下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【日ハム4回戦(東京D)】ライオンズクラシック2018のイベントゲームは是非とも制したいですね。そのための課題は『十亀自滅の回避』&『上沢攻略・陥落』 ハム上沢は皆がうらやましがるソフバンキラーで、逆に獅子は昨年貯金をもらってます。でも、長身からの角度のあるストレートと多様な変化球に翻弄されると侮れず、「あと1本が・・・」野球になるリスクはあります。策を講じて打ち崩したいですね。

明日は東京ドームで主催ゲームとなる
日ハム4回戦です。


ライオンズクラシック2018
イベントゲームになります。


明日はクラッシックユニで戦う獅子を
応援しに東京ドームへGO!
です。



【MIDI】 ライオンズクラシック2018 復刻応援歌メドレー


で、明日の先発は
十亀上沢で予定されています。


明日の課題としては、
◇十亀自滅の回避
◇上沢攻略・陥落

にあります。


十亀については、
前回、ロッテ戦でもそうでしたが、
制球難等から、基本的に
投げてみなければわからない投手

であり、よく自滅します。
自滅せずに投げ込めるか?にかかっています。
またじっくり貯められる二段モーションは良く、
その効果を発揮していますが、当たり前のことですが、
走者が出たときにセットアップ時に
如何に昨年までのダメ十亀に戻らぬこと
が課題です。


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一方、もう一つの課題は上沢攻略です。


上沢の昨年の相手別成績を見ると、
西 武:16回2/3  防御率3.78 0勝3敗
    被打率0.238、WHIP1.44
ロッテ:16回1/3 防御率3.86 2勝1敗
    被打率0.246、WHIP1.16
オ リ:12回      防御率4.50 1勝0敗
    被打率0.195、WHIP1.25
ソフバ:20回2/3  防御率1.74 1勝2敗
    被打率0.250、WHIP1.21
楽 天:20回1/3  防御率3.54 1勝2敗
    被打率0.280、WHIP1.28


西武比較的、得点を挙げており、
勝ち星も3つ稼がしてもらっています。
逆にソフバンに対しては、
被打率は高いですが、
防御率が1点台と他より遥かに低いんですね。
しかも、投球回数はソフバン戦が最大ですから。
そんなソフバンキラーって
どこも欲しがるうらやましい存在
です。


ただし、昨年、上沢と最後に対戦したのが
10月1日の札幌でのゲームで、
このとき、
回まで3安打無失点に抑えられていました。
ようやく7回になって相手の失策で走者が出し、
エンドランを決めてチャンスをつくり、
相手の暴投を誘って1点をやっとこさ奪いました。
でも相手のミスを見逃さない野球で
勝ったことは評価されました。


このときも
ストレートとチェンジアップ、フォークに
スライダー、カットボールも加わり

翻弄され続けました。
ストレートは、
変化球を意識してカットがやっと。

逆にストレートを意識してフォークでやられる
というパターンです。


やはり、上沢の特長としては、
長身から投げる角度のあるストレート
緩いカーブ、フォーク、スライダー等の
多彩な変化球が加わり、
その緩急で翻弄することにあります。


上沢は、今年、楽天やソフバン戦で投げており、
楽天戦では7回無失点ソフバン戦では7回1失点
好投しております。


確かにソフバン戦は得意な方でしょうが、
その2戦を見ると、
どちらも走者を出しながらも、
失点を許さずの残塁祭りで血祭りに上げます。
しかも、ソフバンの場合、
無死や一死で得点圏内に走者を置いても
得点することがデキませんでした。


上沢の球種構成については、
(データで楽しむプロ野球さんのHPより)
ストレート:今年-約34%、昨年-約49%
      被打率0.421(昨年0.255)
フォーク :今年-約25%、昨年-約25%
スライダー:今年-約23%、昨年-約17%
カーブ  :今年-約 9%、昨年-約 5%
カットボー:今年-約 9%、昨年-約 3%
チェンジ :今年-約 1%、昨年-約 1%


今年は、今のところストレートが減じて
変化球の頻度が増しております。
それだけさらに緩急をつけて翻弄してきます。


西武の打撃陣も、
変化球を多くされると微妙になってきます。
下手をすると、緩急で翻弄され続け
「あと1本が・・・」野球
なりかねません。


で、上沢の楽天戦、ソフバン戦における
投球内容を見ると、次のとおりです。


次は楽天戦(4/3)の結果です。


次はソフバン戦(4/10)の結果です。

この2戦の投球を見ると、
ソフバンは
高めの変化球に合わず
凡フライ三振でチャンスを潰し、
楽天は凡ゴロ三振でチャンスを潰し、
残塁祭りに陥ってしまいました。


まず楽天もソフバンも
安打はストレートで叩き出している傾向
が見られております。
ストレートは狙い打ちたいところはあります。
ただし、特にソフバン戦で見られた特徴ですが、
高めのフォークやスライダー等の変化球を
打ち上げてしまったり、空振ったり
長身から投げられる
角度のあるストレートを意識しているので、
変化球にタイミングが合わず
仕留めることがデキません。


ただし、
基本的には甘く高めに入る変化球ですから、
デスパイネがホームランを打ったように
タイミングさえ合えば長打が可能です。
でも、逆に変化球を意識してしまうと、
角度のあるストレートにやられます。


また上沢の投球コースを見ると、
ストライクゾーン内で
散りばめられ、ばらつく傾向
にあります。
すなわち、
荒れ球も武器になっている点も厄です。


いずれにしても、
ストレート、変化球の
どちらに重きを置くのか?
いかにタイミングを合わせていくのか?


また昨年見せたように
機動力も活かしていきたいですね。


とにかく、
ライオンズクラシック2018
イベントゲームは制しておきたい
ですね。