下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①【朗報】ベストナイン&進め、将太郎! ②【悲報】第2次辻内閣発足!チームの肝心な現場ポストへの配置にもの凄く不安を感じるんですが。。。

今日は日帰り出張のつもりが
家に帰ることができず、、、
明日の東京ドーム台湾戦には直行で
観に行くことになりそうです。。。


さて、今日も色々とニュースがありました。
まずいい話から。


①ベストナイン等
雄星君、浅村さん、秋山さん
ベストナインおめでとうございました。

優勝した広島が5名、ソフバンが4名ですが、
獅子軍団は中核を担う人材で
順当に受賞できてなによりです。


いずれは、山川や源田も台頭し、
過半数超えの実現を夢見ております。


また、銀も残留を決意してくれたのだから、
来年は日本一にチームを導き、
雄星とバッテリィー賞を連チャンで獲って
ベストナインにも選ばれることを密かに祈ってます。
でも、単年契約だから、
思い残すこと無くやり尽くしたら、
いなくなっちゃう???
いやいや銀さんは、
いずれはヘッドコーチなどの中核を
担って欲しい人材
です。
やはり捕手上がりの指導者は
チームの頭脳になりやすいのですから、
球団は銀を決してむげに扱ってはダメです。


そして、もう一つの朗報が、
ヤクルトが
戦力外の田代の獲得を
正式に発表しました。

今年のトライアウト組の中では
最速契約となりました。


まあとにかく良かったですね。
これでまだ野球ができますね。
まあ、今は実力的に不安はあり、
来年だって1年で終わるリスク
残っています。
だけど、これも何かの縁
ヤクルトさんからチャンスをもらい、
生き残れたということが大きい
と思います。


確かに田代は今年序盤に
辻監督から頂いたチャンスを
モノにデキませんでした。
しかし、2軍では得られぬ
貴重な経験を味わい、視界を覗いたわけで、
さらにはそのときの課題も
身をもって実感しているのですから、
その貴重な財産を礎に、
新天地での再起
全身全霊を尽くして欲しいです。


後ろを振り向かず、不安なんか忘れて
前だけを見て突っ走れ!
(でも無になってはダメですよ)


田代に捧げる曲です↓↓↓
(字は将じゃなく正ですが)

鉄人28号 進め正太郎


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②第2次辻内閣発足!
さて、来年のコーチ陣が発表されました。
他球団がコーチ陣の人事ニュースが
飛び交って次々と決まっていく中、
西武は杉山氏、許氏の話だけ出て
あとは静穏状態にありましたが、
結局、蓋を開けてみれば、
今年からそのまま入れ替えが無く、
現職が多い状態
第2次辻内閣が発足しました。


また松井稼頭央の入団会見もあり、
テクニカルコーチという役職を兼任し
現役生活を続けるそうです。
若手指導係なんでしょうね。


一軍スタッフ陣
85 辻  発彦 監督(現)
73 橋上 秀樹 作戦コーチ(現)
72 土肥 義弘 投手コーチ(現)
74 西口 文也 投手コーチ(新(代理から正へ))
84 秋元 宏作 バッテリーコーチ(現)
80 嶋  重宣 打撃コーチ(現)
76 阿部 真宏 打撃コーチ(現)
83 馬場 敏史 守備・走塁コーチ(内野)(現)
70 佐藤 友亮 守備・走塁コーチ(外野)(現)
7 松井 稼頭央 選手兼テクニカルコーチ(新)

2軍スタッフ陣
86 潮崎 哲也 監督(現)
75 高木 浩之 野手総合コーチ
       兼打撃コーチ(現)
90 杉山 賢人 投手コーチ(新)
91 許 銘傑 投手コーチ(新)
82 野田 浩輔 バッテリーコーチ
87 黒田 哲史 守備・走塁コーチ(内野)(現)
77 赤田 将吾 打撃コーチ兼
        守備・走塁コーチ(外野)(現)
81 星 孝典 育成コーチ(現)

トレーニングコーチ
92 坂元 忍、98 里 隆文、
95 黒川 春樹、96 工藤 建太


まあ今年が昨年から躍進し、
2位という結果を残しましたし、
今年の経験を通じて
自チームの長所・短所を熟知し、
慣れてきたメンバー
引き続きやっていくメリットは、
成長中の過程にある場合、
有効になりやすい面
はあります。


桃栗3年ではありませんが、
育成には時間を必要としますから
教わる方から見れば、
教える人がころころ変わるよりも、
教える人も腰を据えて
教わる子がどんな子かを熟知した方
教えやすいですからね。


ただし、
チームの頭脳となる重要な役目
チームの底力アップを図るための
若手育成に関する現場最高責任者の役目
である
現場2トップの参謀長継続契約だけは、
非常に残念でなりません。
橋上氏は2年契約でしたから、
今オフに更新したんですね。


そもそも、昨年の田辺政権時代に
実権を握っていた潮崎氏&橋上氏
監督の田辺氏は結局、神輿のまま。
結局、田辺氏が身を引くも、
彼ら2人の責任は問われず。
むしろ、辻氏が監督就任前に
フロント陣が彼らをトップ職に据えた
コーチ陣の布陣をほぼ決めてしまいました。
(まあ潮崎氏は微妙に降格しましたが)


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まず橋上作戦コーチについては、
本ブログでも昨年の田辺政権時から
失礼なことは承知で
だいぶ辛口のコメント
させて頂き続けていてました。


当初、西武に楽天から来られ時は、
正直、あまり存じ上げていませんでした。
でも野村氏直伝のID野球の申し子
という触れ込みでしたから、
行け行けドンドンの西武
頭脳野球を取り入れて変革する
という期待をもっていました。
そして、シーズン前半は
まあ来たばかりでしょうし
選手層も頭を使うタイプより、
勢いでやっていく荒くれ者が多い

ですから、
馴染むのにも時間がかかる
と見守っていました。


しかし、6月頃から
おかしな言動を聴かれるようになり、
えっ、この人、本当に
野村氏直伝のID野球の申し子なの?
という疑問がわいてきました。
まあ昨年の6月頃というのは、
潮崎氏による
投手陣・特攻大作戦が展開され、
投手陣が故障により離脱し、
チームも最悪な状態にはありました
から、
それで戸惑っていたのかもしれませんが。


それでも、やって来たばかりで
チームに溶け込むのに
時間がかかったとしても、
自チームの戦力分析は
ある度、把握できるはず
です。
しかし、彼が
西武打線はバント苦手
確信したのは
もうBクラスが濃厚になった6月末頃
で、
そのとき、
「こんなにバントができないとは・・・」
と愚痴をおっしゃていましたね。
頭脳野球を司る人にしては、
自チームの戦力に関して
その分析速度の遅さに驚きでした。
しかも、楽天時代に
西武とは戦っているんですから。。。


まあ本当に優秀な頭のいい指導者は、
部下への伝え方も上手く
人の心理も読めますから
溶け込むのはある意味早いものです。
例えば、転勤してきた職場の上司が
シャイで溶け込むのに何か月もかかる
となったら、優秀な部下が居ない限り、
仕事は決して順調に進みません。


そしてこの人が
エセID野球の申し子であったことが
象徴的であったのが、
日ハムが優勝を決めた最終戦でした。
このとき、大谷vs雄星の対決
結果はハム1-0西武で敗れ、
恒例の優勝見届け人を勤めました。
まあ大谷は簡単に打てませんし、
このときの大谷は気合いも入っていたので、
負けたことをどうこう
言うつもりもありません。
大谷対策だって難しいです。
ただ、このとき橋上氏は、
大谷は四球で崩れるタイプではないし
ライオンズ打線は粘れるタイプでもないので、
早目に2ストライクに追い込まれる前に
何とかしてもらいたい。
打てそうなボールをどんどん仕掛けていく。
と指示されていました。


最初の2行は当たっている話です。
でも打てそうな球なんて、
何か大谷のリズムを
少しでも狂わす努力をしなければ
絶対にやってきません。
もちろん、当時のチーム状況ですから、
努力しても実る確率は極薄ですが、
特攻作戦なんかで
ハナから勝負を捨てるのでは無く
大谷が嫌がることをやる努力をすべきでした。
それが次年度への糧になるし、
無理強いして登板した雄星への心意気
でもあるはずです。


結果はいうまでもなく
大谷の独壇場となり、
球数が嵩むはずの三振
15個も奪われながらも
球数は1人当たり平均4.3球とわずか。
しかもノーノーで優勝決定になる危機も。。。


すなわち、早打ち特攻作戦だったので、
大谷を逆に助ける形になってしまいました。
結局、チームの作戦としては、
選手任せの体当たり作戦であり、
我々の「バットでGo!Go!」
という応援と変わらない指示でした。

でも、こういう
作戦でも戦術でも無い戦い方は
それまでも何度もありましたね。


そして、今年、辻政権になってからは、
何をやるときでもいつも一緒、
それは参謀総長ですからいいのですが、
橋上コーチは監督のよいしょ役、
監督のイエスマン役に回っていましたね。


最近の話で例えると、
アホや!と思ったのは、
岸と対峙したCS1stの2戦目ですね。
もちろんこのとき、
監督もアホや!と思いましたが、
橋上さんはそのアホ行動を
さらに灯油を注ぐありさま
でした。


場面は初回に先制点を獲られたけど、
その裏に先頭の秋山が出て
無死二塁のチャンスができ、
獲り返しそうな雰囲気の中、
 次の源田の打席(B1S0の2球目)でした。
そこで、冗談半分でわざと
辻監督が小っちゃくバントのサインを出し、
そして橋上コーチが笑顔で
大きいジェスチャーでバントのサインを。

まあ辻監督も
選手の、ベンチの緊張を緩和させよう
という目的でやっていることは理解できます。
どのみち、源田はバントの気配は全く無く、
岸・嶋バッテリーもヒッティングで来ると
考えています。
しかし、源田なら何をしてくるかわからない
という疑念はありますから、
バントの可能性も僅かながら警戒しますが、
これでもうバントの選択肢は無いと確信でき、
相手の迷いの選択肢を自ら消去しました。
まあここまでは、
最初にやった監督にも問題がありますから、
辻監督と橋上コーチの連帯責任です。


ただ、まだ辻監督のジェスチャーは
遠慮があり小さいですが、
監督の行動をイエスマンの如く肯定し、
よいしょする橋上さん
相手にもあからさまにわかる
ビックジェスチャーで
ダメ押ししちゃいました。

この仕草を岸&嶋の気持ちになって
考えてみて下さい。
「ナメられているぞ!」と
奮起されちゃいます。
ただでさえ、
ブーイングでいらだっている中、
おまけに炎獅子ユニ着用を要求して
「何なんだ!」と思っている相手です。
橋上さんの油を注ぐ
この人を馬鹿にしたような
ビックジェスチャーは
炎上の火種になることは必定です。


辻監督もアホな行動をとったと言えますが、
橋上コーチは
「馬鹿なの?」という頭の悪い行動であり、
ID野球の申し子がやる行動ではありません。
野村氏が見たら何と言うか。。。


このエセID野球の申し子が
来年も肝心要の作戦コーチを

担うというのは、
不安しか有りません。


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次に潮崎2軍監督さんです。
橋上さんで長くなったので、
ここは少し短めに。。。


田辺政権時代の昨年序盤において、
強引なスパルタ戦略を講じて
チーム投手陣が崩壊していった
のは記憶に新しいところです。
またその投手陣の無理強いは
選手にとっても選手生命を縮める危機でした。
まあ岸がFAで楽天へ移籍したのは、
手段を選ばぬ楽天サイドの働きかけ
大きかったでしょうが、
昨年のシーズン序盤からの
投手陣の無理強い戦略は

FA流出のきっかけの一つにはなった
他球団が突いてくる隙の一つになった
と思います。
ちなみに昨年の最終戦セレモニー後、
岸と潮崎コーチが睨みあってましたね。

結局、今年からは潮崎氏は、
2軍監督に出戻りました。
でも2軍監督は
若手が台頭するのに
重大な責任のあるお役目です。


まあ因果関係は不明ですが、
また故障は本人にも責任があるわけなんですが、
今年の2軍投手陣は序盤に
多くの故障者が出ましたね。
今井の場合は別かもしれませんが、
また郭俊麟やトモミは別の話でしょうが、
5月末の時点で、
潮崎氏が大いに期待してた佐藤勇をはじめ、
國場、豊田、本田と負傷していましたね。


確かに今年の5月末は
1軍の光成、多和田、
大石、ウルフも含めれば
投手36人中11人が故障
(1軍4名、2軍7名)
異常な状況でしたし、
今年の2軍戦は100球を上限にして
投手を使っていましたから、
これらの故障を潮崎氏に
押しつけるのは酷な話、
いちゃもん話ではあります。


ただ、今の西武は
先発陣の駒不足問題から、
若手投手の成長→台頭が必須です。
そんな中で、
潮崎氏が2軍監督を続けていて
若手投手が本当に台頭できるのか?

不安だらけです。


しかも、今年は2軍投手コーチ
杉山氏と許氏のOB2人が帰ってきましたが、
許氏の場合、郭俊麟対応で招聘されていますから、
面倒も郭俊麟中心になり、
他選手へ疎かになる懸念はあります。
別に許氏が郭俊麟のワンツーマン指南役で
コーチ陣に入ること
郭俊麟が西武に在籍する以上は、
イップス状態の彼へのサポートが必要なので、
むしろ賛成です。
ただし、許氏は郭俊麟専属で良いから、
もう1人投手育成コーチが欲しかった
と思います。
もちろん潮崎氏も投手出身ですが、、、


ある意味で
来年、2軍で投手コーチが不足しそうな中、
若手育成の責任者ともなる2軍監督
潮崎氏が続けていていいか?が
今までの実績から、疑問を残します。