下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/19ロッテ23回戦(inMLD)洋介・牧やんが炎上。炎獅子と言えども放火されて炎上してはあかん。一方『攻撃型オーダー』はゲッツ祭り&残塁祭りでわっしょい・わっしょい。またしても効果不発の『攻撃型オーダー』。オーダー組んだだけで安心してませんか?

昨日の壮絶の殴り合いを制するも、
今日はカモメさん相手に完敗。
一方、鷲さんはしっかり連勝。
多少は優位に立っていますが、
ゲーム差が縮まりました。
昨日の殴り合いで気が抜けたか?


ただ、こちらは2位の座を賭けて負けられませんが、
ロッテもあと1敗で
シーズン敗戦数球団ワースト記録に並ぶらしいから
必死で対峙してくる
のは確かです。



試合は観ることができませんでしたが、
帰りに駅に着くと、結果ボードが。
駅員も継続投手までもう書いていません。
↓↓↓結果↓↓↓


帰宅してから、スポナビの結果、
ダイジェストとプロ野球ニュースで確認しました。


今日は洋介が先発投手。
向こうがどちらかというと苦手な二木


スタメンは、
1番8秋山、2番6源田、3番4浅村、
4番3山川、5番2森、 6番D栗山、
7番5おかわり、8番9外崎、9番7金子。


坂田やメヒアではなく
外崎、金子がスタメンだから
『超』まではつかなくとも、
森を捕手にして、銀、岡田がベンチと
『攻撃型オーダー』を組みました。
まあ昨日ほどはなくとも、
多少の失点は目をつぶっても
打撃力で打ち勝つ戦法です。


試合については、
まず先発の洋介が2、3回で4失点。
洋介は、最初の頃は無敗中でしたが、
最近はやられることが多いです。
まあ先発投手不足の中、
無敗で貯金を作っていただけでも
出来すぎで、貢献しましたから。
実力を考えれば
4失点は想定内でしょう。
その分『攻撃型オーダー』で
打ち勝てばいいわけですから。


ただ、洋介自身、
持病の一発病を何とかしないと。

3回表に角中に打たれた一発って
ダイジェストを見た限りですが、
森のインに構えている所の逆球に
なっているわけなんですが、
以前、致命的な欠点で苦しんでいた
シュート回転が復活していませんか?

今年の復帰当初、
シュート回転は完治していましたが、
疲労が蓄積してきたのか・・・
そこに持病の一発病が発症しているし。
まあ先発投手陣が不足していることに
未だ改善の気配は全く無いのですが、
洋介はCSが始まるまで、
少し休養させた方がいい
でしょうね。


CS始まるまで休ませたいというのは
ウルフにも共通して言えるのですが、、、

でもウルフが2位争い中に欠場するのは
痛いこと
でもあるんですが。。。


また洋介については、
同じ失点をするにしても、
せっかく2回に
先制されてすぐに追いついたのに
その直後に失点して
再び放される展開はダメ。
確かにこのようなケースは
よくありがちなパターンですが、
これは勝ち運に見放され、
ずるずる流れ失墜に陥ります。


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ただ次の平井が踏ん張ります。
連日なのによく頑張ってます。
ポスト藤原ではなく
ポスト・タフな武隈を受け継いで下さい。
もちろん故障には注意して。


しかし、7回裏に1点差まで詰め寄り、
接戦勝負の展開が見えてきて、
勝負の8回表に牧田さんを投入する
も、
まさかの炎上に陥ってしまいます。
炎獅子で燃える!とはいえ、
相手に放火されてはダメです。


牧田さんは、
いきなり先頭ペーニャに中二塁打
鈴木に遊強襲の内野安打
中村にまさかの与死球無死満塁
で、田村ごときに初球の三内野安打により
追加点を許します。
福浦の犠牲フライもあり、
終盤で手痛いダメ押し2点を献上!


洋介の方はわからないでもないですが、
牧田さんまで打たれてしまうとは、、、
先頭のペーニャには高めに入ってしまい、
相手に勢いを持って行かれましたね。
おまけに、与死球は痛すぎましたね。


田村の内野安打は
「おかわり君、捕ってよ!」と言いたくなるけど、
バウンドが高く、捕っても間に合いませんでしたね。
すなわち、もうロッテの流れになっており、
何をやっても上手く行く(こっちは逆)状態
でした。


ただし、初回の荻野の打席で
おかわり君が悪送球したとか。。。
ここは「喝っ!」ですね。反省下さい。
ちなみに、荻野は
これがきっかけか?はわかりませんが、
今日は調子に乗って猛打賞&4出塁でしたね。


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一方、攻撃面については、
3点を奪っているので、
全くダメだったとは言い難いわけなんですが、
『攻撃型オーダー』で3点は
物足りなさを感じます。


昨日のようにバカ打ちしろ!とは言いませんが、
せめて5~6点くらいは
奪ってくれないと、
『攻撃型オーダー』を敷く

意味がありません。


しかも、今日の先発は苦手な部類の二木であり、
『攻撃型オーダー』を組みながらも、
おまけに、伊東監督談話によると、
今日の二木は調子が悪かったにも関わらず
さらに、二木本人談によると、
「直球に切れがなく、フォークも甘かった」
と内容には不満だったにも関わらず、
二木には6回2失点(自責点1)で逃げ切られ、
結局、今日も抑えられてしまったという
西武名物、天敵物語を
語り継いでしまいました。


では、今日の炎獅子打線は打っていないか?
というと、「打っている」んですよね。
四死球はこちらが1つ多く与えましたが、
安打に関しては、西12ー11ロ
相手を上回っています。
しかも、1~8回は全て出塁!
ところが、4~6回は3併殺。


そう、よくありがちな
ゲッツ祭り、残塁祭りの
「あと1本が・・・」野球。。。


しかも6回まで投げた二木は、
2回裏以外の5イニングを
出塁を許した後を
ゴロアウトで処理。
1回森の二ゴロ、3回おかわりの三ゴロ、
4回金子の二併殺、5回山川の遊併殺は
外角の球を強引に引っ張って引っかける
ということが共通
しています。
ただし、6回栗山の遊併殺は
いつものように流していますが、
結局、全てで言えることは
外角の打ちやすいベルトの高さの変化球か、
外角の低めストレートに手を出して、
相手の術中にハマって
打たされながら
ロアウトに墜ちています。


相手も教科書通りの当たり前の攻めで、
当たり前のようにハマっているんですけどね。
せめてセンター方向に弾き返す意識を持つか、
せめて強引に行かない意識を持つか。。。
ちなみに、
2回裏に得点しているときは、
しっかりセンター方向に弾き返しており、
7回裏の得点は、有吉が相手でしたが、
同様にセンター方向に弾き返していますよね。


なお、2回裏、1点目の金子のタイムリー時、
おかわり君、ホームへ向かって必死に全力疾走。
ただ、送球が悪送球になって逸れなければ、
タイミングはアウトだった?(危ない危ない)


結局、二木が調子よくないことも踏まえれば
『攻撃型オーダー』を組むも、
炎獅子軍団の完全なる拙攻
により効果不発でしたね。
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ところで、昨年も見られた「森=捕手」とした
『攻撃型オーダー』が復活しています。
多少の失点なんて関係ねぇ!
多少の守備ミスなんて関係ねぇ!
それを上回って、
ガンガンに打ち倒して
打ち勝って行くぞ!の戦法です。
その戦法の効果としては、
最低限5点以上は奪いたいところです。


ただし、そんな野球は
『辻野球の概念』を

否定している
気はしますけどね。


雄星が登板するときには、
3点もあれば十分ですが、
その他の投手の場合、
最小で3失点は覚悟せざるを得なく、
もしかしたら5失点を見込まざるを得ない
こともあるでしょう。
そのことを見据えると、
5得点以上欲しく、
『攻撃型オーダー』に魅力を感じるでしょうし、
その気持ちはわからなくもありません。


まさか現時点の『攻撃型オーダー』を組んでまで
ロースコア(1対0)を狙っているわけでは
ないと思います。


しかし、最近の『攻撃型オーダー』は
3戦で敢行されましたが、
3戦全てが得点わずかで
効果不発に終わっています。


9/9日ハム21回戦(inMLD)が
西0ー1日の完封負け。
この日は、
最大のチャンス2回裏が残塁祭り。
あとは主に三凡祭り、三振祭り。


9/17ソフバン23回戦(inMLD)が
西×ー2ソの押し出しサヨナラ勝ち。
ただし、打って獲った得点は
外崎の犠飛と山川の一発の2点のみ。
最後の3点目は、
強打者布陣の攻撃型オーダーだから
山川、浅村の敬遠につながり、
それが引き金になったとも言えますが、
3点目の最大要因は、相手の悪送球と、
森の代打で出た岡田のバントでした。
結局、試合は勝ったとは言え、
『攻撃型オーダー』で、
不調の千賀を打ち崩せず、
残塁祭りとなって奪うは2点のみ。

もし4失点していたら負け。


今日のロッテ戦は、
上記の通り、
『攻撃型オーダー』で、
不調の二木を打ち崩せず、
残塁祭りとなって奪うは2点のみ。


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なお、試合後の双方の監督のコメントです。


ロッテ・伊東監督 
 足を絡めた攻撃もでき、良い形で勝てた。
 こういう形をずっと取りたかった。
 先発の二木は悪いながら抑えてくれた。


西武・辻監督
 打線は調子が出てきたが良い当たりで
 3併殺と不運なところもあった。
 八回の2点がきつかった。
 先発の岡本は慎重になりすぎたかもしれない。


ロッテの足を絡めた攻撃というのは、
盗塁のようですね。
7回には盗塁を刺したようですが、
あとは走られ放題だったみたいですね。
そりゃ、荻野をたくさん出塁させれば
走りたい放題ですからね。
ロッテ中村はよくわかりませんが。
でも、今日の野球の狙いは、
走られようが、守備ミスをしようが、
多少の失点をしようが、
打って打って打ち勝て行く
『攻撃型オーダー』です。
ある意味で、
その模範的効果は殴り合いとなる
昨日・日曜日の鷹戦でしょう。


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では何故『攻撃型オーダー』が
猛攻効果を発揮しない


現時点の西武版『攻撃型オーダー』
守備面は危ういことを否めませんが、
攻撃力は脅威であるのは確かです。


相手投手にもよるでしょうが、
千賀や二木は好調とは言えぬ状態でした。


やはり、作戦・打撃コーチ陣が
オーダーを組んだことだけで安心し
選手放任主義に走り、
相手投手の攻略作戦等を
実施させることができなかった?


また、相手投手は、
獅子の攻撃型オーダーを前にすれば
当然、ビビりますけど、
獅子打線は穴が目立つのも確かであり、
勢いに乗せると手がつけられない獅子になるけど、
慎重にその穴を突いて抑えれば
怖い獅子が借りてきた猫の状態
おとなしくなりますから、
逆に「攻撃型オーダー」を見て
いつも以上に警戒し、慎重になり、
要所でじっくり攻められてしまう、
そんな中に、こちらの拙攻が相まって、
相手の術中にハマってしまう

というところなんでしょうね。


ある意味で、
「攻撃型オーダー」が逆効果になってません?


まあ経過観察が必要でしょうが・・・
普通に戻したら?という気もします。
ただし、おかわり君は、復帰以降、
ホームランが2発出ていますが、
正直、まだ完調になく、
流れを止める重しになりがちです。
また守備も不安定さを残しますし。
確かに今日は強襲で内野安打を打ちましたが、
普通にヒットを打てていません。
今の状態では、スタメンは早計であり、
「もっと復調したら」の条件付きで
スタメンに入れれば?と思います。



まあ『辻野球の概念』は否定しないよう
お気を付けて下されば。。。。