下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ハム15回戦(札幌)】各個撃破を邁進!3カード続けて勝ち越し。ただ、疲弊もしているから、茨の道が続きますが、それに配慮しながら、各個撃破に専念しつつ、1つ1つ勝ち越しカードを積み重ね、鷹の背後に迫り、鷹の尻尾を掴むべし!

さて、札幌でのハムとの3連戦カードは、
1勝1敗で迎え、今日が勝ち越しを決めるファイナル戦でしたね。


今日のスタメンです。


まず獅子の方は、
昨日、足を痛めた将平、あと木村を抹消し、
川越と、二軍戦で好調の水口を昇格させました。


将平、木村の抹消はやむを得ませんが、
問題は、故障・負傷の状況の方ですね。
将平はファウルフライを追って右足首を負傷し、
木村も練習中に急性腰痛の症状
出たみたいですね。


札幌ドームの場合
捕球時にスライディングをしようとしても、
滑りにくい人工芝ですから、
札幌での滑り方を把握していないと
将平のように負傷しやすいですね。


まあ、こういう人工芝の特性
球場によって違いますね。


例えば、千葉だったら、
捕球時にスライディングすると、
身体と芝の摩擦熱をもちやすいので、
やけどの危険性があるらしいですね。


木村、将平の不在により、
ライト不足となり、外崎をライトに配置しましたね。


一方、川越と水口が昇格しました。
水口は二軍戦で
8月が打率0.305、出塁率0.349と好調でした。


ただ、水口も二軍に入れば、レギュラークラスです。
昨年も打率で見れば、7位に入っています。
もちろん、水口自身が頑張ることはいいのですが、
水口に負けている若手らは、
もっと頑張らないといけませんね。


それで、今日、
ライトに配置された外崎の穴埋めとして、
水口は、7番セカンドでスタメンに入りましたね。


セカンドが水口なら、
山野辺らより数段上ですからね。


まあ、3~4年前だったか、
第二球場で、ネット裏から見ていたら、
ちょうど真正面にセカンド水口が見え、
きれいにトンネルをしたときは笑いましたが。。。


あとは、外崎をセカンドのままにして、
川越をライトで使っても良かったですね。


ただ、そこは川越と水口の比較になり、
今日は、二軍で好調だった水口を選んだというところですね。
(私なら川越を選びますけど。。。)


も背中の張りがあるため、
今日も使わず、岡田をスタメンに入れましたね。


また、負傷している中村が抹消されているため、
山川が三塁手に入っていましたね。
メヒアが一塁手、スパンジーがレフト、栗山がDHと。


山川入団時は、
サードを軽やかなプレーでこなしていましたが、
それでも、当時、
二軍戦で失策が目立ち、
守備率も9割を下回っていましたからね。
今では、入団時よりも目方が増し、
動きが鈍くなっていますからね。。。


まあ、もし山川がサードをできるようになれば
メヒアや、後の外国人がファーストに入れるので、
将来性も含めて、一三塁で強打者を組み込め、
使える選択肢が増えるからいい面はありますが、


ただ、やるならば、キャンプ等で
事前に仕込んでからでしょうね。


確かに外崎とかは、
実戦で経験しながら外野手の技術を身に付けました。
オン・ザ・ジョブ、まあオン・ザ・ゲームですね。
でも、外崎は守備センスが高いですからね。


もし、どうしても駒のポジションのパズルが埋まらない
でも、どうしてもこのメンバーを出していきたい
というのなら、やむを得ませんが、
スパンジーは内野手が本職ですから、
スパンジーに本職の三塁手に、
栗山に本職のレフトに、
山川、メヒアのどちらかを一塁手に
もう片方を指名打者に

(守備力から見てメヒアが一塁手、山川DH)
ポジションのパズルは埋まるんですよね。
しかも、
サード&レフトの守備力もアップしますし。


まあ、栗山をとにかく疲れさせない!
という配慮が最優先だから
こういうスタメンなんでしょうが、
それなら
投手の疲労消耗にももう少し配慮してあげて、、、
と言いたいところはありますね。


ただ、野手も
髙木、将平、木村、中村と故障し、
森も張りが出ているために
2戦続けて自重していますね。


負傷者はこれ以上、出したくないですね。



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で、今日は外崎を1番に、
スパンジーを3番に持ってきましたね。


確かに、スパンジーは、最近、絶好調であり、
三振を減らし、打率を向上していますが、
(出塁率は打率と同程度)
基本的に、ピンか、パーかのタイプであり、
得点圏チャンスなど、力む要素が絡んでくると、
鼻息荒くなって、空回りしやすいタイプでもあります。


それだけに、
打順であまり鼻息を荒くさせぬよう
自由気ままに好き勝手打たせられる下位
の方が向いており、
8月もそれで結果を出してきましたね。


なお、走者有無別、得点圏で成績を見ると、
得点圏では低打率であり、
「走者一塁」のときが最も打っていますね


まあ、そこが厄介なんですが、
1&2番で「走者一塁」状態ならOKでも、
得点圏を得るチャンスだと、微妙になってきますね。


まあ、今日は水口、岡田が入っており、
外崎も1番にもっていっていますから、
長打を打てる者が少ないメンバー構成
でありましたからね。



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一方、ハムの方もスタメンを変えてきましたね。
大田をベンチスタートにして、
1番に淺間、2番に杉谷を入れてきました。


これはうちにとって、ラッキーでしたし、
実際、4回裏のピンチで助けられましたね。


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今日の結果については、

派手な一発はありませんでしたが、
タイムリーで得点を挙げ、
ピンチを背負いながらも、松本も凌ぎ、
後半は相互でゼロ行進の展開に。


凌ぎ合う接戦展開を制し、
ようやく松本も2勝目を挙げ、
3カード勝ち越しを決めましたね。


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まずは、獅子威し打線からです。


今日のハム先発バーヘイゲンについて、
前回、対戦したときは、
全く歯が立ちませんでしたね。


バーヘイゲンは、
150km/h級と速球2シームを使う
ゴロアウト派であり、
高速で球が動いています。


しかも、
4シーム&2シームは、球速が速いほか、
長身から繰り広げる角度もあります。


また、カーブ
縦にスライスして大きく曲がります。

狙って打たないと、タイミングが合いません。
スライダーも変化量が大きいです。


しかも、制球力が優れています。
ストライクカウントを簡単に稼がれます。


走者がいたら崩れやすいか?といっても、
例えば、走者の有無別被打率(今日を含まず)を見ると、
走者無しでは0.259ですが、
走者有りでは0.237と下がってますね
そう大きく崩れたりはしません。


ただし、左右別(今日を含まず)で見ると
右打者は0.180と抑えていますが、
左打者は打率0.303と打っていますね。


またイニング別失点(今日を含まず)は、
立ち上がりが攻め時であり、
リズムに乗られると
手が付けられなくなりますね。
(楽天・則本と似た傾向)

http://nf3.sakura.ne.jp/Pacific/F/p/36_stat.htm


いずれにしても、
獅子は前回、完全に抑えられましたが、
それ以降、
ロッテやソフバンは打ち崩していますね。


そのうち、ソフトバンク戦に関しては、
柳田(1打席目)は、
外へ逃げる2シームを
ミートに徹して流して
スタンドイン
していましたね。
外角球を強引に思い切り引っ張ったら、ゴロアウトの餌食に


内外どちらにくるか?はありますが、
来る球の軌道に逆らわず、強引に行かず、
自然体で打つことは大事
ですね。
強引に行けば、餌食ですから、


また、栗原や柳田(2打席目)
アッパースイング
低めをすくい上げたライナーを流し打って
いましたね。
高めだったら弾き返す


まあ、ゴロアウト派のグランドボールピッチャーの場合、
低めに動くボールを投げ込んで、
ゴロ打を打たせてゴロアウトを稼いでいきます。


結局、沈み込んなど、球が動くときに
球の頭を叩いているから、
ゴロ打になるわけですね。
ある意味、フライボール革命ではないですが、
アッパースイングで
上手くすくい上げることは、攻略の一手になりますね。


ただ、スパンジーのように
当たらないと話にならないし、
強引に引っ張ったりしていたら、
それ以前の問題で餌食になりますからね。


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今日の試合については、
まずバーヘイゲンが立ち上がりで
球が荒れており、状態が今一つ
でしたね。


先頭の外崎は、
すっぽ抜け連発の四球で出塁します。
立ち上がりでバーヘイゲンを
攻め崩せそうな雰囲気
になりましたね。


しかし、次の源田が
バントの構え!?!?


制球が乱れているバーヘイゲンを
揺さぶるためのブラフ策であったり、
外崎が盗塁を仕掛けましたように、
盗塁を支援するためのブラフ策であるなら、
それはそれで良いと思います。


しかし、初回の無死一塁から
しかも、相手投手が制球乱れて
不安定な立ち上がりになっているのに、
「手堅く1点を奪いたいから」と固定概念により、
本気でバントによる走者進塁を狙っていた
のなら、
作戦としては愚策としか言いようがありません。


まず、無死一塁からバントをして
1点を奪える確率は、
走者が進塁する分、増えそうですが、
一死を献上することが大きくマイナスになるので、
バントの成功率も掛け合わせると、
バントをしないときと比して、
確率を減らす可能性が高く、
良くて変わらず
、というところです。


セ・リーグのように
打席に入っているのが投手などのように
超低打率者(2割未満)が打席に入るのであれば
まだ話は変わってきますが。。。


そして、一死を献上しているため、
稼げる得点も少なくなりますね。
(得点期待値を減らす)


うちの脆弱な投手陣の場合、
1点くらいを奪っても、
その点差はすぐに吹き飛ぶおそれが高い
です。


また、相手投手のバーヘイゲンは、
立ち上がりが最も崩しやすく、
その立ち上がりで一気に崩したい
わけですが、
1点くらい奪っても、相手には響かず
そのまま勢いに乗られてしまうと、
それ以降、無得点が続く苦しい可能性がありますね。


すなわち、
稼げるときには徹底的に稼ぐこと!
叩けるときには徹底的に叩くこと!
それは勝負の鉄則の一つですね。


また、バーヘイゲンも
ストライクが入らず、制球が怪しく、
不安を大きく抱えている立ち上がりでした。
落ち着くためにも、冷静さを取り戻すためにも、
一死を早く奪いたいところ
ですね。


そのような状況下において
バントにより、走者を進塁させても、
一死を献上することは、
相手を大きく助ける可能性が高い
ですね。


それだけに、
バーヘイゲンを揺さぶるためのブラフ策や、
外崎の盗塁を支援するためのブラフ策であるなら、
良いですけど、
本気で手堅く1点が欲しいということで
バント作戦を敢行した
のなら、愚策ですね。


実際に、外崎が走りましたから、
源田バントの素振りも揺さぶるブラフ策であったかな、
といい気もしますが、
外崎が盗塁を失敗しましたね。。。。


判定はセーフでしたが、
リクエストになり、
背中をタッチされていたため、
判定覆り、盗塁失敗になりましたね。


もちろん、ギャンブルですから、
失敗するリスクは必ず生じます。
100%成功のギャンブルはあり得なく、
リスクが低ければ、
リターンも少ないのがギャンブルです。


しかし、結果として、この盗塁失敗は、
相手を大きく助け、落ち着かせ、

流れもハムへ大きく傾きましたね。


2回表は、バーヘイゲンも
冷静さ、制球を回復させており、
前回のように、打てぬ雰囲気が増しましたね。


しかし、3回表水口と岡田が相手のときは、
格下が相手だから自信を持って投げてましたが、
金子の打席になると、
急に制球を乱し始めましたね。


このとき、バーヘイゲンは、
味方が先制点を挙げてリードしてくれたから、
力みが入ったのか?わかりませんが。。。


それで、次の外崎の打席では、
相手は外してウエストをしてきましたけど、
送球が高めに逸れた面もあって、
(金子のタイミングも悪くなかった)
金子は二盗を成功させましたね。


バーヘイゲンも再び不安心に火が付いていたことや、
既に二死に追い込まれていただけに、
得点圏へ走者を置けたことを鑑みると、
この盗塁成功は大きかったですね。


もし二死一塁のままだったら、
バーヘイゲンも、
落ち着きを取り戻して投げていたかも、
外崎も、長打を絶対に打たねば!
力んでいた
かもしれませんね。


二死ですけど、
二塁から中軸を迎えるのと、
二死で、一塁のままであることの違いを考えると、
この盗塁成功は、、
あちらに重圧と恐怖心を覚えさせ
こちらにチャンスへのやる気のほか、
ワンヒットで良いと気楽さを覚えさせ、
その心理的な優劣の差が増しますね。
(相手が凹み、こちらが上がる)


確かに、チャンスになると力み、
心理的に逆効果という場合もありますが。


もし、この金子の盗塁が失敗していたら、
このイニングはそれで終了し、
それを切り抜けた相手がリズムに乗るので、
初回同様、流れは一気に傾きますね。


逆に、もし初回表、外崎の盗塁が成功していたら
獅子へ一気に流れが傾いていたわけですが。


いずれにしても、それがギャンブルであり、
初回表と3回表は、
まさに対称的な場面になりましたね。


そして、打席の外崎は、
内角球を逆らわず引っ張り、
レフト線へ打ち込むタイムリーを決めましたね。


さらに、次の源田は、
外角球を逆らわず流し、
レフト線へ打ち込むタイムリーを決めましたね。


外崎も、源田も
鷹がバーヘイゲンを攻略したように
来る球の軌道に逆らわず、強引に行かず、
自然体で打ち込みましたね。


続く4回表
先頭の栗山が三安打で出塁を決め、
バーヘイゲン第三次攻撃の口火を切ります。


栗山の打球は、三塁線を鋭く行きましたが、
サードが飛びついて止めましたね。
しかし、慌てたため、悪送球になり、
栗山は間に合いました。


まあ、これは一塁手の中田は捕球すべき、でしたが、
こちらにとっては、助かりました。


そして、次のメヒア
外角球を逆らわず流し、
右中間を割る二塁打でチャンスを拡大します。


メヒアも、
鷹がバーヘイゲンを攻略したように
来る球の軌道に逆らわず、強引に行かず、
自然体で打ち込みましたね。


ただ、その後続が、、、水口、岡田ですから、
息切れしそうなチャンスでしたね。


水口は、バーヘイゲンに対して、3打席とも
大人と子供の対決になり、
さすがに、打てる雰囲気が皆無でしたね。


次の岡田も、、、、
4球目、絶好球となる
ど真ん中のスライダーに手が出ません。

これで追い込まれており、
4球目のような楽な球は
ほぼもう投げてこない
ですから、
岡田はかなり厳しい窮地
追い込まれました。


しかし、内角へ投げ込まれた5球目を
岡田は強引に流し、
詰まらされた打球になり、
二ゴロかな?と思うや否や、
打球方向が良く、
一二塁間を抜きましたね。


まあ、岡田も、流し打ちを決めており、
振り抜きながら押し込み、上手く打ちましたね。


続く金子はセンターへ犠牲フライを打って
もう1点追加しましたね。


メヒアも、間に合うか?と
思うほど遅かったですが、
一生懸命走っていましたね。


でも、バーヘイゲンは、
それ以降、回復して、
獅子の攻撃を全く許さなくなりましたね。


結局、バーヘイゲンも制球面に苦しんでいましたが、
終わってみれば、全体でボール判定の割合は、
35%程度であり、昨日のノリン(37%)より少なかったですね。
(※今日の松本は、43%)


5回以降、リリーフ宮西が登板した最終回まで含めて、
出塁できたのは最終回の水口のヒット1本のみであり、
三凡祭でわしょい!わっしょい!
中押し、ダメ押しを奪うことができませんでした。


一応、こちらの投手陣が苦しみながらも、
ハムから得点を許さず、ハムも点を稼げず、
相互でスコアボードにゼロを並べる展開で助かりましたが、
もし鷲が相手だったら、
息切れして、リード差2点は
簡単に吹き飛んでいたかもしれませんね。


まあ、獅子威し打線は、
勢いが左右しやすい面が濃いため、。
昨年までもそうでしたが、
短期集中の攻撃でビックイニングを得ても、
嵐が来る前、過ぎ去った後の如く、
その前後は静穏化することがよく見られますね。


その得点を稼いだときに、
かなり差をつけて稼げる展開なら良いですが、
点差が小さいまま進むと、
投手陣が脆弱なため、苦戦を強いられやすいですね。


正直、追加点がもの凄く欲しかったですね。



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一方、投手陣については。、、


今日の先発・松本については、
とにかく、制球で苦しみ、
余計な四球を与えてピンチを招き、

球数も嵩みましたね。


当然、課題でもある
無駄なボール球も多く、
フルカウントの場面も散見していましたね。


全球に対するボール判定の頻度も、
今回は43%であり、前回の40%より増しており
特に、変化球のボール判定が多く、
(今回50%、前回40%)
変化球のキレや制球の精度が良くないから、
相手も誘いに乗ってくれず、
無駄球を増やしましたね。


また、杉谷あたりを
四球で歩かせるのも、もったいないですね。


ただし、今日の松本は、
変化球がボロボロでしたが、
ストレートは走っていましたね。
ストレートでの空振り率
13.2%とまずまずでした。
ビヤヌエバなどに打ち込まれてもいますが、
多少甘くても力でねじ伏せていました。


今日は、
そのストレートが走っていたことから、
逆に変化球がボロすぎたことから、
ストレートの割合も
全球に対して65%と多かった
ですね。
(前回は55%)
そのストレートで
凌いでいたところは大きかったですね。


ただし、相手の打順にも助けられましたね。


今日の試合で大きなポイントになった
4回裏の一死満塁の大ピンチは、
清水、淺間と続いていたことが大きく、
もし1番が淺間ではなく、
大田だったら、ヤバいことになっていた
可能性が懸念されますね。


6回裏の二死満塁
清水の打席に回っており、
代打も不調の王でしたから、
もの凄く助かりましたが、
ここで大田が代打だったら、
ヤバいことになっていた

かもしれませんね。


今日の松本は、
そういう相手の事情にも助けられましたね。


とりあえず、
松本は6回までを投げてQSを達成します。


本来ならば、エース格に育って欲しいだけに、
無駄なボール球を低減し、球数を節約し、
もっと長く投げることが課題
ですね。


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問題は7回以降の継投で
誰をチョイスするか?
ですね。


勝ちパの平井、平良、ギャレット、増田
勝ちパ候補生の宮川、森脇といますが、
平井は先発後だから登板NGであり、
平良も今日出せば三連投
ギャレットは昨日、連投で打ち込まれており、
(三連投にもなるし)
増田も、昨日1日を開けていますが、
一昨日、苦しんで30球超になっており、
最近、連続して苦戦を強いられています。

宮川も登板過多になっており、ルーキーですからね。


上記5人の中では、
比較的、登板させても大丈夫そうなのが、
間隔に余裕がある森脇くらいですね
それ故に、
森脇を7回裏に二番手で投入したのは、
そう問題は小さいと思われます。

http://nf3.sakura.ne.jp/Pacific/L/t/pc_all_data_last2w_pn.htm


確かに、今日の2点差リードの展開であるならば、
普通に考えれば、勝ちパ投入が常套手段ですが、
今の獅子投手陣については、
勝ちパ&その候補生も疲弊しており、
危うい場面も散見し、
勝ちパの機能へ不安感が増しているところです。
それ故に、来週の戦いも見据えて、
温存できるなら温存したい
ですね。


確かに、明日は試合がありませんけど、
基本的に「移動日」でもあり、
逆に、今日も温存すれば2日休めますね。


で、ブルペンを見れば、
十亀が入っており、余裕があり、
十亀はロングが可能ですから、
7~9回の3イニングを(最後まで)
十亀に投げてもらえれば
勝ちパ&その候補生を
温存できる可能性が高まり、
来週への糧になりそうですね。


そこで、もし1イニング不足するなら、
そのときになって
森脇を投入すれば良いですね。


まあ、最終回心理的に特別感もあり、
「最終回の適性」が求められやすく
優れたセットアッパーを
最終回に持って行っていくと、
打ち込まれたりしますね。


しかし、増田も、
先日、張りが出ていたこともあり、
余計な登板は避けたいですね。


もちろん、
十亀は、所詮、十亀ですから、
打ち込まれる心配は残るのは確か
ですが、
とにかく、
十亀はマウンドに立たないと読めない
出たとこ勝負のタイプでもありますね。


確かに、昨年のデータを見ると、
十亀は、日ハムとの対戦成績が悪いです。


ただし、昨年、4戦投げており、
ピンか、パーかの成績を残し、
2戦が早期降板KOされ、
そのうち1戦で
1回1/3で7失点したのが響いています。
しかし、残り2戦は
6回1/3を3失点でQS達成
7回無失点でHQS達成をしていますね。


一昨年はハムをカモにしていましたね。


しかし、今までも起用されていなかったように、
首脳陣は今の十亀を信用していませんから、
(下手したら、大将の方が上の評価?)
この接戦展開で使うことはありませんね。


結局、今週、ブルペン待機をさせていた十亀は、
『GO TO』キャンペーン札幌旅行

してきたようなもので今週を終えました。


まあ、首脳陣が今の十亀をどう考えているのか?
おそらく、
敗戦処理も含めて、
先発が早期KOに成ったときの中継ぎ
くらいしか
考えていないような気がします。
何かもったいない気もしますね。


それならトレードへ出した方が
チーム&選手のお互いのために
ウイン・ウインの関係になりそうですが、
FA宣言で残塁していますので、
残留宣言一年目にトレードで放出したら、
球団と選手間の信頼感は失墜するので、
トレードには出せませんね。


※トレードの影響は、報道陣も騒ぐので、
 チーム内に飼い殺しにするより影響は大。


ただ、十亀が本当にダメダメな状態であるなら
それは個人の問題ですから、やむを得ませんが、
そうでない状況のときに、
飼い殺しにするようであれば、
十亀のように自信が無かった者でも、
『やっぱり他球団へ行きたい!』
という者も増えそうですね。


すなわち、FA問題において、粗雑に扱う場合、
FA移籍してきた外様の扱いよりも
FA残留した譜代の者の扱いの方が
球団内に良くない波紋を呼びやすく、
難しいですよね。


選手らも人ですから、
そういうところの配慮は
少し丁寧にやられた方が賢明ですね。


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で、今日の継投は、
森脇平良増田とつなぎました。


森脇については、
内野安打こそ打たれましたが、打ち獲っており、
大田、西川、中田を相手に
堂々とした危なげない好投をしましたね。
中田からの奪三振は見事でした。


開幕頃は、点差が競っていると危うかったですが、
最近は、点差に関わらず安定しています。


今の森脇なら、
勝ちパを名乗っても見劣りしませんね。


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で、三番手の平良ですが、
今日、三連投になりますね。


確かに結果として、
今日は三連投の影響を感じさせず
ストレートも走っており、
直球破壊王子を相手に、B1S1から、
ストレート勝負を挑み、
2球とも空振りを奪い、

しかも、最後は
ど真ん中ストレートで空振りに仕留め、
力でねじ伏せる空三振を決めましたね。


次の平沼にも、
ど真ん中のストレートで
詰まらせて一ゴロに仕留めました。


確かに、今日は10球で終わり、
内容も含めて上々の結果を残しましたが、
一昨日、昨日は22球、25球と
それなりに投げている中での三連投ですから、
明日以降の
回復が遅そくなる懸念は残りますね。


前回、三連投したのはお盆の時期の楽天戦でしたね。
まあ、その前に中1日を挟み、連投もしていましたが、
三連投の次は、中3日を開けたオリ戦でしたね。


そのオリ戦は無失点で切り抜けていますが、
与四球は2つ出してピンチに陥っていましたね。
また、その日のストレートは、
力を感じず走ってませんでしたね。
球速も150km/h前後(148~152km/h)と
いつもより遅かったですね。
三連投の次戦は、中3日でも
三連投の影響が出ていましたね。


来週、今日の影響が出てきても
おかしくありませんね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後の増田については、
昨日は1日開けていましたし、
結果的に無失点に抑えているのですが、
今日は、
コースが甘い球ばかりでしたね。


レベルが高い大田には
その甘い球を
しっかり打ち込まれましたね。


あとの三人については、
打ち損じてくれたことが
大きく助かりました。


また、清宮、杉谷と
格下が相手でしたから良かったですね。


もし、ここでの相手が
中軸(西川、中田、近藤)だったら
ヤバかったと思います。


一応、杉谷で終わったので良かったですが、
西川へ回っていたら、
危なかったでしたね。


増田も、基本的に状態が良好ではなく、
回復も遅れ気味という様相ですね。


確かに、増田の場合、
間隔を開けすぎると調子を崩す
という特性を有しています。


しかし、間隔を開けているわけでもなく
コンスタントに登板させていますから、
むしろ、疲労の蓄積&
その回復の遅さの方が懸念されますね。


まあ、もの凄く過密な登板状況にはなっていませんが、
中1日を開けているにしても、
前回、31球を投げたダメージは大きいと思います。


一般的にも、全力投球するリリーフについては、
1イニングで20球を超えると怪しさを増しますし、
30球を超えると、球速とかも下がり、
パフォーマンスの低下が目立ちやすい
ですね。


30球以上も投げさせた場合、
少し間隔を開けて回復に努められたいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
来週は、前半がメラドでオリ戦、
後半が福岡でソフバン戦ですね。


先発は面子ならそれなりに揃うでしょうが、
問題は、リリーフ陣の方ですね。


ギャレットは、
できれば一旦、リフレッシュ化した方がいいですが、
それができないのであれば、
少なくともオリ戦は全休させて、
ソフバン戦の1&3戦目に照準を合わせたいですね。
やはり、
米国時代に経験が乏しい『連投』はNGです。


あとは、
十亀などのロング可能な投手を有効活用しながら
増田、平良、宮川、森脇、平井を組み合わせて、
勝ちパを交互に使うなど、配慮が欲しいですね。


敗戦処理に関しては、上限の球数を決め、
打ち込まれても、その上限までは投げさせ、
翌日に二軍と入れ替えを行うこと
ですね。


先発陣は、内海をどうするか?はありますが、
内海を開けるならば、榎田を代替できますね。


もし内海の間隔を開けるのであれば、
翌日に抹消していないと、
再昇格までの10日があるから、
日数を浪費するだけですね。


それを考えると、
来週、内海の先発登板はあるかな、と。


問題は、平井が先発した木曜日ですね。


来週、
平井をそのまま先発で出しても良いとは思います。
平井の先発転向の方が、
平井も計画的に使われるようになり、
平井もそれなりに投げ込めますから。


ただし、ギャレットが疲弊しており、
勝ちパが不足していますから、
それを考えると、
しばらくは、平井を戻した方がいいでしょうね。
(その代わり酷使はダメ)


そうなると、
内海が来週も予定通り先発で使うなら、
平井の席を榎田若しくは本田で代替されたいですね。
そうなれば、ロング要員には、
十亀と、本田若しくは榎田2名が確保できます。


もし内海を来週、使わないのであれば、
内海の席を榎田で、
平井の席を本田、若しくは十亀代替されたいですね。
そうなれば、ロング要員には、
十亀若しくは本田
1名が確保でき、
あと1名は、
誰か用意されたい
ですね。
(浜屋?伊藤?荷が重いですが・・・)


現在、二軍が負け込んでいるからと言って
今年は稼頭央に泊をつけさせたいからと言って、
二軍で投げさせて、一軍で使わないという
「二軍ファースト」はやめてもらいたいですね。


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さて、これで
3カード連続勝ち越しを決めました。


もちろん、追う立場であり、借金もありますから、
一気に『大型連勝!』と行きたいところはありますが、
まあ、稼げるときには、徹底的に稼ぐ
(弱っている者を徹底的に叩気潰す)
勝負事の鉄則の一つでもあるわけですが、
まだ、こちらとて、打線は本調子ではなく、
勝ちパを中心として中継ぎ陣も状態が良くなく、
今の状態では、
大型連勝のビックウェーブもなかなか来ません。


そんな中、
全て勝ちに行くんだ!気負い過ぎて
流れが無い状態でも、試合途中に幻影を見て、
毎日、勝ちパを過剰投入しすぎるとかをやると、
終盤にバテて息が上がってしまう懸念がありますね。


とにかく、追う立場だからこそ、
気負い過ぎず、焦りすぎず、
(気負っても、焦ってもロクなことはない)
今は、大型連勝の機を伺いながら、
あわよくばのときは
それを狙いながら、はあっても、

とにかく、
2勝1敗ペースで
1つ1つ各カードを
着実に勝ち越し続けること!

各個撃破!に集中・専念し、
そして、機が来たら、
一気に大型連勝で捲りあげたいですね。


ある意味、それは簡単ではないですが、
今は3連戦1カード制に戻りましたけど、
週6連戦の過密日程は最後まで続きます。


そのような中、
絶対に1つも落とせないぞ!
3つのうち全て獲らねばあかん!
3つ全てを獲るぞ!

気負い過ぎることなく、
とにかく
3つのうち2つ獲ればいい!
3つのうち2つを獲るぞ!

くらいの意気込みで挑みたいですね。