下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①【日ハム2回戦in札幌】序盤は均衡を崩せずも多和田粘りの投球(北海道の花粉症はスギではなくシラカバだから?)。中盤1点ずつもぎ取りつつ終盤に差を詰められるも引き離し、終始リードを保ち逃げ切る。ただトモミ左肩違和感降板の痛手。開幕2試合目にして投手陣の危機迫る?明日はOP戦でやられた加藤。新天敵になるか否か?を問う。②【2軍ロッテ戦】榎田先発登板。1発被弾もまずまず。でも与四球は減じたい。自滅型満塁形成は重大な反省材料。

①【日ハム2回戦in札幌】
今日の先発は多和田マルティネス
昨日の大勝した開幕戦の翌日の勢いを保つか?
今のハムには3連勝が欲しいだけに
きっちり勝ち星を積み重ねたいところです。


今日のスタメンです。
森がマスクを被り、メヒアがDHです。


今日の結果について
以下に整理しました。


今日のマルティネスは、
基本的に昨日のロドリゲスと同様に
ゴロアウトを狙ってくる投手です。
ただし、ロドリゲスと比べて
OP戦ではやらてまくっているほか、
2シームの頻度も少ないタイプです。
早打ちしてゴロアウトと
相手の術中にハマらなければ

OP戦のように陥落可能なタイプです。


しかし、今日の西武打線は、
昨日と違ってマルティネスを相手に
4回まで得点できずゼロを重ね、
均衡を崩せない状態が続きます。


序盤を見てみると、
完全な早打ちまでに至ってないけど、
結構、ゴロアウトを重ねて
相手の術中にハマっている面が散見します。
球数も省エネにはなっていないけど、
4回までが52球で1回平均13球
(13球、10球、19球、10球)
と嵩ませることができず。


確かにマルティネス
ストレート、2シーム、カーブ、
カットボール、チェンジアップと
多様な球種を用いて、
今日は悪くなかったんでしょうが、
もっとじっくり粘り攻めをして欲しかったですね。


でも、一番不安視していた多和田
その均衡が続く中、粘って
得点を許さずの投球を続けます。


今日の多和田の投球内容を見ると、
序盤は制球が微妙な面を見せており、
ボール先行のケースも散見しておりました。
相手も多和田を早打ちをしてくれて
助かった面もありますが、
初回の力みも消えて、集中力を保って
好投を続けました。
5回裏に最大のピンチを招きますが、
中島をしっかり三振に抑えたのが大きかったです。
6回裏も疲れが見えてきてピンチになりますが、
レアードや大田泰に低めを投げ込めることができ
得点を許しませんでした。


北海道での日ハム戦の相性の良さが効いた
でしょうが、北海道の場合、
花粉症もスギよりもシラカバ等なので
多和田に適合する種では無く、
少しは楽で集中力も保てたのでは?
という気もします。


でも、多和田の場合、投げてみたら、
自滅してボロボロになる日もあれば、
人が変わったように
相手も打てずしっかり抑える日もあると、
制球難から投げてみないと分からず、
やはり安定性が最大の課題です。


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投手陣で心配なのは、
3番手に登板したトモミです。
いきなり先頭に
ストライク入らずの与四球、
次も制球定まらずの中、
置きにいった甘い球を痛打
と。
降板の仕方もおかしく、試合後には
左肩に違和感を訴え、
ベンチに下がったという報道も。
土肥投手コーチは
「明日まで様子を見させて下さい」とのこと。


ここでトモミが開幕2試合目にして
戦線離脱となったら、大きな痛手であり、
現時点の投手陣の危機迫る?おそれも。
少なくとも、
今後、あまり無理をさせることができず、
下手をすると、再発による長期離脱も懸念されます。


とにかく、大事なければいいですが。


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あと最後に投げた増田については、
結果云々は特にありませんが、
1球だけ投げた縦スライダー
制御がデキていませんでしたね。
まだまだ鍛錬が必要のようです。


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打撃陣については、
序盤のマルティネス攻略に手間取りましたが、
四球→安打→犠打→犠打で先取点をもぎとったり、
タイムリーでも、本塁打でも得点を稼いだり
しっかりした攻めがデキております。
まあ相手が相手であり、
細かい課題、重い不安点もありますが。。。


特に面白かったのが、
5回表、7回表の源田の打席のパスボールです。
このとき、源田はバントの構えを見せており、
推測になりますが、
その構えから捕手が投球を見にくくなっていた?
という可能性があります。
すなわち、源田の小技によりパスボールを引き出し
走者秋山を三塁へ2度も進塁させました。
これは守備妨害をしたわけではないので
ルール違反の行為では無く、
ある意味で、ギリギリのところで
源田の巧みな技が活きたというところでしょう。
まさに「#源田たまらん」の職人芸です。


おまけに今日は猛打賞ですからね。
2年目に入ってさらに逞しくなっています。


また今日は浅村と山川に一発が出ました。
最終回は1点差に詰められながらも
石川の調子が良くなかったとは言え、
秋山がしっかりタイムリーを放ち、
山川が怒りの3ランでトドメを刺しました。


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さて、問題は明日の加藤攻略です。
前回のOP戦では完全に抑えられました。
しかも抑えられ方が良くなく、
いかにも天敵風の抑えられ方でした。


加藤自身もスローカーブを習得し、
昨年よりスケールアップしているので、
下手をすると、
今年、新たな天敵になる懸念が残ります。


とにかく、前回は
ストレート、シュート、スライダー、
チェンジアップ、フォーク、スローカーブと
多種多様な球種を前に翻弄させられたこと
が響きました
ね。
その試合後、辻監督も
「日ハムの加藤は良かった。開幕カードだから、
 次回までにきっちり対策します。
と述べています。


明日は加藤が
新天敵になるか否か?

を問われる一戦になるかもしれません。


もし明日も抑えられれば、
加藤も自信をつけさせ、
西武を好物にしやすくなる
ので、
次回はもっと絶対的な自信で投げ込み
さらに打てず、
相手はまた自信を増し、
こっちは苦手意識をさらに植え付けられる
という悪循環に陥るおそれがあります。


ここは明日、新天敵誕生を回避するために、
しっかりと加藤を叩きつぶしておきたいですね。


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②【2軍ロッテ戦】榎田先発登板。
今日、第二球場では2軍のロッテ戦が行われ、
榎田が先発したそうです。


結果は次の通りです。


成績は
ペゲーロに1発被弾しますが、
5回2安打1失点であり、
失点はその1発のみ。


逆に毎回三振を奪って9奪三振。
初回は清田、三家から
連続三振を奪う上々の立ち上がり。


まあ昨年、阪神でも2軍戦で先発し、
このくらいは投げていましたので、
当然の結果と言えばそうですが、
まずはロングへの見込みに向けて視界良好
というところでしょうか。


※昨年の阪神2軍での先発成績



ただし、課題もあります。
5回を投げて球数が81球であり、
70~80球が限界になりそうなタイプのため、
もっと球数を少なくしたいところです。


その球数が嵩んだ要因としては3つの与四球です。
しかもその3つの与四球はタイミングが悪く、
4回にまとめて与えた3四球で
自滅型の満塁ピンチ自ら背負ってます。
失点こそ許さなかったのは良いのですが、
自滅型満塁を作ったという過程が
重大な反省点
であり、
他の相手だったら、1軍戦だったら
大炎上もあり得ますからね。