下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン4回戦(ヤフオク)】地獄の一丁目のヤフオクであの悪夢が再び。昨年までと同様に『熱男の十亀狩り』で一発轟沈。一方、前日まで皆で仲良く大暴れの獅子打線は、石川らを前に皆で仲良く封じられて借りてきた猫状態に。石川は昨年も抑えられており天敵になりつつある。でも目前に迫る次のGW9連戦に向けて獅子の勢いを消すな!GW明けの鷹戦連勝に向けてGW9連戦で勢いを増長させたいですね。

昨日は鬼門のヤフオク
獅子打線が大暴れして大勝しました。
今日は、今のその勢いで連勝し、
ヤフオクの苦手意識を払拭したいところ
でした。


今日のスタメンは次のとおり。

スポナビでは試合前における
今日の試合の見所は次のように紹介されてました。


今日の先発・十亀については、
4/4のソフバン戦で勝ち投手になってますが、
昨年の成績を見ると、
 鷹戦:16回2/3 防御率5.94、1勝2敗
    QS66.7%、被打率0.313、WHIP1.80

 鷲戦:30回1/3 防御率1.78、3勝1敗
    QS60.0%、被打率0.239、WHIP1.19

です。すなわち、この成績を鑑みれば、
4~5月の日程が
週の前半にソフバン後半に楽天
せっかく偏っているのだから、
相性が鷹に悪く、鷲に良い十亀のローテ
鷲戦に偏る週後半に持って行きたかった
ですけどね。


さらに十亀は、鷹軍団の中でも
松田に対しては、上記の通り
通算打率が0.645となるくらい大の苦手。
もうこのネタは
雄星のソフバン戦無勝神話と同様に
昨年から騒がれている
ソフバン戦あるあるでしたからね。
昨年なんかは、一時は
被打率が7割超であり、
熱男にとってカメは
完全のカモでしたね。

またデスパや内川も
カメをカモにしておりましたね。
それが今年になって
新十亀がそれを覆すことがデキるのか?
重要な焦点の一つでしたね。


しかし、
雄星が開幕投手を務めたことから
自動的に週後半のローテにまわったので、
2番手である十亀は、
もう一方の週前半のローテへ当てた
というところです。
それ故、週前半に回った十亀は、
鷹戦と何度も当たらざるを得ません。
このまま行けば、交流戦までに
あと2戦はソフバンと対峙することに。


今日、十亀は森ではなく、
岡田とバッテリィーを組みました。
正直、森と組むよりはいいかもしれません。
森が捕手の場合、
自分と同じ左打者に対しては
配球を森が考えられるようですが、
右打者に対しては、
森も配球を考えるのが苦手なようで、
十亀の方がリードしなくてはならない
とか。
逆にだと、際どいところを求めるので、
元々制球の粗い十亀には合いませんからね。
打撃力が低下しますが、
十亀のことを考えれば、岡田で良いでしょう。


ところで、
今日の十亀の投球は次のとおりでした。
ちなみに、
2番手・武隈3番手・ワグナーの投球も併記します。

まず十亀については、
獅子打線の援護が無く
苦しい展開を強いられていました。
また、今日の審判のストライクゾーンは、
横幅が比較的、広めであり、
右打者なら内角、左打者なら外角に甘く、
高低は低め傾向で膝下でもOKでしたが、
胸元の高さはダメというような傾向で、
普段と違う審判の判定傾向に
なかなか順応できずという面も見られました。


そんな苦しい中でも
1球1球丁寧に投げて鷹打線を凌いでいました。
大の苦手な熱男に対しては、
2打席目まで空三振、投飛に抑えていました。
しかし、6回裏一死一三塁の場面
3打席目の松田と対峙します。
そしてその3球目、
ど真ん中にカーブを放ってしまい、
レフトスタンドへ3ラン被弾に。
真ん中に吸い込まれるように
悪魔に誘われる完璧な失投でした。


地獄の一丁目のヤフオクで悪夢が再び。
熱男の十亀狩り
による一発轟沈試合は決しました。
2打席目までは凌いでいましたが、
ピンチの状況下で
熱男に今までカモられてきた
トラウマが露呈しましたね。
心理学の研究対象にしたいくらい
いいネタになりそうですね。


ところで、十亀に関しては
それまでいい投球をしていたわけですが、
反省材料は、
その松田による一発だけ
ではありません。


ロッテ戦やハム戦で懸案となった
走者有りのときに
二段モーションを使えない場合の課題

も露呈していましたね。


もちろん、二段モーションを使えぬ支障
松田に投げた失投の要因の一つになったでしょうが、
5回裏二死三塁の場面
甲斐&本多の打席で顕著に出ましたね。
甲斐の打席では、
ストレート勝負に出るのですが、
一応、初球は空振りを奪えましたが、
真ん中付近に甘く2球連続で投げてしまい、
2球目でタイミングを合わされて
ライト線へ流されて三塁打タイムリーを浴びます。
そして次の本多には、
球が暴れて制球できず、
ストライク入らずの四球を許しました。
この回の最後は、
城所に渾身のストレートで凌ぎ、
最小失点で済みましたが。


とにかく、十亀については、
二段モーションを使えるときに
今までと違って向上した投球を魅せますが、
二段モーションを使えないときに
昔のダメ十亀に戻ってしまいやすいこと

喫緊な課題になっています。
もちろん、
二段モーションを使えないときでも
好投するシーンはあるのですが、
昨年までの十亀が課題にしている
安定度の問題が生じてきます。
(いいときの投球を安定してできるか否か)
すなわち、良いか悪いかは
実際に投げてみないと
わからないよね
というタイプを脱することができていない

ということですね。


とにかく、十亀については
その二段モーションを使えない場合の課題
クリアすることができないと
いつまで経っても安定した投球は難しく、
二線級投手の域を脱すること、
チーム2番手先発になることは難しいです。
いつまで経っても
実際に投げてみないとわからないよね
という評価をせざるを得ないでしょう。


現在、西武は負け数がわずか5敗ですが、
その5敗のうち3つを十亀が稼いでいる
ということがその証です。
まあ、今日の敗戦は
松田に打ち込まれなくとも、
打線が閑古鳥だったので
負けていたことは回避できなかったでしょうから、
十亀にカウントするのは可哀想な面はあります。
でも、十亀の立ち位置2番手先発であり、
エース級の働きをするべき役回り
にありますから、本来は踏ん張らないとですが。


でも狭き北九州の試合は
雨天中止で良かった
ですね。
投球にヤフオクよりさらなる注意が必要になる分、
力みやすいので、力み自滅しやすい十亀にとっては、
結果は同じ負けでもフルボッコになる
リスクが高かったですからね。
そんな負け方をしたら立ち直れず、
GW9連戦での
次戦にも響きますからね。


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2番手・武隈については、
城所に粘られますが、三凡で締めました。
3番手・ワグナーも、無失点に抑えました。
まだ3点差ビハインドの状況であり、
ソフバンにはサファテも岩嵜も不在ですので、
今の打線の勢いなら、
終盤の8~9回の2イニングで
巻き返す可能性が十分あります。

特にタイミングが合わぬ石川下がったときが
最大の逆転チャンスになりやすい
です。
それだけに、武隈、ワグナーが
追加点を許さず凌いだことは評価できます。


で、その中で注目の的が
まだ試行段階にあるワグナーです。
最初の柳田には、
フォークの連投で
空三振に凌いだのは見事でしたが、
4球目は
ぎりぎりポールを切れたので助かるも、
当たりは一発被弾するくらいの威力が。
肝を冷やすほどの紙一重な一撃でした。
次の内川には、外角低めスライダーで
ノビのある打球を簡単に打ち込まれ右二塁打。
秋山が捕れそうもグラブを弾いた形で抜けました。
まあ秋山だから間に合いそうになったとともに、
それだけ内川の打球が伸びたのですが。


後続のデスパ、松田には
ストレート一辺倒で攻めます。
結果は抑えましたけど、
彼のストレートで
ストレート一辺倒はやはり危険
です。
デスパの打球も、
運良く源田の真正面だったので
遊直で処理することができましたが、
ヒット性の強い当たりでした。


ワグナーについては、
正直、結果往来だったかな
という印象をぬぐえません。


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一方、昨日まで大暴れしていた打線について、
今日は次のとおりであり、、
石川らを前に閑古鳥でした。

昨日は鬼門のヤフオクで打線爆発でした。


ソフバンの達川コーチ
「長打があるから四球を出す。
 四球を出すから大量得点になる。
(対策として)ソロホームランは
 OKくらいの気持ちでいかな勝負にならん。
 『四球出すな』『ホームラン打たれるな』じゃ
 逃げ道がなくなる。
 初回から窮屈な投球はさせたくない」と語ってましたね。


一方、西武ライオンズは
勢いに乗れば調子乗っちゃってですが、
落ちると空回りしてミスしてというように
白黒わかりやすいチームです。


獅子打線についても、
今はみんなで仲良く打って勢いに乗りますが、
相手投手次第でいきなり
みんなで仲良く打てなくなったりします。
特に天敵相手では顕著に打てなくなります。


で、前日まで皆で仲良く大暴れしていましたが、
今日は後者となり、
石川らを前に皆で仲良く封じられて
借りてきた猫状態でしたね。


先発の石川については、
昨年も先発したときに所沢で
7回無失点にきっちり抑えられました。
しかも僅か3安打で10三振。
今日も8回を投げて
被安打3、与四球1、与死球1、
奪三振7、失点1で抑えられました。


確かに今日の審判のストライク判定傾向
石川の投球がマッチしたことも効きました。
えっ、これがストライク?
という球での見逃し三振も多かったです。
※1回表秋山、2回表外崎、4回表源田、8回表栗山


また空振りによるランエンド失敗が2度あり、
そのうち1つは三振ゲッツーになりましたが、
ここは空振りせず当てていきたかった
ですが、まあしょうがないでしょう。
逆に積極的に仕掛けたことを評価します。
結果は連続ダメでしたが、
こういう仕掛けは相手が嫌がりますからね。


でも、最大の敗因
昨年と同様、石川を前に
ストレートとカーブで翻弄され、
何の工夫(策)することもなく、
相手バッテリーの術中にハマりながら

凡打と三振の山を積み上げたこと
です。


このような
ストレートとカーブで翻弄というのは、
いかにも獅子打線が苦手なタイプです。
すなわち、
シンカー使いのロッテ石川のみならず
カーブ使いのソフバンの石川も
新天敵になりつつあるという感じですね。
今後、W五右衛門にどう対峙していくか?
課題が山積です。


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しかし、今週の福岡決戦は、
鬼門のヤフオクで負け越さず
最低限の目標を果たし帰ってこれます。
確かに今日の敗戦は
今後の戦いに向けて懸念材料を残しました。


ただし、目前には
GW9連戦という
しんどい戦いが待ってます。
昨年のような
大惨事のGW
するわけにいきません。
GW9連戦を上手く乗り切れないと
今の勢いも消えて「4月天下」

で終わる懸念が出てきますからね。


それ故、
十亀もめげている暇はありません。
次は勝ち星を稼がないと。
そして、獅子打線も
この敗戦で勢いを消すわけにいけません。
GW9連戦の鷲&牛相手
再び猛攻を繰り広げたいです。


うちは9連戦ですが、
鷲の方は5/1が休み
4/28~30&5/4~6に
うちと対戦
します。
藤平、則本、池田の3本立てが基本でしょうが、
藤平は今、好調であり、
鷹打線も抑えております。
4/28~30の3連戦の結果次第では、
宮城の5/4~6に投入も考えられ
5/2~3のハム戦で調整すれば
岸を登板させるのも実現可能です。


牛の方は
金子、アルバース、ディクソン
あたりでしょうか。
GW9連戦を鷹→獅子→鷹と
ソフバンと6戦あるので、
しんどい戦いが続きそうです。
金子はそれほど心配なく、
ディクソンも昨年から
天敵振りが解消されつつあり、
今年も状態が良くない
ので
その2つは最低限勝ちたいです。
問題は初物効果が懸念される
アルバースでしょうか。


GW9連戦は最低限6勝3敗。
できれば1カードは3タテ含めて
7勝以上を挙げて勢いを増長したいですね。


さあ、
GW9連戦で勢いを増長させて
GW明けの鷹戦連勝を狙い、
一気に突っ走りたいですね。