下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン3回戦(ヤフオク)】鬼門であった地獄の一丁目のヤフオクで吠える待望の『大れおほ~♪』2度に渡る獅子打線の集中猛攻でパ新の5戦連続9得点以上で5連勝!山川、満弾&3ランの7打点とエグい働き。でもメヒア&源田の走り等のお膳立ても価値あり。ファビオはのらりくらりと鷹に連勝だが、明瞭な課題は残しました。まあ終始すっきり終わりたかったが。でも榎田の凱旋好投は収穫有り。

昨日は北九州のゲームが雨で流れましたが、
今日が福岡決戦の幕開けとなる
ソフバン3回戦(ヤフオク)。


ヤフオクと言えば、
昨年、大惨事になった舞台
鬼門になっている地獄の一丁目。


当然、そのレッテルを覆し、
今年は歴史を変えたいところ。
福岡決戦の緒戦
今後のリズムを保つために、
是非とも勝ちたい一戦です。


今日のスタメンです。


試合については、結論から申せば、
3回表山川満塁弾外崎2ラン一挙6点奪取!
6回表一死満塁から、
源田タイムリー浅村2点タイムリー、
※浅村の打球はホームラン?のリクエスト要求も覆らず。
 まあ本塁打でないのは明らかでしたから。
そして、山川が3ランともう1頂!
もう1頂、一挙6点を奪取で『だ・め・お・し』
勢いに乗る獅子打線の
集中猛攻による波状攻撃で
地獄の一丁目で吠える
待望の『大れおほ~♪』に。


しかも、パ・リーグ新記録となる
5戦連続9得点以上で5連勝!
というおまけ付き。


敵地ヤフオクでは鳴り響かないが、
我々レオファン皆の心には
陽は昇り 風熱く 空燃えて♪
地平を駈ける獅子を見た♪
激しく 雄々しく 美しく♪
たて髪 虹の尾をひいて♪
アアア ライオンズ♪ライオンズ♪ ライオンズ♪
ミラクル元年 奇跡を呼んで♪
獅子よ 吠えろよ 限りなく♪
ライオンズ
ウォウォウォ ライオンズ♪
ウォウォウォ ライオンズライオンズ♪
『地平を駈ける獅子を見た』を熱唱する
松崎しげる氏の歌声が高らかに響いた

でしょう。


まあ今年のバンデンは、
球に力があることは健在で、
ときたま良いときの投球を見せますが、
全般的に球も高く甘く、
昨年までと比べると
下降線にあることを感じます。
獅子の打撃陣に関しては、
1回表に残塁、2回表に三凡ですが、
3回表と序盤のうちから
バンデンの弱みを突いて
大量得点を奪って主導権を握り、
中盤に
ダメ押しの大量得点で試合を決する
見事な攻撃を果たしたのだから、
文句の無い立派なモノでした。


もちろん、
山川や外崎の1発も良かったですが、
3回表は、
先頭のメヒアが走って内野安打で出て、
秋山&浅村の四球お散歩
さらには打球はゲッツーコースでしたけど、
源田自身が生き残って併殺回避した俊足
によるお膳立ても大きかったです。
そこで、もしメヒアがアウトだったら
秋山の四球につながっていたか?
もし源田が生き残らず併殺だったら、
浅村、山川に回る前に終わってました。
ソフバン陣営は、
源田を仕留められなかったこと
もの凄く嫌になったこと
でしょう。


6回表は、秋山、源田、浅村、山川
ホップ、ホップ、ステップ、ジャンプの
4連打がお見事でした。でも、その前の
バンデンの与四球自滅が大きいですが、
栗山、メヒアがしっかりお散歩したこと
が響きましたね。


ただ、金子バントの練習
しっかりしておきましょう。
バント失敗が続きましたね。


------------------
一方の投手陣ですが、
まず先発したファビオについて。
結果としては、勝ち投手となり、
これで鷹を相手に連勝となりました。

OP戦まで入れれば
鷹に対して3戦負け無し。
しかも
そのうち2戦がヤフオクと、
まさに獅子の救世主に!


ただし、
今日は結果が良くとも
内容が今一つの状態であり、
鷹打線の拙攻に助けられた面を否めません。


まず2~6回の5イニングで
先頭を出塁させたことは課題であり、
そのうち3イニングは与四球スタート
という反省材料になりました。


もともと立ち投げ投法であり、
走者を出すとクイックになるので、
さらに投げ急ぐ立ち投げとなって、
雑な投げ方になることから
制球も甘くなり、抜け気味もあり、
傷口を広げやすい懸念があります。
そんなタイプなのだから、
イニングの先頭で走者を出せば、
当然、そのイニングは
苦しい投球を強いられます。
球数だって多くなります。


とにかく、ファビオについては、
如何に丁寧に投げ込めるか?
如何に雑に、投げ急がないか?

が課題ですからね。
さすがに与四球7は多いですしね。


ただし、ファビオの場合、
荒れ球が武器になるとともに、
要所要所でときたま、
コース一杯の際どく決まる球があり、
相手はそれに翻弄されるので、
何故か大惨事にならないんですよね。


またツキも持っていますね。
例えば、
2回裏の一死一塁でデスパの打席
2球目は投げ急いでど真ん中に失投しますが、
デスパが振り急いで大ファウルに。
これが先制2ランになっていても
おかしくない当たりでしたね。
結局、インハイのボール球に手を出し、
打ち損じの凡フライに終わりました。


またファビオの場合、
やはりスタミナがそれほど無いこと
が今後にも響く課題であり、
今日はそれが露呈されました。


70~80球くらいになった
5回裏あたりから怪しくなってきて
甲斐にも簡単に粘られてきて、
結局、歩かせる形に。
点差もあったことから、
最終的に120球超まで
我慢して続投させていましたが、
90球を超えた6回裏は
先頭から三者連続与四球
スタミナ消耗により
制球に苦しんでいましたね。
何とかグラシルには
冷静さを失わせる
猫だましのような変化球で仕留めますが、
本人はやる気十分でしたが、
もうヘロヘロでしたね。


そのスタミナの無さを踏まえると、
やはり球数を減らす省エネ投法を
如何にやっていくか?が課題です。
それを見据えれば、
前述したように
先頭打者の出塁を許すなど
無駄な走者を極力出さないよう
にしないといけないし、
それが与四球のお散歩なんて
もってのほか
であり、
そのためには、
雑に投げないこと、
投げ急がないこと、
すなわち、前述した
如何に丁寧に投げ込めるか?
如何に雑に、投げ急がないか?

の課題につながりますね。


-----------------
2番手の野田は、ファビオが作った
ピンチの場面で登板しましたが、
結果としては、
ゴロアウトの間に1点失うも、
後続二者をゴロアウトで凌ぎます。
ただ、危なっかしい球も投げており、
状態は万全とは言い難かったでしたね。


--------------------
3番手には榎田が登板しました。
点差もありましたから、
ソフバン相手に通用するか?
の試行登板の狙いもあったかもしれません。


ただ、4/19の2軍戦で先発登板したので、
本来なら中6日で
明日先発する心構えで準備してきたでしょうが、
昨日の雨天中止により、
この福岡決戦では、急遽、中継ぎ転向となり、
しかも中5日の今日に中継ぎ登板でしたから、
おまけに一応、相手はソフバン打線なので、
リズムを整えるのに大変だったでしょうね。
もしかしたら、
試合後はどっと疲れが出ているかもしれません。
せめて、予定していた明日
中継ぎで登板するなら楽だったでしょうが。


それを考えると
「本当にお疲れ様でした」でしたね。
そんな中で最初の7回裏は
走者を出しましたが、
8回裏も浅村失策はありますが、
しっかり無失点に抑えました。
またクロスファイアーも決まったり、
スライダーもしっかり決まったり、
それなりに鷹へ通用する好投を見せました。


このブログでは、洋介とのトレードに
正直、疑問のある評価をしておりましたが、
榎田の投球を見ると、
その評価は誤りだったかも
という嬉しい期待が沸いてきました。

もちろん、
この好投が長続きするか?
ソフバン相手に接戦時にどうか?
という面は残っていますが、
頭打ちになっていた洋介より、
榎田の方が実力面で期待できるかも
しれませんね。


今日の榎田の投球は
福岡大学出身なだけに
凱旋好投となるとともに、
今後への期待が膨らむ収穫になりましたね。


------------------
最後に投げた伊藤についても、
点差もありましたから、
ソフバン相手に通用するか?の試行登板
そして、
強敵を相手にする貴重な経験の場
になりました。


できれば、
前回の雪辱を晴らしたかったでしょうが、
まあ山川の悪送球もありましたが、
今日も苦しい投球となり、
結果を出すことがデキませんでした。


もちろん、
力みもあるから苦しくなっているのですが、
最大の敗因は、前回と同様、
変化球が制球できていないため、
ストレート1本勝負をせざるを得ないこと
ですね。


確かに全身を使って投げる
渾身のストレートも魅せており、
そこは今後も期待できる要素ですが、
さすがにストレート1本勝負だけで
抑えるほどのストレートに至ってません。


とにかく、伊藤の場合、
思い切りのいいストレート
しっかり制球した変化球を織り混ぜ、
緩急を持ちながら相手を翻弄する、
そして、その変化球を混ぜることで
ストレートの威力を増長させる

投球をしていきたいです。


まあ焦らず頑張って欲しいですね。


-------------------
ところで、
今日は打撃の破壊力で圧倒しましたが、
終盤に浅村の失策、山川の悪送球
という守乱がありました。


守乱は
せっかく勢いのある流れを
止める、断ち切る要因
になりかねませんから、
最後まで気を引き締めて
低減するように努めて欲しい
です。


例えば、開幕から8連勝中においても、
4/8のオリックス2回戦の終盤に
内野4人&ワグナーの計5人による
ペンタゴンお見合いによる
イージーフライ落球から始まり、
翌日のオリックス3回戦では、
悪送球祭りやおかわり君の失策気味被安打
などの守乱が散見しました。
まだそこまでは勝利を得ていましたが、
次のロッテ1回戦でも、
十亀の大暴投となる悪送球もあり、
さすがに三試合連続の守乱では
野球の神様からも見捨てられ、
そのロッテ戦で連勝は止まりましたね。


とにかく
守乱ほころびを生みますので
たとえ、点差が開いている楽勝展開でも、
是非とも注意して欲しいです。
-------------------
あと、死球を受けた木村
大丈夫でしょうか???
膝のサラあたり?
相当、痛そうでした。
足が資本でもありますから、
大事に至らないことを祈ってます。


-------------------
さて、明日は
十亀vs石川の先発予定です。


今週の福岡決戦では、
今日勝っているので、負け越さないから
一応、最低限の目標はクリアしています。
しかし、長いシーズンで競り勝って行くには、
勝てるときには1つでも多く勝っておきたいので、
今の勢いを踏まえれば、
負けるのはもったいなく、
連勝して勝ち星をしっかり稼ぎ、
今の勢いをさらに増長させたい
ですね。


十亀は、
前回の所沢でのソフバン戦で
大嫌いな松田によ被弾とかありましたが、
粘り強く好投しましたが、
その後のロッテ戦やハム戦では、
走者を出したときに二段モーションが使えず
悪いときの十亀に戻る悪いクセが露呈し、
目下、連敗中です。
しかもチームでわずか4敗のうち2つが
十亀先発時の試合と、
十亀も今一つ乗れていません。


しかも、前回の鷹戦はクリアしたけど、
基本的に鷹戦は相性が良くなさ過ぎますからね。
松田や内川あたりは、
十亀へ絶対的な自信を持って打席に立つので、
さらに十亀にとっては不利になります。


とにかく、
「打たれちゃ嫌だ!」と力まず、
「打てるもんなら、打ってみろ!」という
強気の気持ち
で松田らには挑み、
自分のリズムを崩さないよう努めたい
ですね。
もし二死の場面なら、
走者が鈍足タイプだったら、
絶対に打者を抑える前提
二段モーションで投げてみてもいいです。
少なくとも、
そのくらいの余裕を持った気持ちで
挑んで欲しいですね。
もう立場的に年齢的にも
あたふたする投手で無いんですから。


一方、ソフバンの先発・石川は、
昨年が西武戦で防御率3.18ですが、
被打率0.183であり、
先発したときに7回無失点とかあり、
どちらかと言うと
苦手な部類に入るタイプです。
特に球威のあるストレート
カーブフォークが混ざることで
翻弄されてやられています。
ちなみに今年は前回4/4に
中継ぎで1回を投げており、
2安打を放っていますが、
無失点でした。


とりあえず、
球を絞って、今の勢いで
石川を威圧しつつ攻め落としましょう。


今日は、
終いがすっきりしない形で締め
鷹軍団に明日へのやる気を
培ってしまう鷹の流れになりましたが、
明日も今の勢いで
絶対勝つぞ、ライオンズ!