下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鷹16回戦(MLD)】鷹に競り勝つ逆転劇❗ 鷹が得意とする先手必勝展開で苦境に追い込まれるも、それを打破❗ 中継ぎ陣が鷹を残塁祭にしてゼロ封リレー&打撃陣がジャブを重ねながらの巻き返し❗ 『絶対に点を入れてやる!と思って』心に秘めた想いをフルスイング(コンパクトですが)でぶちかます❗ 自分を信じて突っ走る❗

森はお立ち台で
「正直言って、まだ諦めていない。
 残り全部勝つつもりで試合をしていきたい」
と言っていたように
とにかく、今の獅子は、
勝ち星を稼いでいかねばなりませんね。


まあ、夏休みの宿題を忘れていて
休み終了直前にドタバタで
宿題を必死にこなすことになっているのと同じ
と言えば、同じですが。。。


少なくとも、やはり照準は鷹であり、
この鷹との三連戦、
残る直接対決7戦も含めて、

勝ちまくっていかねばなりません。


もちろん、もの凄く厳しすぎる茨の道であり、
その道もいつ閉ざされてもおかしくない綱渡りですが。


さて、鷹との戦いにおいて大事なのは、
鷹が先手必勝の展開を他球団以上に得意としているだけに、
鷹にその野球をやらせないよう
こちらも先手を奪うこと!
こちらが序盤(3回終了時)に

リードを奪っていること!
挙げられます。


しかも、今日の鷹の先発は、
先発実績に乏しい笠谷であるから、
序盤から猛攻しかけてリードを奪い、
楽な展開に持ち込みたいところでした。


ただし、笠谷
70球くらいで限界となるので、
長く投げても5回まで、
球数上限がくれば、二番手に交代させられてしまいます。


ということは、
笠谷が交代する前に、逃げられる前に
得点をガッツリ荒稼がねばならない

ということですね。


今日、外崎や柘植が笠谷を相手に
粘って球数を嵩ませましたが、
まあ、普段、粘ることは悪いことではないのですが、
それで粘り勝って
得点を稼げるならOKですけど、
球数だけ消耗して
得点を稼げないと、
笠谷の交代時期を早め、
笠谷チャンスの時間切れになってしまう
ということですね。


それで、もし二番手が笠谷より良い投手だと、
二番手を打ち崩すのが難しくなるので
苦しくなる、というところですね。


ただし、
笠谷は与四球率が4.42(今日含めず)と
四球もそこそこ多い方なので
球筋は見極めながら攻めたい
ですね。
逆に、制球が粗いだけに、
球筋を見極めぬ早打ちは厳禁ですね。


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ところが、今日の試合については、
鷹に先制されて、
その笠谷を攻め崩せず、球数上限で逃げ切られて、
序盤から鷹のリードを許しましたね。


初回表から柳田の先制2ランを被弾し、
こちらは、初回&2回と得点圏に走者を置きながらも、
笠谷を攻め崩すことができず。


初回、メヒアが甘い高めストレートを
センター方向へ打ち込みましたが、
詰まった感じになってもう一伸びが足りず、
打ち損じてしまいましたね。


とりあえず、3回裏に栗山タイムリー
3回表に失った1点を獲り返しましました。


逆球の内角ストレートを捉えて、
球筋に逆らわず引っ張りましたね。


その後も一死一三塁のチャンスを築きますが、
笠谷も65球となって時間切れとなり、
二番手の杉山に交代され、
そのチャンスを抑えられて、
結局、3回裏は1点止まりに。


しかも、このとき、
メヒア、スパンジー、山川と
三者連続三振に。。。


メヒア、スパンジーはハーフスイングを取られ
判定に不服そうでしたが、バットは出ていましたね。。。


山川は、
大型扇風機状態の空振りでヘルメットが、、、


結局、3回終了時には、
鷹に2点差リードを奪われ、
流れも握られる鷹が得意とする展開に。


その後、二番手の杉山にも
いい感じで投げ込まれます。


鷹の二番手の杉山は、
笠谷より実績不足の若手ですが、
長身から繰り広げる角度のある速球ストレート、
その軌道から落とすフォークを有し、
制球力も悪くなく、
能力的には、笠谷より上の存在でした。


まあ、鷹はどれだけ層が厚いんだ!
という印象ですけど。。。


一方、こちらは先発の浜屋が早期KOとなり、
平井が3イニング跨ぎのロングリリーフに。


こちらもなかなか得点を稼げず、
稼いでも1点がやっとの状態です。


苦しい展開になりながらも、
平井以降の中継ぎ陣は、
ゼロ封リレーを果たします。


一方、こちらの攻撃は、
メヒアがようやく杉山から
ソロ弾で追加点を稼ぎます


杉山の角度のある低めストレートは
なかなか打ちにくそうでしたが、
外要求が中へ甘く入り、
低めに投げ切れなかったストレートを仕留めます。


ただし、6回終了時点で、
まだ1点差ビハインドの展開。


たかが1点差でも、されど1点差。


今の獅子打線ではその1点が遠そうに見え、
鷹も休養してきたモイネロ金ジャラ森
8回、9回に出てくることを考えれば、
攻撃面では、
7回裏が最終回のようなものです。


それだけに、とにかく
モイネロ、金ジャラ森が
出てくる前までに
ビハインド展開は
何としても避けたいところ。


ただ、鷹は7回に高橋礼が出てきますが、
左の森が代打で出ると、
左打者キラーの嘉弥真にスイッチ


まあ、高橋礼のワンポイントとは、
何と、贅沢な使い方なんだろう、
さすが層の厚い鷹さん、、、という感想でしたが、
左打者キラーの嘉弥真が
左の森&源田を与四球で歩かせましたね。


正直、源田は嘉弥真を打てません。自動アウトに近いです。
しかし、嘉弥真が源田を
歩かしてくれたことが大きかった
ですね。


そして、次の栗山が腕を伸ばして
バットに外角低めのスライダーを上手く乗せながら、
腰をかがめつつも、
同点タイムリーを見事に決めてくれましたね。

で、平良が2与死球とピンチを築いて
そんなハラハラ感、スリルを盛りながら、
最後は周東を見三振で仕留めて切り抜ける
『平良劇場』を繰り広げます。


こちらとしては、
安心して平和に見ることができる
『平良劇場』を望むわけですが。。。


そして、8回裏に
22イニング連続無失点中の
モイネロが登場します。


金ジャラ森も次ぎに出てくることを考えれば、
正直、勝つためには、
勝負処は「延長戦かな?」と思ってました。


少なくとも、連打は見込みにくいから、
それなら一発攻勢で待望の1点を奪う!展開が欲しい、、、と。


しかし、一死で山川が
高めに抜けたチェンジアップを
捉え左二塁打を!


ただ、山川の調子が良ければ、
一発『どすこい弾』になっていましたね。


少し振り急いだ分、タメが効かず、
前でインパクトした分、角度がつきませんでしたね。


で、一死二塁のチャンスになるものの、
続くは、不調の外崎と、大丈夫か?木村です。


山川の一撃が一発であったら、、、


外崎は詰まらせながら、浅い中飛に倒れます。。。
それでも、代走に入った山野辺が
タッチアップで三塁へ!


で、二死三塁のチャンスで木村を打席に。
ヒットならどんな形でも1点が!
とにかく、決めてくれ!状態に・・・


モイネロ&甲斐は、
木村に対して全球ストレート勝負で来ましたね。
その2球目、木村は
後ろに逸らすファウルを打ちます。
振るタイミングは合っている
ということですね。


ただ、5球目は、
内角球をフルスイングで空振りしました。
しかし、窮屈そうにスイングをしながらも、
球がバットの上を通過して空振るわけですが、
振るタイミングは合っていましたね。


そして、フルカウントからの次の6球目。
真ん中付近に入ったストレートを
完璧に捉え、左中間を抜けましたね。


とにかく、
中継ぎ陣が鷹を残塁祭に仕立て抑え、
1点ずつですが、徐々に積み上げながら、
先手必勝を得意とする鷹を相手に

ようやく逆転を決めました。


あとは、最後の9回表には、
守護神・増田の出番です。


今日の増田については、
グラシアル、牧原に対しては、
最近、見られるように、
変化球で誤魔化しながら
相手を交わしていましたが、
先頭の柳田に対しては、
スライダーで追い込みましたけど、
渾身のストレートを駆使して
力でねじ伏せましたね。


まあ、グラシアルの低いライナー打球では、
外崎が好反応を示して助けましたが、
バットの先であり、打ち獲っており、
とにかく、今日の増田は
バタバタせず三者凡退で締めましたね。


苦しい展開の中でしたが、
競り勝つ形で逆転し、
鷹戦カードを連勝しましたね。


お立ち台は木村でしたね。
木村自身、8回のタイムリーでは、
『絶対に点を入れてやる!と思って打ちました』と。


結局、今年は世代交代が急務な課題でしたが、
将平ら若獅子らは機会をもらいながらも
木村らを越えることができませんでしたね。
打率1割台ではダメです。
それでは、獅子の未来はありません。
若獅子らも負けてはいられません。
与えられた機会はわずかでも
モノにしてアピールせねばなりません。


チームの底力を上げるには、
消去法のレギュラー争いや、
若手が諦める争いではダメであり、

とにかく、
木村らが打ったら、若手も打つ!
若手が活躍したら、木村らも活躍する!


その切磋琢磨しながらの
「高いレベルの競争」が

チーム底力アップの
大きな基盤になりますから。


今日は、栗山が2本のタイムリーを打って、
メヒアが一発を放って、木村が最後を決めました。
外崎にも、山川にも安打が出ました。
モイネロを沈めたことの価値は高いです。


ただ、序盤の笠谷を打ち崩せぬあたり、
まだモヤモヤ感を残してはいますし、
僅かに狂うと、
決めて不足に陥りやすいです。


もっと早期に得点を
稼げるようになりたいですね。


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一方、投手陣について、振り返りましょう。


今日の先発・浜屋に関しては、
先頭の左腕キラー川島に
沈みきれぬ甘いチェンジアップを打ち込まれて
いきなり出鼻を挫かれましたね。


ただ、川島は左腕キラーですが、
それでも、クロスするインローは
打てていないんですよね。


川島の場合、投手がリリースする直前に
逆ト字のように、
右足を思い切りかなり高く中へ挙げるため、

インローへ投げにくくしているんですよね。
それで得意の外角球を誘い込むところがります。


足にぶつけてもいいから、
思い切り内角低めへ投げ込むことです。


まあ、1打席目は、外角球を要求しながらも、
中へ甘く入ってしまって打ち込まれましたが。。。


その後、周東にバントで送られ、一死二塁で
柳田に対しては、
初球の外角低めカーブが曲がりすぎて外し、
2球目、外角要求の球が中に甘く入って、
見逃されず、仕留められて、
左中間スタンドへ
2ラン弾を放り込まれましたね。


次のグラシアルは、
外角球をバットの先で右飛に打ち上げさせましたが、
完全の逆球でした。


次の中村には、
初球に外角低め一杯にストレートを決めますが、
それ以降、クロスしての外角低めを狙うものの、
変化球は外へ垂れるように外し続け、
ストレートも外へ行きすぎて、
ボールカウントを増やしてしまい、
最後は、外角要求も甘く中に入って
きっちり流されて左安打を打ち込まれましたね。


次の松田に対しては、
外角球の緩いチェンジアップを投げますが、
松田のバットが届く範囲で、
合わせられて打たれましたね。
松田も不調で打球方向が源田の真正面で助かりましたが。


松田に対する外角攻めは、とにかく、
松田のバットが届かない範囲で
勝負をすることが鉄則です。
それでも手を出してきますから、
そのまま泳がせてケンケンさせることが鉄則ですね。
でも、バットが届く範囲になると、
それはデンジャラスゾーンになりますから
注意要ですね。


打球コース良く、打ち獲りましたが、
危ない投球コースでしたね。


とにかく、浜屋は
立ち上がりから制球ができていません。


2回表に入っても、
三者凡退に抑えましたけど、
制球力は戻っていませんでしたね。


先頭の栗原には、
すっぽ抜けカーブもあり、
外角低めスライダーも引っかけてしまったり、
それでも、4球目や打ち獲った最後の
外角ストレートは良かったですが、
フルカウントまで持ち込み、
苦しい投球をしていました。


次の甲斐には、
初球からカーブでカウントを稼ぎ、
インハイのストレートで詰まらせて二飛に打ち獲りますが、
次の真砂に対しては、
せっかく2球で追い込みながらも、
最後は大きく曲がるカーブで見事に空三振を奪いましたが、
3~5球目、
ストレートが暴れてフルカウントにしてしまいましたね。


結局、2回表は三者凡退ですが、
無駄球も散見し、18球を要しました。


せっかく三者凡退でリズムに乗りたいんですけど、
無駄球も散見して球数も要すると、
ちょっとアップアップのような形になり、
リズムに乗りにくいですよね。


で、3回表に入ると、
先頭の川島に初球以外ストライクが入らず
あっさりと与四球で歩かしてしまいます。
まあ、4球目のストレートは、
やや厳しい判定かな?という気はしましたが。


川島自身、きっちり選球してきていることもありますが、
浜屋自身、
左打者より右打者を苦にしているところがありますが、
やはり川島の『左腕キラー』の特性と、
実際に1打席目や過去に1本を打たれたことから、
川島を恐れて慎重になりすぎていますね。


一応、次の周東がバントを失敗してくれて
周東の足を封じる2、6,4併殺
浜屋も大きく助けられましたね。


しかし、次の柳田には、一発打ち込まれたこともあり、
外角攻めで外し続けて簡単に歩かせましたね。
バッテリー2人で逃げましたね。
柳田が相手の場合、内角低めに
ストライクゾーンからボールゾーンへ落として
空振りを奪うこともしていかねばならないのに。


そして、次のグラシアルには、
変化球が制球できず、カウントを悪くし、
外角の甘い高さに入るストレートを捉えられ、
右中間のフェンス直撃となるタイムリーを放たれましたね。
外角球の腰高以上は、
グラシアルの得意とするコースでした。
外角を攻めるなら、
低めに落としていかねばなりませんね。
ギャレットが
外角低めに縦スラで空振りを奪ったように。


平井も外角球の甘い腰高のスライダーを
打ち込まれましたね。


まだ平良などのように
ストレートに速さ、重さがあればまだしも、
浜屋の場合、そこまで球速はなく、
重さも、軽いタイプですから、
飛ばされやすいですね。


まあ、一発被弾にならなかったこと
不幸中の幸いでしたが。


それで次の中村にも、
クロスの外角低めを決められず、
すっぽ抜けのチェンジアップもあり、
制球を乱して歩かせましたね。


次の松田は、
抜けたチェンジアップで危なかったですが、
打ち損じてくれて助かりましたね。


4回表は、
栗原を投ゴロに打ち獲りましたが、
初球のストレートはすっぽ抜けていました。


次の甲斐には、
逆球で外角にすっぽ抜け、
左二塁打も、内角要求が中へ甘く入り、
完璧に捉えられて痛打されましたね。


次の真砂には、
ストライク先行していましたが、
ファウルで粘られながら、
最後は外角のチェンジアップが沈みきれず、
合わされながら弾き返されましたね。


ここで平井へ交代となります。


今日の浜屋は、
制球が定まらず、抜け球も散見し、
チェンジアップとかも高めが目立ちましたね。


まあ、ルーキーだからやむを得ないでしょうが、
前にも打たれた鷹が相手だったからか、
普段の堂々とした印象が見られず、
何か重圧、脅威を感じている様相でしたね。


左打者なら外角低め、
右打者なら内角低めに該当するクロスFも
良い球も見られてはいましたが、
低すぎたり、外(内)すぎたりして
制球が定まらず、
明瞭なボール球にもなって、
相手も手を出してくれず、
カウントを悪くもしてましたね。


またストレートも
投球頻度が少なかったですね。


本来なら半分以上はストレートを投げ込み、
ストレートを基軸に
クロスすスライダーを主として、
チェンジアップ、カーブを混ぜたい
(スライダー16%、チェンジ&カーブ11~12%)
ですが、
今日はストレートが半分未満(47%)であり、
調子の悪い
チェンジアップやカーブが各2割と多く
スライダーが少なかったですね。


ストレートを基軸にすることで、
相手も変化球と迷いやすい相乗効果も生みますし、
浜屋自身、リズムもできてくるわけですから。


ただ、とにかく、
今日は制球の悪さが目立ち、
どの球種も今一つでしたね。


あと、1点だけ。


今日は浜屋と柘植でルーキーバッテリーで組ませたわけですが、
浜屋が4回途中で降板しましたね。


で、その直後の4回裏、
外崎が先頭で打って出ており、
木村が倒れて一死一塁の場面で
柘植に打席が回ってきました。


ここはビハインドの展開であり、
鷹相手の場合、
早々に逆転をしておかないと、
苦しい展開が必至になります。


結果的にモイネロを打ち込みましたが、
鷹がリードで終盤を迎えれば、
高橋礼~モイネロ~金ジャラ森と
継投する終盤7~9回は
得点チャンスが薄れる懸念があり、
事実上、6~7回が最終回
になりかねません。


それがあるから
鷹は必死に初回から得点を稼ごうと、
先手必勝に強くこだわるわけですが、、、


それだけに、
こちらも鷹リード展開を
一刻でも早期に打破しておかないと
勝利が危ぶまれますね。


それを考えたら、
浜屋は降板になったのですから、
4回裏、一死一塁の場面では、
ビハインドですから、
攻撃力を高めるために、
柘植から代打・森を
出したかったですね。


相手は、
良い資質を備える二番手・杉山でしたが、
実績が足りませんから、
森が打席に入ることで
脅威と重圧を
十分に掛けさせることができ、
手元もブレる可能性もあります。


しかも、昨日、打っているわけですから。


まず、それがうちの投手陣だったら、
ビビってしまいます。


もし森にアクシデントがあれば、
岡田がベンチに控えているわけですから。
最悪、二人倒れたら、
熊代だって捕手をやります。


メヒアが球数が嵩んで来た杉山から一発打ちましたが、
それまでリズムに乗らせたことが
前半の歯がゆい状況を促しましたからね。


終盤で森を出しましたが、
宝の持ち腐れ感はありましたね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次ぎに、二番手で登板した平井は、
4回途中から3イニング目の6回まで投げましたね。


5回表にピンチになって、
ギアを上げてそれを凌いだので、
6回表は無いかな?
とも思いましたが、
やっぱり続投させましたね。


昨年は『酷使』でしたが、
今年は昨年ほどの酷使は無くても、
単なる『酷使』から
何でもありの『乱用酷使』
役どころの種類が進化してきましたね。


まあ、とりあえずは、
現在、ブルペンには
まともなロング要員が不在ですから、
6回表まで投げ切り、
無失点に抑えてくれたのは大きかったです。


ただ、十亀よ!榎田よ!何処へ???
来年、いるよね???残すよね???


平井に話を戻すと、
平井は、危なっかしさは十分ありますが、
また、制球が怪しいところも残っていますが、
5回表、連打で一死一三塁のピンチでは、
ギアが上がって、
中村、松田と連続奪三振で
凌いだのは大きかったですね。


あと、5回表、一死一三塁の川島の打席では、
真砂が完璧なセーフのタイミングで二盗を仕掛け、
判定も一旦はセーフになりましたけど、
真砂がオーバーラン!?して
ベースから離れたことは助かりましたね。


ただ、6回表、二死一塁の川島の打席でも
ランエンドを仕掛けたので、真砂が走り、
二盗を成功しましたが、
このとき、柘植が投げようとするとき、
空振りした川島がホームベースを横切って、
一塁側へ避けましたね。
普通に三塁側へ避けられたはずです。


柘植もアピールせず、審判も取り上げませんでしたが、
明らかな守備妨害でしたね。
それはしっかりアピールしないと!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、明日は今井と石川の先発です。


この鷹カードは勝ち越しを決めましたが、
『2勝ではダメなんですか?』
⇒『ダメなんです!3勝せねば!』


だから、
鷹の石川は、球数が嵩んでフラフラになりながらも、
なかなか崩れない渋太さが嫌ですが、
また、獅子も抑えられてもいますが、
打ち込んで攻め落とさねばなりませんね。


一方、今井に関しては、
来年のエース化を目指すために、
正直、今は一軍の実戦ではなく、
フォーム安定化の課題克服に
専念してもらいたいが本音です。


しかし、先発で登板するというのであれば、
負けることもできませんし、
フォームを崩して悪癖を促してもダメです。


すなわち、もし勝ったとしても、
今井個人を考えれば、
それが不安定なフォームでは意味が無く、
悪癖を促せば、マイナスの状況
になります。


それ故に、彼に求めたいのは、
ただ勝つだけではなく、
腕が下がらぬよう、
フォームを意識し続けながら
でも、大胆さを失わず、
投げて欲しいですね。

とにかく、
上から大きく振りかぶって!


適切に大胆に投げ込めば、
結果は、自ずと出てきますから!