下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/18OP戦(vs日ハムinMLD)】今年初の本拠地『れおほ~』加藤にぐうの音も出なかったが、新人相手になって獅子が牙を剝く!(「強きを助け、弱気を憎む」たけちゃんマンの如く)「ただいま砲」を含む3連打で一気攻勢。一方、一休研修中の狼は前回に続き好投し順調さをアピール。クマの方もスタミナへの課題は未解決であるけど、好調ぶりをアピール。

今日はメットライフDで日ハムとOP戦でした。
今日の先発は
こちらが一休で研修中のウルフ
あちらが加藤でした。


まず先発ウルフに関しては、
5回75球を投げて無失点に終え、
前回同様に好投をしました。
(被安打3、与四死球0、被本塁打0)


↓↓↓ウルフの今日の投球


ウルフのバロメータになる
ゴロアウトについては、
前回と同様に稼ぐことができました。
今日のウルフの投球コースを見ると、
低めにきっちりと投げ込めていましたから、
ウルフも本領を発揮することができました。


またウルフにとって着目すべきもう一つの点は、
ウルフのバロメータの一つとなる球数です。
前回は3回投げて47球であり、
今回は5回を投げて75球なので
球数のペースは前回とあまり変わりません。
(ただし前回も今回も決して多すぎたわけではないです)
とはいえ、今日は4割打者・近藤に粘られて
そこだけで10球を消費してしまったこともあります。
その回を除けば、1回平均12.75球ですから
それなりに上々の球数で抑えた
と評価して良いでしょう。


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次の2番手武隈については、
前回3/11に第二球場で先発し、
4回二死までは抑えていましたが、
その後5回も含めて炎上し、
先発としてのスタミナ問題が
課題として残っておりました。


今日はそのスタミナ問題までは
問えませんでしたが、
4回70球を投げて失点・自責点1
唯一の被安打が岡のソロ弾1発のみでした。


↓↓↓武隈の今日の投球

成績として
4回を1発のみで1失点ですから、
上々の結果でした。
その岡から被弾した1発
スライダーが甘く高めに
入ったところを打ち込まれました。


ただし、今日、気になったのは
比較的、制球が今一つであり、
ボール球も目立ちました。
(与四球2、与死球1)
その中で甘く入った所を
攻められた点もあり、
その1本が岡からの被弾でしょう。
とはいえ、武隈の場合、
球威(回転数)があるので、
そう簡単に打たれてはいないのですが。


先発ローテ候補としては
有力株であることに変わり有りません
が、
武隈の場合、先発で扱うなら
あと2イニングを難なく投げ込めるか?
というスタミナ問題はまだ残っていますから、
もう1試合、来週のDeNA戦で
頭から行って先発に馴染んでもらいたいですね。


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一方、問題は西武打戦の方です。


↓↓↓今日の成績です。


結果としては、
加藤にぐうの音も出ませんでしたが、
新人・西村に代わってから
獅子軍団は牙を剝きました。


まあ、たけちゃんマンの歌のように
「強きを助け、弱気を憎む」と
西武打線らしい結果でしたけど。
天敵を前にすると借りてきた猫状態
 格下を相手にするとバカスカ大量得点


稼頭央の右二塁打を皮切りに
秋山、源田と続く3連打
それに浅村の犠牲フライ
一気攻勢で3点を奪取することに成功しました。


得点の挙げ方としては
昨日と違って
「あと1本が」野球を覆して
連打で打線が線となって理想な形で得ました。


まあ次の宮西のときに、もし抑えられていたら
相手レベルへの依存度が高くなってしまいますから、
7回裏に外崎がポテン安打で出塁して盗塁を決め、
金子がタイムリーで1点奪ったことも踏まえると、
おまけに、金子も盗塁を決めたので、
今日の得点方法は
つないで、機動力も使ってと良い形でした。


でも、その前までの加藤に
ぐうの音も出なかったのは気がかりです。
確かに、シーズン中には、
先発相手に閑古鳥で、投手が交代したときに
一気に攻め落とす
という展開は良くあることで、
また交代後に一気に攻め落とす底力は重要です。
ただし、今日は練習試合でしたから
加藤が途中で降板しましたが、
本来、投手交代時の潮目を狙うには、
その先発投手の球数を嵩ませるなどを狙い、
その先発投手のスタミナ消費を促すことが必要
です。
もちろん、その対応により、
先発投手のリズムを崩しやすくなるので
攻める糸口にもつながるでしょう。


それでも、
今日の5回までの加藤の球数を見ると、
10,11,18,19,20球/回
3回以降に球数を稼げました
加藤のリズムは崩れませんでしたね。
このまま続投し、
100球を超えてからはわかりませんが。


今日の加藤は、
加藤自身が好調だったことを否めません。
4回裏に外崎の安打、盗塁、銀の送りで
一死三塁のチャンスを作りましたが、
続く稼頭央、秋山から
連続空三振を奪った加藤は圧巻でした。


まず今日の加藤は
テンポ良く投げ込んでおり、
自分のリズムを維持しておりました。
そして、一番ネックだったのが
ストレート、シュート、スライダー、
チェンジアップ、フォーク、スローカーブと
多種多様な球種を前に翻弄させられたこと
が響きましたね。


加藤については、
本番の開幕カードでもう一度対戦します。
辻監督は、
「日ハムの加藤は良かった。開幕カードだから、
 次回までにきっちり対策します。
どう対峙するか?課題ですね。


ところで、
おかわり君は厳しい状況が続いております。
落ちる球にスカっスカっはいつもの通りですが、
本来ならストレートは好きな方でした。
しかし、加藤のストレートに
ついて行けていませんでした。
2回裏の1打席目は、
3球目にストレートをファウルして追い込まれたので
次に落ちる球を警戒したのか?わかりませんが、
4球目は好きな高めストレートを空振って三振。
6回裏の3打席目は
高めストレートを空振りして追い込まれています。
とにかく、
落ちる変化球へは元々から苦手ですが、
速いストレートへの対応力も低下しています。
速いといっても
1打席目に空三振を決めた直球は137km/hです。


年齢ととともに
速いストレートへの対応力が低下する
ということは、
アスリートとして肝要である
動体視力の衰えが懸念され、
その動体視力の衰えは選手生命を
左右しかねない要素となります。


ベテラン稼頭央についても、
昨年までここ2年の打撃において
ストレートに弱さを露呈していたので、
動体視力の衰えを懸念しておりました。
まだその懸念はぬぐえていませんが、
6回裏の打席では、新人が相手とはいえ、
低めの145km/hのストレート
しっかりと捉えて右二塁打を放ち、
得点の火付け役を果たしましたね。


とにかく、
おかわり君は今までの貢献人ですが、
扱い方は現状を踏まえて考えなければなりません。


一方、山川、メヒアも無安打でした。
(山川は四球出塁1)
そのうち今が旬の山川は心配が小さいですが、
気になるのはメヒアです。
ただし、
メヒアについては、おかわり君と違って
年齢的な下降線云々ということよりも、
変化球への対応力(どれだけ我慢できるか?)
がとにかくカギです。
今日もそれをブンブン振っていましたが。。。


まあしっかりと我慢して働きましょう。


今日は、1回表で
得点圏に走者を背負った中田の打席では、
鋭い打球が一塁線を襲ったとき
メヒアの好守により失点を防ぎ、
ウルフを助けましたけどね。