下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【惜別悲報】さらば、渡辺直人!今までありがとう。これからは敵同士ですが、お手柔らかに。

先日、楽天を退団した松井稼頭央の西武復帰、
本日、西武を退団した渡辺直人の楽天復帰
が公表されました。
リリースという形式だったが、
事実上、直人と稼頭央の
トレードという結果に。


もともとから、実は両球団とも
その狙いが腹にあっての話だったのか、
正直、そこはわからないところですが、
貴重な人材・直人を失い、
彼が宿敵・楽天に流れたこと
非常に残念ですね。


直人の人柄の良さ・人徳は、
今までの実績が示す通りであり、
現在のライオンズ選手全員が
(栗山・おかわり含めて)
松井稼頭央とは誰も西武で
一緒に重なってない
けど、
今まで一緒にやってきた
直人の方が接点が濃い
でしょう。
そしてその直人が
「ラインズで死のうと
 思っていた」
と明していた。
そのような発言は
今になってだけではなく、
西武で最後を迎える気持ち
を語ってくれていましたね。
本人は、
何らかのポストで球団に残る話あれば
現役を退き、後進を支える考えだった
そうですが、
結果はそのような打診はなかったとか。


上本、鬼ちゃん、大崎らと
一緒に戦力外を通告されたわけですが、
上本、大崎はその日か翌日に引退を表明し、
上本は球団スタッフとして再雇用されました。
鬼ちゃんは、引退の決意まで
少し時間を空けましたが、
引退決意と同時に
球団スタッフとして再雇用されました。


球団もさすがに、
まさか外様の鬼ちゃんは再雇用で、
同じ外様の直人は放棄という方針は無いでしょう。


最初から放棄するようであれば、
それは楽天とのトレードの駆け引きがあった
ということでしょうか?

しかし、その策略的トレード説は
コーチを打診された松井稼頭央が
すんなり了承して引退を決意していたら
成立しない話
ですから、
その説の可能性は低いと思います。


球団は、やはり直人も引退するなら、
外様の鬼ちゃん同様に再雇用することを、
見据えていた、
と考えるのが自然です。


ここからは推測です。
鬼ちゃんが引退決意再雇用
ということを踏まえると、
球団も直人が引退を決意して、
自ら球団に伝えてくることを
待っていた
んでしょうね。
でも、選手は基本的に個人事業主ですから、
球団は直人の引退するしないに関与しない
ということから、
球団は、静観してじぃ~っと
直人から打診してくるのを待っていた。


そんな中で、
松井稼頭央の楽天退団
ニュースが飛び込み、
西武は、直人の話とは別にして、
とっさに稼頭央に食いついたんでしょうね。


一方、直人の方は、
球団から再雇用の打診があらば、
現役を諦め、裏方にまわる覚悟はあったから、
球団からのオファーを待っていた。
直人は、引退の決意は保留にしつつも、
静観してじぃ~っと
球団から打診してくるのを待っていた。

しかし、その声はかからない中、
松井稼頭央の楽天退団
ニュースが飛び込み、

西武はさっさと
稼頭央に食いついた報道
が。。。
これで直人の方も
西武からのオファーを
待つ必要が無くなった。
その隙を突いてきたのが楽天であり、
結局、路頭に迷っている直人
その楽天からのオファーに
ありがたみを感じて引き受けた、、、
みたいな。。。。


すなわち、球団も、直人も
双方でお見合いしている状態の中、
その間に稼頭央という餌が転がってきて、
西武がついつい、その餌に
パクっと食いついたことにより
直人の楽天復帰の実現を促進させたか?
という推測ですね。


早い話、
西武球団はやっぱり
交渉下手であるということでしょうね。


でも、西武球団自身は
松井稼頭央を得たことにより、
直人ロスをそれほど損失と
考えていない可能性が強そう
直人ロスが何を意味するか
を考えてなさそう
という気がしているところもあります。。。
もし球団が直人ロスを
田代ロスのように薄く考えていたら、
あまりにも人を見る目が無い
ということを再認識させてくれそうです。


さて本日、
直人の古巣・楽天復帰が決まりました。
楽天とってこの直人復帰は、
昔、鷲で一緒だった嶋なども残っているから
すぐに溶け込みやすいでしょうし、
 ※逆に栗山でさえ、西武時代に重なっていない
  松井稼頭央は選手らから見ると少し重荷か。

  松井稼頭央の人懐っこさを期待しますが。。。
直人の人柄・人徳を踏まえると、
チームがさらに一丸となりやすく、
楽天の底力アップ促進のきっかけになるでしょう。
また、楽天は守備に課題あるだけに、
直人の守備力の高さから、
直接的貢献と彼の術の伝授が
その課題克服の促進するのに有効になるか?
ついでに、
楽天キラーだったこと封印できますし。


でも、直人を憎むことはできませんね。
むしろ、直人には
今までありがとう!
という気持ちでしょうか。


これからは敵同士ですが、お手柔らかに。
決して、西武キラーにならないでね。