下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

西武は9人戦力外。では、来年優勝争いをしていくチーム作りのためには?

「西武は9人戦力外」
という記事がありました(下記参照)。


来年に向けて、引退者、外国人を含めて
9名が球団を選手として去る形に。


ドラフトでは6名が入ってくるものの、
外国人の補強問題が残っているとともに、
現在、人数として70名以内のために、
今後、戦力外となる選手が
これ以上出ない可能性が考えられますが、
残っているメンバーで
成長が頭打ちの選手も多いので、
彼らがどれだけ頭角を現すことができるか
が課題になると思います。


さらに岸のFA流出危機の問題
残っています。


もちろん、ウルフの保留問題もあります。


そのような中、先発不足、中継ぎ不足、
捕手不足(1・2軍全体で)、
打てる外野手不足などなど
あちこちが不足している状況にあります。


来年、優勝争いをしていく
チーム作りのためには、
(1・2軍全体で)
来年も残る選手達の育成や意識改革
チーム体質の改善などは当然のこと、
的確な判断に基づく
外国人、トレード、FA(人的補償含む)

による積極的な補強も見据えて、
色々と対応すべきことが山積ですね。


やはり「育成」と「補強」の両輪
的確な改革していかないと厳しいでしょう。


最近の愚行の代表的な象徴が
「駒月を捕手にすること」です。
そこまで捕手不足なら捕手を補強すればいいのに、
駒月は現在、瀬戸際の立ち位置なのに、
球団は駒月を本気で育てるつもりなのか?
と思える愚行です。


※森=捕手、金子=外野手の問題より
 遙かに愚行です。


簡単では無いでしょうが、是非お願いします。



<記事抜粋>
3年連続Bクラスに沈んだ西武、
“ブルペンリーダー”は引退決断
 今季は年間通じてBクラスでの戦いに終始し、4位でシーズンを終えた西武。公式戦全日程終了後、外国人を含む9選手を戦力外とした。2年連続Bクラスの屈辱から、最低でもCS出場が至上命題とされた今季だったが、序盤から躓き、一時は最下位にまで転落したほど苦しいシーズンとなった。田邊徳雄監督の辞任を受け、来季は、辻発彦新監督の下、4年ぶりのAクラス入りへ向け再建を図る。
 今季最終戦前日には、投手陣を牽引してきたブルペンリーダーが引退を発表。10月に入り、1軍で結果を残しきれなかった投手、テスト入団のベテラン野手らに戦力外が通達されたのち、すでに帰国の途についていた外国人投手3人にも契約解除が正式に告げられた。
  引退、戦力外となった選手の現役時代の実績は以下の通り。


○岡本篤志(引退)
  入団13年目。通算265試合登板。11勝11敗10セーブ58ホールド、防御率4.34。
  2008年に負った股関節骨折の影響もあり、1軍に定着したのはプロ入り7年目の10年だった。以降は、中継ぎの中心として活躍。一時は抑え、セットアッパーを務めたほか、当時の監督・渡辺久信シニアダイレクターから“ブルペンリーダー”に任命されるなど、首脳陣の信頼を得たが、次第に打ち込まれるように。今季、1軍での投球で限界を感じ、引退を決意した。チームの最終戦だった9月28日vs日ハム戦、7回裏に『打者1人限定』で最後のマウンドへ。大野奨太選手から空振り三振を奪い、13年間の現役生活に幕を下ろした。


○星孝典(戦力外 → 引退)
 プロ12年目。通算138試合出場。打率1割9分1厘、0本塁打、3打点、2盗塁。2015、16年は1軍での出場機会なし。
  巨人から2011年5月に西武に移籍し、出場機会を増やした。だが、正捕手を奪うには至らず、徐々に2軍での生活が増えた。2015年、右手首を手術し、一時は実戦復帰したものの、今季5月に同部位を再手術。ついに戦力外を告げられると、悔いは残しつつも、現役を退くことを決めた。戦力外、引退発表と同時に、来季からは2軍育成コーチ就任も発表された。今季までチームメイトとして戦っていただけに、現役選手に最も近い立場としての若手育成に期待がかかる。


木村昇は右膝前十字靱帯断裂、
竹原も結果を残せず…


○木村昇吾(戦力外)
 プロ14年目。通算730試合出場。打率2割6分1厘、3本塁打、71打点、34盗塁。今季は38試合に出場し95打数21安打。
  広島からFA宣言をしてのテスト入団として注目を集めたが、6月の一軍練習中に右膝前十字靱帯断裂の大怪我を負い、長期離脱。そのまま戦力外となった。


○竹原直隆(戦力外)
 プロ12年目。通算441試合出場。打率2割1分2厘、27本塁打、124打点、6盗塁。今季は22試合に出場し30打数6安打、1本塁打。
  2015年秋季キャンプでの入団テストに合格し、今季オリックスから加入。チームに手薄だった右の代打として大きな期待がかけられたが、結果を残せず。6月中旬以降は1軍登録の機会も巡ってこなかった。


○山口嵩之(戦力外)
 プロ3年目。1軍登録なし。イースタン・リーグでの成績は通算26試合登板、0勝0敗、セーブ、ホールドとも0。
 トヨタ自動車東日本時代、『第50回JABA毎日旗争奪秋季野球大会』にて最高殊勲選手賞に輝いた右腕も、残念ながらプロの世界では通用せず。ポテンシャルの高さを好評価する声は多かったが、発揮できなかった。


○中崎雄太(戦力外)
 プロ8年目。通算15試合に登板。0勝0敗0セーブ0ホールド、防御率8.04。今季は中継ぎとして8試合に登板し、失点、自責とも4。防御率6.00。
  昨年末から取り組んだサイドスローへの転向が奏功し、2013年以来キャリア2度目の1軍登録を勝ち取った。「画面から消える投手」として一躍『時の人』となったが、首脳陣の満足する戦力にはなりきれなかった。


○宮田和希(戦力外)
 プロ8年目。通算35試合に登板。1勝0敗0セーブ1ホールド、防御率4.31。今季は6月末に左肘の手術を受け、登板なしに終わった。
  2014年から頭角を現し、15年には念願のプロ初勝利。今季はさらなる飛躍が期待されたが、左肘尺骨神経移行手術のリハビリに費やすだけの結果に。一度もマウンドに上がることなく戦力外を通達された。


○フェリペ・ポーリーノ(契約解除)
  入団1年目。9試合に登板、8試合に先発。0勝6敗、防御率4.70。
  クリーブランド・インディアンスからシーズン途中の5月31日に加入。来日初登板の試合では、勝敗こそつかなかったが5回4安打2奪三振1四球2失点(自責0)と好投。ローテーション入りに期待が高まったが、結局、日本の野球に対応しきれずウェーバー公示となった。


○エスメルリング・バスケス(契約解除)
  入団2年目。53試合に登板し、3勝1敗15ホールド、防御率4.24。今季は19試合6ホールド、防御率5.51。
  昨季の成績が評価され、2年目の今季は豪速球リリーバーとして、より重要なポジションでの起用が期待されが、精彩を欠き、3年目の契約延長とはならなかった。


「元メジャー」の台湾人右腕も
期待に応えられず


◯C・C・リー(契約解除)
  入団1年目。18試合に登板し、0勝0敗1ホールド、防御率6.48。
  2014年にインディアンズでメジャー初勝利を挙げた速球派右腕に、西武首脳陣はシーズン前からセットアッパーとして多大な期待を寄せたが、期待外れに終わった。


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  西武の今季チーム成績は619得点、128本塁打、打率2割6分4厘。得点はソフトバンクに次ぎ、日本ハムと並んでリーグ2位タイ、打率もトップの日ハムの次に高い数字となった。さらに、本塁打数はリーグトップと、打線に関しては優勝争いをしても決して不思議はない。となると、やはり一番の課題は、昨季同様、投手力だろう。今季は先発の柱として期待された十亀剣、野上亮磨が揃って不調、さらにエース岸孝之、菊池雄星が途中ケガで離脱し、フル稼働できた先発陣がいなかった。加えてクローザーの高橋朋己が左肘内側側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、来季も復帰は難しい。来季へ向け、先発、中継ぎ、抑え、すべてのポジションで再建が求められる。
  絶対的エースの岸がFA行使したことで、その動向によっては、来季はさらに厳しいシーズンになることも予想される。黄金期のメンバーの一人・辻監督を招聘し、常勝のメソッドは注入されるか。4年連続Bクラスの屈辱だけは、何としても避けたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count