下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今週前半はロッテと敵地ZOZOで対戦。できれば3タテを決めて連勝を伸ばしたい。でも今年のロッテは機動力が脅威。また石川、二木の天敵とエース涌井が対峙するだけに打線の歯車が狂うと危うい。あとはファビオらがZOZOの風にどう慣れるかです

今週前半はロッテと敵地ZOZOで対戦になります。
できれば3タテを決めて連勝を伸ばしたい
ところですが、どうでしょうか。


現在、ロッテは星を五分にしており、
昨年以上に機動力が脅威になってます。


現在、チーム盗塁数については、
試合数が揃っていませんが、
西武が10個に対して、
ロッテが11個、ソフバンが9個、
楽天が5個、ハム&オリが4個と
ロッテが最多状態にあります。
また盗塁失敗数についても、
西武は1つですが、ロッテは5個あります。
すなわち、盗塁の成否にかかわらず、
盗塁企数(成功+失敗)を見ると、
ロッテが16個、西武&ソフバンが11個、
楽天が8個、ハム&オリが6個と
ロッテが最も盗塁を積極的に仕掛る戦い
をしていることが伺えます。


また打率に関しては、
西武が0.285でトップ。
2位がロッテの0.275と続きます。
(ハム0.253、鷹0.250、鷲0.225、牛0.204)
しかし、出塁率になると、
ロッテが0.352でリーグ1位
西武は0.351と差が小さいですが、
打率の差を埋められています。
(ハム0.339、鷹0.319、鷲0.297、牛0.291)


すなわち、
ロッテは四死球が多いことが伺えます。
四球数については、
ロッテが30個とリーグ1位、
西武は24個とリーグ5位になってます。
(ハム29、牛27、鷲25、鷹23)


ちなみに失策
西武やソフバンは3つありますが、
ロッテはまだ1つです。


またロッテの個人盗塁数&出塁率を見ると、
◇荻野 盗塁4個(0個)、出塁率0.419
◇中村 盗塁3個(3個)、出塁率0.381
◇加藤 盗塁2個(0個)、出塁率0.263
◇菅野 盗塁1個(0個)、出塁率0.417
◇岡田 盗塁1個(2個)、出塁率 -
※( )は盗塁失敗数


荻野、中村は要注意人物です。


ここではロッテの機動力や小技を活かして
得点したケースを例示してみます。


<3月30日 楽天戦>
◇5回裏
 荻野が一死から左安打→盗塁成功で一死二塁に
 →藤岡が一ゴロで二死三塁→中村3塁打タイムリー
◇9回裏(vs松井裕樹)
 中村が中安打→三木バントで一死二塁
 →鈴木が右安打タイムリー(ただし2塁で走死)
 →菅野四球→代走・岡田が盗塁失敗


<3月31日 楽天戦>
◇1回裏
 荻野が左安打→盗塁成功で無死二塁に
 →藤岡が投ゴロで一死三塁
 →中村が二ゴロの間に先制点1点追加
 →井上ソロ→鈴木右安打
 →菅野右三塁打タイムリー2点


<4月1日 楽天戦>
◇3回裏

 荻野が左安打→牽制悪送球で2塁へ
 →藤岡が右安打タイムリ-1点追加
 →暴投で2塁へ→中村が右安打で無死一三塁
 →盗塁成功で無死二三塁
 →井上が茂木失策でその間に1点追加
  無死一二塁→鈴木がバント成功で一死二三塁
 →菅野が2点タイムリー


<4月4日 オリ戦>
◇1回表

 荻野が四球→藤岡がバント成功(一死二塁)
 →中村が中安打タイムリー1点追加


<4月5日 オリ戦>
◇3回表

 福浦が左安打
 →田村がディクソンの悪送球で出塁
 (無死一三塁)
 →加藤が左犠飛で1点追加


◇4回表
 中村が三安打→盗塁成功で無死二塁
 →井上が中安打で無死一三塁
 →鈴木が右安打タイムリー1点追加
  無死一二塁が続く。
 →菅野はバント失敗
 →福浦が三ゴロで二死一三塁
 →田村は中三塁打タイムリー2点


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一方、先発投手に関しては、
10日(火)石川vs十亀
11日(水)
二木vs多和田
12日(木)
涌井vs榎田
が想定されます。


石川、二木、涌井は
先週のオリ戦で登板しています。


彼らの昨年データ及び先週のデータを整理してみました。


昨年の結果↓↓↓
参考とした資料は
2018年プロ野球カラー写真名鑑(BBマガジン社)
2018年プロ野球オール写真選手名鑑
(日本スポーツ企画社)
の昨年データです。



今年(先週)の結果↓↓↓



石川は昨年不調でしたが、
基本的に元祖天敵の存在です。
やはりシンカーに翻弄されます。
そのシンカーは昨年が約2割ちょっと。
あとはカーブを約15%投げてきて
ストレートが半分の頻度です。
2ストライク以降になると、
ストライクの割合が増えてきます。


今年前回のオリ戦時は、
7回を1失点に抑え勝ち投手に。
強力打線のオリが相手だったからか、
ストレートの頻度が減っており、
変化球が益しております。
ただしシンカーもやや減っています。


そこで打たれたところを見ると、
甘くベルト高さより上に入った球
を中心に打たれております。
またイニング先頭打者に打たれているのも
興味深いです。
先頭打者はできれば打ち込みたいですね


投げるコースについては、
打者の左右に関わらず
外角攻めが中心です。
ただし、右打者に関しては、
インハイを突いてからの外角攻め
もあるので注意要です。


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二木も基本的に元祖天敵の存在です。
やはり制球の良さから
コースぎりぎりに決めてくるストレートと、
各種変化球に翻弄されます。


昨年の投球頻度は
ストレートは半分以上で
次にフォーク、カーブの順です、


2ストライク以降
ストレートとフォークの二者択一です。


今年前回のオリ戦時は、
出鼻から2ランを浴び、
5回2/3を3失点で負けました。
強力打線のオリが相手だったからか、
ストレートの頻度が減っており、
スライダーが益しております。


そこで打たれたところを見ると、
ストレートばかりを打たれており、
興味深いです。
ストレート等に絞り込んで
できれば打ち込みたいですね。


投げるコースについては、
左打者に対しては
内外双方の低めが多く、
外角高めも投げてきます。
一方、右打者に対しては
外角低めを中心に外角攻めです。
内角は頻度が少なくなっています。


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涌井は実力投手ですが、
嫌うほどの天敵ではありません。
ただし、涌井のリズムになると
打ち崩しにくくなります。


昨年の投球頻度は
ストレートが半分未満であり、
カットボール、スライダー、カーブ、
フォーク、シュートと
多様に投げてきます。


2ストライク以降
ストレートがやや増しますが、
スライダー、フォークの方が増えています。


今年前回のオリ戦時は、
昨年と同程度の投球頻度でしたが、
四死球に泣いて自滅しました。


投げるコースについては、
打者の左右に関わらず
外角攻めが中心です


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さて、ロッテは昨年より勢いがあり、
ミスをしたら機動力にやられてしまいますので
守乱ミスは厳禁です。


しかし、その機動力を封じ。
石川、二木、涌井を攻め落とせば

連勝街道を維持することは実現可能です。


あとはZOZOの風にどう慣れるかです。


是非とも3タテ狙って
9連勝、10連勝、11連勝と
狙いたいですね。