下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

新外国人投手2人来日!でも今の戦力は例年の如く新外国人がコケている余裕は全く無く、未知のギャンブルを絶対に的中させないとヤバいカツカツ状態。ワグナー&カスティーヨさん「youは何しに日本へ?」神頼みでもいいから有言実行の活躍を!!

新外国人投手の
ワグナーとカスティーヨが来日
したそうです。
2月から春季キャンプ参加です。

【西武】新外国人の
ワグナー&カスティーヨが来日
1/28(日) 20:09配信(スポーツ報知)
  
 西武の新外国人、ニール・ワグナー投手(34)=メッツ傘下3Aラスベガス=と、ファビオ・カスティーヨ投手(28)=ドジャース=が28日、成田着の航空機で来日した。
  中継ぎ起用が見込まれるワグナーは、「自分には
いい真っすぐがある。ストライクを積極的にとり、コーナーにも投げ分けられるところを見て欲しい」とアピール。また、34歳の年齢を意識してか「若い選手に、いい影響を与えられる選手になりたい」と自覚十分に話した。
  一方のカスティーヨは、
常時150キロ中盤の直球を武器に、先発候補として期待される。初来日に「とても興奮してます。いろんな日本食にも挑戦したい」と笑顔を見せ、「日々努力し、一生懸命やることで、ライオンズの勝利に貢献したい」と意気込んだ。
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34歳のベテラン・ワグナーは中継ぎ要員として
もう一人のカスティーヨは先発要員として
獲得されています。


外国人らしく
来日時は自信あるコメントです。


ただし、問題は
野上、牧田、シュリらが退団したのに、
上記2人の新外国人と人的補償の高木勇の
3人しか補充しなかったことにあります。


1軍レベルの戦力については、
3人抜けて3人補充し頭数は±0ですが、
新たな3人の戦力は未知な状態。


もちろん優勝へ向かって快進撃するには、
将来のライオンズの底力を向上するには、
若手らの中からの新勢力台頭
新スター誕生が必須ではありますが、
そこは未知の世界であるから
その未知の畑だけを頼りにするわけ
にもいきません。


すなわち、
例年の如く、新外国人が1人でもこければ
補償で来た高木勇が活躍できなければ、
そして、若手らが台頭できなければ
そういう未知のギャンブルがハズれれば、
戦力は昨年からダウンしてしまう
という問題が残ります。


逆にもし新外国人2人や高木勇らが
退団した野上、牧田、シュリらと
同等の活躍をしたとしても、
戦力は2位に終わり、
CSは1stで敗退した昨年と同程度
にすぎないということです。


特にCSや日本シリーズのような
日本一へ通ずる短期決戦は、
先発陣の駒数が左右すること
昨年、実感させられているはずです。


現時点の状態は、
投手陣の歯車が昨年と同程度に回っても
昨年以上の結果を残すのは茨の道
一方、投手陣の歯車が一つ狂うだけで
優勝どころか、CSも危うく
再びBクラスに陥るリスク
抱えるカツカツの戦力状態
あることを否めません。


先日の出陣式では、
決意表明をした最初の先発陣候補に
雄星、光成、多和田、高木勇、十亀の5人
が並びました。
その中で、十亀がNo2として
最低2ケタ勝利、規定イニング投球、
その上積みを積めるだけ積む
という決意を表明していましたが、
それでも雄星、十亀だけでは、
試合を作る先発は足りません。
当然、ライオンズの将来を考えれば
光成、多和田、高木勇らの活躍は必須です。
しかし、正直、この5人では
頼りがい無いことを否めません。


もちろん、先発陣には、上記5名のほか、
ウルフが計算できる存在であり、
彼らに加えて新外国人カスティーヨ、
復調を待つ泰雄、そのほか若手勢と
人員数としての候補者は居ます。


ウルフも昨年は計算できる存在でしたが、
松坂世代であり高齢化を否めなく、
昨年も夏季以降は苦しい状況でしたから、
(むしろ前半戦がデキ過ぎでしたが)
通年で安定して活躍してもらうには
休みながら登板させるローテが必要で、
中5~6日の定期登板は、猛暑が過ぎ、
順位争いが激化する終盤に集中させること
が望ましいと考えられます。


光成そろそろ台頭が必須であり、
そろそろ2ケタくらい挙げて欲しいですが、
イップスとまでは至っていませんが、
精神的にもろい面があり
苦しくなると、持ち前の大胆さが失せ
下手な巧みに逃げて
逆に気負って力みまくり自滅します。
台頭するには、自信をつけることが必須
まだまだ時間がかかると思います。


多和田はある程度計算できる存在であり、
大投手になる片鱗を魅せていると思いますが、
前半戦は花粉症の影響に課題を残します。
高木勇は、あの天然振りマイペースなら
そう簡単に動じないでしょうが、
正直、1軍で安定して活躍できるか、
首脳陣から期待されている2ケタ勝利
を挙げられる
かは、未知の状態です。
十亀は、実績&年齢を考えれば
No2の存在であり、
それなりに計算できる存在になるでしょう。
ただ十亀の場合、制球力が微妙なため、
ときには、あれれ?と自滅することもあり、
正直、投げてみないとわからない
という課題を残します。
如何に安定性を向上させるか?
がカギです。


雄星、多和田、高木勇、十亀、ウルフ
全員計算できる存在になったと
仮定しても、
先発陣の駒数まだ4.5人
というところ。
それでは優勝するのは夢のまた夢。
やはり、
チームが勝てる駒数を揃えるには、
新外国人カスティーヨ、
光成や泰雄らの若手
洋介ら頭打ちの中堅の中から
2~3人
1軍で安定してできる存在
になることが絶対であり、
そこに不確実性がゼロ
でなくてはなりません。
すなわち、
未知のギャンブル
絶対に的中させなければならない
という状況にあります。


本来なら
フロント
勝てる戦力を用意し、
現場は、その戦える駒を使って
勝つという結果を残すとともに、
若手らという未知の畑を耕し
新戦力を育成していくこと
強きチームができてきます。


しかし、現状では、
フロントは、バイト募集の如く
しかもその獲得した戦力は
まだ未知の状態にも関わらず、
結果、減った分の
最低人数分だけ獲得し募集終了。
あとは現場へ優勝するには
絶対にハズせない
ギャンブルだけを託した状態。
優勝するために
開幕ダッシュを決めるには、
現場は、開幕時点で未知の畑から
確実に収穫を得なければなりません。


もちろん新たに獲得する人員には
不確実性が残ることを否めません。
そして、例年の傾向を考えれば
新外国人をハズす確率が高いわけです。
それ故に、
下手な鉄砲撃ち数撃てば当たるではないですが、
新外国人は最低限の2人ではなく、
数多く連れてこないと厳しいです。


昨年、シュリちゃんを
あっさりクビにしました。
まあ頭打ち感もありましたから、
クビにする判断はいいですが、
あのとき一番心配したのは、
シュリ以上の新外国人
獲得しなければならない状況
になったことが大きな問題でした。


もちろん、
今回の新外国人2人が
もの凄く活躍してくれる奇跡
生じるかもしれませんが、
少なくとも、例年の傾向や
海外スカウトの低能力さを踏まえれば、
4人くらいは補充していないと
厳しいです。
(それでも全滅する実績は多々ですが)


元ソフバンで富山の独立リーグに居て
NPB実績のあるバリオスは
ファイフ獲得でその後も動かず、
DeNAに奪われてしまいました。


もしかしたら、
牧田が残留することを見据えていて
もし残留すればお金がかかるから、
牧田の動向を様子見していたので、
最低人数分しか獲得しなかったのか?
それとも、
海外スカウト陣が
獲得するための交渉に失敗したから、
最低人数分しか獲得できなかったのか?
それとも、
ハナから経費節約などの他要因のために
最低人数分しか獲得できなかったのか?


その真偽は知りませんが、
とにかく、現状では、
未知のギャンブル
不確実性ゼロで
絶対に的中させないと
ならないカツカツ状態

にあることは否めなさそうです。


ワグナー&カスティーヨさんへ、
神頼み、キリスト様頼みでいいから
有言実行で頼みますよ。。。
かすかな望みでも、もう今となっては、
そこにすがるしかないですからね。