下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

各球団の捕手事情・・・

北海道に場を替えての
日本シリーズ第三戦。


家に帰ってきたときには、
8回裏の攻防だったので、
残念ながら、
黒田の投球を見ることが
できませんでしたが、
野球って、やはり
最後の最後までわからないですね。

(最後までハラハラさせるそこがいいんですが、
 やっている方は気が気ではないですね)


8回裏、大谷が敬遠された後の
    逆転中田タイムリー
9回表、鈴木の3ベース。
    それでも谷本が2アウトまでこぎ着ける。
    しかし、阿部の初球打ちで同点。
10回裏、二死の大谷の打席で西川が盗塁を決め、
    広島陣営は勝負に出たみたいですが、
    B0、S2のカウントだったため、
    広島バッテリィーはインヘ外すけど、
    大谷がバット短く持って
    狙い打ちでサヨナラ?!


以前、西武は大谷をインコースで攻めて
結果的に上手くいってました時期がありましたが、
当時、大谷は苦手克服の糧になる
みたいなことを言っていただけあって
あんなインローのボール球を狙い打てるのだから、
もの凄すぎますよね。来年、もっと脅威ですよ。


また今日の二転三転の熱いゲームは
日ハム、広島ともにいいゲームをしました。


勝利インタビューで栗山監督、
ようやく勝つことができて涙目でしたね。
でも、日本シリーズの1勝は重く、
そう簡単なものでないですね。


最後まで諦めず、
北海道で王手をかける勢いで頑張って下さい。
(王手をかけられての第6戦in広島は厳しいですから)

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さて、話は変わりますが、
各チームの捕手事情について、
細川退団の話ついでのような
記事が出ていました。
「捕手が不足している
 球団はどこ?」



【以下は上記記事の抜粋です】
 各球団の正捕手事情を見ると、規定打席に到達した捕手は小林誠司(巨人)の1人だったが、チーム事情もありシーズン終盤は森友哉との併用ながら117試合に出場した炭谷銀仁朗(西武)、6月の月間MVPを獲得した田村龍弘(ロッテ)、ルーキーながら124試合に出場した戸柱恭孝(DeNA)といった捕手がいる。一方で、捕手に悩んでいる球団も多い。
  阪神はその1つだろう。今季はプロ12年目の苦労人・岡崎太一が開幕マスクを被ったが、梅野隆太郎、原口文仁、坂本誠志郎など7人を起用するなど捕手を固定することができなかった。捕手でチーム最多出場となった原口は、打率.299、11本塁打、46打点の成績を残し、打撃はかなり魅力的な選手だが、7捕逸と守備に課題を抱える。捕手の編成を考えると、経験のあるベテラン捕手は必要な人材といえそうだ。
  また、中日は長年正捕手を務めた谷繁元信の後、杉山翔大が正捕手の座を掴みつつあるが、30代を超えるベテランの捕手が極端に少ない。チームは4年連続Bクラスに沈み“勝ちを知る捕手”がいない状況を考えると、補強ポイントに合致しそうだ。
  細川は今季、出場機会が49試にとどまったが、長年ソフトバンクの扇の要を務め、チームを何度もリーグ優勝に導いている。そういったことを踏まえると、どこの球団が細川の獲得に名乗りをあげるか注目だ。
.
捕手の上位出場選手
【日本ハム】
 大野奨太 108試合(98試合)
 市川友也  70試合(42試合)
 【ソフトバンク】
 鶴岡慎也 103試合(67試合)
 細川 亨  49試合(36試合)
 【ロッテ】
 田村龍弘 129試合(116試合)
 吉田裕太  24試合(12試合)
 【西武】
 炭谷銀仁朗 117試合(96試合)
 岡田 雅利  45試合(22試合)
 【楽天】
 嶋 基宏 78試合(73試合)
 足立祐一 72試合(63試合)
 【オリックス】
 若月健矢 84試合(74試合)
 伊藤 光 65試合(37試合)
 【広島】
 石原慶幸 106試合(83試合)
 会沢 翼  80試合(50試合)
 【巨人】
 小林誠司 129試合(129試合)
 実松一成  19試合(10試合)
 【DeNA】
 戸柱恭孝 124試合(110試合)
 高城俊人  45試合(33試合)
 【阪神】
 原口文仁 87試合(68試合)
 岡崎太一 38試合(14試合)
 【ヤクルト】
 中村悠平 106試合(105試合)
 西田明央 56試合(38試合)
 【中日】
 杉山翔大 101試合(86試合)
 桂依央利 59試合(51試合)
※()は先発マスクの数
BASEBALL KING


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そこで、上記に挙げられた
各チーム2名の捕手たちの
打撃成績
を整理してみました。
(パリーグだけですけど)


【日本ハム】
◇大野奨太 108試合(98試合)
 打席351 打数282 打率0.245 HR5 打点35
 出塁率0.334 長打率0.344 OPS0.678
 得点圏打率0.290
◇市川友也  70試合(42試合)
 打席156 打数133 打率0.165 HR1 打点12
 出塁率0.226 長打率0.203 OPS0.429
 得点圏打率0.194


 【ソフトバンク】
◇鶴岡慎也 103試合(67試合)
 打席263 打数231 打率0.251 HR2 打点26
 出塁率0.284 長打率0.346 OPS0.630
 得点圏打率0.296
◇細川 亨  49試合(36試合)
 打席115 打数93 打率0.226 HR1 打点6
 出塁率0.280 長打率0.280 OPS0.560
 得点圏打率0.250


 【ロッテ】
◇田村龍弘 129試合(116試合)
 打席430 打数371 打率0.256 HR2 打点38
 出塁率0.324 長打率0.332 OPS0.656
 得点圏打率0.241
◇吉田裕太  24試合(12試合)
 打席35 打数30 打率0.000 HR0 打点0
 出塁率0.032 長打率0.000 OPS0.032
 得点圏打率0.000


 【西武】
◇炭谷銀仁朗 117試合(96試合)
 打席326 打数294 打率0.218 HR1 打点22
 出塁率0.251 長打率0.269 OPS0.520
 得点圏打率0.195
◇岡田 雅利  45試合(22試合)
 打席79 打数66 打率0.227 HR0 打点5
 出塁率0.338 長打率0.227 OPS0.565
 得点圏打率0.375


 【楽天】
◇嶋 基宏 78試合(73試合)
 打席256 打数199 打率0.271 HR2 打点17
 出塁率0.393 長打率0.357 OPS0.750
 得点圏打率0.259
◇足立祐一 72試合(63試合)
 打席208 打数185 打率0.227 HR1 打点14
 出塁率0.264 長打率0.270 OPS0.534
 得点圏打率0.205


 【オリックス】
◇若月健矢 84試合(74試合)
 打席262 打数229 打率0.227 HR0 打点20
 出塁率0.259 長打率0.284 OPS0.543
 得点圏打率0.233
◇伊藤 光 65試合(37試合)
 打席203 打数187 打率0.227 HR0 打点15
 出塁率0.257 長打率0.326 OPS0.583
 得点圏打率0.261


そこで、
打率、出塁率、長打率について、
各チームで上記2名の加重平均を
とってみました。


打率、長打率は打数を、
出塁率は打席数を基に
加重平均してみました。
OPSはその出塁率と長打率を加算しました。

    打率  出塁率 長打率   OPS
日ハム 0.219 0.301   0.299      0.600
ソフバン0.244    0.283   0.327      0.610
ロッテ 0.237    0.302   0.307      0.609
西武  0.220    0.268   0.261      0.529
楽天  0.250    0.335   0.315      0.650
オリ  0.233    0.258   0.303      0.561
平均  0.234    0.291   0.302      0.593
※数値の着色
 1位 2位 3位 4位 5位 6位


上記は乱暴な集計になりますが、
捕手陣の打撃成績について、
こうやって見ると、
楽天は比較的、高いことが伺えます。
(打率、出塁率、長打率、OPS一通り)
ロッテが比較的、並という感じで、
ソフバンが出塁率こそ低いが、
長打率が良く打率もまずまずと伺えます。


問題は西武です。
打率、出塁率はブービー、
長打率、OPSはドべ
という感じです。


それだけ銀、岡田が
打てていない
ということでしょうね、
1割台2割台の差はあるにせよ、
銀も永江も変わりない状況
と言えるでしょう。


この状況下だから
森を捕手として使いたくなる
気持ちはわかりますが、
森は捕手としてまだまだですし、
森の打撃に係るもの凄く高き資質
十二分に発揮できるか?という
将来の懸念も残ります。


いずれにしても、
銀も、岡田も永江と一緒に
打撃力向上を図らないと
厳しいですね。

(せめて6チーム平均くらいは)