【後半戦開始!】獅子の前半戦(6~8月)月別個人成績を投打でチェック!
明日から9月が始まり、
西武も60試合と半分を消化しました。
さて、今日は、主力の投手陣&打撃陣における
6~8月の月別個人成績を簡単に見ていきましょう。
(データの出典:データで楽しむプロ野球さん)
6月は試合数も少ないので、
主に7月&8月の比較を見ていきます。
投手陣について、上表のとおり、
投球回数順に並べました。
ニールについて、7~8月で見ると、
防御率、WHIPは、横這い傾向であり、
与四球率を減らして、QS率が増えています。
ただし、被打率、被本塁打率が上がっています。
楽天戦、オリ戦で打たれすぎましたね。
また、奪三振率は減っていますが、
ゴロアウト派であるので、
そこまで気にしなくてもいいですが、
3.22というのは低すぎると思われます。
光成について、7~8月で見ると、
防御率、WHIPは、あまり差が無く悪いままです。
球数も1イニング当たり18球前後と多いですね。
被打率、被本塁打率は減らし、
QS率をやや増やしていますが、
与四球率を増やして、奪三振率が減ってますね。
ただし、与四球率が高いのは、
ハム戦(8/4)で与四球が7個と多すぎたのが響いており、
それ以降の3試合だけで見ると、
与四球率は1.93と改善されています。
松本について、7~8月で見ると、
防御率、WHIP、被打率、被本塁打を改善しています。
奪三振率も少し増やしています。
WHIPが0.93は良いですね。
課題であった球数も約16球/回に減らしています。
ただし、QS率は相変わらず25%しかなく、
与四球率が増えていますね。
メラドでの楽天戦で7回投げて2個でしたが、
それ以外の3戦は4~5個ずつ安定して四球を与えています。
勝ち星に恵まれていない面はありますが、
まずはQS率の向上は図られたいですね。
今井について、7~8月で見ると、
防御率こそ減らしていますが、起用も滅茶苦茶になっており、
WHIPも悪いまま改善されず、というところですね。
で、今井の場合、ネックは与四球率の増加であり、
8月は8.44と高すぎますね。
二軍に降格して調整に入ったのは良いですが、
降格してすぐに中継ぎで起用されていましたね。
今井の場合、
「適切なフォームの安定化」が喫緊の課題であり
しかも、右打者の内角へ投げることに関して
イップスに陥っています。
その課題をクリアできなければ、
今井の今以上の成長はありません。
いくら実戦で抑えても、
崩れたフォームで投げているものなら
それに価値はなく、悪癖がつくぶんマイナスです。
とにかく、フォームに関して、
客観的に動作解析をして、状況を分析し、
改善するためのフォームの練習から始めるべきです。
フォームが崩れたまま、下手に実戦を出すくらいなら、
まだ大リーガー養成ギブスで練習させた方がいいですw
與座について、7~8月で見ると、
8月は調子を崩し、与四球率こそあまり変わりませんが、
とにかく、打ち込まれましたね(被打率4割以上)。
打者のタイミングを狂わせられないのみならず、
与四球が多くないという観点で制球力は良い方ですが、
ストライクゾーンの中で見るときの
もう一段、上の制球力ということでは足らず、
ゾーンの中で甘く入りやすいですね。
例えば、捕手が外角(内角)要求にも関わらず、
中へ甘く入って打ち込まれる、というところですね。
ある程度の制球力はある方ですが、
もっと制球の緻密さを追求されたいですね。
その課題は、OP戦のころから見られ、
初回から散見されていましたね。
ただ、相手がタイミングを狂わされていた分、
打ち損じてくれていましたが、
相手も慣れてくると、打ち込まれますね。
また如何にストライクゾーンから
ボールゾーンへ変化させるか?
際どいところでの制球力、制球の緻密さが大事ですね。
とにかく、與座に関しては、
〇タイミングを狂わせる投法、
〇厳しい所に投げ込める制球の緻密さ
その2点が重要な武器ですから、
しっかり身に着けられたいですね。
本田について、7~8月で見ると、
8月に入って登板数を増やしていますが、
内容は芳しくないですね。
被打率こそ微増ですが、
被本塁打率、与四球率を増して防御率も悪化してますね。
一発病があるので、被本塁打率増は気になるところですが、
制球力が生命線となるタイプであるだけに、
与四球率が大きく増えているのはダメですね。
その分、1回あたりの球数も
14.5球/回→18.2球/回と嵩んでいますね。
とにかく、制球が命のけいすけ!なんですから。
平井について、7~8月で見ると、
8月に入ってオリ戦で先発したこともあり、
試合数のわりにイニング数を稼いでいます。
先発時は好投し、合っていましたね。
まあ、都市対抗時代は、
完投させなかった監督にブチ切れていたわけすからw
奪三振率は高くなっており、与四球率は減りましたが、
被打率3割超は打たれすぎであり、
1回あたりの球数も18.0球/回と嵩んでいますね。
60試合で30回2/3ですから、
昨年ほど酷使はされていませんが、
今年は乱用+酷使が目立っています。
乱用しすぎるとリズムも崩し、
パフォーマンス低下が懸念されやすいですね。
それ故に、配慮は必要であり、
無駄な登板をさせないことが
パフォーマンス維持につながりやすですね。
平良について、7~8月で見ると、
奪三振率は横這いであり、
2ケタをキープしていますが、
被打率、与四球が増えており、
パフォーマンスが低下していますね。
ギャレットについて、7~8月で見ると、
8月が下降傾向でしたから、
防御率、WHIP、被打率、与四球率、
さらには奪三振率と、
全ての項目で悪化していますね。
特に、ギャレットにとって、
奪三振は大きな武器になり、大事であるわけですが、
奪三振率は、7月より概ね半減していますね。
累積で見ても、大きく下降していますね。
適切に起用すれば、
もの凄く高いレベルで力を発揮しますが、
米国時代にも、過去2ヶ年で
連投がほとんどなっかたことを鑑みると、
あまり連投させず、酷使させず、
パフォーマンス低下を抑制したいですね。
宮川について、7~8月で見ると、
8月は7月より登板数が増えています。
7月が悪すぎたので、
8月はそれより改善されていますが、
防御率、与四球率はあまり良くなく、
球数も18球/回と増えていますね。
しかし、奪三振率が平良を越えて、
12以上というのは優秀であり、
勝ちパとしても三振を奪える力は大事ですね。
宮川はベテランのような顔つきであり、
先輩の平井に図々しく接していますけど、
所詮はルーキーですからね。
起用に関しては、酷使減の配慮が必須ですね。
森脇について、7~8月で見ると、
8月は7月より登板数が増えています。
与四球率を増やしてますが、まだ2個台であり、
WHIPを増やしてますが、まだ1未満であり、
少し球数も増えていますが、
基本的に、好調の8月でしたね。
ただし、奪三振率については、
7月に10近くありましたが、
8月は約6まで低下しています。
増田について、7~8月で見ると、
8月は、奪三振以外、7月より悪化させていますね。
8月19~20日のオリ戦、26日ハム戦では、
3試合連続で失点を許しましたね。
また被打率が高い傾向にあり、
8月15日ハム戦以降、
7戦で全て被安打を許しています。
ただし、奪三振率8は2ケタ行かなかった分、
物足りなさは感じていますが、
7月より大きく改善していることは評価できます。
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一方、打撃陣についてです。
打撃陣について、上表のとおり、
打席数順に並べました。
源田について、7~8月で見ると、
8月は7月より下降気味ですね。
四球を選んでいるから、
出塁率はやや減少になっていますけど、
打率は大きく低下しています。
さらに、得点圏打率、盗塁成功率は、
7月でも高くない状況から、
8月はさらに悪化しましたね。
外崎について、7~8月で見ると、
8月は7月より良化していますね。
打率、出塁率、長打率、OPSとアップしています。
盗塁成功率は横這いですが、80%以上をキープです。
で、得点圏打率が倍増し
4割超になっている点は良いですね。
ただし、OPSが0.8程度とまずまずですが、
欲を言うと、もう少し高めたいですね。
山川について、7~8月で見ると、
8月は7月より微減傾向というところでしょうか。
7~8月でOPSは0.9前後とまずまずですが、
欲をかくと
長打率を0.6以上、OPSを1前後が欲しいですね。
山川なら可能な数字のはずですから。
あと、打率が2割ちょっとであり、安定性を欠きます。
2割5分くらいには高めたいですね。
なお、得点圏打率は減少傾向ですね。
ただ昨年は0.261でしたから、
8月の0.278は昨年よりは高い数字になっていますが、
一昨年は0.310と3割を超えていました。
山川の場合、
チャンスで得点を稼いでもらわねばなりません。
それだけに、厳しいかもしれませんが、
7月のように3割あると助かりますね。
スパンジーについて、7~8月で見ると、
8月は7月より絶好調の数字を残しています。
打率が0.330、出塁率が0.382、
長打率が0.543、OPSが0.925でした。
8月だけの成績を見れば、チームの中で
打率、出塁率が1位、
長打率、OPSが2位(1位は7本塁打のメヒア)でした。
しかし、得点圏打率が低いですね。
7月はまだ0.250ありましたが、
8月は0.227と下げました。
一応、今年の通算成績で見ると、
全体の打率が0.283であり、
そのうち、
走者無しのときは0.290、
走者有りのときは0.272と
走者有無でそう大差は無いんですよね。
ただし、走者有りのときを見ると、
走者が一塁にいる場合は、
0.345と圧倒的に打っていますが、
走者が得点圏の場合は、
0.238と低くなるんですよね。
タイムリーを意識すると、
力みまくって打てなくなるのか。。。
まあ三振が多いのも
鼻息荒く打つ気満々で
ブンブン振り回しているところが散見しますからね。
で、三振は相変わらず7月と同じ34個あり、
60試合で合計85個と三振王の座へ驀進中です。
三振率は37.0%であり、
1000三振以上の歴代選手の中で
トップだったブライアントの35.6%を抜いています。
スパンジーの場合、三振が多いのも
ボール球を見極められない、
球筋を見極められないことが大きな一因になっていますね。
それで鼻息荒く、我慢できずにブンブン振り回してしまう。。。
ただし、8月に入ってから、
四球を選ぶようになり、IsoDを増やしましたね。
8月IsoDが0.052と7月より倍増です。
ただ0.070くらいまで欲しいですが。
また、昨日の楽天戦では、
いつもなら空三振になってもおかしくない展開で、
ファウルで渋太く粘り続けながら、
最後は粘り勝って弾き返し、ヒットを打ちましたね。
スパンジー進化の片鱗???
それが見られるようであれば、
かなり頼もしい存在の部類に入ってきますが。。。
森について、7~8月で見ると、
8月は7月と比して微妙なところですね。
出塁率は微増ですが、
7月より四球を選べていますが、
打率は横這いですから、
打つことは、7月からあまり変わってなく、
物足りないままですね。
長打率は低下しており、
OPSも0.696に減っており、
木村より低いことからも
かなり物足りないです。
そして、特に問題であることが
得点圏打率が7月より1割近く低下し、
2割未満(0.188)で低迷していることですね。
森は山川らと同様に
チャンスを決めて欲しい存在ですから、
2割未満は痛すぎます。
栗山について、7~8月で見ると、
8月は7月と比して下降気味ですね。
7月が打率3割超、出塁率4割超、
OPSが0.886、得点圏打率が0.381と良すぎた面がありますが、
8月は平均的な数字に下がってきています。
ただし、得点圏打率は3割をキープしており、
まだチャンスでの強さを発揮しています。
中村について、7~8月で見ると、
8月は7月と比して絶不調ですね。
熱中症に陥ったこともありましたし、
しばらく休ませながらというところでしょうか。
ただし、山川らと同様に
チャンスを決めて欲しい存在ですが、
今年は、7月も含めて
得点圏打率が1割5分未満と痛すぎます。
木村について、7~8月で見ると、
8月は7月と比して上昇傾向にありますね。
打率、長打率、出塁率は
右肩上がりの傾向にあり、
得点圏打率も、イメージが薄いですけど、
8月は4割超ですね。
ただし、四球を選べていないため、
出塁率が0.288と低い傾向にありますね。
ある意味、四球を選べなかった
スパンジーの6月のような状況と類似します。
四球をしっかり選んで、IsoDを0.012から
平均的な0.070くらいまで高められれば、
出塁率も0.350近くに達するので、
上位打線も視野に入れられてきますが、
今の状況では出塁できずも多いので、
得点圏打率も見据えると、
7番くらいがちょうど良いと思います。
あと、問題は、
8月の成績をキープできるか?ですね。
昨年も、8月は打率こそ0.211と低かったですが、
本塁打を6本と固め打ちをしましたね。
ちょうど、
愛斗&将平が7月に不振となっており、
そこで愛斗らが不振のうちに、
木村が本塁打固め打ちでアピールし、
レギュラーの座を不動のモノにしましたね。
春先(開幕前)にもレギュラー争いが絡むと、
気が引き締まるのか、活躍したりしています。
そう、木村は、
レギュラー争いが熾烈になると、
急に絶好調となりやすい傾向がありますね。
8月は将平や川越も下降線、高木は故障のため、
木村にとっては、レギュラー争いに勝つチャンス
でもあるわけですね。
それでそのまま良績を残し続けて、
レギュラーを張ってくれればいいですが、
レギュラーの座が安泰になると、
もうその活躍ぶりは長続きせず、
消えてしまいますね。
9月は8月の成績をキープしつつ、
四球を増やせることができるか?
大事な試金石の月になりますね。
将平について、7~8月で見ると、
7月は頭角を現しましたが、
出塁率も3割を満たすことができず、
8月は不振に陥りましたね。
ただし、8月は打率が0.143と低迷しましたが、
得点圏打率は10打数3安打で3割をキープしています。
金子について、7~8月で見ると、
7月は不調で二軍にいましたので、
比較はしにくいですけど、
8月は打率が0.321と好調でしたね。
ただし、四球を選べていないため、
出塁率は0.333止まりでしたね。
それでも
昨年の出塁率0.324は超えていますが。
しかし、金子のようなタイプは、
どんな形でもいいから出塁することにあるため、
四球はしっかり選び、
IsoDを、出塁率を増やしたいですね。
あと、得点圏打率が低いことと、
金子の肝になる盗塁成功率が
33%と低迷していますね。
そのあたりは改善されたいです。
ところで、金子は二軍で調整しており、
このとき、通算打率は0.344と打っており、
8月は打率0.429、OPS1.026と
著しい数字を残していましたね。
またメヒアが二軍調整時も
一軍に昇格する8月に打率0.300であり、
OPSは1.152と著しい数字を残していましたね。
秋山、山川、外崎、森、中村、栗山、
さらに岡田や木村までも、
今までの主力選手らは、
一軍で本格化する直前の二軍戦において、
打率なら3割半ば~4割以上だったり、
(打率は最低でも3割(=木村))
OPSとかも1以上だったりなど、
著しい数字を残していましたね。
逆を言えば、例えば、
二軍戦で打率が3割にも満たなければ、
一軍戦で打つのは難しい、
活躍できるレベルに達しない懸念が大ですね。
一般的な統計においても、
一軍の成績は、
二軍での数字の7~8割くらいになります。
(三振率は5割増)
その傾向を前提に話をすれば、
今の二軍成績を見ると、
例えば打率で見るならば、
今、一軍にいる呉(0.347)、山野辺(0.357)が
一軍でやれるか?否か?の受験資格を得られ、
戸川、龍世、水口、中熊が
最低限の3割ライン前後でギリギリ得られるか?ですね。
他の者は、受験しても、合格率が見込めず、
受験資格を与える価値が無いとなってしまいます。
結局、若手らも、金子に勝ちたいならば、
二軍戦で、打率3割5分以上、
良い時で4割以上をマークしたいですね。
メヒアについて、
8月から打席数も増え、
楽天戦で固め打ちしていますね。
8月成績は、
打率が3割であり、出塁率が3割5分、
本塁打が7本であり、OPSが1.152ですね。
メヒアの活躍は、
昨日の一撃も示す通りであり、
メヒアの一発は大きいですね。
簡単ですが、
個人成績を月別で整理しました。
今週から後半戦です。
千葉でのロッテとのカード緒戦は、
相手が大嶺(兄)が先発のようですね。
(弟はどうしているのか?)
出術明けでかなり苦労したみたいですが、
戦うこちらには関係ありません。
堂々と遠慮せずに戦って攻め崩し、
しっかり初戦を奪い、
カード勝ち越しを図られたいですね。