下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/6OP戦(vsソフバンin福岡)】呪いのヤフオクで鷹軍団に勝利!本番ならOKだが、今は勝ち星ノーカウントの練習試合。勝利より新手試験を重視し、能ある鷹が爪を隠す中、サブ投手相手に残塁祭り&三振祭りの打撃陣(10点/50点満点)&投手陣は少し隠しながらそこそこ(35点/50点満点)の合計45点/100点満点というところでしょうか?

昨年1勝11敗という
雪辱の舞台ヤフオクにおいて
今年初の鷹戦をオープン戦で行いました。


今日の試合については、
打撃陣、投手陣を各々50点満点で
合計100点満点で評価すると
その半分の45点というところでしょうか。


先日のブログでも書きましたが
ソフバンはきっちり対策を講じてくる
しっかりした強敵チームであることから、
こちらの投手陣の新勢力・新参者らを
本番に向けて研究されぬよう、

ここでは温存したい面がありましたが、
カスティーヨが先発しましたが、
小石や豊田らを使って試しながら、
それ以外の新参者は使わず、
(まあ明日にはワグナーとか登板しそうですが)
増田も習得中の球(縦スラ)も披露せず
(もしかしたら習得失敗かもしれないが)
その観点から15点プラスの評価を。
他では5人登板し、
カスティーヨ4点/5点
小石5点/5点、ともみ3点/5点、
増田4点/5点、豊田4点/5点
合計20点の評価を。


投手陣については、後述しますが、
合計で35点/50点満点
というところでしょうか


投手陣の個別については、
後ほど述べたいと思います。
(先に打撃陣を述べます)


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前述したとおり、
投手陣はなるべく隠したい面がありましたが、
野手陣(打撃陣)に関しては、
ソフバン投手陣の球に慣れてもらいたいから
こういう試合でも1軍メンバーで
きっちり対処したいところがあります。


しかし、残念ながら、今日の鷹投手陣は、
先発ローテ末席の座を競う中田が登板するも、
それ以降は、最後の飯田を除けば、
新手として使えるかを試したい
育成枠を含む若手のサブキャラ投手陣ら。
このため、
こちらの情報収集、相手への慣れなど
公式戦に向けての収穫があまり多くなさそう
という感じに。


逆に獅子打線は侍らも復帰し、
それなりの打線を敷ながら挑んでいるので、
爪を隠した能ある鷹をフルボッコ
にして当然の状態でした。


投手陣はほぼ2軍レベル
相手にしているわけなので
苦戦してはダメです。


安打、与四球の観点で見れば、
今日は12安打、1本塁打、8与四球
たくさん塁に出て忙しい試合になりました。


ところが、爪を隠した鷹を相手に、
得点はわずかに3点2点差しかつけられず、
得点を決めた場面は、
◇おかわりのソロ1発
◇押し出し2回

であり、タイムリーは皆無。
結局、
17残塁と残塁祭り
10三振と三振祭り
決して高い評価を与えられない内容。


この内容を考えると
打撃陣については、
中田、飯田以外が
相手投手が2軍レベルで
あることを加味すれば、
50点満点で10
というところでしょうか。


下表は西武の攻撃における
1球ごとの結果です。

まずソフバンの中田が登板した
1~4回については、
中田も先発ローテ入りへの生き残りを
賭けていただけに、
ピンチになってから底力を見せて
きっちり抑えられました。


しかし、中田クラスが先発の場合
ラッキーな方で確実に
リズムを崩して勝たなければなりません。
武田、千賀、バンデン、東浜、石川
と比べたら、レベルが下がりますから、
中田を簡単に打ち崩さなくて、
ソフバンをいつ打ち崩すの?
ということです。


4回表の一死満塁での源田の遊直は
打球がサード松田のグラブを弾き、
地面に着地することなく今宮のグラブに
収まったことから、
運が無かった?というところもありましたが、
浅村がフォークで2打席やられたことと
山川が淡泊過ぎたことが響きました。


浅村については、
相手にしっかりと低めを攻められ
そのまま抑えられたというところでした。
相手は一線級投手になってくれば、
高めを攻めず
もっと集中して低めを突いてきますので、
低めに対する対応力も高めなければ
というところでしょうか。
それでも昨年は中や外の低めは
まだ打っていましたので、
今後、仕上げてくれば・・・と思います。
ただ4回表の打席は
与四球で押し出し1点の結果
になりましたが、ファウルにした
3球目の甘く真ん中に入ったスライダーを
しっかりと仕留めて欲しかったですね。


山川については、
最後まで淡泊、単調な打ち方であり、
特に終盤は、
ライバル視するおかわり君の1発を
意識しすぎていないか?
というくらいぶんぶん丸でしたね。
まあ、明日以降の打席では
大きな心配をしておりませんが、
今日の打席は反省要という
ところでしょうか。


ただ、今日は
全般的に決め手に欠けていました。
確かに中田、飯田以外は、
ある意味で初物でしたから、
初物効果による影響?
ということは考えられます。
西武は初物に弱い面もありますが、
笠谷以外は
大したレベルではなかったのだから
そこはしっかり攻め崩そうよ!
と言いたいですね。


結局、今日は、
各自がバラバラの攻め
個々がバッティング練習
しているような攻め方で、
打線が点のままで線にならずでした。
いわゆるバッティングセンター野球。
試合に負けていれば
『あと1本が・・・』野球。


最終回に稼頭央が失敗したけど
盗塁を試みましたが、
足や小技で揺さぶることも
少なかったと思います。
相手は経験が不足して
西武打線に怖さを秘めている
若手が中心
でしたから
揺さぶれば崩れやすいです。


例えば1点を奪うことを
重視しているソフバン
6回裏に先頭の甲斐が二塁打を放つと、
次の今宮がきっちり送って
一死三塁の場面を築きました
まあ結局は無失点でしたが、
それは小石を褒めたいと思いますが、
対照的だったのが1回表です。
1回表に先頭の秋山が二塁打を放ち、
次の源田が打ちに行って三飛で終えました。
源田にはノーサインで自主性に任せており、
その場面で打ちに行ったことは構いません。
源田自身、最近、打撃が好調でしたし、
実際、3回表は
秋山に続いてヒットを打ちましたから。
ただし、1回表は
低めの初球に手を出して凡打したのが
源田らしくなく、もったいなかったです。


また4回表の一死満塁で源田の打席
3球目の甘い真ん中ストレートを見逃した
のもありますが、
ここの相手は育成枠の長谷川であり、
三塁走者は外崎でしたから、
スクイズをすることも
見据えても良かったのでは?
と思います。源田ならそれも可能ですから。
またこの回は金子もヒットで続きましたが、
このとき育成枠捕手ですから。
その前に出た外崎も盗塁を
仕掛けてよかったのでは?
とも思います。


今日の打撃面については、
選手任せで好き勝手にやらせた
雑なバッティングセンター野球
決め手を欠いた印象であり、
西武打線は確かに強いですが、
今日のような
残塁祭り&三振祭り
昔から西武打線の弱点になっています。

昔の言葉で言えば、
『あと1本が・・・』野球ですね。
今日は結果的に勝ちましたが、
この『あと1本が』野球で
どれだけ星を落としてきたことか。
当然、今年の本番での懸念される課題です。


チーム一丸となって
しっかり策をもって
組織的な攻略をして欲しいですね。


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一方、投手陣について、
個別に述べていきたいと思います。


まず先発したカスティーヨについて。
試合前、本人が
『166キロの速球は本番まで隠しておく』
みたいなことを言っておりました。
まあどこまで本当か?はわかりませんが、
本人なりに、
まだ全力投球はしない、
現時点ではまだ爪を隠しておき、
今日は何かを試したい
というところでしょうか?


今日のカスティーヨの配球&結果
以下に示します。


今日の成績については、
上々の内容であり、
このとおりで行ければ、
ソフバンに通じそうな期待がかけられます。
一見、雑そうな印象ですが、
前回と同様、比較的、丁寧に投げており、
球数が少なかったように、
ストライクゾーンでそこそこ勝負できた
という点も好感が持てます。
ただし、
わからない面&不安な面が残ってます。


まず立ち上がりを含む1~2回は、
それなりに低め突いて攻めていたので、
シュリちゃんとは違う印象を受け、
その点には好感が持てました。


しかし、
新外国人打者から始まった3回に入ると、
高めばかりを攻める配球に変化しました。
しかも変化球が姿を消して、
4回最後の柳田以外、
ストレート中心で攻めていました。


もしかして、球数が嵩んできたから、
スタミナが切れてきて
投げ方が雑になってきた?
という不安はあります。
とはいっても、
2回までの投球数はわずか19球です。
どちらかと言えば少ないです。


まず外国人のグラシアルのときには、
球速は152キロと最速であり、
ストレートで力押ししようしていました。
外国人が相手なだけあって
力で抑えたい
と思ったかもしれません。
ただし、単調な攻め方になったため、
球速は最速でも甘く真ん中近くに入ったとき
きっちり好タイミングで弾き返されました。


一応、その後、走者を置いてからは
吉村、堀内に低めを突いて
ゴロアウトできっちり打ち獲りました。


しかし、4回に入ると、
完全に高めストレートばかりで、
最後の柳田に対しては、
チェンジアップばかりの攻め。
甘い高めのチェンジアップは危険でしたが
柳田はストレートを意識していたので、
結果的にタイミングを外して打ち獲りました。


でも、この極端な4回の配球・投げ方は
雑になってきたのか?
という可能性がありますが、
やはり何かを試したかった?
という可能性も考えられます。
まず柳田へのチェンジアップ連投は
森が裏をかいた策かもしれませんが、
(それなら森もやるな!と思いますが)
不自然すぎる配球でしたから、
チェンジアップを試したかったのか?


また今宮、本多、中村晃には
高めストレートを試したかったのか?
どこまで通用するか?を。


しかし、高め中心の攻めは、
本多に一発被弾したように、
抜け球がたまに見られるので
今後の危険性を示唆しましたね。


ソフバン陣営は、次回以降、
おそらくその高め抜け球は
しっかり狙い打ちしてくる
でしょう。
また巨漢外国人投手攻めの定石どおり、
1回裏に本多が見せたような
セーフティバントの構え
出塁した走者がいるときに
足で揺さぶることをしながら、
リズムを崩させて
雑な投げ方にさせて
その高め抜け球を引き出そう
としてくるでしょう。


もちろん、その一環で
盗塁もしっかり仕掛けてくるでしょう。


当然、そのような
相手による次回以降の策には
注意しながら策を講じなければなりません。


まあカスティーヨについては、
とにかく1~2回のような投球、
低めや変化球を混ぜた投球
しっかりと丁寧にして欲しいですね。
短気は損気です。


一応、今日は高めは試したと考えて
4点/5点満点の評価を与えておきます。


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2番手の小石については、
今日の試合で適用したことは
良かったと思います。


とにかく、小石については、
先発の早期降板時における緊急登板や
敗戦処理(これは本当のシンガリ部隊)
を含めてロングで便利に使いたいです。
これは洋介も同様です。
それ故、多少は打たれても
しょうがないですが、
ビックイニングを与えてはダメです。


今日は6回裏に一死三塁のピンチでしたが、
しっかり抑えたと思います。
その点を含めて、
今日は5点満点の評価を与えておきます。


ともみに関しては、
先頭を簡単に与四球にしたことで
3点/5点満点という評価に。
まだ打たれたならしょうがないですが、
与四球はダメです。


その点は、豊田も同様です。
特に豊田は雑さにより
制球難~自滅しやすいという課題がありますから、
点数を与えることができません。
ただし、ストレートで基礎点を稼ぎ、
今日はグラシアルを
外角低めのカーブで空三振を決めたので
4点/5点満点の評価にします。
まあその前の6球目に
同じ外角低めカーブでボールに外していて、
7球目にも同じカーブを投げていたので、
そこは森のリードも微妙ですけど。
たまたま外国人のタイミングが
合ってなかったから良かったですが、
内川とかだったら6球目でタイミングを計り
7球目はすくい上げてセンター前に
ポテンと落とされていたかも
しれません。


増田については、
先頭に甘く高めに入った初球を
きっちり打たれましたね。
そこは反省点です。
しかし、その後は抑えました。
ただし、まだストレートの走りが
仕上がっていないかな?

という印象を受けました。


で、現在、習得中の縦スラは
披露しませんでした。
爪を隠したという点は評価できます。
それも加味して、
4点/5点満点の評価とします。
ただし、その評価は
本番になったら
ストレート一辺倒のイメージから
縦スラも発揮して相手を翻弄させること
が実現してこそ、です。


もの凄く不安なことが、
もしかしたら、昨年のフォークのように
縦スラ習得失敗?
という懸念
です。。。


やはり今までのように直球中心で
直球とスライダーの二者択一投法では、
ストッパーとして、
今の限界を超えられません。


今の限界を超えるためには、
向上するためには、

どうしても
落ちる球・縦に曲がる球が欲しいです。
縦スラでなくても、カーブでもいいです。


とにかく、
縦スラ習得は実現してもらい、
本番で思う存分発揮してもらいたいです。