下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷲14回戦(仙台)】九死に一生を得る起死回生の「さまさまや~」砲炸裂!鷲キラーのメヒアが一撃で鷲を沈める!ちなみに、スパンジーは鷲&鷹キラー!?ただ、獅子は福井も、安楽も、牧田も苦手ということを再認識させる一戦にもなる。。。

昨日はノリンらの活躍により因縁のある鷲に勝利し、
今日は久々のカード勝ち越しを賭けた戦いです。


借金を返上していくためにも
「カード勝ち越し」は必須であり、
そもそも、因縁のある鷲に
何度も「負け越し」を食らうのは「恥」
というものであり、
また来週を気分よく迎えるには、
日曜日の勝利は欠かせません。


今日のスタメンです。


相手の先発、昨年3勝を挙げ、
しかもその3勝は全て獅子からと、
獅子の天敵になっている福井です。


前回のメラドでは福井を打ち崩し、早期KOにしました。


ただ、福井自身「獅子キラー」の自負があるんでしょう。
(昨年、報道でもおだてられましたからね)
メラドでベンチへ下がってから、
グラブを叩きつけて、相当、悔しがっていましたね。


今日、福井は、そのリベンジを絶対にする!
という意気込みで挑んできています。


しかし、こう言ってはなんなんですが、
正直、福井は二線級投手であり、
そのレベルで
獅子が苦手にしている方がおかしい、というか、
獅子の方に問題があり!です。


打ち崩して当然の相手であり、
相手に自負されていることが
獅子にとって『恥』
と言っても過言ではありません。


確かに、福井にやられている要因としては、
制球難タイプであるために、
荒れ球も武器になっており、
絞り切れていないことが大きいですね。


また、楽天バッテリー
しっかり内角を攻めてきて、
内角を意識させてきますが、
福井の場合、
インハイへのすっぽ抜けも多いので、
それで内角を意識させられて
抑えられてしまう、、、
というケースも多いです。
そのすっぽ抜けが初球で決まったりするから、
また厄介でもあります。


すっぽ抜けなんだから、
その球を無視すればいいんですが、
どうしても意識してしまいますね。


今日も木村が3回表のチャンス
そのケースでやられましたね。


確かに、今年の福井は、
昨年より制球難が改善されていますが、
それでも完璧に改善したというわけになく、
制球難であることには、
基本的に変わりないのですから、
きっちり球を見極めながら、
ときには、粘りながら、
しっかりカウントを悪くして崩すこと
しっかり四球を選んで崩すことが大事ですね。


一番やってはいけないのは、
早打ち拙攻であり、
これは福井を助けますね。


例えば、うちで言えば、
制球難の今井中塚を想像してみてください。


今井や中塚を相手に、
ガンガン早打ち拙攻してくれたら
もの凄く助かりますよね。


制球難だから、早打ちに行っても
ボール球を打たされ、

凡退しやすくなりますね。


やはりボール球は
打ちにくい球なんですから。


難しい球に手を出して
早打ち拙攻していたらアホです。


甘い球に手が出ず見逃して、
カウントを稼がれて
難しい球に手を出して凡退するのも
ストレスが溜まりますね。


少なくとも、制球難なタイプが故に、
立ち上がりでは相当な不安を抱えているはずです。
それだけに、
その立ち上がり初回においては、
早打ち拙攻をして相手を助けるのはアホであり、
(ヒット等を着実に打って行くなら別ですが)
きっちり球を見極め、粘り、
カウントを悪くする、四球を選ぶなどにより
相手の立ち上がりを煽ることが大事ですね。


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さて、今日の結果については、


今日の試合については、
先発の松本、宮川ら投手陣が踏ん張るものの、
獅子打線は、福井が苦手!安楽が苦手!牧田が苦手!とばかりに
拙攻を続けて攻め崩すことができず、
スコアボードに並べるのは「ゼロ行進」の行列・・・


そんな間に、
外崎のタッチミスが手痛く響くピンチで
バッテリー暴投により先制点を奪われ、
8回裏にも痛すぎる失点を重ね、
敗戦濃厚の9回二死崖っぷちで
今日、3三振していましたけど、
楽天キラーのメヒア
起死回生の逆転3ランを放ち、
一撃で試合をひっくり返し、
逆転勝ちを拾いましたね。


まあ楽天の守護神ブセニッツ
雨でドロドロなマウンドに
合わなかったことが大きかったこと
は否めませんが。



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まずは打撃陣から振り返りましょう。


まず1番に金子、2番に木村、という時点で不安が大なんですが、
福井の立ち上がりを攻める絶好な初回表においては、
わずか10球で三者凡退と、
福井を大いに助ける早打ち拙攻をしましたね。


先頭も金子は、
初球の甘い球を見逃して、
3球目の低めのフォークを引っかけるという拙攻。


2番の木村も、
初球の甘い球を見逃して、
2球目の低めスライダーを引っかけるという拙攻。


まだ3番の栗山ボール3までは見極めましたが。


そもそも、
金子、木村と上位に置くことに問題があります。


その打順の問題もありますが、それだけではなく、
もし上位ではなく、下位にいたとしても、
制球難の福井が相手ですから、
金子や木村らは何番にいようが
早打ち拙攻はNGの意識を持つべきです。


ストライク先行タイプなら、
打って行くしかありませんが、
制球が良くないタイプですので、
球を見極めて変化球の誘いに乗らねば、
勝手に自滅してくれる可能性があるのですから。


今日は中村が控えに回りました。


そこで、木村や不調の将平を避け、
メヒア、栗山、スパンジー、西川、山川
同時にスタメンで起用するとしたら、
ライトに穴が開くため、
どうしても、メヒア、栗山、スパンジー、
西川、山川の中から1名を控えにして、
将平か、木村か、を使うしかありませんね。


そして、センターまで視野に入れると、
今の一軍メンバーでは、
金子、将平、木村の中から
2人をスタメンにチョイスするしかありませんね。


でも、今日、将平はベンチ入りしていないので、
センター金子、ライト木村は
自動的に確定しますね。


それだけに、金子も、木村も、
スタメンになる以上は、
きっちり相手を攻め崩さねばならず、
相手投手を手助けする拙攻なんかは
絶対NGです。


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で、初回を崩せぬどころか、
結局、福井~安楽~牧田~宋のリレーに対して
8回まで攻め崩せませんでしたね。


ただ、得点圏に走者を置くチャンスは、
3回表の木村、栗山の打席、
5回表の金子の打席、
8回表の金子、木村の打席、
9回表のメヒアの打席であり、

9回表以外はチャンスを潰しており、
結局、金子、木村が
チャンス時にブレーキになりましたね。


酷かったのは、
3回表の一三塁のチャンスと、
8回表の一死三塁のチャンスでしたね。


確かに、
3回表の一三塁のチャンスは、
金子も打って広げましたが、
次の木村の打席が酷すぎました。


初球はインハイへすっぽ抜けてのけぞります。
福井の場合、
こういうインハイ球が大きく響きやすいわけですが、
木村も内角を意識しすぎましたね。
おまけに、木村が昔から露呈する
「優柔不断」「妙な消極性」から来る
「躊躇する半端プレー」が響きましたね。


ど真ん中の2球目躊躇して手が出ず
内角やや高めのボール球の3球目は、
内角を意識している分、ついつい手が出てしまい、
バットを止めるものの、当たってしまいファウルになり、
これで追い込まれます。
でも、4球目、苦手な外角で遠く感じ、
多分、外角球で誘いに乗らぬ方が、、、と
いつもの「妙な消極性」が出てしまって

腰高のストライク球を見逃して三振。。。


結局、2~4球の全てが
躊躇しがちな木村らしい

中途半端なプレーとなっての見逃し三振でした。


確かに、この見三振は、早打ち拙攻ではないですが、
別に球を見極めているわけではなく、
ただ右往左往して半端な動きになって
結果は全て裏目、というパターン
ですね。
こうなっては、いわゆる『ジリ貧』であり、
勝負師としては『ツキ』すら呼びませんね。


正直、木村はそんな状況に陥っていましたから、
一昨日は、タイムリーを放ちましたが、
どこかで『代打』を出すべきでしたね。


で、8回表の場面ですね。
確かに、ここは木村にとって二死だったから
厳しい場面にあったことはわかります。


しかし、木村自身、
球筋を見極められていない状態に陥っていました。
3回表の打席もそうですが、
6回表の打席でも、
初球を闇雲にフルスイング空振りしていましたね。


しかも、ここは1点差ビハインドの展開であり、
二死三塁と追いつく目前まで来ているのですから、
西川あたりを代打で出して欲しかったでしたね。


西川は打撃センスに優れており、
初出場・初安打のときも
その打撃センスの良さを発揮していました。
その裏、ライトには
ベンチにいる熊代を入れれば良いんですから。


しかし、そのまま木村が打席に入り、
初球といい、3球目といい、
球筋を見極めるどころか、
盲目的に闇雲にバットを振り回しており、

打てる雰囲気が皆無でしたね。
案の定、ライトフライで終了です。


何のために野手を
控えに入れているのか?
しかも、野手の登録人数は、
1駒でも欲しい投手よりも多く・・・

(この傾向は昨年までも同様)


西川とかを試せばいいのに、、、
試すこともしないし、
結局、選手を
ベンチで野球観戦させている状況に。。。


それだったら、その登録枠を
投手の枠に使いましょうよ!
投手は、何人でも欲しいわけですから。


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話は脱線しましたが、
まあ8回表のチャンス潰しについては、
二死で打席になった木村よりも
一死三塁で打席に入った金子の拙攻の方
痛すぎましたね。


打ち上げるんだったら、
まだスクイズの方が良かったのでは?


もちろん、一死三塁打だから、
相手は、浅いホップフライか、三振を狙ってきているわけですが、
低めをすくい上げてしまい、
見事に相手の術中にハマりましたね。


金子に関しては、
もう一方、5回表の二塁チャンスも潰していますね。


まあ、この5回表のチャンスは二死でしたから、
やむを得ない面はありました。


しかし、福井を相手に、
初球、難しい低めに手を出してしまう
早打ち拙攻は避けたかったですね


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ところで、前述のチャンス以外においても、
今日は福井を攻略できず、
安楽については、
5試合(6回1/3)連続で無得点
牧田については、

6試合(6回)連続で無得点


金子、木村以外においても、
獅子全体で、楽天に対しては、
福井も苦手、安楽も苦手、牧田も苦手、
岸とかも苦手、涌井も打てず。


昨日は塩見を打ったけど、
塩見は基本的に苦手。
ついでに、辛島とかも苦手。。。


一体、誰なら、打てるのかな???


栗山はまだ良い当たりをしていましたが、
山川は、四球で散歩するものの、
タイミングは合っていませんでしたし、
外崎においては、
『楽天が苦手』の特徴を

露呈しまくっていましたね。


まあ、それでも、
敗戦ムードで突入した9回裏、
山川が四球で歩くと、
外崎があっさり倒れて二死一塁と
崖っぷちに
立たされました
が、
が渋太く、体勢崩しながらも流して
三遊間をギリギリ割ってつなげましたね。

執念で遊撃手を突破したという感じでしたね。


それで、メヒアは
緩いカーブ攻めをされますが、
3球目の失投を見逃さず
バットを振り抜いて
ギリギリ、レフト線上で飛ばし、。
ギリギリ、フェンス越えしましたね。


これは本当に鳥肌が立つほど
九死に一生を得る
起死回生の一撃になりましたね。


確かに、この9回表、
楽天の守護神ブセニッツは、
雨でドロドロになったマウンドに合わず、
制球も乱していましたね。


そのブセニッツの急性乱調症
功を大きく奏したこと
は否めません。



ただし、今日、メヒアはその前が
3打席連続で3三振をしていましたが、
牧田と対峙したその前の打席では、
牧田の緩い球を含めて、
8球ファウルを打ち続けて、
粘っていましたね。


9回表、相手はメヒアだから、
ストレートよりも、緩いカーブで攻め続けましたが、
その前の牧田との対戦で
粘って緩い球に慣れてきた効果
ここで功を奏した気はします。


もし9回表の打席で、
普通にストレートでファウルを打たされ続け、
追い込まれていたら
最後にカーブを使えば、
緩急を活かされて
、わかりませんでしたね。


まあ、マウンドの状況で
ストレートが投げにくくなっていたかもしれませんが。


とにかく、メヒアさまさまや~!であり、
前も松井祐樹から起死回生の一発を打ったように、
相変わらずの心強い鷲キラーですね。


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ところで、話は変わりますが、
スパンジーは唯一、猛打賞であり、
連日で大暴れしましたね。


で、スパンジーについて、
いつもと違うヒットを打ちましたね。


5回表の二塁打です。


初球、外角低めフォークを何とか当ててファウル。
2球目、低めストレートを見逃し、
わずか2球で追い込まれました。


三振王スパンジーですから、
3球目のフォークで落とされ、
5球目の外角ストレートで、
7球目の高めストレートで
いつもなら空三振になっているはずですが、
ファウルで渋太く粘り続けながら、
最後は粘り勝って弾き返し、

中二塁打を打ち込みましたね。


普通なら、単打でしたが、
足の速さを活かして、二塁まで激走しましたが。
まあ、その過度な自信により
最終回、コーチが止めたのに暴走して
本塁で爆死しましたが。。。


5回裏の二塁打に話を戻しますが、
三振しないで
粘り続けたことは評価できますし、
普段の安打の中でも
価値は高い1本になりましたね。

もしかして、
スパンジー進化の片鱗???
可能性も否めませんね。


まあ、ファウルを打つ中で、
1球でもいいから
球を見極めて
ボールカウントを増やしていたら
信憑性がもっと高まりますが。。。


ただ、メヒアが楽天キラーであるならば、
スパンジー
ソフバン&楽天キラーになっていますね(^^)
弱きを助け強きを挫く・・・


【スパンジー対戦別成績】


ただ、今日で8月が終了しますが、
スパンジー自身、8月は絶好調でしたね。
相変わらず三振数は多く、驀進中ですが、
打率、出塁率、長打率、OPSをアップし、
四球もわずかですが増えています。

ただし、得点圏打率は、低いままですね。。。

(6月0.231、7月0.250、8月0.227)


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一方、投手陣については。。。


先発の松本については、
打線の援護が無い中、強力な鷲打線を相手に
孤軍奮闘で踏ん張り、良く投げましたね。


6回裏の失点についても、
鈴木大地に甘い高めを
打ち込まれたことに反省要であるものの
鈴木大地が暴走していたので、
本来だったら、
金子からの送球タイミングも完全なアウトでしたから、
二塁で走塁死になっていました。


しかし、アウト判定になったものの、
リクエストがあってリプレー検証で
判定がひっくり返りましたね。


鈴木がスライディング時に
両手を伸ばしてヘッスラで突っ込みましたね。
タイミングは完全なアウトでしたが、
外崎は手ではなく、
鈴木の胸元をタッチしており、
伸びている両手は、タッチされず
ベースに届いていました。


これが際どいタイミングならまだしも、
余裕のあるアウトのタイミングだっただけに、
これは完全に外崎のタッチ凡ミスでしたね。


これで無死二塁となり、
大ピンチに陥りましたね。
まだ無死一塁だったら、状況は違っていましたね。


松本に重く重圧がかかる中、
次の茂木の二ゴロの間に、
鈴木は三塁へ進塁し、
浅村を歩かせて、一死一三塁に。


球数が嵩み過ぎている松本にとって、
いじめというくらい

厳しい試練を与えられます。


結局、代打・銀次の打席で
暴投をしてしまって
先制点を許しましたね。


もちろん、松本には、
エース級の存在に育ってもらいたい
ですから、
味方が足を引っ張っても、
そこをゼロ封で踏ん張る地力

身に着けてもらいたく、
そこを暴投で失点することは反省要です。


しかし、この失点は、
あまりにもお粗末な凡ミスで
足を引っ張られただけに、
やむを得ない面も否めませんね。


5回裏、下位打線が相手だったとはいえ、
このとき、先頭の岡島においても、
二ゴロコースだったのが、
外崎のポロリ失策により
足を引っ張られましたが、
一死二塁のピンチを
無失点で凌いでおり、
ここのゼロ封は価値がありましたね。


でも、外崎は、守るも、打つも、
双方で楽天戦での弱さを露呈しまくりましたね。


8回裏のタイムリーは強襲打でしたが、
致命傷になり得る失点だったことと、
外崎だったら捕球して欲しかったですし、
5回の二失、6回のタッチミスはお粗末でした。


打てずに援護無し、守れぬで足引っ張るでは、
投手の方も厳しい状況に追い込まれるほか、
試合の流れを失うことになりますね。



ただ、松本も踏ん張ってはいましたが、
球数が嵩みましたね。


球数が嵩んでしまうと、
どうしても長く投げることができません。


与四球は2つで済みましたが、
無駄なボール球も、
相変わらず散見しており、
そういう無駄球は
低減しなければなりませんね。


ただ、鷲打線は
岡島といい、浅村らにも
ファウルで粘ってきましたね。


それでも、
島内に対しては、1~2打席目とも
カットしようとしたところで
空三振を奪いましたね。


逆球だったりしましたが、
ストレートが
それだけ走っていましたね。


でも、松本も含めて、獅子投手陣の場合、
制球難のタイプが多いだけに、
鷲のそういう攻撃も、
制球難タイプに有効な策
とも言えるんですよね。


むしろ、獅子打線の方も
福井にはそういう攻めが必要
でしたね。



ただ、松本も好投しつつも、
勝ち運に恵まれませんね。
勝負師として、
ツキに見放されるのは結構な痛手ですね。



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二番手以降は、宮川、森脇とつなぎ、
土壇場で逆転したため、
最後は増田が登板しました。


宮川は危なげなく三者凡退に仕留めましたね。


森脇については、
小深田、鈴木大地、茂木、浅村と
厳しいが相手が並んでいただけに
その条件下では、踏ん張ったと思います。



ただ、疲労が蓄積しているためか、
制球を少し乱しがちでもありましたね。


もともとストレート&フォークが武器であり、
今年は、カーブも身に着けているので、
小深田らにも、カーブをもう少し使って
緩急を活かしても良かった
気はします。


しかし、浅村に対しては、
初球にインハイで攻めていた分、
それまでに内角にも意識をさせていただけに、
外角高めを引っかけさせて
遊ゴロ併殺に仕留め、

最小失点で凌ぎましたね。


最後の増田については、
出塁を許しますが、
失点を許さず抑えましたね。


先頭、小郷のヒットも、
ポテンヒットになりましたが、
詰まらせて打ち取ってはいます。


良い当たりはされず抑えたことは、
評価できますね。


ただし、最近の増田は、
疲労が蓄積しているためか、
制球が怪しくなっており、
今日も、乱れ球が散見していましたね。


先頭の小郷に対しては、制球が乱れましたけど、
9回表が二死の土壇場になってからの逆転でしたから、
ある意味、増田にとっては、
スクランブル登板のような形になりましたので、
もちろん、ある程度の準備はしていたでしょうが、
準備不足だった可能性はありますね。


でも、慎重になり過ぎた面もありましたが、
岡島や藤田あたりに対しても、
制球が怪しくなっている球が散見しましたね。


今日の増田登板は、展開面からやむを無くても、
まだまだ6連戦が続きますから、
パフォーマンスが低下しないよう、
無駄な酷使は避けたいですね。


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ちなみに、中継ぎの使い方について、
ロッテの使い方が記事になっていたので、
参考事例として掲載します。


確かに、ロッテ投手陣は、獅子と比して、
先発陣が踏ん張っていますが、
獅子においても、例えば、
一軍と二軍の入れ替えを視野に入れながら、
6~7回までは先発1人または2人で凌がせ、
終盤の勝ちパはローテを組ませるなど
(A班:平井~ギャレット~増田、B班:森脇~宮川~平良)
とにかく、
シーズンを戦い抜き、
それに勝つことを見据える
意識、認識、自覚さえあれば、
いくらでも策は考えられます。


いや、今はもう5位と崖っぷちだから、
シーズンのことを考えられず、
とにかく、
目先、目先を勝ち続けることを見据え、
お構いなしに気合で使いまくれ!

という考え方もあるかもしれませんが、
それでは1ヶ月ももたず、
1ヶ月先には、

疲弊しまくって轟沈していますね。


疲労に伴うパフォーマンス低下を抑制させること
優勝することにつながるからこそ、
また、負担分散で使う者を増やすことが、
将来のチーム力アップにも助長されるからこそ、
しっかりした適切なビジョンを持って、
投手陣の運営をされたいですね。



ロッテは登板管理徹底 10月以降に救援陣フル稼働
8/30(日) 8:00配信(日刊スポーツ)


 ロッテがオリックス戦の今季勝ち越しをかけた一戦で、謎が残った。もし1点差のままだったら、8、9回の投手起用はどうしていたのだろう-。
 先発二木が踏ん張り、7回終了時は2-1。実は、勝ちパターンの継投を使いづらい1日だった。8回に4点差に広げ、継投のタフさは緩和された。井口資仁監督(45)は試合後、隠さずに明かした。

「唐川、東妻で(点差次第で9回は)益田の予定ではありました。今日はハーマンを休ませようと思っていたので」

 唐川-ハーマン-益田が、終盤3イニングの必勝リレーだ。3人は8月に限ると防御率0・53を誇る。ただ、継投には独自のルールも設ける。今季は3日間続けて登板した投手がいない。6連戦のうちに4度投げた投手は1人もいない。故障と疲労蓄積のリスクを下げる。

 すべては最終目標への伏線だ3人を「投げさせない」と決める試合も、当然生まれる。ここまで61試合の救援防御率が如実だ。勝ち試合は2・78で、負け試合は6・54。8月に限ると、後者は9・58にまで落ちる。種市と西野が故障で離脱し、ジャクソンも退団。決して厚くはない投手層では、割り切りも戦略の1つになる。
 今週はハーマンと益田がすでに3度、唐川は2度投げていた。8回表にセーブ条件外になったのは大きい。井口監督も「益田、ハーマンと唐川も休めたので、明日また全力でいけると思います」と勝利の大きさをかみしめた。
 徹底した登板管理の先に“打倒ソフトバンク”があるのは明らかだ。フル稼働の照準は「最後の1カ月、勝負になってきたところでどんどんと」10月以降に定める。3試合連続無失点の東妻ら若手も頼もしくなってきた。ソフトバンクとは残り15試合、うち10月以降に9試合もある。今はまだその時ではない。最終決戦に2020年の全てを注ぐべく、カレンダーが組まれている。【金子真仁】


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