下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【9/16鴎24回戦(MLD)】ブレーキを踏んでしまい小休止の『まけほ~』天敵の獅子キラー石川にまたやられ、鴎キラーになりかけていた本田が鴎に反撃され、先発髭対決に敗れる。木村もツキを一昨日のサヨナラ激走で尽きてしまったか?でも鷹は旭川でハムに雨天コールド負け。これならマジックは1つ減り8に!ただし今日は小休止になったが、残り8試合はもうブレーキ踏まずに突っ走って『勝って!勝って!勝ちまくれ!』因縁のある鷲の目前で連覇の胴上げを見せつけるぞ!

鷹との天王山後の
鴎との埼玉vs千葉対決の四連戦が終わりました。


結局、三連勝中の獅子でしたが、
今日は天敵・石川の前に獅子威し打線が屈し、
投手陣が崩れ、敗れて4タテに失敗しました。


天王山後の鷹との勝ち星稼ぎ合戦のチキンレースで、
昨日は鷹がブレーキを踏みましたが、
今日、獅子もブレーキを踏んでしまいました。


ただし、鷹の方はハム相手に
旭川で雨天コールド負けしましたので、
マジックは1つ減って
8になりました。

ところで、
鴎戦は24日(ZOZO)の1戦を残し、
現在、15勝8敗1分(貯金7)になりました。
一方、鷹の方は鴎戦で8勝17敗(借金9)ですから、
獅子と鷹の差に関しては、
鴎を通じて8ゲームくらい節約できていますね。


ある意味で「鷗さなさまや~」です。


なお、下表は今日の結果を含めて
今後の優勝ライン残り試合日程です。


こちらはメラドが残り3戦となり、
対戦相手は鷲と5戦を残していますね。
21日以降は、
敵地(特に宮城)での戦いが過酷になりそうです。


でも、是が非でも
鷲の前で胴上げ
やりたいですね。


我らが 王者だ 白い獅子レオ♪
獅子『令王』の勇姿を奴らに見せつけたいですね。


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さて、今日の試合については、

栗山がベンチスタートで
メヒアがスタメンに入っています。
相手は、レアードがベンチスタートでした。


今日の結果は、


天敵の獅子キラー石川にまたやられ、
鴎キラーになりかけていた本田が鴎に反撃され、
先発髭対決に敗れ、試合に負けましたね。


獅子威し打線は、
石川に対して、HQS達成を阻止していますが、
基本的に攻略、KOさせることはできず、
7回を3失点で投げ切られてしまいました。


猛攻することができない中、
中盤、流れを鴎へ傾かしてしまって
結果、先発の本田らが魔の6回で轟沈しました。


まず獅子威し打線石川の対峙について。


今日も、石川には、相変わらず、
シンカーとストレートの双方を
巧みに駆使されつつ、

カットボールやカーブも加えられながら
緩急も活かされ、タイミングも読みも狂わされ、
そのまま餌食になっていきました。


それでも、2回裏は
おかわり、外崎、山川の三連打
先制2点を奪いました。


石川の方も、
沈むシンカーを中心にいい球を放ってきましたが、
高めで甘い球も見受けられており、
おかわりや外崎はその好球を見逃さず打ち込みました。
その後の無死一二塁のチャンスから、次の山川は
低めの球を腕を畳みながら、ダイコン斬りの如く
バットで斬り込むように上手く拾い打ち、
中二塁打2点タイムリーを決めました。


しかし、これ以降、
出塁はしても得点を奪えません。


流れを相手に引き渡したのは4回裏でした。
先頭の外崎は、高めに甘く入ったシンカー
左二塁打を打ってチャンスを築きます。
しかし、後続の山川、メヒア、木村が
沈むシンカー大きく曲がるカーブにより
三者連続空三振に終わり、
相手にリズムを乗せてしまいます。

この三者連続空三振
相手へ流れを引き渡すきかっけになる
大きな痛手になりました。


その直後の5回表には
藤原に一発を打ち込まれて1点返されます。


それでも5回裏に、秋山が
昨日のヒットと同じような右安打を放ちましたが、
源田が外角球をバットの先で引っ掛け、
ショート真正面の遊ゴロ併殺打に終わりました。


この拙攻続きは、
しかも相手が喜ぶ三者連続三振&併殺打は、
こちらは流れを失い、相手に渡す布石になりました。


そして、その直後の6回表は
こちらへ傾く流れは完全に喪失しており、
炎上しまくる大惨事となる
魔の6回と化しました。


それでも、6回裏は、
石川の方も球数が嵩んできたのか、
味方の攻撃が長すぎて間が空いたためか、
シンカーは抜けまくり、
カットボールは高めの甘い球が目立つようになり、
(低くても真ん中ちょい下)
ストレートの力も弱まってきておりました。
特にカットボールは、
長打コースの甘い絶好球が目立ちました。


しかも、この6回裏は、
石川も制球を乱して二死からですが、
外崎、山川、メヒアと三者連続四球
相手の自滅型満塁のチャンスを得ましたが、
木村が空三振に終わって残塁祭りに。


そして、7回裏は、石川の方は
危なくなっているカットボールを封じ、
ストレートシンカーの双方で攻めてきます。
ただし、先頭の金子侑は中飛に終わりましたが、
打球は意外と伸びていたように、
ストレートの力が弱まっていました。
また、秋山や森が打ち込んだように、
シンカーもキレが鈍っていました。
まあ森は、沈む外目のボール球を
上手く合わせて拾い打ちましたが。


しかし、この7回裏は
結局、1点止まり
焼け石に水の反撃に終わりましたね。


そして、こちらのトドメは8回裏でしたね。
8回裏は、田中靖に代わり、
外崎、メヒアの安打で一死一二塁のチャンスに。


しかし、次の木村は、
B0S2のカウントから3球目、
田中の球は、内角にすっぽ抜け
木村の指をかすめたように見え、
本人も死球を主張しましたが、
判定はリクエスト検証も無駄に終わり、
スイング→ファウルチップアウトの判定に。

リプレー検証結果を聴いた木村ら

この判定でチャンスも二死まで追い込まれ、
致命傷に近い判定になりました、
正直、疑問が大きく残る判定でしたね。


ただし、
木村ももっと派手に
ジェスチャーしないと!
ベンチに帰ってから、
監督らに手袋をとって腫れた手を見せましたが、
それはあまりにも後手であり、それは無意味です。
審判にアピールするときに見せないと!
木村の優しい性格がネックになりましたね。
判定聴いてから『ボケ!』と叫んでいましたが。


先日のロッテ戦や8月18日の獅子戦で
死球判定をもぎ獲った鷹のグラシアルくらい
大げさにしないと!


少なくとも、8月の獅子戦では、
グラシアルの指に当たっているようには
見えませんでしたが

グラシアルは大きくアピールして
死球判定をもぎ獲り、

結局、これを突破口に平井がやられましたね。

ちなみに、この獅子戦といい、
井口監督が退場になった鴎戦といい、
球審はどちらも嶋田審判でしたが。。。
(今日は違いましたが)


少なくとも、
木村ももっと痛がるジェスチー
大げさにしなければなりません。

かがみこんでしまうような悲痛の叫びを!

【プロ野球パ】杉谷劇場開幕!!デッドボールが3ベースヒットに!? 2015/06/24 F-M


ただし、木村は
昨日がサヨナラの立役者になり
ラッキーボーイのような感じでしたが、
今日が上記の判定を含めて
4打席連続三振に終わりました。
ツキを一昨日のサヨナラ激走で
尽くしてしまったか。。。


そして、次の金子侑の打席で
初球が暴投になって、
一二塁から二三塁に進塁しますが、
一塁から二塁へ進むメヒアが判定セーフも
リクエスト検証で「アウト」に覆されましたね。


まあ、これは「アウト」でしたね。
メヒアのスライディングが
下手すぎましたね。


二塁ベースへスライディングするとき、
右足が真っすぐベースへ入っていれば
タッチの方が遅く「セーフ」でしたが、
足が曲がっていて、
しかも足が浮いた状態になり、
結局、右足は浮いたまま、ベースの上を行っており、
メヒアが最初に二塁ベースに接触したのは、

曲げている左膝でしたね。
左膝がベースに接触するまでには
既にタッチされてますからアウトでやむを得ずでした。


とは言っても、
この二度のリクエスト判定結果は、
獅子を介錯したトドメになり、
獅子を奈落の底に落とし、
今日は「終了」となりましたね。


いずれにしても、今日の打線が
石川を猛攻しかけられなかったこと

今日の敗北の大きな痛手になりました。


問題は、次回の獅子vs鴎が来週火曜日のため
石川が次回に
もう一度対戦する可能性は残っており
(次回を中7日で来れば対戦可能)
そこで対戦しなくても、
CSで戦う可能性はあり得ます。


とにかく、
石川は、過去に行く何度もやられてきた
シンカー使いの獅子キラー・天敵ですから、
再び抑えられる懸念が大です。
また、次に対決するときは、
絶対に負けられぬ戦いになるだけに

「苦手だから」「良い投手だから」と
寝ぼけたことを言ってられません。


しっかり組織だって
攻略策を講じ、それを実行して
きっちり結果を出さないと。。。


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一方、こちらの先発・本田については、
ストライクから入ったり、
緩急を活かしてタイミングを狂わしたり、
また、内角へ投げ切って詰まらせたり
序盤は、出塁を許しても失点を許さず
粘り強く投げていました。


しかし、内角に投げ切って
打ってもファウルにしかならず
カウントを稼ぐとかはいいのですが、
逆に、粘りのファウルも多いように
相手がカットされやすく、
相手の粘りを振り切ることができず、
球数を嵩む傾向が目立ちましたね。


また、タイミングを狂わしていた分、
凡打になっていましたが、
今日はフライアウトが10個もあり、
序盤の凡打はフライアウトが顕著でしたね。


これは、いつも本田が登板する度に
指摘をさせてもらっておりますが、
本田という投手は、
ゴロアウトよりも、フライアウトが多い
フライボールピッチャーです。
今日はその傾向が顕著でしたね。


本来は、
ゴロアウト多いグラウンド ボール投手でも、
フライアウトが多いフライボール投手でも、
どちらが「良い」「悪い」ということはありません。


ただし、本田の場合、
一発を含む長打を浴びることが課題ですから、
フライアウトよりも
ゴロアウトを増やせるタイプ

になりたいですね。


フライアウトは長打に代わりやすく、
ゴロアウトなら一発被弾とかは
避けられますからね。


低めを突いて投げてもいますけど、
やはり、腰高以上の高めに集まりやすく
フライアウトが増している面が見られます。


結局、今日はタイミングを狂わしながら凌いでましたが、
6回表には、
本田自身も球数を嵩んで甘くなって、
鴎打線もタイミングが合ってきており、
バッティング投手の如くサンドバック状態
になってしまいましたね。
結局、限界になって、6回一死で交代しました。
この6回途中での交代は、
前々からあったスタミナ面での課題も露呈しました。


ところで、本田は、鴎打線について、
積極的にドンドン打ってくるので、
変化球などを駆使して交わしていきたい、
というようなことを事前に話しており、
打ち気満々な鴎打線を交わしていたりしましたが、
球数が嵩んでくると、6回表を含めて
初球打ち攻撃を重ねましたね。
それだけタイミングが合うようになっていた
ということでもあります。


フライアウトの件に話を戻しますが、
本田のアウト構成は、
 フライアウト  :約47%
 ゴロアウト   :約32%
 ストライクアウト:約21%


フライアウトが多いですね。
だから、打ち獲っても、コースが悪ければ
ポテンヒットにもなりますし、
フライボール革命ではないですが、
打ち上げられやすいから、
そのままスタンドイン、フェンス直撃と
長打を打ち込まれやすいですね。


一方、ゴロアウト多いグラウンドボール投手の場合、
打球コース次第ではゴロヒットになる懸念はあります。


ただし、本田の場合
長打被弾が大きな課題になってきますから、
やはり長打を打たれぬようにするには、
とにかく、
フライアウトを減らし、
ゴロアウトを増やしたいです。


そのためには、
①ストレート等のホップ量を増すか。
 多和田とか、高橋礼などのような
 低めから浮き上がる球でホップすると、
 球の頭を叩かせてゴロアウトを稼ぎやすいですね。
②低めへ球を集めていくか。
 低め球の頭を叩かせてゴロアウトを稼ぎやすいですね。
 でも、本田は、高め傾向から、
 球の下部を叩かれやすくフライアウトが嵩んでます。
③2シームなど動く球を習得するか。
などが考えられますが、


でも、上記①や③は
キャンプ時などで準備もしてないので
実現することは難しいです。
でも、上記②は
意識しても投げていますから、
それが一番の近道と思われます。


とにかく、さらなる成長をするには、
ゴロアウトを増やすことも大事と思われます。


ところで、
本田は藤岡が苦手のようですね。
5回表に初球で一発被弾しました。
その一発も、逆球になって捕えられました。
逆球になったというのが、
藤岡に対する力みを感じますね。


特に、藤岡に苦手意識がある
と感じさせたのは一打席目でしたね。
井上とか、角中とか、レアードとかと違って、
そこまで警戒する相手ではないのですが、
一打席目は、慎重になりすぎて
3球連続で外してしまい、

B3S0とボール先行の不利なカウントになっていました。


苦手と言っても、
戦前の対戦成績は7打数3安打です。
打率にすれば0.429と高いですけど、
分母はたったの7打数ですからね。
もし、4打数を抑えたら、
打率は3割を切りますから(11-4)。


それだけに
苦手という意識をもつのはまだ早計です。
ただし、数字の観点を超えて
インパクトのある打たれ方をしていると
苦手意識は強まりやすいですけど。


まあ、今日の一発により、今まで以上に
被打率をアップさせて、
「打たれてしまった」の印象も強めましたが。


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ところで、二番手に野田が登板しましたが、
ボロボロだったのだなのだ!
でしたね。


元々から雑なタイプでもありますが、
今日は、特に投げ急いだりして
いっそうに雑な投球になっており
制球は定まらないし、
右打者などには内角へ攻めきれず、
左のマーティンには、最後、
苦し紛れでストライク欲しさで
ど真ん中に投げて痛打されました。


もちろん、制球難のタイプの場合、
下手にコース一杯とか、
ギリギリのところに投げるよう意識すればするほど
力んで制球をさらに乱しやすくなる懸念がありますから、
いっそうのこと、
ど真ん中を目指して大胆に投げ込む!
どうせ、球が荒れる傾向なんですから、
ど真ん中になってもばらつくので、
大胆に投げ込んでいれば、何とかなることもあります。
むしろ、
制球を気にしすぎてこじんまりしたり、
コース一杯を意識しすぎて制球を乱すよりマシです。


とは言っても、今日は
マーティンにど真ん中へ投げ込み、
気分爽快なくらい吹っ飛ばされました。
というか、
ど真ん中に投げ込む!のが9球目
タイミングを掴まれてからなので、遅すぎましたね。
せめて遅くても、ど真ん中を目指すのは、
B2カウントになった次の6球目でしたね。
7球目以降では
タイミングも掴まれていますし、
フルカウントでストライクしか投げられない状況下
ですから、1、2の3で打ち込まれて当然でした。


でも、最後のど真ん中は、
悪い意味での「開き直り」(投げやり)
投げた印象を受けました。
野田の雑さが顕著に露呈されました。


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逆に、三番手の國場は、
甘い球も多々目立ちましたが、
調子が良いみたいで、
それなりに抑えて形になってましたね。


最後の泰雄については、
8回表まではしっかり投げていましたが、
9回表は、完全にバテてましたね。
もう井上以降は、球を制御できていませんでした。



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さて、獅子も鷹も、明日を1日休んで、
明後日から、残り試合のチキンレースが始まります。


こちらも苦手意識のある鷲を相手に、
しかも、敵地で4つも残しておりますから、
過酷な勝負は続きますね。


とにかく、
こちらの連覇実現の夢を
鷲ごときに阻まれるというのは
屈辱以外、何物でもありません。


やはり鷲の前で
連覇達成の胴上げを
見せつけねばなりません。


それが因縁のある鷲に対する
獅子の意地であり、

獅子の雪辱を晴らすべき姿勢でもあり、
獅子が示す最高の結果でもあります。


このプロの世界は、勝負の世界は、
結果がすべての世界であり、
結果を出してナンボの世界ですから。


さあ、小休止は今日で終了です。


残り8試合の鷹とのチキンレース
もうブレーキ踏まずに突っ走って
勝って!勝って!勝ちまくれ!