下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【現役ドラフト】本当にやるんかい。やる前に適切な影響評価はしたのか?この導入に便乗して「バーゲンの買いまくり!」みたいな球団も現るか?

どうやら、今年から『現役ドラフト』を
導入・実施しそうな雰囲気ですね。



2020.1.23 05:03
現役ドラフト、7・20前後に実施へ 

東京五輪直前の“ビッグイベント”
 日本プロ野球選手会が出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるため、日本野球機構(NPB)に早期導入を求めているブレークスルードラフト(現役ドラフト)の方式の有力案が22日、分かった。実施時期は7月20日前後で、各球団が指名対象となる選手を8人ずつ出し合う見込み。両者は今季からの実施を目指す方向性で一致しており、細部を詰めた上で、開幕前の合意を目指す。
 画期的なブレークスルードラフト(現役ドラフト)の実現に向け、また一歩前進した。NPBは選手会との事務折衝で、前日21日の実行委員会で取りまとめた案を提示。選手会との窓口になる選手関係委員会の谷本修委員長(阪神球団副社長兼球団本部長)は12球団の方針が大筋でまとまったことを認めた。


 「(事務折衝の)回を重ねるにつれて、互いの理解が深まっていると思う」


 球界関係者の話を総合すると、主なNPB案は3つある。


(1)実施時期は7月20日前後 今季のプロ野球は東京五輪の開催に伴い、7月19日から8月13日まで中断する。7月19、20日はオールスター戦を実施する。


(2)指名対象として各球団8人(支配下選手のみ)の名簿を提出 実施までにトレードを行った球団は、他球団へ移籍した人数を8人から差し引くが、3人以上のトレードが成立した場合でも最少人数は6人。


(3)現役ドラフトでは各球団、最低1人を指名する 現役ドラフトは新人選択会議と異なり、対象となる選手のことを配慮して非公開で行われるもようだ。


一方、選手会の森忠仁事務局長は「真摯(しんし)に受け止めていただいて、何とか今年中にという方向で議論をしていただいている。細部の問題はあっても、今年中に実現させたい」と手応えを口にした。2月のキャンプ中に各球団を回り、NPB案に対する選手の意見を集約する。
 選手会側の合意が得られれば、3月9日の実行委員会で今季導入が決まる可能性がある。


★現役ドラフト
 日本プロ野球選手会は一昨年7月の臨時大会で、若手に活躍の場を広げる米大リーグの「ルール5ドラフト」の日本版ともいえる「現役ドラフト」の提案を検討。「メジャー40人枠から漏れている」などが条件のルール5ドラフトを参考に、日本野球機構(NPB)との折衝で模索を続けている。昨年12月5日に選手会が今季からの実施を強く求めていくことを決議。NPB側は協議を重ね、1月21日に実行委員会を行い今季中の導入で進めていると説明した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『現役ドラフト』に関して
以前、本ブログで個人的な意見を書かさせて頂きました。


詳細はこちらをご覧下さい


まず今日のニュースについて。


いきなり
名簿対象(流出候補)が
8名は多すぎます。


そもそも『現役ドラフト』の制度は、
バーゲンの買いまくり!みたいな感じで
育成に力を入れず
他球団から買いまくって戦力を整える!
という球団の出現を促しやすいですね。


中には、こんな記事もありますね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今回、導入しそうな『現役ドラフト』は、
各球団、最低1名は指名(獲得)すること
になっていますが、
獲る球団は獲りまくりますね。


逆に獲られる球団は獲られまくって、
それが最大8名ともなると、下手すれば
チームとして機能しなくなってきます。


チーム運営には一軍戦だけではなく、
一応、二軍戦もありますから。


二軍戦で人手不足なんてことも生じる懸念もあります。


導入した場合、効果以外に
負の影響は何がある?
その策は何がある?
それを適切に影響評価もせずに、

という状況下で
導入すべきではない!
と考えます。