下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①【3/24OP戦(vsDeNA in MLD)】開幕カードハム戦で先発予定の多和田。最終調整登板でボロボロ。花粉症の影響?!大炎上の広島戦(佐賀)ほどではなくとも、球を制御できず本番へ不安を残す不安定さ。一方、昨年ファイフ獲得で調査をやめていたバイオス。一時乱調するが、獲得しておきたかったですね。②第二のイースタンでは楽天戦に高木先発するも「テンポ良く打たれました」。でももう少し丁寧に投げて決め手を活かせれば。

①3/24OP戦(vsDeNA in MLD)
今日がMLDで最後のOP戦でDeNAと戦いましたが、
残念ながら、DeNA8-4西武と敗れました。


今日のスタメンは次の通りでした。


先発した多和田については、
開幕カードのハム戦で先発予定になっており、
今年1年間、先発ローテを守り続けて
もらいたい存在です。


しかし、今日の多和田の結果については、
5回2/3で降板し、球数は116球。
被安打6、与四球4、与死球1で失点6、自責点5
ボロボロでしたね。


以下は、今日の多和田の投球内容です。

ボール判定の打席を赤色文字で、
出塁を許した打席を桃色で着色しました。


とにかく、今日の多和田は
球を自ら制御できず、
シュート回転するわ、抜けるわで
暴れまくってました。

しかも、ストレートの球威も今一つであり、
甘い所への投球も散見していました。


確かに今日は、
森も暴投を止められず、盗塁を刺せず、
センターも秋山だったら捕れていた?
というところもありましたが、
今日の多和田の投球では、
強力のDeNA打線は抑えられませんでした。


辻監督は多和田の投球について
「いい球があるのに無駄球が多い。
 もうひとつ攻められなかった。
 ヒットも四球も一緒。
 出していい四球もあるけど、
 ダメな時に簡単に四球を与えると、
 簡単に向こうに流れがいってしまう。

 本人は向かっていっていると思うが
 大胆さがない」とコメント。


多和田については、
ハマると人が変わったように
もの凄い投球を披露し、
なかなか打ち崩すことがデキない
のですが、
今回のように制球難に陥ってしまうと、
ボロボロになってしまい、
相変わらず
安定性(不安定さ)に課題を残します。
また厄介なのは、
いきなり球を制御できて好投したり、
やっぱりダメだったりと、
「実際に投げてみないとわからない」
というところです。


また鼻を度々すすっていましたから、
もしかしたら、花粉症の影響?
ということも一因として考えられますが。。。


今日は牽制時にボークもとられましたね。
花粉症により集中力が低下している?
という気もしないでもないです。


次回は本番である
31日ハム戦の先発予定ですが、
今日のような投球では
厳しい状況を否めないでしょう。
希望のよりどころとしては、
多和田がハム戦に相性がいい
というところでしょうが。


とにかく、
前回のように一変しないと苦しいでしょう。


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ところで、
今日は中継ぎの野田平井
制球に苦しみつつ、今一つでした。


まずは、野田、平井ともに
最初の打者を与四球で歩かせないよう
努めていきたい
ですね。


以下が
今日の野田、平井、ともみ、大石の結果です。


野田は、良い球を持っていますが、
もともと制球は基本的に今一つです。
というか、
よく言えば大胆で投げっぷりが良いですが、
悪く言えば、雑な面が課題というところです。


もし勝利の方程式を担う際には、
1つのミスでも許されないことから、
その雑さは改善したいですね。
もちろん、
勝利の方程式を担うだけの実力は
現時点でも備えているのですが、
絶対的な存在になるためには、
その雑さは改善したいです。


一方、平井について気になる点は、
U24侍ジャパンのアジアCS
でもそうでしたが、
一旦、リズムを崩すと
そのまま陥落しやすい懸念です。


野田、平井とも
基本的には期待の方が大きいので、
現時点で大きく心配はしていませんが、
さらなる高みを目指すのであれば、
留意されたい
ですね。


ところで、平井について、目指していた
新球種(チェンジアップ)の習得
まだまだ発展途上であるようですね。
一度、投げた球で1発被弾したことから、
使うなら精度を上げてないとと認識されたようで、
また当面の出番は1イニングと短いので、
チェンジアップまで引き出す場面が少ないから、
練習はしつつも、完成度が高くなってから
実戦で試用・導入してみるつもりらしく、
実戦ではその熟度に応じて封印するようです。


4番手のともみについては、
危なげなく三凡でまとめました。
辻監督曰く、
「球速計で表示するスピードの割には
 そのスピード以上に球威が回復しつつある」とか。


5番手の大石については、三凡でまとめましたが、
抜け球も散見しており、楠本を振り切れず粘られたり
と、前回の第二での登板の方が良好だった
ような印象
を持ちました。


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一方、西武打撃陣については、
3回表で4点を失ったその直後の裏に
まず先頭メヒアが1発放って
相手投手のリズムを崩し、
二死から四球2つを含めてつないで
タイムリー2本で一気に追いついたこと
高く評価したいです。


試合の流れを相手に渡らぬようにするために、
獲られた直後に獲り返すということは大事です。
それを一発で相手のリズムを崩し、
つないで獲り返したことは価値があり、
相手へ大きくダメージを与える可能性もあります。
(まあバリオスはその後、回復したけど)
しかも、点差が4点もあって追いついたわけですから
その展開面を踏まえるとさらに価値が上がります。


特に4番山川に2点タイムリー、
おかわり君にも2点タイムリー
が出たは良かったです。
山川はバットの先で上手く引きつけて打ちました。
おかわり君一発にこだわらず、
タイムリー狙いで球に逆らわず自然に流し、
GoodJob!でした。


ホームラン有り、連打有りと
いい形の攻撃で追いつきました。

ただ、その後全体的に
閑古鳥になってしまい、
追加点を挙げられませんでしたが。


ところで、
不振中メヒアについては、
一発が出るとともに、左安打も出て
今日はマルチ安打を決めました。
ただし、その2打席では
苦手の外角変化球で攻められてなく、
外角変化球で攻められた4回裏は
相変わらずの空三振なので、
本質的に改善した?とは言い難いですけど、
これを機に本番で勢いに乗ってもらえれば
と思います。


以下は今日の西武打撃陣の成績です。


ところで、DeNAで先発したバリオスは、
今オフにDeNAが獲得しましたね。
元々、ソフバンで中継ぎとして活躍し、
NPBで通じることを証明しており、
ソフバンをクビになるものの、
日本で野球をやりたいことから
富山の独立リーグで野球をしていました。
このとき、先発も担います。
昨年、西武は
バリオスの獲得調査を進めていましたが、
その直後にファイフ獲得が決まったので
もうそれっきりでした。
しかし、バリオスは
NPBで通用することが済んでおり、
日本も長く馴染んでおり、
先発も中継ぎも使い勝手が良く、
おまけに給料が安価であることから、
(少なくともファイフよりお得
今オフだって
獲得したい外国人投手でしたが、
西武は全く動くことなく、
そのままDeNAに獲られました。


今日は3回裏に
メヒアの一発によりリズムを崩し、
獅子打線の勢いに飲み込まれて
4点を一挙に失いましたが、
その後は、その影響を受けず
きっちり切り替えてきて
4~6回を被安打1、与四球1で
無失点に抑えました。
その前の1~2回も
連続三凡で完璧に抑えています。


その後も期待できそうであり、
DeNAでも貢献しそうであり、
つくづくもったいなかったなぁ
と思わされます。


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②第二のイースタンで高木先発
今日の第二球場では、
楽天とのイースタンリーグ公式戦があり、
そこに高木勇が先発しました。


結果は次のとおりです。


高木勇については、
1回表の立ち上がり先頭に
抜け球を含めてB3S0になり、
フルカウントまで戻しますが、
6球目に内角のベルト高さに入り、
弾き返されて中安打を許します。
一応、その後続を封じて失点は許さず。
しかし、2回表には、一死から打たれて、
二死まで持ち込みますが
タイムリーを浴びて先制点を許します。
3回表は二死から与四球で歩かせますが、無失点に。
4回表先頭に打たれますが、併殺打で凌ぎ
5回表2本打たれるものの、
タッチアップで本塁に突っ込む走者を
鈴木の好送球で刺して得点許さず。
バックに助けられます。
(細川の鈍足も効きましたが)
しかし、6回表に捕まります。
守備の乱れもありましたが、
ヒット、四球、エラーで二死満塁になり、
暴投で1点、タイムリーで2点と
3点を失って追いつかれます。
 
それでも最後の7回表は三凡で終えますが、
結局、三者凡退はこの7回のみ。


終わってみたら、
7回117球を投げて失点4
被安打8、与四球1、与死球1、暴投1
奪三振4でした。
※自責点は6回二死からの
 綱島による遊失策だったので、
 結局、2回の1点のみ


試合後のフジテレビTWO開幕直前SPに
出演した高木勇は
今日は打たれてもいいから
 ストライク先行で投げること
 に注意していた」
ということを言っておりました。


ただ、投球内容を振り返ると、
1回はボールが先行傾向でした。


しかし、
2回はセットポイントでテンポ良く
投げるようにしていましたが、
低めを突ききれずヒットを重ねました。
特にタイムリーを被弾したときは、
2球で追い込みましたが、
その後が詰めが甘くなり
ばらつくとともに、
ファウルで粘られて、
最後は粘り負けの形で
高めに甘く入った所を打たれました。


3回はストライク先行で
テンポ良い投球でした。
枡田に与四球となりましたが、
ここはB2S2から粘られ、
最後は内角低めを際どくハズしました。
課題は最後の詰めでしょうね。


4回は先頭に高めを打たれますが、
次の大柄の打者には、
低めを突いて併殺打に仕上げます。


5回もストライク先行で入りますが、
細川にカット、カットで粘られ、
最後は粘り負けで右安打を食らいます。


6回二死満塁
暴投をして1点失った次は、
外角ばかりでB3S0と苦しくなり、
ストライクを取りに行った4球目が
真ん中寄りになって
センター方向へ弾き返され、

結局、2点タイムリーになりました
苦しくなって、
ちょっと弱気の攻めになってしまった
印象でした。


7回はストライクで追い込むこと
に留意しながら、低めを突くほか、
緩急を駆使して三凡に終えました。


全般的に見ると、気になったのは、
打たれているときは、
 高めか、ベルト高さで
 甘く入っていること。
②比較的、粘られやすく、
 決め手があまり発揮
 できていなかったこと。
③追い込んだりしていても、
 詰めが甘くなって
 仕留められないこと
 が散見したこと。
ですね。


ある意味で、
②③は同種の懸念事項であり、
決め手の有無が問題になるので、
今後も気になる面がありますが、
①~③で言えることは、
テンポが良いのはいいんですが、
投げ急いでいる感もあるので、
もう少し丁寧に投げて
決め手を活かせれば
と思います。


それを考えると、
打たれてはいましたが、
修正はそれほど時間がかからない
と思います。


正直、今日の1軍&2軍の試合では、
球を制御できていない
多和田の方が重傷?
という気がしました。



6回二死から綱島の遊失策で二死満塁に。その後、3点を失ってマウンドに集まる若獅子たち。そこで綱島が高木に謝っていた様相もあったが、高木は「気にすんな」という雰囲気で綱島の肩をぽんぽんと叩く。