下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

WBCキューバ戦。森の犠牲を無駄にするな!

今日、侍ジャパンはキューバと対決します。


キュウーバ攻略3箇条という記事がありましたので紹介します。


 (1)バッテリーはインサイドをえぐれ!
 (2)キューバ投手攻略は動く球対策の徹底
 (3)機動力で揺さぶれ 


機動力は、先日、西武が証明しましたね。
その試合で、森は負傷しましたけど、
侍ジャパンには、
その試合の教訓を是非とも活かし、
森の犠牲を無駄にしないで欲しいですね。


あと、キューバはベンチから
投げるコースを打者に教えていたという実績があります。


以前、城島がその対応として
ミットを逆に構えるなどをしていました。


そういう対応も図って欲しいですね。


是非、初戦、突破を祈ってます。


<追伸>
台湾がイスラエルと戦っていて、
郭シュンリンが先発とか。


で、4失点?! だめだめの感じ?


Jsporot4で放送しているようですけど
見ることができないので、
夜中、Jsporot2の録画再放送を見てみたいと思います。



日本はキューバに勝てるのか。攻略3か条とは。


 いよいよ今日7日、侍ジャパンは東京ドームで行われるWBCの開幕戦でキューバとの対戦を迎えることになる。キューバは強化試合では、オリックスと3-3の引き分け、西武に0-5と完敗。2006年大会の決勝でキューバと対戦した際、コーチとしてベンチにいた西武の辻監督が、「以前のキューバに比べると脅威に感じなかった。もっと迫力があるというか、振ってくるイメージがあったが、そんなでもなかった」と語るなど、赤い稲妻と世界中で恐れられたチームの面影はない。セスペデス、アブレイユ、グリエル、チャップマン、プイグら、チームの主力が次から次へとメジャーに亡命。巨人時代に役に立たなかった36歳のセペダを3番にすえなければならないほど。(THE PAGE)



 いよいよ今日7日、侍ジャパンは東京ドームで行われるWBCの開幕戦でキューバとの対戦を迎えることになる。キューバは強化試合では、オリックスと3-3の引き分け、西武に0-5と完敗。2006年大会の決勝でキューバと対戦した際、コーチとしてベンチにいた西武の辻監督が、「以前のキューバに比べると脅威に感じなかった。もっと迫力があるというか、振ってくるイメージがあったが、そんなでもなかった」と語るなど、赤い稲妻と世界中で恐れられたチームの面影はない。セスペデス、アブレイユ、グリエル、チャップマン、プイグら、チームの主力が次から次へとメジャーに亡命。巨人時代に役に立たなかった36歳のセペダを3番にすえなければならないほど。


  それでも小久保監督は、「本番では2割増しでくるんじゃないかという話をしている」と、ラテン系のチームの特色ともいえる本番での豹変を警戒している。


  しかも、侍ジャパンは強化試合を2勝3敗と負け越した。5試合のチーム防御率は3.07でチーム全体として計44イニングで49三振を奪うなど安定感に目処が立った投手陣に比べ、打線はチーム打率.216、本塁打は、山田、中田、鈴木の3本で、1試合平均得点は3.8点と低迷。「(打線は)まだもうひと晩考えたい。特にサードをどうするか」と小久保監督が、最後まで打順編成に悩むほど不完全な「投高打低」のチーム状況のまま本番を迎えることになったのである。


 「大事なのは初戦。開幕のキューバ戦でいいスタートを切れればのっていける」という小久保監督は、先発に石川(ロッテ)を抜擢したが、その重要な開幕戦に果たして勝つことができるのだろうか。


  北京五輪の日本代表チームのチームスコアラーを務め、対戦国攻略のため世界中を駆け巡ってデータを集めた経験のある三宅博さん(現在、岡山商科大特別コーチ)は、キューバ攻略のために、絶対に守らねばならない条件が3つあるという。


  (1)バッテリーはインサイドをえぐれ!


 「国際試合は、どうしても緊張や一発勝負の戸惑いもあり、なかなか点を奪えず守備的な試合になる。勝つためには、まず点を取られないこと。キューバ打線は、思い切り踏み込んで振ってくる傾向にあるので、インサイドの配球を使うことと、縦の変化、落ちるボールが有効になる。ストレートとスライダーによるアウトコースのボールの出し入れに対しては、国内リーグで慣れているキューバは対応してくる。
  マスクをかぶる小林が、インサイドを使えるかが重要。あの名捕手の谷繁さんでさえ、『国際試合は一発勝負は怖いので、無難な外中心の配球になってしまう』と、言っていたことがある。キューバの打者は、腕が長いので外は届く。やはりインサイドは苦手なのだが、振りが鋭いので、内角球を使うには、勇気と信頼が必要になるのだ。先発の石川のシンカー、千賀のフォーク。こういう縦のボールは有効にはなると思う」


  日本は台湾リーグ選抜との壮行試合の初戦では、則本(楽天)らが、まったくインサイドを使えずめった打ちされたが、翌日のゲームでは、小林(巨人)がインサイドを配球に組み込み、先発の菅野(巨人)は、三塁を踏まさず、2番手の石川も3回を3安打6奪三振1失点にまとめた。三宅さんが指摘するように、小林が勇気を持って、攻めのリードができるか、どうかがポイントだろう。


 クリーンアップを打つサーベドラが、「日本野球を知るデスパイネやセペダから色々と教えてもらっている」と語っていたから、おそらく日本の細やかなリードは頭に入っている。なおさらインサイド攻めがポイントになる。また小久保監督は、「(足の速い)1番バッターを出さないことがポイントになるだろう」と話していたが、1番のサントス、2番のアヤラ、そして1、2番につなげる9番のセスペデス弟の3人は、足があって機動力を使ってくる。けん制やクイックなど小林が足への警戒、配慮を忘れてはならない。


 (2)キューバ投手攻略は動く球対策の徹底


  キューバが公表した先発のエンテンザは、チェンジアップなどを武器にしている変化球投手だ。
  青木(アストロズ)が、「キューバの投手陣は、速球派というより軟投派が多い印象がある」と語ったように、150キロ近いストレートを武器にする本格派はほとんどいない。三宅さんは、「その投手傾向もキューバの特徴。メンバーの中には、北京五輪時代の投手もまだいて懐かしく思った」と言う。


 「基本キューバは変化球投手主体でボールを動かしてくる。しかも、小刻みにたくさんの投手を継投して目先を変えてくる。攻略の基本は、無理にひっぱらないこと。一昨年のオフにドミニカの野球を体験した筒香が、足を上げてタイミングを取ることをやめて、逆方向に強い打球を打つことを心がけるようになったが、まさにあの形がキューバ系のピッチャーの攻略法だと思う、センターから逆方向への打球を意識して欲しい。強引にいくと凡打の山を築くことになる」


  小久保監督が4番を動かなさいことを言明している筒香は、まだ調子が上がってこないが、スタイルとしては筒香のバッティングに攻略にヒントがあるという。


  また小久保監督は、1番・山田、2番・菊池、3番・青木、4番・筒香、5番・中田、6番・坂本、7番・鈴木、8番・松田(田中)、9番・小林のオーダーで開幕戦を戦いそうだが、三宅さんも、「3番・青木」を支持している。「キューバのようなボールを動かす球筋にアメリカの野球で慣れているのは青木。そう考えると信頼度が一番高い打者といえる。彼が打線に入ると、打線を線にする、粘りにつながる。またベンチを活気づけるという点では、元気と経験がある松田の起用が必要なのかもしれない」という意見。


 (3)機動力で揺さぶれ 


  三宅さんは、「キューバは、けん制、クイックなど細かい技術を持っているが、強化試合を見ていても、全員が全員できるわけでなく、どうしてもモーションが大きく、しかも癖の出ている投手もいる。足を使って揺さぶることが重要だろう。足を使えるのは、1番・山田、2番・菊池、3番・青木の並びしかないが、どんどん仕掛けていいと思う。ここもグリーンライトで走る、という勇気が必要。特に山田が出た場合、菊池に簡単にバントをさせるのでなく、色々と作戦を使うべきだろう」と、機動力の必要性を説く。


  先発のエンテンザもモーションが大きく、クイックの目安とされている1.30秒を切れない。西武もキューバとの強化試合では、2番手の36歳のトーレスに対して、重盗を仕掛けてバッテリーのミスを誘い得点につなげたし、金子にルーキーの源田も単独スチールに成功している。西武戦には10投手が投入されたが、サンチェスに左腕のモイネロといったあたりはモーションが明らかに大きかった。
  西武の辻監督も「走れると思う」と機動力が使えることを明らかにしていた。また三宅さんいわく、けん制に明らかな癖が出る選手が少なくなく、日本の洞察力、分析力があれば、見破れるという。


  強化試合を見る限り、日本とキューバの実力の差は歴然としていた。しかしプールAでは、開催国の韓国が初出場のイエスラエルに延長で敗れるという波乱が起きた。何が起きるかわからないのが国際ゲームの怖さ。緊張の舞台でキューバ対策を徹底できるがどうかが勝敗を分けるポイントになるのかもしれない。