下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹21回戦(MLD)】鷹の個人タイトル奪取に貢献する敗戦。先行逃げ切りを得意とする鷹を相手に反撃が時すでに遅し。鴎が負けたようだが、 「鴎が負けたから良かった」ではない! 昨日、息の根を止め損ねた因縁のある「鷲」が迫る!

まず試合の前に、
今日、CAR3219の二軍巨人戦で
トモミが最後の登板を果たしましたね。


涙の投球となり、
一球入魂で最後の一死を奪って
現役生活に幕を閉じました。

二軍戦の試合の方はサヨナラ勝ちを決め、
最後、トモミは胴上げをしてもらいましたね。

まさに「太く短く」の記憶に残る
名ストッパーでしたね。


良い時ばかりではなく、色々苦労もされ、
本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。


と言っても、まだまだ31歳です。
これからまだまだ別の形で輝けると信じています。


今後のご活躍、ご健闘をお祈りして、
応援させて頂きます。


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さて、今日から鷹3連戦ですが、、、


やはり勝負というのは、
稼ぐときには間髪入れずに稼ぐまくる!
勝つときには間髪入れずに勝ちまくる!
今日は、それが勝負に勝つための鉄則の一つ
あることを痛感・再認識させられた敗戦でした。


稼ぎまくることで勢いがつきます。
逆に、流れを止めれば勢いも止まります。


今年はその後者を繰り返してきました。


ましてや相手が昨日より強い相手です。
流れを一度止めてしまうと苦しいですね。


確かに、今日も鴎さんが負けましたけど、
昨日、息を仕留め損ねたが迫ってきました。


鷲の方も、一番下から追う立場なのに
鴎、獅子よりも試合数が少ないために、
2位を争う3球団の中では
最も厳しい状況におりますが、

もし弱っている鴎を相手に三タテでもしたら、
鴎と鷲は入れ替わりますからね。


それよか、もし明日、
獅子が負けて、鷲が勝てば、
そこで獅子と鷲が入れ替わります。


一番気にしているのは、
残す鷲との直接対決2試合が
獅子が苦手とするビジターであること
しかも、仙台で戦うことです。


鷲が目標も、戦意も失う状況だったら
仙台でもゆとりが生まれますが、
もし、鷲にまだ目標も残っていれば、
戦意はかなり盛り上がり、

目の色を変えて
どんな手段でも勝とう!と
対峙してくるので、

仙台での連戦は熾烈になります。


少なくとも、メラドでは逃げた岸も
仙台では逃げませんので、諸戦に岸と対峙します。


それだけに、
岸が逃げて辛島が先発だった
昨日の鷲の息の根を止め損ねたのは
痛すぎる敗戦であり、

今日の連敗により
それがさらに増して痛い
激痛すぎる敗戦になりました。



残り試合は
ホームが5試合ビジターが4試合あります。


今年の傾向は
ホームなら昨年以上の勝率を誇っていますが、
ビジーターで大きく負け越し、苦戦を強いられました。


そのため、今年は、
ホームで勝って勢いをつけても、
次のビジターでその勢いを鎮火してしまい、
なかなか勢いが続かず、低迷していましたね。


もちろん、最後のビジター4連戦は、
鷲と2戦、鴎と1戦を備えていますから、
勝って行かねばなりません。


ただし、最後のビジター4連戦は、
「連日移動からすぐ試合」を含めているので、
普段のビジター連戦以上に
ハードな戦いになります。


肉体的な疲労負担で比べるならば、
ある意味、
滞在できるCSの福岡よりハードです。
まあ、CSになると精神的な疲労が大きいですけど。


それを鑑みたとき、
まずは「地の利」が使えるホーム5連戦
全部勝って勝ちを荒稼ぎすること!


「地の利」を活かせるのですから、
それを活かして勝つときには

間髪入れずに勝ちまくる!

です。


そして、その勢いを持って
残りも全て頂く意気込み
最後のビジター4連戦へ挑め!です。


そして、
首脳陣は、勝つ確率を
少しでも上げることができるよう
頭がオーバーヒートしてでも
知恵をふり絞って
得策を見出して戦うべし!


勝つ確率を
少しでも下げる愚策はNG!


そして、選手らは、絶対勝つぞ!
強い執念、熱い気持ちを持ちながらも、
ただし、それを過剰に持ちすぎず
今さら焦っても得はないのだから、
失うものはもう何もないと
開き直る捨て身の覚悟を決め、
腹を括って、冷静に、
かつ集中力を持って勝負すべし!

「心は熱く、頭は冷静に」して戦うべし!



そして、裏方は、
首脳陣が適切な判断をできるよう、
選手らが適切にプレーできるよう、
1分1秒を惜しまず、
身を粉にして馬車馬の如く働いて戦うべし!


そして、二軍に関わる全員は、
獅子が栄光をつかむことができるよう、
「一軍絶対ファースト」で一軍と連携し、
積極的に全面的に一軍へ貢献して戦うべし!
二軍の先発ローテーションも
一軍ファーストで考えるべし!
敗戦処理班の入れ替えを積極医的に一軍へ打診すべし!
少しでも使える選手が積極的に自ら一軍へ差し出すべし!


もし、一軍へ差し出せば、二軍も人数不足になるでしょう。


そのときこそ、
二軍の下部レベル選手らがその穴を埋めて出場する。
それはその下部レベル選手にとっても
経験を積めるチャンスでもあります。


すなわち、球団の総力を挙げた
『真の総力戦』を持って戦い、

CS出場→突破→日本一へ走るべし!
です。



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ただし、鷹の方は優勝を決めた後でも、
鴎を三タテしたように、
やはり、手を緩めることなく、
勢いを持って所沢に来襲してきました。


勝つときには間髪入れずに勝ちまくったの方が
流れを止めた獅子より勢いが違います。


そして、鷹は、
CSで戦う可能性のある鴎や獅子に対しては、
CSで立場的のみならず、
心理的にも優位で戦うために、

一切、隙を見せず、
むしろ「強さ」を見せつけて
鴎や獅子の自信を減らすべく、
手を緩めることなく、
鴎や獅子を潰しに向かってきます。


さらには、鷹の方は、
個人タイトル、個人成績アップを
目指す者も多々おります。


東浜は、2ケタ勝利のみならず、
規定投球回数を超えれば
防御率1位も見えてくる状況のため、
中5日と前倒しで強行登板してきました。


あとは、周東の盗塁王と連続記録更新が、
金ジャラ森はSPが、柳田が首位打者が、
石川が勝利投手が、色々かかっています。


正直、東浜中5日と強行登板してきましたから、
本来ならば、
そこに東浜の隙が生まれるので、
獅子打線はその隙を突いて
東浜を沈めなければなりません。



しかし、蓋を開けてみたら、、、
東浜は「稼げるときに稼げ!」とばかりに
8回まで続投し、無失点で抑えて
防御率も減らします。


個人タイトル狙いのために
無理して出てきた相手に
ゼロでどうするんだ!ゼロで!

です。


一応、最終回に左キラー嘉弥真が出てきて、
源田、森でその嘉弥真に一矢を報ってチャンスを築き、
中村が意地の2ランを放って
1点差まで詰め寄ります。


二死ですが、次の山川が一発打てば、
同点に追いつくところでしたが、、、


中村と山川の差が露呈されまいしたね。


正直、中村自身も、決して調子が良いわけではありません。


しかし、中村と山川の差は、、、
迷わない中村と、
迷っている山川の差が
一番大きく響いているため、
状態も中村>山川
なっていると思います。


山川もがさつのように見えても、
神経質なタイプですからね。


もちろん、
中村だって人の子だから迷います。
半端な打撃も多々あります。


ただし、中村の場合、
決めて打ちに行くところがあるので、
バットは出ている方です。
まあ、調子が良くないと、
その読みがハズレて
また、年齢的な衰えから
振り遅れもあって、
球がバットへまともに当たりません。
でも、反応は鈍くとも、迷いは少ないです。


特に勝負処になるとその迷わぬ傾向にあります。


しかし、山川の場合、
迷っているからバットが出ません。
迷っているから
スイングが半端にもなりやすいです。
その上に、
焦りも加わるから、泳がされるなど
フォームが崩されてもいます
バットに振り回されてもいます。


確かに、
バットを闇雲にブンブン振り回すのはダメであり、
球筋を見極めてバットを振り抜くことが大事です。


バットを振り回すのと、
バットを振り抜くのでは
インパクト時の力の球へ伝わり方も含め、
結果が全く違ってきます。


真剣で斬るときもそうですね。
刀を振り回すのでは、相手を倒せません。
刀を振り抜くから一撃必殺ができるのです。


しかし、球筋を見極めすぎて
身体の反応が鈍化、遅化しては
本末転倒ですね。


何事もそうですが、
『〇〇しすぎる』のは不健全であり、
ある程度のバランスが
大事だったりしますね。
特に、思考等においては。


まあ、練習しすぎるなど、
良いことを積み重ねる行為は別ですが、
「練習しすぎて身体を壊した」とかもありますね。


話は脱線しましたが、
山川の場合、
苦手な内角攻めなども
影響要素の一つになっており、
迷走しております。


コースもそうですし、
球種もそうですし、
考えすぎて、迷っています。


だから、
絶好球でも
迷って球も見過ぎてしまい、
身体が動かず、
バットが出ず見逃します。


今日の最後の打席、
絶好球の高めスライダーの初球
手が出ず、見逃します。


そして、打たなきゃ!
気持ちが過度に強すぎるため、
焦りばかり募ってて、
力みっぱなしでフォームも崩されて
それ以降、ボロボロです。


3打席目の7回裏もそうですね。
初球のカウントを稼ぎに来たシンカーを打ちに行きますが、


B2S1からの絶好球になった4球目のカットボールを
迷って球も見過ぎてしまい、見逃して
追い込まれます。
最後は落とされて「はい、できあがり!」です。


球筋をしっかり見極めて行くことは大事ですが、
今の山川にとっては、
迷わず決め打ちして
余計なことは何も考えず
思い切りフルスイングで
バットを振り抜いて行け!
の方が荒療治になりやすく、
その方が負のスパイラルから
早く抜け出せると思います。


先週、中村が鷹戦で満塁弾を打ったときのコメントを示します。
え・・まぁ、何も考えずに、
変なことを考えると、打てないと思ったので 
何も考えずに、打てる球が来たら打とうと思って。



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ただし、最終回に反撃を示しましたが、
時すでに遅しの反撃になりましたね。


やはり鷹に勝つには、
序盤からリードする先行展開なんですよね。


一般的にも序盤からリードした方が
優位であるのが今の野球ですが、
鷹戦の場合、
他球団と戦うときよりも
その傾向が顕著です。


それは、やはり鷹が
「先行逃げ切り」という
勝つ野球の基本に忠実であり、
それを得意とするからですね。


だから、鷹は
「先手必勝!」「先手必勝!」と言っているように、
序盤戦をリードすることに死力を尽くしてきます。
序盤戦でリードしたら、
そのまま打撃は店じまいで
あとは守りでそのリードを死守することも散見しています。


もちろん、先発が試合を築き、
勝ちパがしっかり抑えるように
高い投手力があるから、
「先行逃げ切り」という

勝つ野球の基本を得意にしやすいですね。


そのため、
それを鷹にやらせぬこと、
こちらが序盤(3回終了時)までに
リードを奪う
「正攻法」こそ

鷹に勝つ最も近道でもあるんですよね。


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今日は打撃陣がチャンスを潰しながらも、
攻略が後手になり過ぎたこと
最大の敗因と思いますが、
投手陣の方も煮え切れませんでしたね。


確かに、平井が5回まで投げ切ってくれて、
ギャレットは連投になりましたが、
平井&ギャレットの2人で6回まで
投げ切ってくれたおかげで、

全員出動!のブルペンデー
にはなりませんでした。


ただ、それは負け展開だったから
とも言えることは否めない面もあります。


もしリードして勝ち展開だったら、
平井が5回まで投げて、
ギャレットを使わずに、
宮川が6回を、森脇が7回を、
平良が8回を、増田が9回を投げて、
ギャレット以外の
勝ちパは総動員となる
ブルペンデーだったでしょう。


おそらく、
その計画が事前にあったため、
平井には5回まで投げ切らせた

と思います。


ただし、もしそうなれば、
まだ5連戦が残っているだけに、
平井はもちろんのこと、
宮川、森脇、平良、増田は
明日、明後日、
それ以降のやりくりに苦労します。


だから、そのようなブルペンンデー
勝っていかねばならない連戦

残す状態では避けたいですね。


しかし、それを負けて
避ける結果になるのは
本末転倒というものです。


だって、
負けないために、
勝つために
避けたいわけですから、
負けては本末転倒です。


肉を切らせて骨を切る作戦もありますが、
それには試合数が少なすぎます。
1勝、1敗の比重が大きいですから、
肉を深く切られて、出血大量で死ぬ
ともなりかねません。


すなわち、
負けてブルペンデーを避けるのではなく、
策を持ってブルペンデーを避けるべき
なんですよね。


それが勝つ確率を高めるという
戦術というものです。


榎田というロング可能な駒
予め用意しておき、
平井&榎田7回まで投げ切らせることで
不要不急のブルペンデーを回避する


このときの平井&榎田の役割分担については、
平井に全力投球させて最大3回まで、
残り7回までを榎田が賄っていく
でしょうね。


それで、もし勝ち戦の展開になっていたら、
8回、9回に2人投入して、
3人を温存する。


もし負け戦の展開になっていたら、
今日、上げた伊藤を
8回、9回に投げさせて、
他投手を温存する。


ですね。


ところが、
今日の一軍二軍の入れ替えについては、
川越と愛斗を入れ替えて、
投手の方は
國場伊藤を入れ替えて終了
でした。
榎田は二軍で放牧継続のままです。


もし、今日、昨日みたいに
序盤から敗走展開だったら
どうしたんでしょうね?


伊藤を3回から登板させるでしょうが、
伊藤は前回の二軍戦で70球以上を投げて中5日ですけど、
伊藤自身、そこまでスタミナはありませんから、
いいところ5回までです。


昨日、一杯一杯に投げた田村は
連投させるわけにいきません。
おそらく明日もダメでしょう。
最低限、中2日以上は開けないと!


そうなると、
6回からギャレットが連投で出てきて、
ギャレットも連投ですから、
2イニングがいいところであり、
残り8回&9回を
大敗展開で宮川小川を使っていた
でしょうね。


もし伊藤が2イニングしか持たず、
ギャレットも1イニングしか持たずなら、
大敗展開で森脇まで引っ張り出していたかもしれませんね。


すなわち、
ギャレットはその後、使いモノにならず犬死し、
宮川も無駄に消耗する犬死しますね。
森脇まで投入したら、
もう中継ぎ陣は崩壊の一途をたどりますね。


だから、國場のみならず、
しばらく使えない田村も抹消して休ませ、
もう1人中継ぎを昇格させるべきだった
ですね。


おそらく、田村を下げずに、國場を下げたのは、
敗戦処理班のリフレッシュ化
図るための入れ替えというよりも、
打たれたから國場を抹消した、
打たれなかったから田村を残したという
結果だけ考えた判断に基づく入れ替えだった
と思われます。


敗戦処理班のリフレッシュ化が
主目的だったら、
2人入れ替えますからね。


もし昨日、國場が抑えていたら、
田村&國場とも残して、
誰も入れ替えをしなかったかもしれませんね。


そうなったら、敗走展開で
勝ちパ総動員だったかもしれませんね。



話を榎田に戻すと、
ニールが怪しくなっているので、
ニールの様子次第で、
ニールの穴を榎田で埋めよう!
と考えているかもしれませんが、
もしニールの次は、あるとしたら、
中5日の前倒しで11月4日(水)のハム戦ですね。


今年はハムも苦手ですけど、
今日の金曜日は、ハムより強い鷹戦であり、
来週の金曜日は、11月6日であり、
敵地・仙台において、

岸が先発する鷲と戦う
ことになるんですよね。



今日、平井先発からのブルペンデーで戦うとなれば、
来週、岸を相手に
敵地・仙台で鷲と戦うときも、
平井先発からのブルペンデになる
んですよね。


ブルペンデーは、
全員が抑えてリレーをしなければならないから、
リスクが大きすぎますね。


それならやはり、
今日の金曜日である鷹戦と、
来週の金曜日である鷲戦は、

平井&榎田のコンビ2人体制で凌ぎ
ニールの穴が開きそうな
11月4日(水)のハム戦は
本田あたりで、伊藤もつけて
ニールの穴埋めに充てるしかありませんね。


一応、4日(水)ハム戦の
翌日5日(木)は試合がありませんから、
そのときこそ、本田先発からの
ブルペンデーでもいいかもしれません、


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ところが、結局、榎田を昇格させて
準備することはありませんでした。


そうなると、準備しなかったと後悔しても、
試合は始まるわけですから、
試合の幕が開けてからは、
今日、ブルペン入りした
増田、宮川、森脇、小川、
ギャレット、伊藤、田村、平良の
8人の中継ぎ陣を前提として
勝つことを考えなければなりません。


平井が5回まで投げ切っても、
リードを許して苦しくなってはダメですね。


確かに、チャンスを潰し続けた打撃陣に
大きな敗因がありますけ
ど、
今日は東浜が相手ですから、
勝つにはロースコア展開を
競り勝たねばならず、
投手陣も極力失点しないよう
踏ん張って行かねばなりませんね。


しかも、鷹に勝つためには、
序盤戦で鷹のリードを許さないこと
求められます。


だから、昨日も書きましたが、
平井は、序盤戦をゼロ封するくらいの意気込みで
集中して対峙し、抑えなければなりません。


ただし、平井の場合、
やはり先発に慣れているわけではないから、
長く投げようとして、
手を上手く抜きながら投げよう
と思っても、
そんな半端な投球では、
逆に打ち込まれます。


すなわち、
鷹の序盤戦を抑えるとなれば、
平井は頭から
フルスロットルの全力投球で投げたい
し、
実際に「行ける所まで」の命も出ているから、
本人も今日は頭から全力で行きましたね。


その平井の判断は
勝つためには正しかったと思います。


現に1回&2回は、1つ四球を出しましたが
それ以外は仕留めてゼロ封に抑えました。
初回の立ち上がりは気合も入っていましたね。


でも、フルスロットルの全力投球というのは
まさに中継ぎ投手の投げ方であり、
そのような全力投球は、
一般論でも
30球を超えると
スタミナを消耗して
危なくなってきますね。


平井はそういう投げ方をしているわけですから、
普通の先発と同じように考えては、
継投策を扱ってはダメですね。


2回までで24球を消耗していましたね。
しかし、3回表に入って
怪しくなってきましたね。


先頭の甲斐を歩かせてしまい、
次の柳町にバントで送られて、
一死二塁のピンチを背負います。
このとき、既に32球であり
臨界点の30球を超越しました。


それでも周東を低めで二ゴロに処理して
二死三塁に変わります。
このとき、35球に達します。


次の中村晃は打ちとるもの、
バウンド高く先制点を許しましたね。


それでも、次の柳田は抑えて、
3回表を最小失点で凌ぎました。
このとき、球数は37球であり、
全力投球の臨界点の30球は、

既に超越しています。


本来だったら、もうこの3回表までで
全力投球をし続けた
平井をお役御免にすべきでした。


ある意味、
全力投球の3回マタギと同じですから。


しかし、5回までは行って欲しい!
という思惑があるから、
当然の如く、4回表も続投しましたね。


その結果、
グラシアル、栗原、松田の
つるべ打ち三連打です。
次の牧原には、
力みも加わって暴投です。


その後は、一応、牧原を抑えて、
甲斐、柳町も抑えて凌ぎましたが、、、


次の5回表は、
山野辺の痛いエラーに足を引っ張られつつも、
鷹ベンチに送球してどうすんの(# ゚Д゚)
柳田、グラシアルを何とか抑えましたね。


今の平井は、調子も悪くないことと、
平井の並みならぬど根性と
気力だけで何とかしたわけですが、
まあ、この投球で5回3失点なら
「可」を与えられるレベルですけど、
それでは試合に勝てませんね。
勝つためには「優」が必要
ですから。


でも、4回の2失点は、
全力投球で投げ続けて
臨界点を超えた平井を
続投させたことが大きな要因です。


もちろん平井を3回で下せば、
そこからブルペンデーに突入します。


本当だったら、それを避けたいですけど、
既にその避ける策を怠っており、
それで試合は始まってしまったわけですから、
試合中はそれを後悔しても始まらず、
今いる8人の中継ぎ陣を前提として、
勝つことを考えなければなりません。


事前準備を怠ってこうなってしまった以上、
その前提の中で勝つためには、
全員が全力投球で行けるところまで行く
ブルペンデーはやむなし
ですね。


ロング要員は伊藤しかいないのですから。


そうなれば、
平井が3イニング、
ギャレットが1イニング

小川が1イニング
宮川が1イニング、
森脇が1イニング、
平良が1イニング、
増田が1イニングで9回を賄い、

延長戦を伊藤が担当し、
何が何でも、
絶対にこの試合を勝ちに行く!
しかありませんね。


すなわち、博打を打って
それに全てを賭けて勝つ!ということです。


もちろん、それで負けることもありますが、
それは「準備を怠った」のだからやむを得ませんね。


もう準備を怠った以上、
腹を括っていくしかありませんね。
試合は待ってくれませんから。


試験勉強を全くやらずに試験に行ったとき、
それを悔いて半端な状態で試験を受けるなら、
もう腹を括って、
その試験に集中して
足りない頭をフル活用して
問題を解いて行くしかありませんね。


しかし、結局、
全力投球中の平井に
5回まで投げさせるという
半端な戦い方をしたために、
手痛い2失点を奪われて
苦しいビハインド展開になり、
後は、無駄にギャレットや宮川らを
犬死のような消耗をさせましたね。


宮川も火消しで出てきたわけですが、
中継ぎを温存させたいから、
回マタギに行きましたね。


まだルーキーですからね。
火消しだけでも精神的な疲労が大きいのに。


中継ぎを温存させたいのならば、
ロング要員をしっかり準備させることです。


それができていないのであれば、
当初通りのブルペンデーで
最初から戦うしかありませんね。


結局、やることが半端すぎて、
それが後手後手になっているんすよね。


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とにかく、残る試合は9試合です。
2位争いに鴎、獅子、鷲と三つ巴になっていますが、
それを競り勝っていかねばなりません。


そのためには、
使えるものはすべて使う!
やるべきことは全てやり尽くす!
です。


連戦連戦の5連戦ですが、
今年、ホームでは、
昨年以上の勝率を示しています。

それは鷹が相手でもです。
(昨年のCSは含まずですけど。。。)


鷹も強敵ですが、
鷹もメラドが苦手なことに
変わりありません


すなわち、ホームなら
「地の利」を活かせるという
優位性がある
ということです。


その優位性を活かして
間髪入れずに勝ちまくる!

です。


まずはホームで5連勝です!
そして、その勢いをつけて
ビジター4連戦へ挑みましょう!