9/20ロッテ24回戦(inMLD)炎獅子、ガス欠で燃え上がらず。というか、ルーキーに翻弄される中で策無く功を焦るばかりで凡打の山築きフライアウトの餌食に墜ちていく。試合はカモメさんの残塁祭りvs炎獅子の三凡祭りで、決めたのは1割台打者の一発。とりあえず、ぽんた君が鷲さんを倒してくれたのが救い。
激闘だった日曜日の鷹戦の翌日だった昨日は、
打たれるとともに、残塁ゲッツ祭りで敗戦。
で、今日のスタメンオーダーは、
1番8秋山、2番6源田、3番4浅村、
4番3山川、5番D森、 6番7栗山、
7番5外崎、8番2岡田、9番9金子
と不調のおかわり君がベンチスタート。
今のおかわり君には申し訳ありませんが、
この判断は良かったと思います。
復帰後に2発打っていますが、
安定性に欠けており、流れを止める懸念を残し、
守備でもやらかすことがあるので、
今以上に状態が本格的に上がってから、
スタメンに戻れば、で良いと思います。
イチローの如く、ストイックに鍛えて下さい。
先発投手は十亀vs酒居。
十亀については、荒れ球な分だけ、
投げてみないとわからない面を否めなく、
良い具合の暴れん坊になれば、です。
一方、酒居については、第二も含めて
シーズン前半は打ち込んでおりましたが、
夏場にすくすく急成長して、
今ではローテを任せられる先発に
化けてきたルーキーです。
前回の西武戦8月11日では
勝利投手になれずとも、
5回失点・自責点3でクリアされます。
その後はオリ、ソフバン、ハムに3連勝と本格化。
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さて、試合の方は、、、
初回に1点先制リードされてた中、
2回裏に山川の一発により同点にします。
しかし、炎獅子打線はその後がさっぱり。
4回裏に
先頭の源田、次の浅村の連打により無死一二塁。
最大のチャンスが訪れます。
しかし、次の山川が低めフォークで左飛。
その次の森が外角低めフォークを
引っかけ二併殺で残塁祭り。
7回裏は、連続三振後の二死から
森の与四球、栗山の安打で一二塁に。
しかし、外崎が外角高め直球で
打ち負けて右飛で残塁祭り。
とにかく今日の炎獅子打線は、
1回、3回、5~6回、8~9回の
6イニングで三凡祭りの空回り。
おまけにルーキーに完投負け。
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その一方で、十亀の方は、
2回&5回表こそは三者凡退も、
残り5イニングは全て出塁を許し、
しかもスコアラーポジションを
踏まれている状態。
こんな状態で、
よく7回を3点で済んだな
という印象です。
むしろロッテ側から見れば、
残塁祭りでわっしょい、わっしょい
でした。
十亀は、打線の援護に恵まれず
1点も失点を許されぬ苦しい状況下で
毎度毎度ピンチになりながらも、
苦し紛れに何とか凌いできました。
6回表は先頭・荻野をカーブのみで三振奪い、
その後は気合いの直球中心で攻めて、
前半から少し攻め方を変えました。
角中に二塁打を浴びますが、
アウト三つは全て奪三振で決めます。
しかし、7回表に捕まります。
一死から 肘井 に単打を打たれます。
でもその次は平沢、吉田と
打率1割台の下位打線ですから、
着実にその2人を打ち獲って凌ぎたいところ。
平沢は予定通り打ち獲るのですが、
このとき既に110球を超えていました。
次の吉田は、1打席目に
外角スライダーで左二塁打を浴びています。
そしてこの7回表の打席は、
B2S2の6球目に中に甘く入ったスライダーを
きっちりと捕らえられ振り切られて
痛い追加点になる2ランを被弾。
今日の十亀は何とか凌ぎつつも、
球数は、
1回26球、2回18球、3回21球、
4回10球、5回10球、6回15球、
7回18球で合計123球(平均17.6球/回)
打たれて出塁許しての中なので
球数が嵩むことは当然ですが、
変化球のキレが鈍く、決め手に欠けるため、
1つのアウトを獲るのに
6球以上を費やす(球数嵩む)ことが
目立っていました。
まあ荒れ球を武器にして、
ロッテも球を絞りにくくなって
十亀の球威の力押しで
ロッテが打ち負けつつ、
残塁祭りを展開していましたが、、、
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でも、やはり今日の最大の敗因は、
激しい鷹戦で燃え尽きたのか、
炎獅子打線がガス欠となって
燃え上がれず、ルーキー酒居を
打ち崩すことができなかったこと
ですね。
今日の酒居は、ストレートに
スプリット、スライダーを織り混ぜ、
ときたまカーブを放り込んできます。
ただし、スプリットは
ストライクゾーンからボールゾーンへ
落としたいんでしょうが、
序盤のスプリットは、
落ち方や制球力が甘い傾向にあり、
高めに甘く入ったり、
明らかのボール球になったりしてました。
しかし、ストライクゾーン低め一杯で
とどまるスプリットが厄介であったり、
ストレートが走り、低めに決まったり、
スライダーも低めにハマって
次は何を投げてくるのか???
わからず完全に翻弄されます。
特にストレートは制球力が良いので、
初回の源田あたりは、際どく突かれ、
全くバットが出ずに三球で見三振。
しかも、7回に勝ち越してからは、
スプリットもキレ味が増し、
多少高くとも、タイミングが合わず
フライアウトを重ねて行きます。
しかも、獅子打線は、
翻弄される中で、
策を講じること無く
打ちたい・打ちたいの
気持ちが先行しすぎて
功を焦り、もがきながら
テンポ良く空回りし
打ち損じて散っていきました。
多少、球が甘くとも
力んでいるから凡打。
このため、酒居の球数については、
1回11球、2回13球、3回18球、
4回12球、5回9球 6回9球、
7回20球、8回12球、9回11球で
合計が115球(平均12.8球/回)
しかも、勝ち越し点をもらった7回裏以降は
6回までの球数が72球(平均12球/回)
と少ないから、余力があるため、
この勝ち越し点を守る!という
気合いと絡んでさらに良化させること
ができます。
アウトの種類を見ていくと、
序盤(1~3回)が
フライ4個、ゴロ3個、三振2個
中盤(4~6回)が
フライ5個、ゴロ3個
終盤(7~9回)が
フライ6個、三振3個
合計では、
フライ15個、ゴロ6個、三振5個
(※フライにライナー含む。)
とにかくフライアウトが多く、
終盤は打たされても飛ばずに外野フライの山。
スピードがあるわけでもないし、
妙に打ちやすく感じるような球であるから、
ついつい打ち気になって手を出してしまう
わけなんですが、
微妙なところを突く制球力に
球のキレがあるので、
真正面から打ちに行って
おまけに焦って打ってくれるから、
フライアウトの餌食に墜ちていきます。
今年、天敵名簿に加筆された二木に続いて、
ルーキー酒居まで名簿に追加されることだけは
避けないとですね。。。
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結局、鷹戦では凌ぎを削って勝ち越したのに、
カモメ戦になっていきなり連敗しました。
もちろん、ロッテの方も
あと1敗したらシーズン敗戦数の球団記録更新
になるから、必死な面もあるでしょうから
侮れないわけで。
最後の打者になった山川は、
ベンチに帰ってから、
自分に憤慨しキレていましたね。
まあ今日は、牛ぽんた君が
鷲さんを倒してくれたのが救いでした。
ありがとう、ぽんた君。おりほ~!
でも、週末はお手柔らかに。
さて、明日は雄星vs佐々木千隼です。
雄星のロッテ戦防御率は
3試合登板で0.78と1点未満ですから、
今までの成績通りなら、1~2得点で何とかなる?
でも、佐々木がどこまで制球力と
シュート回転を修正してくるか、
わかりませんが、
ここは疲れすぎない範囲で
変に雑さが癖にならない範囲で
きっちりと打ち崩して
気分をよくしておきたいですね。
ただ、今日は打てなかったから、
明日は、おかわり君を
すぐさまスタメンに戻す
という嫌な予感がありますけど。。。
スタメン、打順に関しては、
今日のオーダーで大きな問題は無いと思います。
むしろ最大の問題だったのは、
翻弄される中、策無く
功を焦るばかりで
闇雲に行って凡打を山積し、
そのまま墜ちていった
ということです。
すなわち、オーダー云々よりも
酒居にどう策をもって
対峙していたかが問題だったと
考えます。
まあ佐々木は多和田のように
左打者が圧倒的に苦手というデータはありますが、
誰が得意、誰が苦手というデータは、
まだルーキーですからデータ数も乏しく、
データが増せばすぐに傾向が変わる
信頼性が薄いものでしょう。
それ故、打線を大きく代えることよりも、
どう佐々木を攻め込むかの策を
しっかり講じて、そこに集中下さい。
佐々木については、
制球力の悪さやシュート回転の癖から
良績を残せず、西武も打ち込んでおり、
2軍で出直していました。
それらの欠点をどこまで修正しているか?
がカギになりますが、
もしその欠点を克服して、
状態が良かったとした場合、
4月にソフバン相手に
好投したときの内容を見ると、
シンカー使いであり、
カーブも織り混ぜて投げてくる
縦方向に変化をつけるタイプであり、
また低めに集めてくるので、
西武の天敵投手になる
可能性を秘めています。
新たな天敵にしないために
今回もしっかりと
叩いておきたいです。