Bクラス首位決戦になっている『GO TO 札幌キャンペーン』も
獅子がハムに１勝３敗となり、５位固めの雰囲気に。。。
少なくとも、このハム戦カードの勝ち越しは消えました。

今日は、相変わらず、
苦手な天敵・杉浦に抑えられ、
見殺しになったニールは連敗となりました。

８回裏、ハムが満塁チャンスを潰し、
「ピンチを凌いだ後にチャンスあり」の如く
逆に最終回は、連投中の秋吉を攻めて、
外崎が二塁打でチャンスを築きました。
栗山が左打者得意の秋吉から打ち込んで１点を返し、
その後は、森へ制球を乱して四球で歩かせ、
緊急登板になって準備不足の堀も
制球定まらず川越、将平を連続で歩かせてくれて
押し出し１点を献上してもらい、
１点差まで追い上げました。

しかし、最後は３三振中のスパンジーが
お約束の『空三振』で終了しましたね。

そもそもスパンジーは、
ピンかパーか、一か八か、というタイプ。
狂ったように派手に打ちまくりと思えば、
狂ったように派手にタコまくりというタイプです。

獅子威し打線全体についても、
勢いに乗るとアホみたいにどこまでも昇るけど、
天敵などを前にすると、
勢いに乗れず閑古鳥状態、借りてきた猫状態に
という面があるので、
ある意味、スパンジーは
獅子威し打線らしいかもしれませんね。

今日のスパンジーは
それまでの４打席も３三振含む４タコでしたから、
『パーDay』でしたね。

まあ、その前に、外崎が出てから、
山川、中村が倒れ、
既に二死になっている時点で
詰められていましたが。

外崎、栗山でもぎとった１点は自力ですけど、
そもそも、森以降の２点目までは、
連投してパフォーマンスを下げていた秋吉と、
準備不足で緊急登板した堀による
相手の自滅によるものでしたからね。
ある意味で、相手のリップサービスであり、
『せっかくのGO TO 札幌キャンペーンなんで、
　お楽しみいただきましたか？』でしたね。

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やはり、今日は
天敵の杉浦を攻め込めなかったこと
それが最大の敗因ですね。

下表は、ハム杉浦の2019年から今日までの
投球イニング、球数、自責点・防御率です。

まず単純に、杉浦は楽天やオリも抑えていますけど、
西武打線を大好物のカモにしていますね。

おまけに、今年の杉浦は、
獅子からだけは無失点ですね。。。

長身から繰り広げる角度のあるストレート、
落差のあるフォークが厄介なタイプです。

ストレートは、垂れることなくノビるので、
回転数も多く、ホップ力（揚力）も大きい感じですね。

確かに、一般的にも
良い投球をされると打てないです。
（投手と打者の１対１なら本来は能動的な投手の方が有利）

でも、西武戦のときに好投する投手が多く、
西武には天敵が各球団に多くいますよね。

今年で言えば、
オリ鈴木、ロッテ小島や種市、
昨日の河野や今日の杉浦など。。。
でも、他球団は、獅子より
攻めていたりしますよね。

要は、都合よく西武戦に
歯が立たぬほど素晴らしい投球する、と言うよりも
獅子打線に問題があり、
攻めきれず、
逆に相手に勢い助長させ、
その勢いで抑えられてしまう
というところでしょうね。

杉浦は、昨年、80球前後でしたが、
今年は100球前後を投げるようになっていますが、
どうも80球あたりから疲れが見られ、
100球あたりが限界なタイプです。

正直、球数が嵩んで
そのヘロヘロ状態になった杉浦を
打ち崩せないことにまず大きな問題がありますね。

６回表は、あっさりと三者凡退。
７回表は、ヘロヘロになって
３四球で崩れかけているのに、
それを仕留められずゼロ封。。。

ところで、
今日、杉浦は７回109球（平均15.6球/回）を投げました。
しかし、ヘロヘロになって自滅しかけた７回に
30球を消耗しており、
実際に６回までは79球（平均13.2球/回）でした。

おまけに、
６回までは二塁も踏ませぬ投球でしたね。
それだから、球数を節約できたことが挙げられますが、
早打ちしていったことも響いていましたね。

確かに、追い込まれると
手が付けられなくなる面があるでしょうから、
追い込まれる前に勝負していく手に出ているわけであり、
一般的に、打率も早いカウントの方が有利ですね。
（追い込まれても、ボール球が嵩めば好転）

しかし、当たり前のことですが、
球数が嵩めば、長いイニングを投げることができず、
杉浦の場合、５～６イニングがいいところです。

それを考えたら、
そもそも苦手としている杉浦から、そぅ簡単に打てないのなら、
アウトになっても良いから、球数を嵩ませる作戦に出て、
１イニングでも早く
降板させることに努めたかったですね。

だいたい杉浦の場合、上表の実績で考えると、
１イニング平均球数が18球を超えると、
５回までもっていませんね。

まあ、早打ちに出たのなら
逆に相手を勢いつかせぬよう、
着実に打って行かねばなりませんね。

いずれにしても、
天敵相手に、
スイスイと投げさせてはダメです。

そもそも、一番抑えている獅子には、
それほど脅威を感じていませんから、
変な力みとかも生じにくいですから。
場合によっては、
獅子へ自信もあるでしょうから、
堂々と勢いに乗って投げ込んできますので、
さらに抑え込まれやすいですね。

何も工夫もなく、当たって砕けよ！であり、
おまけに調子も良くないから、
当然、相手も嫌がることなく
スイスイと投げられています。

そもそも、
攻めるしか能がないチームが
攻めることができなければ、
それは単に『ただの弱小チーム』
「打たねぇ獅子はただの猫だ」
ということですね。

監督も『いねぇーんだよ』ではないけど、
『他にいますか？』と嘆いている状態に。。。

　最後の打者となったスパンジェンバーグはこの日4三振。昨季まで不動の1番打者だった秋山が大リーグ・レッズに移籍し、今季はスパンジェンバーグ、鈴木が20試合ずつ1番を打っている。
　「1番打者は難しい。打線として考えているし、他にいますか？」と辻監督。チームは今季最多の借金3となった。

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昨年、鷹も１番打者で悩み続けてましたけど、
今の獅子には、
１番打者が不在であることは確かです。
とりあえず、
最も状態が良い者、現時点で言えば、
栗山とかを上位に持って行ってもいいですね。

もちろん、他に良い者が現れれば、
そこでその者に任せていいわけですし。

それでいて、
控え選手を使い切ってなく、
ベンチで野球観戦する要員がいますね。

声を出す要員には、山田がおり、
他の若獅子や岡田もいるのですから、
熊代あたりは、
駒が１枚でも多く欲しい投手枠に当てたいですね。

声出し野球観戦要員で
一軍登録枠を３名以上も消費するのは
もったいなさすぎです。

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一方、ニールについては、
援護無き中、６回３失点でQS達成し、
一応、試合を壊しませんでした。

まあ、ニールが投げている間は、
こちらの攻撃で得点を稼げる雰囲気が無かっただけに、
獅子の一番手投手ですから、
相手より先に失点を許さず、ゼロで踏ん張ってくれ！
という要望はありますけど、
ニール自身、無失点で凌ぐというタイプではなく、
むしろ、６回２～３失点などでQS達成を目指すタイプです。
といかく、失点を許しても、試合を築くタイプです。

また、確かに、近藤１人にやられた印象はありますが、
バントを含めて、ニールのバロメータになる
ゴロアウトは７個と少なめでしたね。
ニールも、
まだ万全復調という感じではないですね。

で、打てないだけではなく、守乱もありましたね。

与四球は６個ありましたが、
３安打２失策では、勝つのが難しいです。

レフトのスパンジーは、
ファウルフライで好守もありましたが、
７回裏に、宇佐見の浅いフライとはいえ、
十分走って間に合ったのに、
追ってくる源田が目に入ったのか、
落球位置を読み間違え、
「おいおい」という落球をしていましたね。

スパンジーは、
もともとが内野手であり、
外野手のときは、
フライ捕球も「たどたどしさ」があり、
さらに、誰かが近づいてくるときに
守乱しやすい傾向にありますね。
要は、連係プレーがダメ
ということですね。

まあ、スパンジーの守備については、
和食も、中華も、洋食も、丼物も、
蕎麦でも、ラーメンでも、スパゲティでも、
焼肉でも、焼き魚でも、刺身でも、
握りでも、酒も、酒のつまみでも
そこまで旨くはないけれど、
何でもかんでも作って
出してくれて、
腹だけは満たしてくれる
庶民派の定食屋という感じですね。
でも、ときたま食中毒を起こして
大当たりしちゃう、、、みたいな。。。

昨日、巨人で野手・増田が投げましたけど、
スパンジーも
敗戦処理投手ならできますね。
何と言っても、一昨年、
メジャーで投げた男ですからね（＾＾）
メジャーでは、
敗戦処理投手で野手が投げる風潮がありますからね。

まあ、明瞭な手投げタイプであり、
２試合２イニング３失点で
４被安打、３与四球でしたけど。。。

何でも出してくれる庶民派の定食屋です。

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今週の『GO TO 札幌キャンペーン』で、
負け越さないためには、
もう連勝しかありません。

明日は、調子今一つの有原が先発ですけど、
獅子の方が打てませんからね。。。

今日は、土壇場の崖っぷちで、相手のサービスもあって
１点差まで追い上げましたけど、
基本的には、
ゼロ行進の負け展開でした。

とにかく、ゼロでは