下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/15鴎23回戦(MLD)】連日の劇的サヨナらいおんにより逆転マジック9点灯!暴走を決めた獅子と暴走を失敗した鴎の差が勝敗を分けたか?でもその差は今日の勝敗の象徴になった気もします。/まあ連日でチャンス活かせず、過信した判断による采配が最後までもつれる展開になった要因になり、紙一重で敗戦していた可能性はあったかな。しかし北の地での戦いも含めてミラクル旋風が吹き荒れる!劇的結末の勝利はチームも盛り上がり、諦めぬ勇気を強める!その勢いを持ってブレーキ踏まずに突っ走って勝ちまくれ!怒涛の12連勝で押し切って連覇の実現を!

連日の劇的なサヨナらいおんにより
逆転マジック9点灯しました!


最後は、木村が打ち込みましたものの、
打球は深めの外野フライコースでした。
しかし、センター荻野が捕球しに行きますが、
レフト加藤が荻野の方へ突進し、
双方で交錯して捕球できず。
その間に木村は一気に駆け抜けており、
その勢いでブレーキ踏まず
ホームを陥れて生還してサヨナラ勝ちを決めました。


レフト加藤は打球フライを見失っていましたね。
ちょうど夕方の時間帯であり、
向正面の照明が白球をかき消します。


11回表に入るとき、レフトに入った外崎も
キャッチボール時に高めの球を落球していました。


木村はお立ち台で
レフトが手を広げていたので、
ボールを見失っていなのかなと思い、
スピードを上げて全力疾走した、
というようなことを話していましたね。


木村自身、外野手をやっているし、
メラドならどういう状況か熟知していますからね。


とにかく、
木村が駆け抜けるのはめちゃ速かったです。
荻野&加藤が交錯しているときに、
木村は既に三塁へ向かっていましたから。
そして返球される頃には三塁ベースを過ぎてましたね。


木村の好判断激走
さらに黒田コーチの好指示により
サヨナラ勝ちをもぎ獲りましたね。

まあ、失策になったので、
サヨナラランニングHRにはなりませんでしたが。


ただし、この試合の結末は、
紙一重でどちらに転んでもおかしくなく、
ここまでドタバタする展開になったのは、
双方の残塁祭と、
こちらの過信した判断による采配が
大きな要因になりましたね。


まず残塁数は、獅子が15個、鴎が10個。
しかも、鴎は暴走による走塁死が2つ。
ただし、最後の木村も暴走とも言えますが、
状況判断に基づいた暴走を成功した獅子と、
状況見ずに敢行した暴走を失敗した鴎の差
この勝敗の象徴・分け目になったかもしれません。


もちろん、
その暴走を礎となる機動力の差
その暴走を阻止する守備の差も出ましたね。


鴎の暴走走塁死は、
6回表、清田の打球を秋山がスライディング捕球を試みますが、
結果的に捕球できず、後逸してしまう中、
  ※この捕球できずはやむを得ない。
   捕球していたら好守であり、
   過去にこのような好守で助けられる場面は多かったでしたから。
清田は三塁まで一気に陥れましたが、
打球処理を手間取っていると判断したのか、
そのままホームへ突っ込みましたが、
中継を通して、ホームできっちり清田暴走を阻みましたね。
ある意味で、「捕れません詐偽?」みたいな感じですが、
この走塁死のプレーは、
本来ならこちらへ流れを傾かせるきっかけになるのですが。。。


また11回表の荻野の三塁での走塁死も大きかったですね。
一塁走者の荻野は次の鈴木大地が左安打を放ち、
二塁を駆け抜きますが、そのまま三塁へ暴走!?
レフトに入っていた外崎が素早く打球を捕球して
きっちり三塁で荻野を刺しました。
正直、外崎の素早い捕球&好送球もありましたが、
鈴木大地の打球も浅すぎ、荻野の暴走でした。


一方、こちら獅子の暴走は、
最後の木村の激走・暴走もそうですが、
後述しますけど、
6回裏、源田の右前ポテンヒットから
激走・暴走した熊代も、巧みなスライディング術も含めて
見事にホーム生還を決めましたね。
(リクエストも跳ね返す)


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で、獅子の方から見ると、昨日もそうでしたけど、
やはり「あと1本が決められぬ」残塁祭は重症であり、
こちらに引き込む流れを滞らせるどころか、
今日は、負け戦になりかねませんでしたね。


2回裏の二死一二塁からの木村の三ゴロは、
三塁線鋭い当たりでしたが、
これはサードの鈴木大地が横っ飛びで止められたたので
やむを得ませんでした。
レアードがサードだったら抜けていたかな、と期待させるものでした。


まあ、際どく惜しく阻まれているというのは、
こちらに流れが無いという証ですが。



でも、3回裏、先頭の金子侑が中安打で出ますが、
秋山が空三振、源田が低めを引っかけ二ゴロ、森が中飛で残塁


4回裏も、先頭のおかわり君が左安打で出ますが、
栗山が外角球を引っかけて遊ゴロ併殺打
それでも、外崎が四球で散歩して、
山川がコロコロと浅い(?)遅い(?)ゴロの打球になり、
全力疾走で間一髪間に合った三安打で出塁し、
(リクエストでもセーフ判定は覆らず)
流れがこちらに傾きそうな雰囲気を呈しますが、
木村が遊ゴロで残塁


それでも、5回裏に二死から
源田~森~おかわり君の3連打で1点を返して、
一旦追いつきます。


そして、流れを喪失しかねない残塁祭が6回裏に見られました。


6回裏は、先頭の外崎が左二塁打でチャンスを築き、
山川が倒れるものの、
次の木村の打席3球目で外崎が三盗を決めます!
この三盗は、こちらに流れを引き込むきっかけになりますし、
作戦の幅が色々と広がります。
さらに、木村が四球で散歩して、
一死一三塁の大チャンスを得ます。


しかし、金子侑が見逃し三振。
次の秋山の打席では、
B2S2から5球目に木村が二盗を仕掛け、
一死二三塁のチャンスに広がりますが、
その次の6球目、秋山はフルカウントから
フォークで空を切って空三振となり残塁。


度重なる残塁祭、しかもそれまでの中で
最大のチャンスメイクをモノにできず、
残塁祭の上塗り。

流れを喪失して当然でしたね。


まずこの6回裏の外崎三盗成功以降の攻撃について。
球場でつぶやいてしまいました。


そもそも外崎がリスクを冒してまで
三盗したのは何が目的なのか?


勝ち越し点を入れることを見据えて
作戦の幅が色々と広げるためですよね。


さすがに木村の四球散歩はいいのですが、
その後が全く走者を動かせずの連続三振
相手から見たら、
ピンチを凌いだ安堵感が生まれ、
連続三振だから勢いに乗るリズムができ、
よし反撃するぞ!という勇気を与えられましたから、
こちら(特に榎田)から見たら、
またチャンスを活かせずか、
しかも最大のチャンスも活かせずか、と気負い
まだ耐えなければ!力むばかりです。
そりゃ、流れは相手に転じるのも必定です。


まず金子侑(木村でもいいですが)の打席についてです。


外崎が三盗を決めたのは、木村の3球目であり、
カウントはB2S1となりました。
ストライクが1つ消化していたので、確率は低下しますが、
木村がそこでスクイズを敢行しても良かったと思います。


木村が散歩した後の一死一三塁から
(木村が二盗をしてからでも良いですが)
少なくとも、金子侑には
スクイズ敢行をしてもらいたかったです。


もちろん、スクイズはギャンブルです。
一般的な話で
スクイズを試みて
三塁走者が生還する確率は48%
という知見もあります。


ただし、今年の金子侑の場合(今日を含まず)
三塁走者がいる打席は51打席ありました。
そのうち、四死球は5打席ありましたので、
その四死球を除く46打席のうち、
得点できたのは14打席になりますので、
金子侑が走者三塁を返す確率は約3割
(=14÷46=0.294)


一応、その四死球5打席のうち、
1打席は満塁からの押し出しでしたから、
その1点奪取時の打席も加えたとしても、
15÷51=0.304→約3割


どうしても着実1点を早く欲しい場面です。
それなら、金子侑で得点は欲しく、
それを普通に打たせて
 約3割の確率に賭けるか?
スクイズを敢行させて

 約5割の確率に賭けるか?
ですね。


ただし、得点が入らなくても、
金子侑がアウトにならず生き残ることも大事ですね。
とはいえ、得点ならずとも、出塁した打席数は、
上記の押し出しを除く四死球4つと、二失が1つあるので、
合計5個は許容して追加すると、
(15+5)÷51=0.392→約4割ですね。
すなわち、
残る6割の確率で得点もできず、金子侑もアウト
ということが伺えます。


それなら成功率5割のスクイズに賭ける価値はあるのでは?
とも思います。


1点を着実に奪いに来る鷹は、バントも良くやりますが、
スクイズも良くやり、
スクイズは、先日を含めて何度かやられていますね。


次に秋山についてです。こちらは超重要課題です。


秋山の過去5年における打率得点圏打率を見ると、
 2015年 打率0.359、得点圏打率0.347
 2016年 打率0.296、得点圏打率0.295
 2017年 打率0.322、得点圏打率0.318
 2018年 打率0.323、得点圏打率0.320
 2019年 打率0.306、得点圏打率0.235


秋山の場合、過去の結果を見ると、
打率と得点圏打率はあまり変わらぬ傾向があります。
すなわち、昨年までは、
得点圏に走者がいようと、いまいと、
コンスタントにヒットを打っていたということですね。


しかし、今年に関しては、
得点圏打率は0.235ともの凄く低いです。
もちろん、不振の時期もありましたが、
打撃不振が原因なら、打率も低くなるはずです。
普段3割以上は打っているのにも関わらず、
得点圏になったら打率が低迷しているというのは、
やはりチャンスで弱くなっていると考えざるを得ません。


その理由については、
普段の3割以上の打率を鑑みれば、
打撃そのものにあるというよりは、
別のところにあると思われます。


得点圏に走者がいる局面ということは、
相手にとってはピンチの状況にあります。
そのピンチで強打者・秋山を迎えるのですから、
相手投手もギアを上げてくるでしょうが、
投げる方の気持ちは苦しくなっているでしょうから、
(相手も、木村とかを相手にするほど気楽ではない)
秋山の方が相手投手より心理的に優位にあります。


それでも得点圏(チャンス)になると打てなくなる
というのは、、、
秋山自身がチャンスになればなるほど
あれこれ考えすぎ、焦りまくって、
そのまま負のスパイラルにハマっているのではないでしょうか。


例えば、この6回裏での秋山は、
木村二盗で一塁が空きフルカウントになったのだから、
相手は「歩かしても良い」という気持ちで
ボール球を投げてくる可能性が高いのだから
(ストライクゾーンには入れない)
秋山自身、四球狙いも視野に入れて、
手を出さず我慢する選択肢も考えられますが、
相手は見極められたらしょうがないと、落ちるフォークを投じ、
秋山はそれに引っ掛かってしまい、見事に空振り三振に終わりました。


ちなみに、サヨナラチャンスとなった
9回裏の一死満塁の場面では、追い込まれてもいましたが、
外角低めのボール球を強引に手を出して、
泳がされながら二ゴロに終わりましたね。


少なくとも6回裏の三振を見るだけでも、
とにかく、秋山自身に心のゆとりがなく、
チャンスを活かさねば!
タイムリーを打たなければ!

何が何でも打たなけれな!
気ばかり焦っており、四球狙いの視野も飛んでいるのかな、
という印象を持ちました。


あれこれ考える込むのは、秋山らしいですが、
打席に入るときには
『無』になって直感で打つ打撃の天才児・森友哉のように
(本人は『無』になることが好きなようです)
秋山も森のように
少しは『無』になって

ノビノビ打ってみれば、という気がします。


森に関しては、
今日も2安打とも初球打ちしていましたね。
今年の初球打ちは73打数34安打と
打率0.466で本塁打9本です。



ところで、9回裏もサヨナラチャンスでしたが、
しかも熊代が打ったという奇跡で秋山らにつなぎましたが、
残塁に終わり、延長戦に突入する苦しい展開でしたね。


とはいえ、9回裏は、
本来なら無くていい局面
でもありましたね。


8回裏、2点ビハインドの展開で突入し、
山川&メヒアで与四球、秋山がここではヒットを打ち、
一死満塁で源田を迎えます。
その源田は、インハイを詰まらされながらも
ライト前に落とすポテンヒットで
2点奪取の同点タイムリーを決めましたね。


このとき、メヒアの代走で入っていた
ホームへ絶妙なスライディングを決めて間一髪間に合い、
同点の2点目を奪ったこと
も大きかったでしたね。
リクエスト要求も覆りませんでした。


まあ、レフトスタンドで興奮しすぎて
「あれ?リクエストされていたの?」となりましたが。。。


そして、次のがお得意の初球打ちを敢行して
右二塁打で勝ち越しタイムリーを決めます。


球場では大盛り上がりです。
しかも、ハムが鷹を逆転している速報も入り、
もう興奮状態で超大盛り上がりです。

で、興奮冷めやらぬ間にこちらの守りに入り、
平井がブルペンからマウンドへ向かい、
レフトスタンドは
『平井コール』でさらに盛り上がります。


リード展開に転じたので、
いつもの采配から「相変わらず平井でしょ」という頭があるだけに
平井がマウンドに出てくるのは当たり前の想定内であり、
ただ、興奮状態も冷めやらぬ状況だったので、
こちらも「平井登板」の条件反射
よし!あと2イニングを死守!
と勘違いしてしまいました。


で、tthgさんから
「増田はなぜ出てないんですか?」の質問を受け、
しばらくしてから
「最終回だよ」と気づいたわけですが。。。


まあ、そのくらい
8回裏の獅子逆転劇ハム逆転の朗報
冷静さを欠くほど、興奮させましたね。


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で、そのまま最終回で1点差リードで逃げ切りたいわけですが、
そこで増田ではなく、平井を投入しましたね。


増田はブルペンにいましたが、準備はしておらず、
平井が8回裏から準備を始めて、
平井が登板してからは、打たれるまで誰も準備はせず、
打ち込まれてから、平良が始めて、
同点に追いつかれてから、泰雄も始めました。


増田の場合、
昨日に追いつかれてしまったことが響いたのか、
疲労が蓄積しているから休養させ、
今日は増田休みのやむを得ない
と思いますが、
そこで、何故、もっと疲労していそうな
平井が投入されているの?という采配でしたね。


疲れている増田を休ませて、
さらに疲れていそうな平井を投入???
実は、平井の疲労は都市伝説なのか???



まだ、小川の方が良いのでは?と思います。
ただし、小川は不甲斐ない投球を一昨日に見せたことから、
今日の最終回を任せるほど信頼できなかったんでしょうね。


そりゃ、一昨日に小川は不甲斐なかったですが、
二軍より復帰してからそれ以前までは、
小川の方が平井より全然良い成績をおさめて
きっちり抑えているんですけどね。

一昨日の1度の失敗を責めるのであれば、
最近は2試合に1試合の頻度で失点を許している
平井の方も責められるのでは?という不平等さは感じます。


ちなみに、9月12日時点のデータですが、
平井の月別成績小川の8~9月成績です。


確かに、今年は平井に支えられたことは否めません。
平井プロには、頭が上がらず、
感謝と敬意を忘れてはいません。


ただし、今の平井プロの状態では、
2試合に1試合は失点しているように、
その失点するリスクの高さから、
セットアッパーとして機能できていないので、
絶対に失点を許してはいけない
という局面で登板させるというのは
無失点で抑えて逃げ切るのは難しく
危険度が高すぎると言って過言ではありません。


「平井プロなら何とかしてくれるから投入」の采配
今の平井プロの状態を鑑みれば、
過信の采配と言っても過言ではありません。


現実として、案の定、
9回表は逃げ切ることができませんでしたね。


平井自身を責めることはなかなかできず、
現在が1つも負けることができない状況にも関わらず、
そういう平井プロの今の状態を把握せず
過信する采配をして、
勝つ確率を低下させていることが問題です。


結局、連日でチャンス活かせず、
過信した判断による平井投入の采配
最後までもつれる展開になった要因になり、
紙一重で敗戦していた可能性もありましたね。


それでも、劇的結末で勝つことは、
チームも心理的に盛り上がり、
負ける気が薄まるので、
最後に勝っているのはこちらだ!と思い込みやすいから
諦めぬ勇気を強めるので、
今後の戦いに勢いを増すことは期待できます。



一方、今日の先発・榎田については、
正直、球が腰高以上と高い分、
打ち込まれやすかったですね。

本調子にはまだ回復できていませんね。


要所を抑えながら
6回までは1失点で耐えましたが。


7回の失点は、球数も嵩んで力尽きた
という印象ですが。


一応、6回までなら1失点で終えましたらか、
6回までの話なら、
ニール、十亀、松本航、今井でつなぐ
先発が抑える流れを榎田も受け継ぎました。


2回表 レアードから奪空三振

3回表 井上から奪空三振


とはいえ、次回以降の登板に
不安を大きく残しましたね。



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さて、これでマジック9が点灯しましたが、
正直、今の鷹との差なら、
マジックは流動的な状態ですね。

(いつ逆転してもおかしくない)



明日は、本田石川の先発予定です。



問題は、現在、残塁祭が続く決め手に欠いている獅子威し打線
鴎の石川を攻略できるか?ですね。


石川は7月に2度リリーフとして対峙していますが、
先発として来襲してきたのは、6月2日が最後であり、
このときは7イニング1失点でやられましたね。


とにかく、鴎の石川は
シンカー使いの獅子キラー(天敵)
になってます。


シンカーで交わされつつ、
外しもしないで、
最後にストレート
コース一杯を突かれて
見逃すか、空振りするか、
差し込まれて凡打の山を築くか。。


それとも、
勝負球もシンカー
餌食にされていくか。。。


CSでも戦う可能性もありますから、
明日は徹底的に打ちまくって、
天敵化(苦手意識)の低減を図りたいです。


本田も石川が相手になる分、
ロースコア勝負の展開が見込まれますから、
楽ではないけど、踏ん張ってもらいたいです。


残り9試合の鷹とのチキンレース
ブレーキ踏まずに突っ走って
勝って!勝って!勝ちまくれ!


魅せろ獅子よ!勝ちまくれ!
プライドかけて熱くなれ!
敵を蹴散らせなぎ倒せ!
度胸魅せろ獅子よ~♪