下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

松坂が現役続行一本を熱望しソフバンを退団。西武は偉大なOBが故に松井稼頭央に続いて特別枠で松坂も獲得するのかな?『平成の怪物』も過去の男であるが、将来の指導者候補を見据えて?今の鷹監督のように花道として出戻り獲得するか?

今回、松坂が現役続行を熱望し、
ソフバンを退団することに。
おそらく契約金額も
今までと比べものにならぬほど安価になるでしょう。
となれば、西武が
松井稼頭央に続いて偉大なOBということで
特別枠で獲得する可能性
が考えられます。


メジャー帰りの時は高価すぎて
西武は声を掛けません
でしたが、
(それが正解でした)
今回は安価なら出戻り獲得があり得るのでは?


9月末の報道では、
松坂は現役続行を目指して
リハビリに取り組んでおり、
ソフバン球団もそれを尊重する方向でした。
そのため、条件面を見直した上で
契約延長を視野に検討を重ねてきたようです。
しかし、1軍で復活できる目処が立たぬため、
ソフバン球団としては、
一旦、コーチの肩書を与え、
同時にリハビリを継続させる方向に。
おそらく、斉藤和巳のように、
復帰が可能になった時点で、
選手契約を再び締結することを見据えたようです。
しかし、松坂自身がそれを固辞して、
現役一本を強く希望したことで退団
になったようです。


適切に判断できるソフバン球団
冷静に分析した結果であるから、
復活する可能性が極薄でしょう。
もし投げることができるようになっても、
あの立ち投げ状態ですから、
正直、一軍では通用しないでしょう。


まあ、あれだけの投手でしたから、
引退式はやらさせてあげたいところ
ありますが、
今の西武にそれだけの余力はありません。
でも、世代交代の大義には反しても、
松井稼頭央を獲得することよりは、
投手不足問題という面では

まだ松坂の方が大義は立ちます。
復活の望みが薄いだけに、
 問題低減にほぼつながらないだろうけど
 あくまで大義名分、説明としては
 
直人の件で大義に矛盾する松井稼の一件
 よりは理屈が通ります。


獲得するなら、松井稼頭央にも言えますが、
金銭面では1000万円以下に落とすこと
適切な補強を前提とした中で、
選手枠数に影響しないよう配慮すること
が必須条件と言えます。


その適切な補強とは、
 新外国人3名枠のほか、
 西武がFA流出する際の人的補償(2~3名枠)
 さらに他球団のFA宣言選手の獲得枠
  (増井、大野の2名枠)

 その他の戦力外選手補強枠(1~2名枠)
  (ソフバンの山田?松坂よりはマシです)


なお、下記は9月末の記事です。

ホークス松坂現役続行 胸中激白「もう一度マウンドに」
=2017/09/27付 西日本スポーツ=
■40日ぶり筑後で練習
 今季限りで3年契約が切れる福岡ソフトバンクの松坂大輔投手(37)が26日、来季の現役続行へ強い意欲を見せた。2015年に日本球界へ復帰後、同年8月の右肩手術などもあり、3年間で1軍登板は1試合にとどまっている。右肩の不調のため今季中の実戦復帰は絶望的だが、肩の状態は回復傾向にあるという。球団は松坂本人の意思を尊重する考えで、背番号「18」は来季20年目となる18年に完全復活を目指す。


■右肩の状態回復傾向
 胸中の火は消えることなく、むしろ燃え盛っていた。今季1軍ではもちろん、2軍公式戦でさえ1球も投じていない。それでも松坂にユニホームを脱ぐ考えはない。筑後屋内練習場でキャッチボールなどのメニューを終えた右腕は、自らの去就について口を開いた。
 「最初から、続けるつもりがなければリハビリもしていない。僕としてはもう一度、マウンドに立ちたい。たとえ、契約してもらえないという形になっても、あきらめずにリハビリはやっていきます
 1軍昇格が検討されていた4月中旬、右肩の状態が悪化。複数の病院で検査を受けても、原因が明確にならなかった。キャッチボールの強度を日によって変えながら、8月中旬には福岡を離れて関東地方の病院へ。そこでのリハビリを進める過程で、ようやく光が見えてきた。約40日ぶりに筑後で練習を行ったこの日。40メートルのキャッチボールを終え、斉藤リハビリ担当コーチには「肩の負担が少ない投げ方を目指してやっていきたい」と伝えたという。
 「前に比べれば違う。投げていて、以前ほどストレスは感じていない。原因を特定することに時間がかかってしまいリハビリの時間がかかってしまった。時間をかけてやってきて少しずつ良くなってきた」


■40メートルキャッチボール
 そんな松坂の復活を球団も後押ししていく考えだ。後藤球団社長は今季限りで3年契約が切れる松坂との交渉について今月上旬にこう言及。「まずは本人がどう思っているのかを聞かなければ」と前置きした上で「本人も可能性を信じてリハビリしている。会社としての考えを決めた上で、きちんと意見交換をして次のステップをお互いに決めていく」との方針を示しており、近いうちにも松坂と話し合いを行うものとみられる。
 松坂自身もこの日、球団のサポートに関して「十分な環境を与えてもらっているので感謝しかない」と、あらためて口にした。ファームの若手選手と過ごす時間も「元祖怪物」のモチベーションになっている。「みんなと野球ができれば楽しいだろうな、と思いながらリハビリをしていた。『同じグラウンドに立てるように』と思いながらやっていきたい」。心は折れていない。「ホークス松坂」として復活のマウンドに立つ己の姿を信じて、孤独な汗を流す。 (谷光太郎)


◆松坂一問一答
-4月を最後に投球練習から離れている
 「(病院の)診断も(痛みの原因が)こうだ、と特定できない。画像を見て(異変があると)分かる部分があって、そこが治っても痛みが引かなかった。『別に原因があるんだろう』と言われていて…。そこがなかなか見つからなかったので時間がかかった。『こうしていけば、状態はある程度上がってくるのでは』と医者に言われたので、それを信じてやるだけ」
-好調だった2月のキャンプの状態に戻したい
 「今やっていることを続けていけば、春先の状態よりも良くなるんじゃないか。やっとですけど、そういう感じは出てきた」
-この1カ月以上は関東地方の病院でリハビリをしていた。しんどさもあったのでは
 「地味なことの繰り返しですけど、しんどいというのは…。自分で選んでやらせてもらっているので、期待を持ち続けてやってきた」
-改善の方向性が見えてきたことでストレスも軽減したのでは
 「リハビリをしながら、キャッチボールはしていたけど距離は取れていなかった。実際、今日はどうかな、と思いながら40メートル投げた。もっと距離を伸ばせそう。状態は上がっていきそうだな、と投げながら感じた」