下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【南郷キャンプ】松坂の経済効果現る!グッズ売り上げ倍増!最低限のノルマはまずクリア?あとは、とにかく『何が何でも怪我はしないこと』『実戦で投げること』その壁クリアが「通じる・通じない」よりも先。

ノムさんこと、野村克也さんが亡くなられました。


現役時代は晩年の西武時代からしか知りませんが、
様々な伝説を築くほか、
色々なことを後世に残された大偉人でしたね。


指導者としてのノムさんは、
ID野球をもちこみ、野球界の概念を変え、
西武との関わりでも、
日本シリーズでは名勝負が演じられました。


ストライクゾーンの9分割も
ノムさんが取り入れたのが最初とか。


現役晩年の西武時代では、
3000試合出場の記憶が残っています。
当時の南海・ドカベン香川氏が
花束を贈呈していましたね。
ゲームの方は、獅子の負け試合でしたけど。。。


監督としても3000試合出場を果たされましたね。
プロの監督としても凄かったですけど、
アマチュアでシダックスを強くしたこともさすがでした。


ご冥福をお祈りします。


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さて、現在、南郷&春野に分かれてキャンプ中ですが、
南郷では、松坂の経済効果が発揮されており、
こんな記事がありましたので、それを挙げたいと思います。

西武松坂大フィーバー!来場者&グッズ売り上げ倍増
2/11(火) 7:00配信

 西武の松坂大輔投手フィーバーが止まらない。春季キャンプ地の宮崎・南郷を訪れた来場者が、第2クールまでで昨年の1万3600人から2万8400人に倍増
  さらに「日南海岸南郷プリンスホテル」で販売する
グッズ売上高は、昨年比203%と、こちらも倍以上を記録している。球団関係者によると、松坂関連グッズは全体の2割近くを占めており「極めて異例の数字」だという。2連覇を果たしたチームに相乗効果をもたらしている。
 調整も順調に進めている松坂。すでに3度ブルペン入りし、9日に100球超えの熱投を披露した。「もしかしたら思ったよりも早くバッターに対してBP(打撃投手)に入れるんじゃないかな」と、今キャンプ中の登板を示唆。グラウンド内外を過熱させていく。


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今年、松坂を獲得して
球団が期待する主な効果としては、
希望順に並べれば
①本人の試合での活躍&貢献
②他選手らへの良い刺激良き影響の寄与
③球団への経済効果
の3つと思います。


現在、単身で日本にいて、
米国好きの家族は海外の向こうに残っています。
そのため、引退後は
家族のいる米国に帰国するでしょうから
西武での指導者への道は無く、
引退後で西武と絡んだとしても、
在米生活の中で
海外スカウトとかで絡めば、、、

くらいであると思います。


テレ玉のLチャンネルのインタビューだったか、
うる覚えですが、
先日、本人は二桁勝利を目標に掲げてました。


まあ、もし一昨年くらいの活躍ができれば
万々歳であり、上記①は十分クリアと思います。


ただし、来日して6年のうち5年も
何らかの負傷アクシデントで
離脱したり、休養していたわけですから、
今の松坂については、厳しい目線で言えば、
『一軍に通用するか?』というハードル以前に
一軍&二軍戦に関わらず、
『まずは実戦登坂できるか?』のハードルが先にあり、
それがかなり『高い壁』と見てます。


上記①の効果が達成すれば
その波及効果として、
③の効果もさらにアップしますが、
冷静に見て
上記①効果どころか、
例年の如く登板無しになれば、
上記③の経済効果は
今以外で引退のときのみ
になってしまいます。


まだ1軍に在籍しつづければ、
上記③の経済効果は見込めます。
しかし、1軍に在籍できなければ、
忘れられてしまい、
上記③の経済効果も
見込みにくくなるのは自然の流れです。


稼頭央の場合、野手だったので、
出場しなくてもベンチに
1名そのまま残すこともできたでしょうが、
まあ、彼の1軍滞在は、次期監督候補として、
辻監督の采配を学ばせる意図があったようですが。


でも、投手の場合、
投げない選手を1軍滞在させ続けること、
ブルペンに入れ続けることは難儀です。
最低でも敗戦処理として出番が出てきますから。


例年の如く、負傷アクシデントが生じれば、
一軍に昇格・滞在させ続けることは困難です。


それらを考えたとき、
上記③の経済効果に関しては、
まだ本人が元気な今が
「まず」最初の大チャンスですが、
それが最大チャンスになるかもしれません。


それを考えたとき、春キャンプにおける
来場者数&グッズ売り上げの倍増

という結果は朗報であり
上記③の経済効果に関する
最低限のノルマまずクリアされたかなと思います。


少なくとも費用対効果が
1を下回ることがなくなっていれば
まずは最低限のノルマのクリアと思います。
「上記①〜③の効果が全滅」は
最低限、避けたいですからね。。。


獲得時には、
パンダにはさせない、ならない
というような報道もありましたけど、
獲得した今となっては、
パンダになっても良いから球団に貢献されたいです。
もちろん
その貢献が上記①効果(本人の活躍)がベストですけど、
それは上記②でも、③でも良いです。


効果の実現性(簡易度)で見れば
③>②>>①と思います。
①は②、特に③に響きますが。


次に上記②の効果ですね。
中日時代に見られた
若手への良き影響が生じると良いと思います。


今のところ、
光成あたりにアドバイスをしていたり、
他の若手にも良い参考になっているようですね。

西武・松坂の実戦的ブルペン 若手投手陣に衝撃
2020年02月10日 16時30分(東スポ)
 西武の将来を担う若手投手陣が9日の“松坂ブルペン”に軽い衝撃を受けている。
 14年ぶりに古巣復帰した松坂大輔投手(39)は第2クール最終日となったこの日、3度目のブルペン入り。初めて捕手を座らせた状態でセットポジション61球、ワインドアップ32球の計93球を投げ込み集まったファンから大きな拍手を受けた。
 この本格ブルペン調整には球団OBで前中日シニアディレクターの森繁和氏(65=評論家)や江夏豊氏(71)ら球界の重鎮が辻監督、渡辺GMらと見守るなど注目を集めた一方で、西武の将来を担う今井、松本、本田らも練習の合間を縫って食い入るように39歳右腕の取り組みを見守った。
 何より若手投手陣に衝撃を与えたのは松坂のブルペン調整がおもむろにセットポジションから始まり、そのまま61球を投げたこと。常に走者を得点圏のセカンドに置いた想定で目線だけのけん制を二塁または一、二塁方向に送りそのタイミング、パターン、ボールを持つ間隔を変えながらストレートに5種類の変化球を交ぜた実戦的ブルペンだったことだ。
 4年目の昨年、プロ初勝利を含む6勝(6敗)を挙げ今季のローテーション定着が期待される本田圭佑投手(26)は「自分は初めて(捕手を)座らせた時に1回目からはやらない。まずはベースをつくりたい。最初から得点圏にランナーを想定しているのはちょっとすごいなと。松坂さんでもランナーを置いた状況を大事にしている。自分もなおさらやらないといけないなと思った」。気持ち良く自分の間合いで投げることばかりを優先するのではなく、常に自分の間合いで投げられない劣勢、ピンチの場面を想定しその状況をどう打開していくのかの意識の違いに言及した。
 しかし、これは「いつも通りですね。試合ではセットで投げることがほとんどだし、いつもの練習通り」と軽く受け流した松坂にとっては通常のブルペンワーク。前回在籍時から松坂の調整を知るチーム関係者は「こういう刺激を与えてくれるのはいいこと。そもそもそれを常に考えない、考えさせないことがおかしいんですから。今、ウチの若い投手は初めてエースと呼ばれるピッチャーの取り組みを見ている」と納得顔。リーグ連覇を果たしながら2年連続チーム防御率ワーストに沈んだ投手陣の意識改革が松坂によってもたらされることを期待していた。


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光成に関しては、
松坂に「不調時の調整の仕方は?」と聴いみたら、
「色々試せるオープン戦で極端なことを試してみたら。
 例えば、変化球を多くしてみるとか、
 ストレート多くしてみるなど。
 そうすることで何かつかめることが
 あるのではないか
とアドバイスされたみたいですね。


すなわち、今のうちにあれこれ試して
色々な感覚の選択肢を掴んでおけば
(しっかり感度分析を行っておけば)、
本番で不振に陥ったとき、
そのときの色々な感覚が
その解決策を見つけるのにヒントになるから、
答えを見出しやすくなるということでしょうね。


今、徹底した感度分析結果は、
当然、一番良い投球方法など、
普段の技術向上の発見にも役立つでしょう。


新球種カットボールにもアドバイス受けたとか。
 
おそらく、上記③の経済効果のほか、
②の若手への良き影響に関する効果までは
期待できる気はします。


ただ、1つ気になるのは、
最初、栗山らが声をかけてくれたらしいですが、
他の若手もなかなか声がかけにくかったみたいで、
中畑氏へのインタビューで松坂が
「僕は結構、孤独なのは嫌いでないです」と
話をしていましたけど、
上記②の効果を期待する場合、
『孤独なのは嫌いでない』発言はダメですね。


確かに若手の方から挨拶するという風習はあるでしょうが、
今の時代、それでは上記②の効果は薄くなります。


若手には積極的に相談などしてほしいけど、
獅子の若手も慣れるまでは遠慮しがち傾向なので、
松坂自身も
気さくに声をかけて、自ら親睦を深めて、
若手が相談しやすい
環境(空気)づくりに
努められたい
です。


森が敬語を使わないくらいの雰囲気
になったらOK
、と思います。


最後の関門、上記①の効果については、
前述しましたように、
『一軍に通用するか?』というハードル以前に
一軍&二軍戦に関わらず、
『まずは実戦登坂できるか?』
というハードルが
かなり高い壁となって先にあります。


それだけに、今の松坂には
とにかく負傷に細かい注意を払いながら
焦らず調整されたいです。
怪我をしないのであれば、
仕上がりは、スロースタートで構いません。
とにかく、
何が何でも
怪我はしないで!ということです。


もし怪我をせずに
通年で投げられる状態であるならば、
次の目標としては、
ローテの谷間とか、連戦時などでの
他投手が疲弊したときの穴
埋めてくれる存在にでもなれば御の字です。


もし開幕に間に合わなかったとしても、
GWの9連戦で活躍したら御の字。


でも、怪我したら、
その時点で終了モードに突入しやすくなります。


もちろん、
常時ローテ入りしてくれるとかなら
超理想ですけど、なかなかそこまでは茨の道ですから。