【内野手】8名
 水口 大地、浅村 栄斗、源田 壮亮、永江 恭平、
 山川 穂高、呉 念庭、外崎 修汰、中村 剛也
【外野手】5名
 栗山 巧、金子 侑司、鈴木 将平、愛斗、
 秋山 翔吾
の27名は確定でしょう。


残る1人枠を
本田、田村、福倉、山田、坂田あたりで
争うことになるでしょうか?
ただし坂田はプロテクトを外れるでしょう。
やはり本田、田村、福倉の誰かでしょうね。
もしかしたら、水口も外れて
本田、田村、福倉の中から2名入るかも。
日ハムは人的補償で獲得するなら
若手を狙ってくる
でしょう。


*******************
次に実績のある捕手補強については、
もし銀が流出するようであれば、
必要な対応策として考えなければなりません。


銀が抜ければ、
勝つために要となる捕手陣営
岡田、森、中田、藤沢、駒月、斉藤誠人君
の体制になります。
もちろん、彼らの成長は必須ですが、
来年に大成するか?というと
その答えは疑問符がつきます。


まだ岡田は今年の下地があるから、
さらなる成長をとげるでしょうが、
森に関しては、
本当にプロ捕手に向く性格か?
その適性判断が問われる年になります。
それは駒月も同様です。
中田、藤沢は
この年まで万年2軍レベルですから、
本来なら戦力外でも、
捕手不足だから生き残っているので、
来年、いきなり大成するとは
いいがたい
です。
それでも捕手実力では、
中田が西武の2番手捕手
になるでしょうね。


やはり捕手が要のポジションなだけに、
銀が抜けた捕手陣営体制では、
それこそBクラス逆戻りの危機
免れません。
それ故、銀ロスになった場合、
他球団からのFA獲得は必須です。
少なくとも、
前述の若手捕手らへの
技術的相談役にはなってもらいたいです。


では、今年のFA権取得した捕手は、
広島の石原(38)、
巨人の実松(36)、
ソフバンの鶴岡(36)、
楽天の細川(37)、
日ハムの大野(30)くらいです。
これを見れば、銀がFA宣言したら、
銀は引っ張りだこになり
もう西武に戻る可能性はほぼゼロです。


上記の中で
広島は中村君を獲得したとはいえ、
石原はその教育係としても期待でき、
石原本人が広島好きだから残留?
実松、鶴岡も残留するか、引退するか
という感じでしょうか?
やはり狙うなら
年齢的にも若く
FA権行使の可能性が高い
日ハム・大野でしょう。


大野の今成績は
83試合 .221 3HR 13打点
今年までの年棒は
5500万円+出来高の2年契約。
ただし、Bランクなので、
人的補償の可能性はあります。


中日等が名乗りを挙げてきます。
まあ銀もFA権を行使していれば、
逆に大野への人気が下がり、
狙いやすくなるかも
しれませんが。
(自虐的効果?)
いずれにしても、獲得競争は
億の金額で展開するかもしれません。


まあ銀よりは劣りますが、
銀の穴を埋めるには
彼しかなく、
そこを狙うべきでしょう。


もし銀、野上ロスが生じるならば、
人的補償の懸念はあるでしょうが、
増井、大野を獲得できるなら
傷口は最小限に抑えられる
のではないでしょうか?


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◆戦力外選手獲得
来月中旬に広島でトライアウトが
予定されています。
こちらも
狙いは先発投手&捕手でしょう。
ただ、パッと見て目に留まるのは、
巨人の江柄子、長谷川
オリの八木(最近は中継ぎ)
くらい???


DeNAの柿田とかは
期待大でしたが、ノーコンであり、
それなら佐藤勇の方がベター。
楽天の片山とかは
投手から野手転向、投手出戻りと
ある意味凄いけれども、限界でしょう。
武藤故障で厳しいです。
ソフバンの星野故障持ち。


あと先発ではないですけど、
メジャー昇格まであと一歩のところで
リリースされた中後は
獲得する価値はあるかもしれませんが、
阪神などと競合しそうです。
DeNAの小林寛中継ぎだけど、
チャンスある?


また捕手では、
楽天の小関でしょうか?
ただし負傷の影響がどうか?ですけど
捕手としての実力ならまだやれるか?


正直、期待できるのは、
中後くらいでしょうか?
まあ、戦力外ということは、
何らかの欠陥を抱えており、
その欠陥がプロとして
致命傷になっていることもあり、
正直、なかなかいい選手は居ないでしょう。
まあ掘り出しモノを獲得できれば
御の字
でしょうね。


でも、今の戦力外リストを見ると、
巨人の村田や西武の直人などは、
十分に獲得する価値が高そうですね。


戦力外通告でも現役希望の投手&捕手
(10/28現在、※は育成)

海外
 中後 悠平(28)
ソフバン
 星野大地投手(24)
 ※坂田将人投手(24)
 ※東方伸友投手(22)
 ※柿木映二投手(20)
楽天
 武藤好貴投手(30)
 大塚尚仁投手(22)
 ※片山博視投手(30)

 金刃憲人投手(33)
 石橋良太投手(26)
 入野貴大投手(28)
 小関翔太捕手(26)
オリックス
 高木伴投手(27)
 八木亮祐投手(27)
 塚田貴之投手(24)
 ※角屋龍太投手(26)
 ※赤松幸輔捕手(25)
 ※中道勝士捕手(23)
日本ハム
 榎下陽大投手(29)
 瀬川隼郎投手(30)
 武田久投手(38)
ロッテ
 金森敬之投手(32)
 黒沢翔太投手(29)
 信楽晃史投手(25)
 寺嶋寛大捕手(24)
広島
 今井啓介投手(30)
 小野淳平投手(30)
 多田大輔捕手(21)
阪神
 高宮和也投手(35)
DeNA
 小林寛投手(28)
 林昌範投手(34)
 久保康友投手(37)
 柿田裕太投手(25)
巨人
 江柄子裕樹投手(30)
 乾真大投手(28)
 長谷川潤投手(26)
中日
 野村亮介投手(24)
 八木智哉投手(33)
ヤクルト
 竹下真吾投手(26)
 中島彰吾投手(25)
 徳山武陽投手(28)
 星野雄大捕手(28)