下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ハム18回戦(MLD)】2カード連続で負け越し、この期に及んで借金をこしらえる状況に。。。投手陣が打ち込まれたのもあるが、そもそも、首脳陣による事前の準備不足が大きな痛手となる。。。

個人的な話ですが、普段から拝見させていただき、
ブログを通じてやり取りさせていただいている
「首都圏でプロ野球観戦」さん
こちらの記事を挙げていただきました。
誠にありがとうございます。



仰られていることは、まさに「ごもっとも」と思いましたし、
また、二軍情報も合わせながら明瞭にお示しになられていて
こちらも勉強にもなり、とても感謝しております。


その中で、
『コマの絶対数が足りないので
 リードでもビハインドでも同じ投手が
 投げることになりかねない事態が生じてしまっている』
『現在のベンチに足りないのは
 「敗戦処理」と「ロングリリーフ」の思想』
『先発が試合を壊してしまった場合、
 必要となるのはリリーフではなく敗戦処理投手』


まさに今日の試合は、
首都圏さんがご指摘されたことが

大いに露呈されましたね。


今日は、首脳陣は伊藤を先発させました。


正直、内海に代替して榎田を先発させるかな?
と思っていましたが。。。


もちろん、伊藤を育てるために
榎田ではなく、伊藤をチョイスした
ということもあるでしょう。


しかし、それならそれで
そこで考えられるリスクをきっちり把握し、
そのリスクに対応した準備を
事前にしておかねばなりません。


いずれにしても、伊藤が先発ならば、
先発が早期降板になることは想定できます。


そうなれば、
後続が苦しくなることは明瞭です。


でも、ロングができる十亀は、
一昨日、52球で3回以上を投げています。
中1日では厳しいのは目に見えています。


そもそも、
一昨日、十亀を使った時点で
そのリスクを適切に認識し、
そのリスク対応を見据えて
駒を事前に用意しておかねばなりません。


現在の順位等の立ち位置を考えると、
今、惜しい試合結果はいらず、
今、欲しいのはどんな内容だろうが
「勝つ」結果にあります。


だから、伊藤が早期KOになったからと言って
大差をつけられていないのであれば、
即、その試合を諦める必要はありません。
実際に今日もまだ3点差でしたから、
逆転を狙って当然の場面です。


ただし、残る長いイニングを
抑えながら、きっちり消化することが必要です。


とはいえ、そういう先発早期降板のときには、
首脳陣はすぐに
『ブルペンデー』と言い出しますが、
残っているイニングはまだ多いから、
消耗する人数が多めになってしまうわけで、
今年は6連戦が必定であるため、
明日以降に息切れしてしまいます。


しかも、内海&平井と先発投手を並べたときもそうですが、
〇先発が早期KOなら
 そこはブルペンデーで対応でしょうがない
〇そのブルペンデーが連日になってもしょうがない
〇だって、
 先発が早期に降板しちゃうんだから
というのが首脳陣の思考状態と思いますけど、


連日でブルペンデーは
確実に崩壊させる話であり、
基本的に御法度な策ですね。


今の順位、勝敗数を考えれば、
今日勝っても、明日負けてはダメな立場にあり、
明日以降に息切れしてしまっては
「The END」です。


それだけに欲しいのは、
ロング可能な投手
それなりに通じるタイプであり、
その者に第二先発として
試合を立て直すことが求められます。
(打てなければ話になりませんが)


もちろん、打ち込まれる可能性もあります。
絶対に打たれないはありません


でも、もし打ち込まれても
そのまま敗戦処理と化してイニングを消化すれば、
消耗する中継ぎの人数を低減できます。


そこで白羽の矢が立つのは
榎田本田ですね。


首都圏さんも、
「ロングリリーフ、敗戦処理のどちらも対応できる」
と仰っているように、
今、一軍で待機させておくには
うってつけの人材です。


先月までは、
十亀も一軍になかなか招聘せず
使っていませんでしたが、
今年の十亀、榎田、本田
ロング要員(第二先発要員)として
ブルペン待機させておくには適しており、
もちろん、
先発として使ってもいいわけであり、
彼らを余してしまって、
全戦力を有効活用しきれていない
ほど
今のうちにそんな余裕はありませんね。


確かに、本田も二軍戦でも失点をしておりますが、
榎田や本田は、一軍戦で実績も残しており、
獅子の投手陣の中でも上位の実力者であり、
二軍で遊ばしている投手ではないです。


今日の試合についても、
伊藤が早期KOされてから、
小川に交代してその場を凌ぎましたが、
次に出てきたのは、調整を兼ねてでしょうが、
ギャレット!?
当然、気持ちは入りません。


で、次に出てきたのは、ロング期待で
52球投げて中1日で出てきた十亀!?
そりゃ打たれて当然です。
外要求、内要求でも
中に甘く入って痛打されます。


せめて、今日、水口を抹消して
岸を昇格させるのではなく、
榎田を昇格させてブルペンに入れておけば、
二番手でロング要員として期待できますね。
試合を立て直す可能性も
今日の布陣より高いですね。


そもそも、岸を昇格させても、
岸をどこで使うのさ?
榎田より有効的に活用できるの?
岸に投げさせるの?ニュー岸の誕生?
です。


まあ、岸自身、ベンチで野球観戦できるから、
個人的には勉強になりますが、、、
これほどワンサイドでは勉強にもなりません。


調子が戻って無く、故障持ちで無理ができない與座や、
不振でフォームが崩れている今井平井が挙げられないのは
やむを得ないところです。


今井あたりは、
来年には、光成、松本らとともに
ドラ1三銃士でエース化してもらいたい
のに
でも、フォームが安定できないと
今以上の成長は難しくなるので、

今は焦らず
フォームの安定化を図る調整を優先して
とにかく時間を掛けることが必要ですから、
彼らを上げろ!とは言いません。


でも、榎田や本田らは
そこまで問題は陥ってなく、
上げることができるはずです。


だから、
行き当たりばったりの方針で
困ったら、ブルペンデー!
安易に考える前に

もっと戦力を
最大限に有効活用すること
しっかり考えて欲しいです。


今年においては、
『いねぇーんだよ!』ではなく、
いるんだけど

『使わねぇーんだよ!』
です。


二軍は明日から仙台で楽天戦の遠征です。


榎田は遠征メンバーに入ってませんでしたが、
本田は入っており、二軍戦で週末に先発が想定されます。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
確かに今日の伊藤は、
甘く入りやすく
捉えられやすくなってましたね。
まあ、こんなものでしょう、という感じです。


ただし、3回表に2点だけあります。


渡邉の打球は、
ライト木村が追いついていましたけど、
木村も、外崎の姿が目に入ったら
木村らしく躊躇してしまい、
ライト前ヒットになってしまいましたね。


続く大田の打席では、
外角へワンバンして暴投し、
ピンチを拡大しましたが、
柘植が思い切り外へ動けず
球をトラップできませんでしたね。


確かに、その後、伊藤も
真ん中に甘くスライダーを投げて
タイムリーを打たれているので、
伊藤自身も反省要ですが、
ここは木村&柘植のご両人も
止められるところを
思い切りの無さから止められず、

火事場に油を注ぎましたね。


また木村の守備については、もう一つあります。
金子が突っ込んで後ろに逸らし、
結局、金子が左ひざを痛めて交代した場面ですが、
外崎がその逸らした球を拾いに行ってましたが、
木村はどこにいたの?でしたね。
ライト線をかなり締めていたの?


渡邉の打席だったわけですが、
渡邉の打球方向は、
レフト:センター:ライト=2:2:1です。


打球が飛んだ方向をしっかり見極められたく、
木村のカバーの遅さを感じましたね。
結局、渡邊に3塁まで陥れられました。


木村の守備成績については、
守備の総合的な指標となるUZRを見ると、
昨年とかも含めて、最近、マイナスになって低いです。


確かに肩の強さを示す部分は良いですが、
守備範囲の面で弱点を露呈しています。


まあ、木村もメラドは熟知しているから、
メラドでなら、フェンス際の守備は上手いですが、
ネックになっているのは、
センター側を中心とした
左右の守備範囲の狭さですね。


で、続いて、一死三塁の場面で
次の大田は、中村の真正面へのボテボテのゴロ打を放ち、
中村が的確にホームを刺しました。


渡邉がホームへ突っ込みますが、
完璧なアウトのタイミングであり、
余裕のアウト判定でした。


しかし、ハム側からリクエストが入り、
リプレー検証の結果、、、
柘植の空タッチにより、
判定は覆ってセーフ!
5失点目が確定!

となりましたね。


3枚目で渡邊の左手がベースを触っています。
その前の2枚で既にタッチはしている様相です。


正直、誤審に近い判定になったと思います。
西武陣営は、どれだけ、審判に嫌われているのか?と。


ただし、渡邊の左手がスルリとベースへ行っているので、
柘植のタッチが甘く浮いていた、、、
という感じで見られたのかもしれません。


確かに、そのまま渡邉に左手を直撃させて
故障はしたくないでしょうし、
渡邉の顔へぶつかるのを遠慮したのかもしれませんが、
結局、ハエを叩き落とすかの如く、
思い切り叩き込むように
タッチすべきでしたね。


そういう思い切りの良さが足りませんでしたね。


一方、打戦の方は、、、


まず、唯一、良かった点を述べると、
中村の通算で本拠地200本
スタンド浅かったですが、
綺麗な放物線を描く見事なホームランでしたね。
おめでとうございます!


ただ、全般的に
伊藤が先発しているのだから、
序盤から援護が必要であるわけですから、
確かに今日の上原は、
〇角度のあるストレート
〇落差のあるフォーク

これらが相乗効果にもなって

見分けにくく翻弄されやすく
手強くなっていましたけど、

しっかり打ち崩して行かなければ
勝利はありませんね。


投手が良かったから、打てませんでした
で片付けられる立ち位置にいません。


マー君が来ようが、ダルビッシュが来ようが
打って行かねば、道は開きません!
打って行かねば、道は閉ざされるだけ
!です。


さて、これで
2カード連続負け越しです。


この期に及んで
借金をこしらえている場合
ではありません。


当然、勝ち星を稼げなければ
ならないことに変わりはなく、
ハムに負け越したということは
当たり前の如く、
次の楽天に3タテが必須です。


もちろん、調子が良くない状況のため、
ベンチも暗く重くもなっています。


でも、そんな辛気くさい状況では
勝利の女神も振り返ってくれません。


腹をくくって、開き治って、
思い切り戦って欲しいです。


内角攻めも、
ぶつけるくらいの意気込みで
思い切り、
顔をめがけるくらいの気持ちで
投げ込んで欲しいです。