【雑談】天敵問題の改善はなかなか難しいですね/競技中の気持ちが切れることを防ぐには?
今週からは前半がメラドでオリと3連戦。
後半が福岡でソフバンと3連戦ですね。
今週は、仕事で突貫状態にもなっており、
ゲームをあまり見ることが出来ないかもしれませんが。。。
現在、首位のソフバンとは7.5ゲーム差あり、
先週後半にロッテが3タテを鷹に食らわして
ソフバンの暴走を足止めしてくれたことは助かりました。
獅子の方も、大型連勝で巻くって、
その差も一気に縮めたいということも
可能であれば、そうしたいのもやまやまですが、
苦手な福岡開催でもありますので、
今週は、とにかく、
オリに2勝1敗、ソフバンに2勝1敗と
行きたいところです。
ある意味、
オリに3勝0敗、ソフバンに1勝2敗でも
トータルで見れば、同じ4勝2敗ですけど、
それでは、
ソフバンの先行を許すのでダメですね。
とにかく、最後に目指すのは、
ゲーム差無しでもいいから、
単独首位で駆け抜けることです。
きっちり上を1つ1つ潰して
他の独走を許さず、差し切ることです。
もちろん、稼げる機会があれば、
それは、例え今でも、
着実にモノにして稼いでおかねばなりませんが。
ロッテがソフバンを撃破していますけど、
逆にうちはロッテに勝ち越していますけど、
今、トップを走るソフバンに暴走させないためにも、
ソフバンらを他力本願ではなく、
自らも勝ち越して足を止め、差を縮めたいですね。
とにかく、今は、『各個撃破!』
『2勝1敗のカード勝ち越しの積み重ね』に専念し、
ソフバンらを一歩一歩追い詰め、
4コーナー手前から
一気に捲り上げて行きたいですね。
ソフバンにカード三タテを食らわすのは
本拠地メラド開催の
10月6日~8日の三連戦カードです。
そのカードを照準に大型連勝が欲しいです。
そして、優勝をするためには、
最後の最後の熾烈な戦いとなる
10月27日~11月1日の週における
メラド開催の鷲3連戦&鷹3連戦ですね。
こちらは追う立場ですから、
それまでに逆転して優勝を既に決めていることは考えにくく、
逆に、優勝するためには、
10月末の一週間であるゴール前で
壮絶な叩き合いをしている展開
持ち込んでいないとならず
そのためも、
9月は他5球団を相手に各個撃破で
2勝1敗の勝ち越しに専念しつつ、
(それでも取りこぼしは必ず出てくる)
10月上旬のメラドでの鷹戦カードに
大型連勝の照準を合わせて
そから一気に捲り上げ、
10月末のゴール前における
鷲&鷹との壮絶な叩き合いに競り勝ち、
最後は首位で駆け抜けてV3を奪取する、
が欲しいですね。
そのためにも、
今、無駄な無理をしすぎ、
※例えば、
〇平良などの三連投とか、
(とにかく今は2勝1敗で良い!)
〇2点ビハインド展開で、
流れが奪えそうならまだしも、
勝負処を逸した展開にも関わらず、
勝負勘が鈍って、欲だけが先行し、
流れを読み切れずに、
勝ちパを投入し続けて、
その賭けに負けてしまう、
例え、そこで1勝を得たけど、
疲弊してしてしまって
次以降、連敗してしまう、、、
今、疲弊を低減する策を怠り、
※例えば、
〇ロング可能な投手を二軍で出して
一軍で使わず、中継ぎが疲弊。
〇敗戦処理班については、
一番大事なお役目が
他投手の身代わりになって、
他投手の負担を減らして
彼らを無事に元気で温存させること
です(まさに負け戦のシンガリ役!)。
それだけに、いくら打たれようが、
上限まで投げさせて、
少しでも、僅かでも、他投手の負担を減じ、
投げた翌日は、
二軍の他の敗戦処理班と入れ替えたく
それを繰り返したいわけですが、
そもそも、ここ何年もそうであるように、
一軍と二軍の入れ替えそのものをあまりしない
とか。
終盤に息切れてしまって
捲る脚、追い込む末脚がもう無い!
となってしまったら、
もう目も当てられませんね。。。
昨年、終盤、酷使され続けた平井がバテましたね。
平井自身、首脳陣らは
「気持ちが足りないから」と考えたかもしれませんが、
当たり前の話ですけど、
身体的疲労は
「気持ちが切れる」一因になりやすく、
「気持ちが切れない」ようにする一手として、
身体的疲労を低減することが挙げられますね。
詳細は、最後に紹介する論文
来間ら(2019)を参照下さい。
そうならないための対応は
しっかりして欲しいです。
昨年、終盤に「総力戦」スローガンがありました。
しかし、一軍のみならず二軍も含めた
70名以上による真の総力戦を図ること!
そこが欲しいです。
どこかで大型連勝級の勢いで捲くるには
先ほどの「息切れ」の話もあるほか、
今の戦力状況を鑑みれば、
主力の状態アップのほか、
新勢力の台頭が欠かせません。
負担分散は
疲労低減につながるとともに、
育成(新勢力台頭)を促します。
これから鷹らを差し切ろうとする
末脚を強化することにもつながる可能性があるとともに、
来年以降にも効果が期待できるところでもあります。
確かに、70人以上の全員による「総力戦」と言っても、
実力的に、一軍に上がれぬ者、
上がるにはまだまだ足りぬ者も多々存在し、
彼らは一軍戦そのもので貢献することはまず無いです。
しかし、二軍レギュラークラスあたりが
一軍に招集され、例えば、敗戦処理で狩り出されれば、
二軍戦では人員不足に追い込まれますね。
そこで、実力敵にまだまだ足りぬ者の出番ですね。
彼らがその二軍戦の穴埋めに貢献し、
そこで経験を重ね育てばいいですね
(基礎体力不足の者はそれを優先)。
そういう意味で、
下部レベルの者でも、わずかながらでも
リーグV3に貢献できるというものです。
そのように
全員が一丸となって戦うのが
真の「総力戦」です。
とにかく『育てながら勝つ!』
それが求められている時期(年)
でもありますね。
まあ、二軍が優勝を勝ち取って
稼頭央に箔ををつけさせて、次期一軍監督に、、、
というのであれば、その構想は崩れますけど、
(最近は低迷しており、Vが遠のいていますが)
求めるのは、二軍ファーストではなく、
一軍ファースト!一軍が優勝するためには!
ですからね。
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前置きが長くなって申し訳ありません。
今日の本題に入りますね。
とは言っても、今日は雑談みたいなものですが。。。
先週末、ロッテがソフバンに三連勝しましたね。
昨年から、ロッテはソフバンをカモにしている、
ソフバンは、ロッテが天敵になっている傾向が生じ、
今年もその傾向が健在みたいですね。
まあ、逆に西武はロッテをお得意にしており、
西武はソフバンに苦しめられているという、
変なトライアングルが成り立っていますが。。。
確かにロッテがソフバンに強いことには、
色々、理由があることでしょう。
ただ、その傾向が続く今となっては、
ソフバン自身が
ロッテに苦手意識(恐怖)を持ってしまい、
逆にロッテは
ソフバンに得意意識(自信)を持ってしまい、
戦うときに気分的にソフバンが凹み、ロッテが上がるという、
心理的優位性の差が広がること(①)で、
その傾向(鴎>鷹)がさらに強まっている
負のスパイラルということは考えられますね。
このロッテのソフバン三タテで言われているのが、
ソフバンは、全体的に与四死球数が多いですけど、
対戦チーム別の与四死球数は、
ロッテ戦で82個(全体の26%)と最も多いとか。
西武戦では48個(全体の15%)と最も少ない。。。
※鷹の与四死球数
ロッテ82個、オリ70個、楽天61個、
ハム51個、西武48個
確かに、ロッテ側が選球しているという点もあるかもしれませんが、
また与四球数が多いから、
負けている結果に繋がっているという自己相関の関係もりますが、
そもそも、与四死球が多いというのは、
投手側の自滅的な問題が大きいですから、
投げる方の心理状態が芳しくなく、
力んで制球を乱している
という可能性も十分考えられますね。
まさに上記の(①)による影響ですね。
ちなみに、
ロッテのチーム別与四球数を見ると、
西武戦が最も多く、
ソフバン戦が最も少ないですね。
※ロッテの与四死球数
ソフバン33個、オリ47個、楽天62個、
ハム48個、西武64個
獅子の場合も、浅村移籍後、鷲に苦手意識が強すぎ、
一方、鷲は獅子に自信をもってしまっているため、
苦戦を強いられやすいですね。
ただし、獅子のチーム別与四球数を見ると、
ソフバン戦が最も少ないですね(^^)
ただし、ハムには断トツで多いです。
※西武の与四死球数
ソフバン39個、オリ40個、楽天60個、
ハム86個、ロッテ63個
個人の天敵関係を見ると、
代表的な例が、十亀vs松田ですね。。。
十亀自身、
苦手意識を気にしないようにしていましたが、
「気にしないようにする」こと自体、
意識している証であり、
例え、無意識のつもりでも、
心底(頭の片隅)に
やられている記憶がインプットされてますから
無意識に身体が反応してしまい、
手元が狂いやすくなってしまっている。
投げた球が吸い込まれるように
甘い処に入るケースが多かったですよね。
逆に松田の方は、
得意意識(自信)があるから、
何をやっても勢いに乗って打ってしまう。。。
一般的に見ても、人の行動、動作は
無意識でも心理的な影響を受けやすいですね。
不安、恐怖があるときは、
無意識に萎縮する分、
その行動、動作が鈍くなってしまう
(第一歩も遅くなってしまう、狂ってしまう)
自信に満ちているときは、
無意識に大胆さが生まれる分、
その行動、動作が鋭くなれる
(第一歩も速く、勢いがつく)
その心理的優位性の差が
結果に大きく響きやすいことはありますね。
まあ、苦手意識を持っている側にとって
それを克服するには、
負のスパイラルを脱するには、
勝つ実績を重ね、
勝つことで自信を付けていくこと
が最短の道ですね。
ある意味、大型連敗などもそうですね。
心理的に凹み、負のスパイラルに突入してしまうと。
ただ、そう簡単に天敵に勝てないから
苦労しているわけですが。。。
まあ、チーム全体(組織)として
その負のスパイラルを抜けるのは、
勝ちきれないと難しいですけど、
個人の場合においては、
100%やられまくっている
という分けでは無いですから、
例えば、
十亀は松田に6割打たれましたが、
4割は抑えているわけですね。
まずはその4割に良いイメージを持たせ
その良きイメージを脳裏に焼き付け、
松田に対する
ポジティブ感情を増やすこと
逆に反省は必要ですけど、
打たれた悪いイメージは忘れ、
ネガティブ感情を減らすこと
一種の暗示ですけど、
負のスパイラルを脱するのに
上記(①)の心理的優位性の差を減らすのに
一つの手でもありますね。
ところで、
心理面に関する興味深い論文がありましたので、
紹介します。前述した論文です。
(「PDFをダウンロード」をクリック下さい)
競技中における気持ちが切れることの防止要因の検討
―「気持ちが切れた」および「気持ちが切れなかった」現象の比較を通じて―
来間千晶・小川 茜・関矢寛史
スポーツ心理学研究/46 巻 (2019) 2 号
そこから
「気持ちが切れた原因」と
「気持ちが切れそうな状態から脱却するきっかけ」の
カテゴリーを抜粋します。