下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/7楽天10回戦(in宮城)エースの貫禄を見せつけ打線が相手のミスを突き、見事な鷲狩り一丁上がり!鷲が鷹を見据えて準裏ローテで迎え撃ってくるこの舐められたカードで鷲狩り三連チャンを果たすためには、美馬と対峙する明日が最大の正念場。月間MVP男を立てて明日も頂くぞ!

今日は七夕ですが、仙台の七夕祭りは
もう1ヶ月後の8月6~8日。


さてライオンズの方は
日ハム三連勝で勢いをつけて
今日は札幌から仙台へ乗り込み、
首位との楽天との戦い。


ゲーム差は遙かに離されており、
とにかく直接対決でその差を縮めることが肝心。


先発については、
こちらはエースの雄星であり、
負けられない一戦。


相手の先発は、
前回にやられている辛島
辛島は良い投手であるけど、
辛島クラスに
何度もやられるわけにはいけません。


さて、楽天の方は
首位に立っている優位性から
2勝1敗で乗り切ることを重視し、
今年はいつも雄星が投げる金曜日では
勝ちが容易ではないことから、
半分捨てて主要を休ませる方策に出て、
金曜日は獲れればラッキーという考え方で、
土日の2戦を美馬、岸で獲りに行く采配できます。
そのため、西武戦の金曜日は
茂木や藤田、嶋、岡島らを休ませています。


このため、
楽天と週末の金土日で対戦した2カードは、
勝ち・負け・負けの1勝2敗を繰り返しました。


ただし、現在の楽天は
ソフバンの追い込みにより
僅差まで追い上げられている状況のため、
2勝1敗なんて悠長なことを言ってられなく、
雄星先発とはいえ、
金曜日から全力で来るかな?
と思ってました。


しかし、蓋を開けてみたら、
茂木は故障で離脱しておりますが、
また藤田は最近、下降線ですが、
嶋、岡島を休ませて、
細川、松井稼を使ってきました。

すなわち、ソフバンに追い込まれていても、
まだ土壇場の終盤では無いことから、
勝ち目の薄い雄星相手に
休ませず無理して勝負に挑むより、
2勝1敗狙いで休ませながら長く戦う
という方針にブレが無かったですね。


それなら、西武にとっては、
なおさら今日を絶対に落とすことができません。


とはいっても、今週末の鷲軍団は、
次の土日で2勝を目指すといっても、
来週の鷹との直接対決を見据え、
ローテを崩してきましたが、、、

まあ、その話はあとで。。。


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さて、試合の方は西5-0楽と、
西武が4連勝で鷲狩りを決めました。


エース雄星については、
140球を投げて奪三振14で完封劇!
(被安打5、与四球2)


初回は1番島内、2番ペゲーロに
いきなり連打されて
無死一二塁のピンチから始まりました
その後続3人をきっちり片付け無失点に。


西武が先制した3回表の直後の裏では、
一死から島内に8球粘られ浅村の失策で出塁。
次のペゲーロにも8球粘られて与四球。
しかし、その一死一二塁のピンチ
ウイラー、アマダーを片付け無失点に。


今日の試合の中で
大きな分岐点がこの3回だったと思います。


3回表の西武の攻撃の話を述べますが、
3回表については、
先頭の銀がど真ん中の甘いカーブを左安打。
(さすがに4球連続カーブは銀を舐めすぎ
愛斗が倒れて、秋山が与四球で出塁。
次の源田がセンター前に打つけど、
二塁で秋山が刺されて、
二死一三塁の場面に(一塁に源田、三塁に銀)。
で、源田が二盗を敢行すると、
楽天捕手の細川が源田を刺そうと二塁へ送球。
そしたら悪送球になってしまい、
三塁から銀がホームへ生還して先制点を挙げ、
源田も二盗を成功させました。

その勢いで浅村もタイムリー二塁打で
さらにもう1点を奪いました。


このような一三塁から二盗を刺そうとして
悪送球→失点、二盗成功というプレー

銀が先日のソフバン戦でやっており、
悪送球になりませんでしたが、
銀は先日の日ハム戦でもやって
失点、二盗成功を許しましたね。


元西武の正捕手だった細川も
やっちゃいましたね。。。
そんなつもりじゃなくても~♪
二盗のぉ~♪ 走者を刺そうとしてて
そんなつもりはなかったんでスゥ~~~♪
って言われてるのと同じぃ~♪
あぁ そーれじゃ、しょうがありませんね、
そういうつもりがなかったんなら
しょうがありませんねぇ。
悪送球で球が飛んでいってしまって
三塁走者がホームに生還して
二盗も決められても
そんなつもりはなかったんでスゥ~♪
で済むと思ってんなら同じこと言い続けろぉ~♪
という感じでしょうか。。。


話は逸れてしまいましたが、
何が言いたいか?というと、


3回表・裏においては
双方でミスが発生しました。
そのような中で、
表の西武は、ミスから得点するとともに、
勢いに乗ってもう1点頂きました。
一方、楽天の方は、
西武のミスや与四球からチャンスが訪れ、
打席はウイラー、アマダーの主軸だっただけに、
楽天は何が何でも得点したかったでしょうが、
裏の楽天は、
雄星に手が出ず得点できませんでした。


このような場面で、
得点できた西武得点できなかった楽天
差は大きく
3回の表と裏が大きな分岐点となり
流れは西武に傾きました!


ここからの雄星は
左打者に被安打を許すものの、
もう手が付けられなくなりました。
この3回から7回までは毎回2奪三振。


7回まで118球を投げており
8回裏には疲れが出てきたのか、
先頭の島内に与四球、次のペゲーロに打たれて
無死一二塁と最後のピンチを迎えました。
しかし、もうそんなピンチは全く関係なく、
ウイラーを力でねじ伏せ球威が勝り右飛。
島内がタッチアップで三塁へ進み、
一三塁にピンチが広がりますが、
アマダーを浅い中飛で三塁走者・島内を釘付け。
しかもアマダーに最後投げた球は
129球目にも関わらず、球速は149km/hで力勝ち。
最後は銀次に対しては、
手を出させない見三振を奪います。
しかも最後の球は
外角一杯に決めた気合いの148km/h直球
でした。


さらに9回裏には2奪三振を含む三者凡退。
2人目の下妻に対しては、
全て147~149km/hの直球勝負で三球空三振。


球数を多く放っても
球威や制球力が最後まで衰えませんでしたね。


最後まで気合いの投球を魅せて
見事に完封劇を繰り広げました。

エースの貫禄を魅せた完勝でしたね。


ただ、雄星は、相変わらず
楽天戦は昨年までも含めて得意にしますが、
ソフバン戦になるとダメなんですよね。


鷲には強いですものの、鷹には弱いです。
鷲も鷹も同じ猛禽類のはずが。。。
やっぱり相手への自信の差なんでしょうね。
鷲には、昨年までの弱い頃の印象があり、
今まで得意にしてきた自信がマウンドで活かされますが、
鷹には、今までやられまくったことがトラウマになり、
その苦手意識が無意識に身体へ影響してしまう
のかもしれません。
例えるなら、小さい頃に犬に噛まれた経験から
大人になっても犬嫌いになるのと同じです。
とにかく、今度、鷹と当たるときは
全てを忘れて、相手を鳶だと思って
強気で投げましょう。
自信を持って投げれば、
鷹にも勝てる実力はあるんだから。


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一方、西武打線については、
3回表、6回表につないで
先制点、ダメ押し点を奪いました。


まあ秋山、メヒアが四球を選びつつも、
安打が出ませんでした。
でも、大きな心配はしていません。
秋山も、メヒアも
きっかけ次第で活躍しますから。
(メヒアは波が激しいですが)


ただ、今日は初スタメンになった愛斗
2打席2空三振でしたね。
打つ気が満々で功を焦っている
のかもしれませんが、
あんな周りが全く見えていない
ブンブン丸では打てませんよ。
成長してきて実力は伴いつつあるのだから、
もうちょっと冷静になって、
きちんと見ていけば結果も出てくると思いますよ。



ゆうすけ@野球好き@yakyu645さんのTwitterより

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さて、西武にとって、今週末の楽天戦カードで
第1戦の頭となる今日は勝って当然の試合です。


楽天の方も、今日は完敗しましたが、
おそらく、雄星が登板する今日の敗戦は
ある程度、見込んでいたでしょうから、
それほどダメージは残らないでしょう。
むしろ、いつもの如く、
土日への気合いを入れてくるでしょう。


とはいえ、いつもと異なるのは、
日曜日に岸が登板してこなく、このカードでは、
岸に借りを返す再戦機会が無くなったということです。
すなわち、楽天サイドは、ローテを変えてでも
岸を今週末の西武ではなく、
来週のソフバンにぶつける選択肢を選びました。
その結果、西武戦には辛島、美馬、塩見と
準裏ローテの先発陣で対峙してきました。
早い話、西武戦よりもソフバン戦を重視し、
西武戦には塩見で勝負できると見込んでいる
ということでしょうね。


このようにコケにされては、
準裏ローテで負けるわけにはいけません。

というよりも、
岸が出てこないこのカードは
開いている差を三連勝で一気に縮める
大きなチャンスといえます。


ただし、鷲狩り三連チャンを成し遂げるのに
連敗中の美馬が対峙する明日が
最大のネックとなります。


 西武打線が如何に
美馬を打ち崩すか?
が最大な課題となります。


本気で優勝を狙うのであれば、
美馬に何度もやられるわけにもいきません。

(当然、岸やソフバンの武田らにもね)


一方、こちらの先発は
月間MVP男・十亀剣です。
とは言っても、
十亀は投げてみないとわからない
暴れん坊タイプということに
変わりはありません。
とにかく、打線が序盤から美馬を打ち崩し、
十亀が楽に投げやすい環境を
早い段階から築いて援護して欲しい
ですね。


この敵地での鷲狩りカードは
順当に危なげなく頭を獲りました。
2戦目の土曜日は壁が高いですが、
美馬に連敗の借りを意地でも返して
きっちり打ち勝って白星を奪えば、
鷲狩り三連チャンは期待大になります。


とにかく、
この土日は勝つべし!勝つべし!
です。


ところで、十亀さん、
6月の月間MVP受賞
おめでとうございます。

早速ですが、
明日の楽天戦から
さらなるご活躍を

願っております。



西武・十亀、初の月間MVP受賞
開幕一軍逃し「悔しい思いがあった」
7/7(金) 13:15配信 


  6月度の「日本生命月間MVP賞」7日発表され、パ・リーグ投手部門で西武の十亀剣が受賞した。
  プロ6年目で初の受賞に「びっくりしましたが、うれしいです」と笑顔をのぞかせた。

 6月は4試合に登板し、先発ではリーグ最多タイの3勝(0敗)を挙げた右腕。1日の広島戦では6回2失点の好投でチームの連敗を「4」で止め、チームはそこから引き分けを挟み、再び十亀が先発した8日・巨人戦まで6連勝を飾った。15日の阪神戦では6回途中2失点で勝ち負けはつかなかったが、24日ソフトバンク戦では6回2失点で再びチームの連敗をストップ。先発では自身初となる月間3勝を記録した。
 「連敗が続いていた時の勝利が多かったことは、チームにとってもよかったし、個人的にもいい形で連勝が続いた」と頷く。さらに印象に残っている試合を問われると、6月24日に3-2で勝利したソフトバンク戦を挙げ、「自分自身、(ソフトバンクに)前回(5月4日)負けていましたし、チームとしては連敗が続いていて、嫌な負け方もあった。切り替えられるような投球ができればと思っていたので、その試合が個人的には一番良かったかなと思います」と振り返った。
  十亀は2015年に自身初の二けた勝利となる11勝をマークするも、昨季はわずか4勝にとどまった。今季は開幕一軍を逃し「悔しい思いがあった。やり返してやろうという気持ちでマウンドに上がっている」と明かした。
  また、「バッターが打ってくれたからこそこういう賞を頂けた。本当に野手の方々に感謝です。今後も信頼してもらえるような投球を続けていけたら」とチームメイトへの感謝の言葉を述べた。
  今後の課題は「長いイニングを投げる」こと。「リリーフ陣が安定して心強いですが、これから暑くなりますし、完投して、リリーフ陣を1日でも多く休ませられるような投球をしないと」と意気込んだ。
  現在、首位と8ゲーム差の3位につける西武。きょうからは首位・楽天と3連戦が始まる。「僕だけでこのゲーム差を縮められるわけではないが、負けないこと、そして白星を挙げることができればチームに貯金が作れる。楽天とソフトバンクに離されつつあるが、何とか食らいついていけたら。優勝争いできる位置にまだいると思うので、しっかり準備して、上位チームこそ勝てるように」と気合を入れ直した。
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BASEBALL KING