下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【阪神1回戦(MLD)】復帰したエースから守護神につないでお疲れシャットアウト『れおほ~』。山賊もロースコアだが、斬り込み隊長と4番打者できっちり得点。ただ鷹も公も完勝だから、勝って現状維持としんどい戦いが続く。ところで若手と公平な実力競争に勝って1軍に上がってきたわけでない旧4番打者はやっぱりお変わりなく終了モードのまま。もう自らご決断を!もう十分でしょ。これも時代の流れで決して恥じることではないです。/明日は富士大学祭り!先輩の威厳を見せつけましょう。

広島から帰ってきた獅子軍団。
朝7時半過ぎの新幹線での帰参して
そのまま所沢で阪神1回戦ですから、
しんどい状況が続きます。。。


さて、今日の阪神1回戦では、
スタメン控え投手が次の通りです。

今日の公示では、
金子一熊代抹消され、
雄星おかわり登録されました。


まず投手陣について、
広島戦のときから指摘していますが、
昨日は主力中継ぎ陣が休めましたが、
今日も中継ぎ陣の補充は無しでした。
しかも、明日、明後日は二軍も山形遠征なので
日曜日までこのまま控え7人体制でしょうか?


今日はエース雄星が先発でしたが、
雄星も復帰緒戦と久々であり、
2軍でも長いイニングを投げていませんから、
無理をさせるわけにもいかず
完投なんか望めないですし、
長くて6回がいいところです。
下手をしたら、雄星だってわかりません。
それ故、
今日も中継ぎ陣の出番が濃厚であるから、
展開次第で、
控え7人体制では投手不足になるリスク
ぬぐえていません。


例えば、ウルフを来週木曜日に出すか?
はあるかもしれませんが、
ウルフも年齢的な面があるとともに、
できる限り安定して長く活躍してもらいたいから
それらを踏まえると
なるべく間隔を開けて使う、
使ったら抹消と、中10日くらいで
末永く安定して使いたいところがあります。
昨年、後半に疲れが出たように
中6日で使い続ければ、
順位争いが熾烈になる肝心な後半に
疲れが出て使いものにならなくなる

リスクがあります。


そのことを見据えれば、
ウルフを抹消してヒースを上げて
中継ぎ陣の人数を増やしておく、
そして、来週木曜日は
高木勇や今井で先発の穴を埋める。
流動的に考えていかないと
もたなくなってきます。


次におかわりの昇格について。
確かに2軍戦で斎藤佑樹などから一発を放った
という話がでておりましたが、
そのあたりを評価して昇格を決めたのでしょう。
一軍で活躍していた雄星の場合、
負傷を癒えたから昇格はわかるが
ここ何年も活躍できず、しかも
年齢的衰えから年々下降線になっている
おかわり君
の場合、昇格させるには、
負傷が癒えたからの理由だけではダメで、
実力もきっちり復調していることが必要です。
そりゃ、ここは勝負の世界なので
1軍で活躍できる者を上げることは
当然の話ですから。
人気を重視して、報道陣の話題を重視して
グッズを売ることを重視して、天の声を重視して、
1軍に上げるなんてこともしあるのなら、
即、優勝は諦めるべきです。


現在の獅子山賊打線
レベルが高い状態ですから、
上で経験を積みたい2軍の若い連中は、
なかなか上に行ける隙が無いのが実態です。

若い連中から見たら、下手をしたら、
「どうせ上には上がれないんだから」
と腐ってしまう者
が出ても不思議では無いです。
実際に野手陣へのインタビューとかでも、
今は上も好調なので、
 なかなか上がれませんもんね
という発言も見られています。


最近は上向きになってきましたが、
坂田あたりも、実力がありながら
何年もなかなか1軍に上がることができず、
もう年齢的な賞味期限が来ております。


それらを踏まえると、
昇格させる基準については、
公正な競争の中で実力で勝ち上がること
にしなければなりません。
今回、おかわり君が昇格しましたが、
その昇格は、今のおかわり君
金子一や2軍の他の若者らと比べて
実力で上回っていること
が理由になっていないとダメです。

そして、おかわり君も昇格する以上、
この与えられたチャンスを
確実にモノにすること、
すなわち、
この試合で打てなければ
即引退次は無いというくらいの
厳しい覚悟で挑まなければなりません。

今日の試合に選手生命を
賭けて挑む覚悟が欲しいです。
そりゃ誰だって打てない日もあるのが現実ですが、
今のおかわり君の状況を鑑みると、
「次がある」なんて思っていて
復活なんてあり得ません。
それだけ崖っぷちに立たされている状況であり、

その覚悟があっても復活できるか?
怪しいという状況なのですから。


あの松坂だって、
結果を出して踏ん張っている
のですから。
松坂だって、もし結果を出してなければ
今頃、2軍で引退を待つ生活だったでしょう。


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さて、今日の結果については次のとおりです。

初回切り込み隊長・秋山の先頭弾で先制し、
3回4番山川のタイムリーで追加点を奪います。
今日の山賊打線はその2点で閉店ガラガラでしたが、
今日はエースから守護神まで
投手陣が一丸になって苦しみながらも
虎打線を封じてシャットアウトしました。


正直、今日の試合は、
復帰したエースから守護神につなぐも、
打線の援護が少なく、相手の拙攻がなければ苦しく
投手陣も決して楽では無かっただけに、
お疲れになりながらのシャットアウトでしたね。


ただし、
今日もソフバンやハムが完勝しましたので、
結局、勝っても現状維持となので
本当、交流戦は厄介です。



まずは打撃陣の結果から示します。


まず初回裏秋山については、
フルカウントの7球目、
内角ストレートをしっかり引きつけて叩き込み、
ぎりぎりですが、レフトスタンドに放り込みました。
さすが頼りになる職人打者です。


ところで、
今日の相手先発・岩貞については、
山賊に対して力むところ
甘いところもありましたが、
最後まで投げきって
中継ぎを温存したことは
明日以降に活きてきそうな嫌な材料です。

今日の投球で目についたのは、
岩貞の内角攻めにより
詰まらされて打ち上げてしまう
飛距離も伸びず外野フライで終わると、
凡フライを重ねましたね。
一応、過去のデータを見ると、
岩貞のゴロアウト:フライアウト比は
5.5:8.5とフライアウトの方が多いようです。


今日、森の代わりにスタメン入りした
メヒアもそのパターンの凡フライが目立ちました。


ところで、前述したおかわり君は、
最後の3打席目(7回裏)になって、
過去の威厳が活かされた四球お散歩に。
岩貞自身、おかわりの幻影を意識しすぎて
力んで明瞭なボール球を重ねましたね。
さすがに明らかなボール球ばかりなので、
誰でも見送れますから、
球を見極めたという評価までは至りません。
まあ岩貞の自滅型与四球です。


ただ、この後、
何故、ここでおかわり君に
代走を出さないのか?
という疑問を感じました。
しかも、一死から銀がバントする作戦ですから、
次の金子侑で二死二塁から
ワンヒットで得点する、
走者をホームへ還すことが重要です。
もしツーヒットで還すなら、銀には、
アウトを1つ献上し二死にするバントより
ヒッティングで強行でさせた方が良いです。
もちろん、打たせたら併殺リスクはありますが。
代走には斉藤、木村と候補がおり、
おかわり君と比べれば、稼頭央でもいいです。
守備になったら外崎がサードに入れば良いので。
投手陣の人数を減らしてまで
野手陣の人数を増やしている
のですから、
そこで代えなくては
全く意味がありません。


まあ結果的には、
金子侑が初球で左安打を打ちましたが、
打球が浅かったので、
ホームまで還ることは厳しいかったですが、
銀にバントをさせて
追加点を挙げる確率を高めるなら、
やはり代走を出すことにより
その確率がさらに高まりますからね。
ここは7回裏と終盤であり、
1点でも追加点が欲しい場面ですから、
得点できる確率極力高めたかったですね。
投手陣の人数を減らしてまで
野手陣の人数を増やしている

メリットを活かした戦略が欲しいです。
ねぇ、橋上さん。


ところで、
おかわり君の残り2打席は、
今までと全く変わってなく、
あっさりと2三振。

しかも、その三振の仕方が最悪のままです。
1軍の球では
真ん中付近のストレートすら
バットにかすることもできない。

そんな状況にあることそのものが
もう
引退時期であることを示していますが、
それでも、
もしまだ「次がある」と思っているなら、
もう完全に終わっております。
現在の彼の状況は、
自由契約の選手が再起するのと
同じレベルにあるということであり、
その自由契約の選手たちだって
そう何度もチャンスをもらえないのは、
通用しないという答えが
出ているからなのです。


再度昇格してきたにも関わらず
今日の試合で見せた、
真っ直ぐですらバットに
当てられなかったことを含む2三振は
自ら引退を決意すべき内容です。


これも時代の流れですから、
世代交代もやむを得ないことです。
決して恥じることではないですから。
あなたも今まで長年、この世界で
十分やってきたと思いますよ。
我々ファンたちは
そのレオ一筋でやってこられたお姿
また今まで培ってきた貢献を、
そしてそれらに対する感謝
決して忘れませんから。


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一方、投手陣については、
次の結果でした。


まず先発の雄星は、
久々からの不安があったのか、
実戦感覚が低下してたからなのか、

立ち上がりが不安定でしたね。
制球も乱れ気味であり、
昔の雄星のような気配を少し感じました。


しかし、虎打戦の方が
雄星のイメージが強すぎたのか、
雄星のストレートを意識しすぎて
雄星の幻影と戦ってしまったことから
拙攻が続きましたね。
その間に雄星自身がリズムを取り戻しつつ
それなりに投げて、抑えたという印象でした。


例えば、2回表では
悪送球や逆球と雄星も空回りしていましたが、
中谷、ロザリオ、江越に対して
打者が雄星のストレートを意識しながら
ボール球でタイミング合わず
空を切らせる連続三振で凌ぎます。


5回表無死三塁のピンチ
同様に相手の拙攻が効いて凌ぎました。
江越の2球目に見られた
中途半端な迷いながらのセーフティバント失敗
追い込んで奪三振へのお膳立てができたので
大きく助かった相手の拙攻になりました。
またこの回の最後の植田にたいしては、
相手のストレートへの過剰意識を逆手にとって
2球連続カーブで簡単に追い込み、
奪三振へのお膳立てができたのも大きかったです。


とりあえず、
雄星92球消化して
6回を無失点で抑えました。
雄星にとって最大の課題は、
この試合後に、
肩の具合が適切な時間で

回復できるか否か?ですね。
それ故、まだ手放しでは喜べません。
その答えは次の登板時に出てくるので
しばし待つしか無い状態
ですね。
次回しっかり投げることができるか?
次回の試合で響くことはないか?

が肝心な課題になります。


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で、あと見ていて不安だったのは、
増田が大丈夫か否か?でした
もちろんワグナーの
急性ノーコン病発症の懸念もありましたが、
とりあえず、今日は発症無しでした。


今日の増田は、
ストレートが最後まで
140キロ台後半をマークしていましたが、
大山には縦スラを打たれており、
(源田が何とか止めましたが)
原口にはスライダーで大暴投をしました。
またなかなか構えたところへも行かず
制球乱れる面も見られました。
広島戦では
背中にハリが出てましたが、
正直、その影響がまだ残っているのでは?
という印象を受けるほど、
そこまで良い状態に
回復しているようには見えませんでした。


それでも気迫で投げていましたね。
中谷の打席で
「三ゴロで終了!打ち獲った!」と思ったところ
おかわり君が処理できず、終了にならず
この落胆で集中力が切れても
おかしくなかった状況でしたから、
増田も代打・福留に対して
最初は危ない球も見られていました。
正直、同点になってもおかしくない状況でした。
しかし、外角へ構えたところにズバリ!と決め
福留の手が出ぬ見三振で締めましたね。
まさに守護神の責任感の強さ
を感じさせた1球でした。


ところで、中谷の三安打について、
正直、増田だから何とかしてくれましたが、
これが他の投手だったら、
そのまま流れを奪われて
かなり危ない状況に陥っていたかもしれません。

そのくらいリスクの高い被安打でした。
人って、苦しい所の中で
「これで終了!」となれば安堵します。
しかし、「実はまだ続きがある」となって
そこからまた凌ぐことは大変なことですよね。


この中谷の打球は、
ボテボテで弱い当たりだったので、
浅くなってしまいましたから、
なかなか処理が難しいところ
はありました。
まあその球をおかわり君が突っ込んでも
まず無理なのは当然です。
しかし、おかわり君の守備って見ていると、
どっしり動かず構えているんですよね。
「どっしり」とは褒め言葉では無いです。
だから、一歩目が遅くなってしまう。
それ故、あんな浅いゴロは
内野安打を許す確率が高いので、
あの内野安打は何も驚かないです。
お約束通りの内野安打であり、
これからも、おかわり君エリアは
相手の十分な狙い目コース
にもなりやすいです。


正直、スプリットステップくらい踏まないと!
ですね。隣の源田は踏んでいますから
よく参考にして欲しいですね。
まあこの話は、浅村にも言えるのですが。。。


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さて、明日の2回戦は
多和田vs小野が先発予定です。


山川や外崎も含めれば、
明日は富士大学祭りです。
是非、先輩の威厳とやらを
後輩に見せつけて挙げて下さい。