下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/19ソフバン14回戦(in福岡)弱肉強食の結果です。「三凡祭り・三振祭り」から始まり、「残塁祭り・三振祭り」で終わって、連日の見事な策無き打てずの完敗劇! カード三連敗への不安も拡大。勝負の世界は非情だからなぁ・・・

西武は追いかける立場ですが、
後半戦緒戦を打つことできず敗退。


で、今日は野上を先発に立てて
相手はバンデン先発で対峙してきます。


ところで、今日は残念ながら
終電近くだったので、試合を観ることできず。
でも、仕事途中でタバコを吸いに行ったときにスマホを見ると、
4回表終了時点で
西武打線9三振?!
4回までのアウトって12個でしたよね?


で、帰り途中に結果を見たら、
西1-3ソで連敗
今日の西武打線は、
バンデンに11個奪われ、
合計15三振?!
ただし、
西武の安打数はソフバンより多い7個?!
ついでに四球は2個。
一方、ソフバンは5安打4四球?!


何じゃそりゃ???


よくよく見てみると、
5回までが
三凡祭り、三振祭り!!
6回以降が
残塁祭り、三振祭り!!


で点差は2点差の負けで
「あと一本が・・・」野球。


おいおい、、、、
いつものパターンやねん。
しかもライオンズ名物を
セット販売で凝集しているし。。。
もしゲッツー祭りもあったら
バーゲンセールの大売り出しゲームでしたよ。


で、帰宅して録画をざくざくと観ました。
こんな夜中にもう詳しく見る気はしないので、
飛ばしながら、ざくざくとです。
野上さんの所は打たれたところだけ。
他の投手は悪いですが、もう飛ばしました。


結局、バンデンに
真っ直ぐナックルカーブ
翻弄されまくっております。。。

ついでに
タイミングも狂わされまくり。。。
おまけに
真っ直ぐに威力があって、
ナックルカーブにキレがありました。


初回表に浅村
めずらしく11球を粘りました。
3~4球目の低めカーブを我慢します。
逆に6~7球目の高めカーブは打っていきます。
ただ、ここを捕らえ切れていません。
7球目はかろうじてバットに当たるので一杯。
8球目が外角にカーブが外れ、
9球目はスライダーをファウルに。
これで10球目はストレートの流れで
案の定、ストレートも振り遅れてファウル。
で、最後はインハイの速い直球で空三振。


浅村の次の打席は4回表の一死一塁。
初球は源田の盗塁によりインハイ直球を打つ気無し。
これで源田は球団新人盗塁数記録タイに。
ただし、2球目もインハイに外す直球を投球。
3球目は外角にスライダーを外しB3S0に。
しかし、4球目はカウントをスライダーで稼ぎ、
5球目は外角スライダーで落とされて空振り。
最後は6球目、外角高めスライダーと
意表を突かれて見三振。。。


そして、重傷だったのが今日も中軸。
今日はメヒアを4番、おかわり5番、山川6番
という打順に変えてきました。
しかし、結果は
メヒア3三振、おかわり2三振、山川3三振。
浅村も含めれば、3~6番で10三振


特に2回表は、メヒア、おかわり、山川と
みんなで仲良く三者連続空三振!!
その前の浅村、後の外崎も含めると
五者連続空三振!!
空三振みんなで振れば怖くない!


2回表については、
メヒアには、ストレートで攻めておいて、
 5球目はカーブをワンバンさせて楔を打ち、
 緩い低めを意識させておいて
 最後は高め速い直球の釣り球で空三振。
おかわりには、
 初球をスライダーでカウント稼ぎ、
 打ちやすい高さの直球をファウルさせ、
 最後はお約束の落ちるカーブで空三振。
山川には、全球カーブで攻めました。
 初球は甘いけど手を出さず見逃し。
 2球目は外角低めに外れバット止めて我慢。
 3球目は内角低め一杯に決められ手が出ず。
  本人は、えっ?カーブ?決まったの?
  というタイミングを狂わされた感じ、
 4球目は、えっ?またカーブ?
  というタイミング合わず
  最後は片手振りで空三振。


メヒアについては、
完全にあっち向いてホイ!型の空三振。
4回も高め直球を意識させられて、
最後は緩い低めカーブで空三振でした。
まあ、この4回の三振は、
おかわり君攻略の定番ですが。
(追い込んだら落ちる球でホイ!)


おかわり君は上記の定番です。


山川については、
1打席目、3打席目が
カーブ中心で攻められての三振。
2打席目は
インハイ直球中心で攻め、
最後は緩いカーブを
引っかけさせての三ゴロ。

結局、1~3打席目は、
低めカーブ中心
→インハイ直球中心
 (でも最後は緩急差で打ち獲る)
→低めカーブ中心
パターンを変えて絞らせず、
経験の浅さを突いて翻弄させましたね。


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ところで、
ライオンズは4回表の最初に
円陣を組んだ
そうですね。
その円陣に関して、
中継FOXスポーツで話に出ておりました。
アナウンサーが
「円陣中の指示が
 『積極的に打って行きなさい』
 というものだったら、
 バンデン側から見るとどうなんでしょう?
と解説者・柴原洋氏に聴いており、解説者は、
助かりますね。
 どんどん打って欲しいですね。
 球数が増えずにイニングが進むので
と答えていましたね。


鷹サイドのアナウンサー、解説者は
見抜いていますね。


で、4回表に源田が
ファウルで粘っていたとき、

解説者は、
ここ(フルカウント)から
 
粘られるのが嫌ですよね。
 前に打ってくれる方がマシ。
 そう飛ばないから。
 打ってくれた方が助かる。
そして粘って四球で出塁した源田に対し、
こうやって粘られて四球で出て
 足の速い源田選手なので、
 揺さぶりをかけてくる
だろうから、
 そういうので
 (バンデンが)
リズムを崩す
 というのが出てくると思うのでよね。」


まあ、源田あたりは、新人ながらも、
「自ら」相手が嫌がることをやってくるので
それはそれで十分良いと思います。
ちなみに、今日、スタメンで
三振しなかったのは源田くらいでしたね。



でも、首脳陣らは、円陣を組んでも
『積極的に打って行きなさい』
『甘い球が来たら必ず打て!』

くらいしか言ってなさそう

という気が相変わらずしてしまいます。


そんな指示は、
当然、解説者が言うように
バンデンを助けるだけであり、
いつも同じ事を繰り返していますよね。


まあ、今日はバンデンに対し
三振で球数を稼がせましたが、、、
(そういうの「稼がせた」と言うのか?)
辻監督は試合後インタビューで
「5回まで三振を多く喫したが、
 その分球数を投げさせた。」
と発言していましたが。


でも球数を稼がしたのに
打ち崩せなかったという情けない結果に。


確かに、
今日のバンデンは良かったから打てなかった
正しいモノの見方であると思います。


投手vs打者で見たら、
本来は主導権を握る投手の方が打者より有利であり、
いい投球をされたら打つのは大変
になるのは当たり前です。
もちろん自滅や甘い投球などをしたら打者有利ですけど、
本来、投手側は何を投げるかを決めることができ、
打者側は受け身になるわけですから。


でも、今の西武打線の戦術は、
策が無く、相手の不調待ちにあります。
確かに、相手の不調、ミスなどは
逃さず確実につかみ獲って攻め崩す
ということは重要です。
しかし、相手が上位になればなるほど、
相手の不調は多くなく、
相手(特に天敵)にとっては、
西武打線が怖くないから、ビクつかず
自信を持って投げてくるのでミスも少ないです。


すなわち、相手が不調じゃなくとも、
何か工夫しながら、突破口を見出して
攻め崩して行かないと、
上位の相手にはいつまでも勝つことができず、
「優勝」「日本一」なんて
実現できるわけ有りません。

重要な決戦になればなるほど必要なことです。


よく西武では
『甘い球来たら打て!好球必打!』
という指示で無い指示をされていますが、
このクラスや天敵になると、
西武打線に対して自信があるから
甘い球なんてそんなに来ません。
だから、いつも同じ事を
既に繰り返しているわけです。

「首脳陣に策無ければ繰り返すだけ」
は当たり前の話です。
逆に甘い球を放ってくる
二線級投手や下位チームには
めっぽう強いですよね。
それが成績になって
顕著に表現されていますよね。


そもそも上位相手で
甘い球を待っていても「待ち人現れず」です。
逆に粘ったり、球筋を絞って選球したり、
足などで揺さぶったり、
相手が嫌だと思うことをやり尽くして
相手のリズムを崩して
甘い球を誘わないと。
西武の投手陣が
いつもやられている真逆の話です。


脱線しますけど、
別のたとえで話をすれば、
街を歩いていて
かわいい娘が現れたと言って
直球勝負で「付き合って」と
言ったって撃沈するだけですし、
ただ、かわいい娘が身の回りに
現れるのを待つだけ
何も動かず
「なかなか出会いが無い」とか言って
何も起きないのと同じです。


かわいい娘がいたら、
周りから崩して
合コンを何とかセッティングしたり、
コネクションを駆使して、
あれこれ紹介してもらい、
その中でかわいい娘を見つけるなど
あれこれ積極的に策を打って
押して引く緩急をつけたり、
変化球や直球を織り混ぜたり、
努力して仲良くなっていくなど

工夫していかないとね。
まあそれでも撃沈も多々ありましたけど。


ところで、話を戻しますが、
4回裏はソフバンも円陣を組みましたね。
野上が3回まで好投していましたからね。
FOXスポーツの解説者は
「低め低めを打たされているので
 ゾーンは上げていかないと。
 少し抜けてきた球は
 積極的に打って良いよ
とかを話しているのでは、と言っていましたが、
まあ実際にそこで何を話されたのかわかりません。
でも、打った球は偶然かもしれませんが、
このイニングは
スライダー、フォークの変化球を
打たれていましたね。
特に高めスライダー、
沈みきらないフォークを痛打されました。
まず先頭の高田は
 高めに抜けたスライダーをソロ弾。
柳田には沈みきらぬ
 外角フォーク初球を流され左二塁打。
内川は二ゴロで処理しますが、
 外角高めに抜けたスライダーを流し打ち。
デスパはフォークを引っかけますが、
中村は低めストレートはカットで逃げ、
 柳田と同じ外角フォークを流され
 左安打タイムリーでもう1点失点。
松田も沈まぬ外角フォークを狙うけど、
 引っ張ったので引っかけ遊ゴロ。


結局、4回裏は2点を失いました。


双方でどんな指示が出されているかは、
実際のところ、こちらにはわかりませんが、
こちらと、あちらで差が
あるような気がしてなりません。


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ところで、最終回9回裏、
2点ビハインドでサファテが登板しますが、
昨日と違って粘って食いついたようですね。


先頭のおかわりが、
三塁方向に高いバウンドのボテボテの中、
一所懸命に120%の速さで内野安打に。
で、山川は三振に終わったけど8球粘り
その後の一死の状態で
おかわりから水口へ代走させて、
次の外崎が右安打で
一死一二塁のチャンスを築きました。
で、栗山が代打で出てきて、その打席で
Wスチールを敢行するものの
水口が三塁で刺されて、
最後は栗山が空三振で終了。


このWスチールについて、辻監督は
「9回のダブルスチールは
 積極的に行った結果の裏返し。
  走者を責められない。」

とコメントしました。


正直、このWスチールは
作戦として良い
と思います。
何せ、マウンド上には
そう簡単に打てないサファテですからね。
とにかく、打つだけで
得点できる相手ではないです。
サファテのリズムを崩すよう
足でプレッシャーをかけて

チャンスも広げていく
という狙いは必須と思います。


ただ1点だけ、、、
何故、おかわり君の出塁直後に
水口を代走で
出さなかったの?
ということが疑問です。


おかわり君の出塁直後に
水口を代走で出していれば、

山川の打席において、
サファテも走者を気にしなくてはならなく、
そこで盗塁も決めればチャンスは拡大します。
盗塁を決めていれば、
外崎の安打で一三塁のチャンス
築けましたかもしれません。


でも実際は、おかわり君が走者だから、
山川の打席では、
サファテは山川を打ち獲ることに集中できました。
まあ、初球でエンドランを仕掛けたので、
走者・中村を完全に無視することはないでしょうが。
結局、山川が三振し、外崎安打後も
Wスチールという厳しい展開を強いられました。


その一手の遅れが
後手後手になった最終回

という印象が残りました。


ただ、1点獲りの重みを知りながらも、
結構、このパターンは散見されてますよね。。。


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さて、明日はカード最終戦です。
とはいっても、明日の先発については、
あちらが松本こちらがファイフです。


まあ松本に対しては、
現時点で2試合とも打ち崩していますが、
拙攻したらカーブに翻弄されてしまいます。
カーブは捨てても良いかもしれません。


それよりも問題がファイフの方です。
前回、ロッテ戦で初勝利を挙げたので、
気分的に楽になったはずですが、
前回、前々回の内容のままでは、
ソフバンにやられるおそれが濃厚です。


となると、
ファイフ自身の投球も課題ですが、
序盤から松本を打ち崩して、
ファイフが楽に投げられる環境
早々に築いて上げたい
ですね。


ただ、三連敗の心配は大ですけど。


勝負の世界は非情!ですからね。
三連敗するときは
かすかな希望的観測の思いも
簡単に吹き飛ばします。


例えば、キャンディのときも
1回裏のときに「ひょっとしたら?」
と思わしてくれましたが、
直ぐにその楽観は打ち崩され
轟沈大炎上となり、ついでに
このときのカードも大爆発しましたね。


誠のときの
岸との対決になった楽天戦も
「ひょっとしたら?」なんて
かすかに思わされる間もなく
大爆発しました。


不安は消えませんね。


ロッテ、ハムには強いけど、
鷹、鷲、牛には弱い獅子軍団。
たけちゃんマンのように
「強きを助け弱きを憎む 」


鷹・鷲>牛・獅子>公・カモメ
の食物連鎖が築かれた弱肉強食の世界。


まあ昨年よりはパワーアップしているけど、
加工品(ハム)とカモメばかり食べている
獅子は鷲、鷹、牛にかなわず、まだ弱っちいです。